正社員で働きながら副業したい!おすすめ単発バイトアプリ今すぐインストール

高齢者も楽しい!ボールを使用したレクリエーション15選|介護施設におすすめ!

高齢者のレクリエーションでボールを使った企画をする際、安心・安全かつ効果的に楽しめるゲーム作りに悩むことはありませんか?

実施したいレクリエーションが見つからないと、いつもと同じ企画になり、利用者に飽きられてしまうことも少なくありません。しかし、実際はレクリエーションで身体機能の維持や認知機能の向上を目的にする場と、適切な内容を見つけるのは難しいです。

そこでこの記事では、ボールを使用したレクリエーションが高齢者に与える効果や具体的な活動のアイデアを詳しく解説します。

高齢者の方が盛り上がるレクを実施したい方はぜひ参考にしてください。

side-banar

\ インストールから登録まで5分! /

目次

ボールを使用したレクリエーションが高齢者に与える3つの効果

ボールを使用したレクリエーションが高齢者に与えるメリットは以下の3つです。

  • 身体機能の維持や向上
  • 認知症予防
  • 人間関係の構築

ボールを使ったレクリエーションには、腕や下肢の筋力を上げる効果が期待できます。手先や指先などを動かすので、脳の運動野が刺激されて認知症予防につながる可能性もあるでしょう。

また関節を動かすことで可動域を拡大し、拘縮の予防にもつながります。さらにボールを使用したレクリエーションは、ペアになって行うことが多いので、他者交流をするきっかけ作りにもなり得ます。

ボールレクリエーションを続ければ、心身ともに元気になり、健康寿命を長く保つことが可能です。

ボールを転がす高齢者レクリエーション5選

ボールを転がす高齢者レクリエーション5選

ボールを転がす高齢者レクリエーションは以下の5つです。

  • ペットボトルボウリング
  • 坂上がりボール
  • ボールストライク
  • ビーチボールサッカー玉入れ
  • パニックボール

ボールを転がすレクリエーションは座りながらでもできます。とくにペットボトルボウリングは準備の手間もかからないので、現場では人気のゲームです。

ADLに関係なく簡単に取り組めるゲームを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.ペットボトルボウリング

ペットボトルボウリングは、ピンに見立てたペットボトルをボールで倒すレクリエーションです。

【用意する物】

  • ペットボトル(ピン)
  • ボール

【ルール】

  • ペットボトルを並べる
  • 配置したピンを倒す
  • 利用者が倒したピンの本数を記録する

道具はペットボトルのみなので、スタッフの準備負担がほとんどかかりません。ボールを蹴ったり投げたりするのも可能にすると、利用者は身体状態に関係なく参加できるでしょう。

2.坂上がりカップイン

坂上がりボールはダンボールの板を作り、その先にあるカゴの中にボールを入れるレクリエーションです。ゴルフのパターをクラブではなく、手で行うイメージです。

【用意する物】

  • ダンボール
  • カゴ
  • ボール

【ルール】

  • ボールが坂を上り、カゴに入ったら得点
  • 手持ちのボールをすべて転がしたら交代

高齢者の力でもカゴにボールが入りやすいよう、坂の傾斜は低めにしましょう。座りながらでも参加できるので、車椅子の方や麻痺がある方でもレクリエーションができます。

ただしボールを転がす際は身体が前傾姿勢になるので、転落や転倒に注意する必要があります。

3.ボールストライク

ボールストライクは、ボールを転がしてゴールに見立てたカゴを狙うレクリエーションです。具体的なルールなどは以下で詳しく説明します。

【用意する物】

  • 段ボール
  • カゴ

【ルール】

  • 段ボールで作った持ち手付きの坂を転がす
  • カゴにボールを入れる

利用者は段ボールで作った滑り台を使ってボールを転がします。滑り台に持ち手を作っておくと、カゴを狙いやすくなるのでおすすめです。

カゴは大小に分けてそれぞれに得点を配置し、それぞれに配点を設定しておきましょう。

4.ビーチボールサッカー玉入れ

ビーチボールサッカー玉入れは、足を使って箱の中にビーチボールを入れるレクリエーションです。用意する物やルールは以下で詳しく説明しています。

【用意する物】

  • 椅子
  • ビーチボール
  • ビーチボールを入れる箱(バケツのようなもの)

【ルール】

  • 真ん中にバケツを置き、そこに向けてビーチボールを蹴る

椅子を円にして真ん中にバケツを置き、利用者はビーチボールを蹴ります。制限時間を設けて誰が一番多くゴールできたか競うと盛り上がるでしょう。

5.パニックボール

パニックボールは転がってきたボールをつかむレクリエーションです。用意する物やルールは以下で詳しく説明します。

【用意する物】

  • テーブル
  • 小さい箱(ボールをキャッチするカゴ)
  • ゴムボール

【ルール】

  • テーブルからボールを転がす
  • カゴを持った利用者がボールをキャッチしていく

ボールの出どころをスズランテープなどで隠すと、ボールがどこから出てくるか見えなくなるので反射神経を養えます。

ボールの色ごとに点数をつけるのも、ゲーム性が生まれておもしろいでしょう。

高齢者レクリエーションでテーブルゲームを使った遊びは以下で紹介しているので、ぜひご覧ください。

side-banar

\ インストールから登録まで5分! /

ボールを運ぶ高齢者レクリエーション4選

ボールを運ぶ高齢者レクリエーション4選

ボールを運ぶ高齢者レクリエーションは以下の4つです。

  • ビーチボール転がしリレー
  • ボールストライク
  • ボール叩きリレー
  • ボール回し

ボールを運ぶレクリエーションは、身体を大きく動かすゲームが多めです。下肢筋力や動体視力の強化につながるので、ぜひ取り入れてみてください。

1.ビーチボール転がしリレー

ビーチボール転がしリレーは、棒をビーチボールで転がしながら進むレクリエーションです。用意する物などは以下のとおりです。

【用意する物】

  • 椅子(往復する場所の印)
  • 棒(ゲーム形式にするなら2つ)
  • ビーチボール

【ルール】

  • ビーチボールを棒で転がしながら進んでいく
  • 先に着いたチームが勝ち

棒は安全性を考えて、新聞紙を丸めるなどして柔らかい素材で作りましょう。

足が不自由な方が多いと成立しにくいレクリエーションなので、介護度の低いデイサービスなどで行うのがおすすめです。

2.お玉でボール運び

ボール運びは、利用者同士でボールを運んでいくレクリエーションです。用意する物やルールなどは以下で説明します。

【用意する物】

  • お玉
  • 小さいボール(ピンポン玉など)

【ルール】

  • お玉に乗せたボールを隣に座る利用者に渡す
  • 先に最後の人に渡せた人が勝ち

このゲームではピンポン玉を落とさないようにする必要があるため、集中力や身体のバランス力の強化につながります。

人数の多い事業所なら2つのチームに分かれて対戦形式にすることも可能です。チーム分けしない場合は、ボールを最後の人まで運び終わるまでどのくらいの時間がかかったか測ると盛り上がります。

3.ボール叩きリレー

ボール叩きリレーは、、どちらの列が先に最前列にあるボールを叩けるか守れるかを競うゲームです。用意する物やルールは以下のとおりです。

【用意する物】

  • バケツ
  • ゴムボール

【ルール】

  • ゴムボールを持つ列と棒を持つ列に分かれる
  • 最前列の真ん中にゴムボールを置く
  • ゲームが始まったら棒やボールを隣の席に渡していく
  • 最前列の真ん中に置いてあるボールを叩くか防げるかを競う

ゴムボールを隣に渡したり棒を振りかぶったりする動作は、腕の上げ下げ運動につながります。利用者同士で協力する必要もあるので、一体感も生まれます。

4.ボール回し

ボール回しは、円になってボールを回し合うレクリエーションです。具体的に用意する物やルールは以下のとおりです。

【用意する物】

  • ゴムボール(複数の種類があると良い)

【ルール】

  • 椅子を円にして利用者に座ってもらう
  • ボールを好きな方向に回していく

座りながらでも取り組めるので、利用者のADL問わずにみんなで楽しめます。慣れてきたら取るボールの色を指定したり数を増やしたりすると、難易度が上がります。

ボールをつかむ高齢者レクリエーション2選

ボールをつかむ高齢者レクリエーション2選

ボールをつかむレクリエーションを2つ紹介します。

  • コップでボールキャッチ
  • ピンポン玉移しゲーム

ボールをつかむレクリエーションには、手首の力や握力を鍛える効果が見込めます。また、体力に自信のない方でも参加しやすいので、多くの利用者が取り組めるでしょう。

とくにコップでボールキャッチは少し準備に手間がかかるものの、大勢で楽しめるレクリエーションとなっているので、人数の多い事業所ではおすすめです。

1.コップでボールキャッチ

コップでボールキャッチは、ボールを挟めるコップで、ボールを取るレクリエーションです。用意する物やルールは以下のとおりです。

【用意する物】

  • 大きめのコップ
  • ゴムボール
  • ボールがはみ出さないようにできる枠

【ルール】

  • 枠内にたくさんのボールを置く
  • 細工したコップでつかんでいく
  • 何個つかめたかを競う

加工したコップを使用して枠内にあるボールをつかんでいきます。一番多くつかんだ人をランキング形式で発表しましょう。

コップの作り方が難しいので、具体的な方法を知りたい方は以下の動画をぜひ確認してみてください。

2.ピンポン玉移しゲーム

ピンポン玉移しゲームは、穴を開けた紙皿とピンポン玉を使用し、箱に入っているピンポン玉を別の箱に移していくレクリエーションです。用意する物やルールは以下のとおりです。

【用意する物】

  • 紙皿
  • 割り箸
  • ピンポン玉
  • 箱(2つ)

【ルール】

  • 穴を開けた紙皿でピンポン玉をすくう
  • すくったピンポン玉を隣の箱に移す

紙皿でピンポン玉をすくうので、手首や腕の運動はもちろん、集中力も養われます。

ピンポン玉移しゲームは、団体戦より少人数の個人戦が向いているレクリエーションです。そのため、スピードを競うと盛り上がるでしょう。

ボールを使って運動できる高齢者レクリエーション4選

ボールを使って運動できる高齢者レクリエーション4選

ボールを使って運動ができる高齢者レクリエーションは以下の4つです。

  • 指運動レクリエーション
  • 数字を取り入れたボールレク
  • ボール体操
  • お手玉コグニサイズ

リハビリや運動の要素を取り入れたい方におすすめのゲームを集めました。なかでもコグニサイズは、運動と認知症予防ができる体操として注目されています。

また、ゲーム形式のレクリエーションに抵抗のある方でも参加してくれる可能性があるので、ぜひ取り入れてみてください。

1.指運動レクリエーション

指運動になるボールレクリエーションの方法は以下で詳しく説明します。

【ルール】

  • 2人1組になる
  • 1人の膝にボールを挟む
  • もう一人はそのボールを引っ張る

膝にボールを挟んでいる人は、それを取られないように力を入れます。そうすることで、ボールを取ろうとする人は指に力を入れるので運動になります。

座りながらでもできるので、安全性も高いのがポイントです。

2.数字を取り入れたボールレク

数字とボールを組み合わせたレクリエーションのルールは以下のとおりです。

【ルール】

  • 椅子を横並びにして利用者同士が対になる
  • ボールを投げながら数字を数える

目の前の人や斜めの人にボールを投げる際、「1」「2」と数を数えながらボールを投げることで、集中力と腕の運動能力が高まります。

数える数やボールの数を増やすと難易度が上がります。

3.ボール体操

体操の要素があるボールレクリエーションを紹介します。

【ルール】

  • ボールを両手で持ち、2拍でリズムをとりながら膝に当てる
  • 3つ目で腕を前方や横、上に伸ばす

慣れてきたら、前→上→右→左と順番にリズムを取りましょう。このボール体操を行うことで、脇や肩甲骨周り、背骨のストレッチができます。

また脳トレの要素も含まれているので、1度に2つ同時にきたえられる効率的なレクリエーションです。

4.お手玉コグニサイズ

コグニサイズとは、英語の「Cognition(認知)」と「Exercise(運動)」を組み合わせた造語で、認知症の予防と健康促進を目的に作られた体操です。頭と身体を使う課題を同時に取り組むようなエクササイズです。

2つのことを同時に行うコグニサイズには、脳の活動を活発化させることが期待されています。ここでは、お手玉を使用したコグニサイズを紹介します。

【ルール】

  • お手玉を片手で上に動かす
  • 反対の手では「グーチョキパー」を行う

このエクササイズを行うことで、つかむ動作や動体視力を鍛えることが可能です。

慣れてきたらお手玉を動かしつつ動物の鳴き声を言うなどと、課題を変えることで利用者は飽きずに取り組んでもらえます。

認知症の高齢者が簡単にできるレクリエーションをまとめているので、ご一読ください。

【目的別】高齢者の機能維持・向上に効果的なボールレク

ボールレクリエーションは、高齢者の心身の機能維持・向上に役立ちます。目的別に見ると、特に認知機能・身体機能・社会性の3点に効果があります。

認知機能に働きかけるボールレク

認知機能に働きかけるボールレク」認知機能の維持や向上を目的としたボールレクリエーションは、頭を使いながら体も動かす「デュアルタスク」が基本です。

代表例が「しりとりボールリレー」です。ボールを隣の人に渡す際、前の人の言葉に続くしりとりを言うというルールで、記憶力・言語力・注意力を同時に刺激します。

例:しりとりボールリレーの進め方

  • 円になって座る
  • 最初の人がボールを持って「りんご」と言う
  • 次の人が「ごま」など、しりとりをしながらボールを渡す
  • 詰まってしまったら拍手で応援

こうした認知レクは認知症予防にも有効とされ、回想法との組み合わせも推奨されています

上肢・下肢の筋力維持に効果的なボールレク

ボールを投げたり蹴ったりする動作は、上肢や下肢の筋力トレーニングにもなります。特に「座位でのボール蹴りリレー」は、下肢の可動域を維持しつつ安全に運動できるレクです。

効果的なボールレクの例は以下のとおりです。

種類使用部位内容
ボールキャッチ上肢・反射投げられたボールを片手または両手でキャッチ
足で蹴る玉入れ下肢・バランスボールをバケツや箱に蹴り入れる
お手玉トス手首・指先小さなボールを投げてキャッチ

機能訓練の一環としてレクに取り入れることで、楽しみながら運動機能の低下を防げます。

協調性・社会性を育むボールレク

「協力して目標を達成する」ボールレクは、チームワークや信頼関係を育む効果があり、集団生活の中でのコミュニケーション力向上にも役立ちます。

例:タオルでボール渡しリレー

  • 2人1組で1枚のタオルを持つ
  • タオルに乗せたボールを隣のペアに渡していく
  • 全員でリレー形式で繋ぐ

ゲーム感覚で楽しめるうえ、「ありがとう」「すごいね」といった声かけが自然と生まれるため、社会性を引き出すにはぴったりの活動です。

【状況別】高齢者に合ったボールレクリエーションの選び方

ここでは、状況別におすすめのボールレクリエーションを紹介します。状況に合わせて実施すると、より効果のあるレクにつながるので、ぜひ以下の内容を参考にしてください。

少人数・個別対応におすすめのボールレク

少人数や個別でのレクリエーションは、参加者の身体機能や認知機能に応じた細やかな対応ができる点が特徴です。

特に「ボールキャッチ」「コップでピンポン玉キャッチ」などの動作がシンプルなものは、認知症の方や集中力に不安のある方でも無理なく参加できます。

おすすめの個別対応ボールレク

  • ピンポン玉で的当てゲーム
  • 柔らかいゴムボールを用いたキャッチ練習
  • 数字を読み上げてから投げる「数字ボールキャッチ」など

これらのレクは職員との1対1での関わりが基本となり、「楽しかった」「またやりたい」といった自己肯定感の醸成にもつながります。

大人数・集団で盛り上がるボールレク

大人数で実施するボールレクは、施設内の一体感を高めるイベントとして最適です。チーム対抗形式の「ボール送りリレー」や「サッカー風ボール蹴り合い」は、参加者の競争心を程よく刺激し、会場が盛り上がる傾向にあります。

盛り上がる集団レク

  • タオルを使っての「ボール飛ばし競争」
  • 「しりとりボール送り」で頭と身体を同時に使う
  • 円形に座って行う「後ろ向きボールリレー」

笑い声や応援の声が飛び交い、利用者の気分転換やストレス解消にも効果的です。特に季節イベントと組み合わせると、さらに満足度が高まります。

車椅子の方でも楽しめるボールレク

座位で楽しめるボールレクリエーションは、運動量が限られる利用者にも安全かつ効果的な選択肢です。特に「ビーチボールバレー」や「ボール回しゲーム」などは、力を使わずにできるため、車椅子の方でも無理なく参加できます。

車椅子でもできるボールレク

  • ビーチボールバレー
  • 後出しじゃんけん
  • ぐるぐるボール回し

座位での活動は安全性と達成感の両立ができ、利用者の参加率も高くなりやすいため、導入しやすいレクとしておすすめです。

高齢者が座ってできるレクは以下で紹介しているので、気になる方は併せてご覧ください。

ボールレクリエーションを盛り上げるためのコツと工夫

ボールレクリエーションは、やり方次第で参加者の笑顔や一体感を生む有意義な時間になります。特に高齢者施設では、身体機能・認知機能にばらつきがあるため、導入や進行方法に工夫を凝らすことが大切です。この章では、場の雰囲気を盛り上げ、利用者が楽しく参加できるための3つのポイントを紹介します。

声かけや導入の工夫

ボールレクの盛り上がりを左右するのが、導入時の「声かけ」です。最初に趣旨やルールを明るく丁寧に説明し、「今日は楽しく身体を動かす時間です!」といった前向きな言葉をかけるだけで、利用者の表情は変わります。

また、体験や思い出に結びつく話を交えると、関心が高まります。

私は実際に介護職として働いていますが、声かけをする際には利用者さんに安心してもらえるよう、いきなりプライベートなことを聞かないようにすることと表情に気をつけています。いきなり家族や過去に関する質問をすると、利用者さんによっては恐怖心や不安感を抱いてしまう方もいるからです。

不安感を与えないようにするためには、まずは挨拶や天気の話などからしてをするのがおすすめです。どうしてもプライベートな話をする必要がある場合には「差し支えなければ」のようにクッションとなる言葉を置くと良いでしょう。

また、話をかける際も笑顔で明るく声かけをすると、利用者さんい安心感を与えられます。

盛り上がらないときの対処法

どんなに工夫しても、利用者の体調や気分によってはレクが盛り上がらないこともあります。その際は無理に続けず、「ちょっとアレンジしてみましょう」と柔軟に対応することが大切です。

失敗を恐れずにレクの形を変える姿勢も、現場のプロとして求められる力です。

雰囲気づくりに役立つBGMや小道具

BGMや小道具を使うことで、ボールレクリエーションの世界観を演出できます。

例えば、童謡や昭和歌謡を流しながら行うと、利用者の懐かしい記憶がよみがえり、自然と笑顔が生まれます。

また、カラーボール・チーム分け用の帽子・得点ボードなども、視覚的に楽しさを演出するアイテムです。

高齢者が安全にレクリエーションで使えるボール

高齢者が安全にレクリエーションで使えるボール

ボール選びは高齢者が安全にレクリエーションをするためにも重要です。ここでは、レクリエーションで使用できるボールを紹介します。

  • ゴムボール
  • ビーチボール
  • ピンポン玉
  • お手玉

ボールはゲームのルールや利用者の身体状態に合わせて選ぶ必要があります。

間違ったボールを選んでしまうと、怪我や参加率の低下につながります。

そのため、ボールの特徴を知っておくことは大切です。

ゴムボール

ゴムボールは、適度の弾みと重みがあり、身体にあたっても痛くないボールです。

投げたり転がしたりしても、利用者にケガを与える可能性が低いです。大きさも大小あるため、さまざまなレクリエーションに対応できます。

カラーボールで販売されている場合も多く、ボールの色を指定して取るゲームにも活用できます。

ボールを転がすゲームやエクササイズ系のレクリエーションにおすすめです。

ビーチボール

ビーチボールは、空気を入れて膨らますビニール製のボールです。

サイズが比較的大きいので、足の筋力が弱っている方でも転がしたり蹴ったりすることが可能です。ビーチボールリレーやビーチボールサッカーなど誰でも参加できるレクリエーションを提供できます。

介護度の高い利用者が多い介護施設でレクリエーションを考える際は、ビーチボールを活用したゲームを考えてみましょう。

ピンポン玉

ピンポン玉は卓球で使用される球で、小さく弾みやすい特徴があります。サイズが小さく予期しない動きをするため、動体視力やつかむ動作を鍛えるレクリエーションにおすすめです。

またピンポン玉は場所を取らないため、紙コップやうちわを使ってテーブル上のレクリエーションにも使用できます。
小さい事業所や座ってでもできるゲームを考えている方は、ぜひ使用してみてください。

お手玉

お手玉は、小さな布袋に小豆や米などを入れて縫い合わせた球です。

弾力性はないですが柔らかいため、指先でつまむ動作が必要になってきます。そのため、脳の活性化につながるエクササイズや体操のレクリエーションに向いています。

またお手玉は、高齢者が子どもの頃によく遊んだ玩具の1つです。すでに知っている遊びが多く、昔のことを懐かしみながら楽しんでもらえるでしょう。

お手玉のレクリエーションは記憶に刺激が加わり、認知機能の維持や向上などの効果も期待できます。

まとめ:ボールを使用したレクリエーションは身体機能を高めたり交流のきっかけになるのでおすすめ!

ボールを使ったレクリエーションは、身体機能や認知機能の向上、他者とのコミュニケーションなどに役立ちます。また座ったままでもできるゲームが多く、利用者のレベルに合わせたレクリエーションを実施できます。

今回紹介した数のアイデアを取り入れれば、どの方でも参加しやすく、かつ利用者を飽きさせない企画を実施できるでしょう。

利用者の身体面と精神面をサポートした楽しいボールレクリエーションを、ぜひ現場で実践してみてください。

カイテクは、「近所で気軽に働ける!」介護単発バイトアプリです。

  • 「約5分」給与GET
  • 面接・履歴書等の面倒な手続き不要
  • 働きながらポイントがザクザク溜まる

27万人以上の介護福祉士など介護の有資格者が登録しております!

side-banar

\ インストールから登録まで5分! /

目次