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喀痰吸引研修での実地研修のみの費用は?資格の種類別に紹介!

喀痰吸引等研修では、座学の基本研修と実践の実地研修をおこないます。しかし、介護福祉士または実務者研修を取得している方は、基本研修が免除されます。そのため実地研修のみとなるため費用が安くなります。

今回では、研修場所や種類別で研修費用を紹介します。

実地研修のみの場合、研修費用がいくらになるか悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

実地研修の費用は研修機関や内容により異なる

喀痰吸引等研修の研修場所はスクールや研修センターなどさまざまで、値段も異なります。後述しますが、スクールと比べると研修センターのほうが高い傾向があります。

また、実地研修には1〜3号研修と分かれており、対象者が異なります。そのため、内容も変化するので研修費用も変わります。

喀痰吸引研修での実地研修のみの費用

喀痰吸引研修での実地研修のみの費用

実地研修は3つあり、それぞれ費用が異なります。また、受講する場所によっても値段が変化するので、ここでは種類や場所別の費用を紹介します。受講する際の参考にしてみてください。

1号研修

1号研修での実地研修の研修費用は以下のとおりです。

【1号研修での実地研修の研修費用】

・スクール:約2万円
・研修センター:約5万円

1号研修の相場は2〜5万円となっています。

基本研修を含めた講座だと10万円近くかかるので、喀痰吸引等研修を受けるなら実地研修のみがおすすめです。

2号研修

2号研修での実地研修の研修費用は以下のとおりです。

【2号研修での実地研修の研修費用】

・スクール:約2万円
・研修センター:約5万円
・民間企業:約8万円

2号研修の相場は2〜8万円となっています。

介護事業を展開している会社が提供している実地研修の場合、8万円近くかかります。

3号研修

3号研修での実地研修の費用は以下のとおりです。

【3号研修での実地研修の費用】

・スクール:2,500〜3,000円(1行為あたり)
・民間企業:約5,000円

3号研修を受講する場合、職員1名あたりの金額が請求されます。例えば、研修費用2,000円のスクールで受講した場合、職員2名で参加すると研修費用は4,000円です。

施術対象者が限定されるため、1・2号研修と比べると研修費用は安価です。

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喀痰吸引実地研修の費用を安く抑える方法

実地研修には費用がかかるため、少しでも安く抑えたいと考える方もいるでしょう。そこで以下では、費用を抑えられる助成金について解説します。

自治体による研修費用の補助制度

喀痰吸引の実地研修は、自治体によって研修費用の一部または全額を補助している場合があります。これは介護職員の人材育成や医療的ケアの充実を目的とした支援策の1つです。

例えば、東京都や神奈川県などでは、一定の条件を満たせば、補助金を活用して無料または低額で研修を受けられる制度があります。

補助を受けるには、申請時期や対象条件、必要書類などの事前確認が必要です。ただし、第3号研修は補助の対象外など、自治体によって内容が異なります。

自治体の公式ホームページや福祉担当窓口で最新情報を確認し、積極的に活用しましょう。

ハローワークや職業訓練経由の受講

ハローワークや公共職業訓練を通じて喀痰吸引研修を受けると、費用を大幅に抑えられるかもしれません。特に離職中の方や再就職を希望する介護職員向けに、再就職支援の一環として受講料を補助しているプログラムもあります。

例えば、職業訓練校が実施する「介護福祉士実務者研修+喀痰吸引研修」をセットで無料提供するケースもあります。

ただし、定員や選考があるため、希望する場合は早めの申し込みと事前相談がおすすめです。費用面で不安がある方は、まずハローワークで相談してみましょう。

喀痰吸引実地研修の内容

実地研修の内容を確認する介護職

実地研修は種類によって内容が異なります。ここでは、それぞれの研修内容を紹介するので、受ける研修に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

1号研修

1号研修では、高齢者や障がい児・者に限らず、不特定多数の方に喀痰吸引や経管栄養を実施できるようになります。

また実地研修では喀痰吸引や経管栄養を実施する回数が決まっており、1号研修の場合は以下のとおりです。

【1号研修で行う喀痰吸引や経管栄養の回数】

口腔内の喀痰吸引:10回以上
鼻腔内の喀痰吸引:10回以上
気管カニューレ内部の喀痰吸引:20回以上
胃ろう又は腸ろうによる経管栄養:20回以上
経鼻経管栄養:20回以上

口腔内の喀痰吸引や経管栄養などを患者さんに10〜20回以上実施します。

2号研修

2号研修も1号同様、高齢者や障がい者と限定せずに喀痰吸引が行えるようになる研修です。

実地研修でおこなう喀痰吸引の規定数は以下のとおりです。

【2号研修で行う喀痰吸引や経管栄養の回数】

口腔内の喀痰吸引:10回以上
鼻腔内の喀痰吸引:20回以上
胃ろうまたは腸ろうによる経管栄養:20回以上

2号研修も1号研修同様、喀痰吸引等の実施回数は同じです。

ただし1号研修では受けられた気管カニューレ内部の喀痰吸引と経鼻経管栄養の2科目は免除されます。

3号研修

3号研修はALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィーなどの重度障がい者・児を対象に喀痰吸引などをする研修です。

3号研修内の実地研修でおこなう喀痰吸引や経管栄養は以下のとおりです。

【3号研修でおこなう喀痰吸引や経管栄養】

口腔内の喀痰吸引
鼻腔内の喀痰吸引
気管カニューレ内部の喀痰吸引
胃ろうまたは腸ろうによる経管栄養
経鼻経管栄養

3号研修は回数ではなく、医師や看護師の評価によって知識や技術が認められるまで実施します。

喀痰吸引実地研修の申し込みの流れ

実地研修を申し込む流れは以下のとおりです。

  • 各都道府県や登録研修機関のホームページで募集情報を確認する
  • 申込をおこなう
  • 必要書類の準備
  • 指定されたフォーマットや方法で申し込む
  • 受講決定の連絡を待つ

実地研修を受けるには、喀痰吸引等研修が認められている施設などの「登録研修機関」で受講する必要があります。登録研修機関は厚生労働省や各都道府県のHPから確認できます。

申し込み時期や方法は機関によって異なるので、気になる方は早めに情報を確認しておきましょう。

喀痰吸引研修を受ける前に把握するべき注意点

ここでは、喀痰吸引研修を受ける際の注意点を3つ紹介します。事前に把握しておくと安心して研修を受けられるので、ぜひ以下で紹介する内容を確認しておいてください。

提出が必要な書類と準備物を揃える

喀痰吸引の実地研修を受ける際には、事前にいくつかの書類を提出する必要があります。代表的なものは、本人確認書類(身分証)、資格証(介護福祉士など)、受講申込書、実地研修受け入れ先施設の同意書などです。

また、施設によっては健康診断書や感染症予防接種証明の提出を求められる場合もあります。準備物としては、筆記用具や研修用テキストのほか、ユニフォームや名札が必要となることもあります。

書類の不備があると受講に支障が出るため、事前に研修機関から届く案内をよく読み、不明点は早めに確認しておきましょう。

補講には別で費用がかかる

喀痰吸引の研修では、出席日数や技術習得の状況によっては補講を求められることがあります。この補講は本来の研修費とは別途で料金が発生するのが一般的です。

例えば、1回あたり5,000円〜10,000円程度の費用が追加でかかることがあり、補講の回数によっては負担が増すこともあります。

特に技術評価で基準に達しなかった場合や、やむを得ず欠席した場合は補講が必須になるケースもあるため、研修日程はできる限り確保し、体調管理やスケジュール調整を徹底しておくと安心です。

再試験には費用がかかる

筆記試験や技術評価で合格基準に達しなかった場合、再試験が必要になります。この再試験にも別途費用がかかるケースがほとんどで、1回あたり数千円〜1万円前後の追加費用が想定されます。

再試験はあくまで救済措置であり、複数回の受験を前提とした制度ではありません。そのため、初回の受験で合格できるよう、事前の復習と準備が重要です。

研修機関によっては、再試験の回数や条件が定められている場合もあるため、あらかじめ規定を確認し、余裕を持ったスケジュールで臨むことをおすすめします。

喀痰吸引実地研修に関するよくある質問

喀痰吸引等研修に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 喀痰吸引研修の1号と2号の違いは?
  • 喀痰吸引研修の基本研修を免除される資格は?
  • 喀痰吸引研修は講座で学べる?
  • 喀痰吸引の実地研修はどれくらいの日数がかかる?
  • 喀痰吸引の基本研修のみの受講は可能?

喀痰吸引等研修での1号と2号の違いは?

喀痰吸引等研修の1・2号の違いは、実地研修でおこなう喀痰吸引・経管栄養の種類です。

1号研修では、気管カニューレ内部の喀痰吸引と経鼻経管栄養をおこないますが、2号研修では免除されます。

喀痰吸引等研修の基本研修を免除される資格は?

免除の対象となる資格は、介護福祉士または実務者研修です。実務者研修のカリキュラムに含まれている「医療的ケア」は喀痰吸引等研修の基本研修でおこなわれる講義や演習を実施します。

介護福祉士に合格しているか、実務者研修を取得していれば基本研修は受ける必要がありません。

喀痰吸引研修は講座で学べる?

喀痰吸引等研修はe-ラーニングで学ぶことが可能です。2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止・予防のため、基本研修の50時間部分をオンラインで実施できるようになりました。

e-ラーニングでは座学をオンライン学習したあとに、研修を受けます。本来なら基本研修から実地研修まで約9日間程度かかっていたところ、2日まで短縮されたので忙しい方でも受講できるでしょう。

通学では費用が20万円近くかかりますが、オンラインで講座を受講すると約10万円まで安くなります。

喀痰吸引の実地研修にかかる日数はどのくらい?

実地研修にかかる日数は、1号・2号・3号研修の区分や、受講者のスキル、受け入れ施設の協力体制によって異なりますが、一般的には2~5日程度が目安です。

特に1号研修では、複数の利用者への実技実施が必要なため、日程が長引くこともあります。施設内でのスケジュール調整や実施記録の記入も必要なため、あらかじめ余裕をもって準備を進めましょう。

喀痰吸引の基本研修のみの受講は可能?

多くの研修機関では、「基本研修のみ」の受講コースを設けています。ただし、基本研修を修了しただけでは医行為の実施は認められず、実地研修を終えて初めて資格認定が完了します。

そのため、実際の現場で喀痰吸引等を行うには、基本研修に加え実地研修も必ず修了する必要がある点に注意が必要です。

実地研修のみの費用は研修機関別で異なる

実地研修のみの費用は、スクールや民間企業など、受ける場所によって金額が変わります。研修を受ける際は、事前に料金プランを確認したうえで申し込みましょう。また、近年では新型コロナウイルスの流行に伴い、基本研修のみe-ラーニングで受講できます。

基本研修+実地研修を受ける場合だと20万円近くかかるところ、オンラインだと10万円程度まで抑えられます。費用面で悩んでいる方は、オンラインで学ぶのがおすすめです。ぜひ自身に合った方法で喀痰吸引等研修を受講してみてください。

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