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【介護職でも簡単!】高齢者が盛り上がるレクリエーション・道具なしゲーム10選を紹介

介護施設で働いていると、レクを担当したり考えたりする場面があります。しかし一生懸命考えたレクリエーションを実施しても、上手くいかないケースも少なくありません。

今回では、初心者向けの盛り上がるレクリエーションを10個紹介します。

レクリエーションの盛り上げ方やスベったときの対処法も解説するので、戸惑うことなくレクの担当ができるでしょう。デイサービス・老人ホームなどの施設にお勤めのスタッフ・介護福祉士の方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

【楽しい!】高齢者でも簡単にできる盛り上がる人気レクリエーション10選

高齢者でも簡単に盛り上がるレクリエーションを10個紹介します。利用者の中には、過去にやったことのあるゲームがあり懐かしいと思う方もいるでしょう。どのレクリエーションも室内で道具の用意をすることが少なく、みんなで楽しむことができます。

生活の質の向上やストレス発散・リフレッシュなどの健康にも良い影響があるので、ぜひ参考にしてみてください。

老人ホームでレクリエーションを実施する介護福祉士のイメージ図

お手玉シュートゲーム

お手玉シュートゲームは、お手玉を飛ばしてテーブルに乗せるレクリエーションです。準備する物はお手玉とゴミ袋、ゴールとなるテーブルのみです。

膨らませたゴミ袋の上にお手玉を乗せて軽く押すと、お手玉が少ない力で勢いよく飛びます。ゴールに入る楽しさがあるので、盛り上がるでしょう。

ゴミ袋を押す際に両腕を動かすので、トレーニングにもなります。

ペットボトルつかみゲーム

ペットボトルつかみゲームは、輪っかの付いた竿で転がっているペットボトルを起こすレクリエーションです。利用者は輪っかをペットボトルに入れようとするので、集中して取り組みます。

自然と身体を動かしてくれるため、肩の挙上や腕の上げ下げの運動に役立つでしょう。

ペットボトルをたくさん準備して、チーム戦にしても盛り上がります。

ヒモ引きゲーム

ヒモ引きゲームは、筒の上にのせた玉を落とさないように紐を引くレクリエーションです。準備する物はヒモと筒(トイレットペーパーの筒やテニスボールが入っている入れ物)とボールです。

コースが多い状態を作り、ゴールまで引っ張るルールにすると盛り上がるでしょう。

協力し合い、みんなを巻き込みながら楽しめます。

コップ倒しゲーム

コップ倒しゲームは振り子を作り、コップを倒すレクリエーションです。準備する物は以下のとおりです。

  • 紙コップ
  • 竿になる棒
  • ヒモ
  • 柔らかいボール

準備する物が簡単なので、すぐに始められます。チーム対抗戦にして、紙コップを倒す数を競うと盛り上がるでしょう。

肩を上げ下げする動きが多いため、運動機能を活性化させる効果もあります。

魚釣りゲーム

魚釣りゲームは紙で作った魚をテーブルや床に配置し、利用者が釣竿を使用して釣るレクリエーションです。

魚にはクリップを付け、釣り糸の先に磁石をつけると釣りやすいです。腕や肩を動かすだけでなく、集中力を高める練習にもなるでしょう。

利用者全員がチーム戦で勝ちを競い合い、得点を取り合う内容にすると盛り上がりやすいです!

新聞ちぎりゲーム

新聞ちぎりゲームは、制限時間以内にどれだけ新聞紙をちぎれるかを競うレクリエーションです。指先の力や握力など、細かな動きをする練習になります。

新聞をちぎる大きさを指定して遊べば、さらに盛り上がるでしょう。

言葉合わせゲーム

言葉合わせゲームは、指定したお題に対して言葉を考えていくレクリエーションです。たとえば職員が「擬音で4文字」とお題を決め、利用者が「ドキドキ」や「ハラハラ」と発言していきます。

道具がない状況でもできる面白いレクリエーションなので、おすすめ!

思考力や記憶力を養う練習になります。

回答者がバラバラになってしまう可能性があるので、正解した際の点数や順番などのルールはしっかり決めた上で進めましょう!

パタカラ体操

パタカラ体操とは、「パタカラ」と発声しながら口を動かす口腔体操の1種です。高齢になると口の筋肉や舌の動きが弱まるため、飲み込む力が低下します。パタカラ体操を取り入れ、口や舌の大きな動きにより鍛えることができます。

パタカラ体操を継続すると、食べこぼしやむせ込みが減るといった効果が期待できるでしょう。

あいうえお体操

あいうえお体操は口腔体操の一種で、「あいうえお」の発声にそって声を出すトレーニングです。「あいうえお」は子どもからお年寄りまで親しみのある音なので、誰もが声を出せます。口を大きく開けて発生してもらうのがポイントです。

「あいうえお」を「おえういあ」や「うおあえい」と入れ替えても楽しんでもらえるでしょう。

【方法別】レクリエーションの種類

レクリエーションには大きく分けて4種類あります。介護職でレクリエーションを考えたり作ったりする際の参考にしてみてください。

利用者とレクリエーションを楽しむ介護職のイメージ図

身体を動かすレクリエーション

身体を動かすレクリエーションには、身体機能を高められる効果があります。

ストレッチやダンスのような体操をするレクリエーションから、ボウリングや卓球などのゲームスポーツ、風船入れ・輪投げが含まれます。継続的に行うことで脳にも良い影響があり、転倒や認知症の予防、リハビリにつながるでしょう。

人数が多く、参加者同士でコミュニケーションがあるようなレクリレーション内容だとご利用者の方も盛り上がりやすいです。

ただし高齢者にとっては足腰に負荷のかかる動きになるため、一人ひとりの身体機能に合った動作を行うことが必要です。

始める際は医師や看護師に相談の上、サポートしていただくのがおすすめです。

手先を使用したレクリエーション

手先を使用したレクリエーションを実施することで、認知機能や創造性を刺激・活性化させる効果があります。レクリエーションの種類は、椅子に座ってできるパズルやボードゲーム、折り紙、塗り絵などのテーブルゲーム系が挙げられます。

高齢者の精神的な活力を維持し、社交的な機会を提供することも可能です!

活動量も多くないため、室内レクとしてたくさんの利用者に参加してもらえるでしょう。

頭を使うレクリエーション

頭を使うレクリエーションは、クイズやパズル、将棋、音楽などが挙げられます。脳トレにより高齢者の記憶の活性化や認知機能を高める効果があり、認知症予防や集中力の維持・向上につながります。

身体機能を使用しないので、多くの利用者が参加できるでしょう!

ただし個々の趣味に合ったレクリエーションを提供しないと、参加率が下がります。

大人向けの趣味・利用者の嗜好にそったレクリエーションを実施しましょう。

口腔機能を高めるレクリエーション

口腔機能を高めるレクリエーションは、高齢者にとって重要です。口の動きを鍛えることで、誤嚥やむせ込みを防いだり会話を楽しめたりする効果があります。体操やカラオケ(歌)、朗読、お笑いなどが口腔機能を高めるレクリエーションを取り入れていきましょう。

口腔機能を高めるレクリエーションは誰でも参加できるため、みんなで楽しめるゲーム性があると交流が深まり、盛り上がります。

【お役立ち】レクリエーションを楽しんでもらう工夫

「レクリエーションを楽しんでもらうにはどうすればいいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。そこでここでは、レクリエーションを楽しんでもらうコツを紹介します。

スベったときの対処法も解説するので、レクリエーションが苦手な方でもぜひ取り組んでみてください。

みんなを巻き込む

レクリエーションを楽しんでもらうには、利用者を巻き込むことが重要です。利用者と職員との共通の話題や、好きなものを議題にするのがおすすめです。

たとえば言葉合わせゲームをする際には、食べ物の話題を選ぶと答えてもらいやすいです。食事が嫌いな方は少ないので、積極的に発言してもらえます。

レクリエーションをする際は、目を配らせて、周りを巻き込めるような話題作りを意識してみてください。

スベったときは深呼吸する

レクリエーションをする際、不安になるのがスベったときです。自分がやったレクリエーションが盛り上がらなかったり笑ってもらえなかったりすると、苦手意識が植え付けられます。

スベったときの対処法でおすすめなのは、利用者に一度深呼吸をしてもらうことです。深呼吸をすると、一旦その場の空気が切り替わります。

万が一レクリエーションが上手くいかなかった際は、最後に「皆さん深呼吸をしましょう」と声をかけてみてください。

予想していた行動を言う

レクリエーションをしていると「ここで笑ってもらいたい」という場面があります。しかし笑いがないと、一気に不安になるでしょう。

万が一ウケが取れなかったら「ここは笑うところですよ」と気軽に言ってみてください。その一言で場が和み、笑ってくれる利用者もいます。

レベルは高いですが、スベってしまったときはぜひ実践してみましょう。

【まとめ】ゲームの内容も大切ですが、雰囲気作りも大切!

レクリエーションには手や体を動かしたり頭を使ったり、心身ともに効果があるので、高齢者の自立支援をしていくうえでは欠かせません。そのため介護職は、みんなが楽しく参加できるようなテーマを掲げ、ゲームを作る必要があります。

レクリエーション実施時には、ゲームの難易度に応じて、利用者にルールやり方を説明しながら丁寧に進行することが重要です。

また、利用者の体力に配慮したゲームを考えて、周りを巻き込むイベントを作っていきましょう。一人ひとりを尊重し、万が一スベってしまった場合も、深呼吸をしてもらったり「笑うところですよ」と言ったりして場を和ませることで空気が変わります。

今回紹介したレクリエーションアイデアを取り入れながら、ぜひ実践してみてください。

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