【1夜勤35,000円】夜勤専従の働き方とは？高時給を目指せる働き方も紹介！

夜勤専従は日勤帯で働くよりも高い収入が得られると言われています。しかし具体的な給与水準がいくらになるかは知らない方も多いのではないでしょうか。

今回では、夜勤専従の平均手当を紹介します。

稼ぎやすい職場や1ヶ月に働ける勤務日数などもわかるので、夜勤専従の働き方をイメージできます。「介護夜勤の時給が気になる」「短い勤務日数で稼ぎたい」と考えている方は、ぜひご覧ください。

夜勤専従の働き方

夜勤専従で働く方々は、

手当や勤務時間を知りたい！

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

そこでここでは、夜勤専従の平均手当や勤務時間について紹介します。具体的な内容ですので、ぜひ確認してみてください。

1夜勤20,000〜35,000円

夜勤専従になると、1度の夜勤で20,000〜35,000円近くの収入を得ることができます。

「2023年介護夜勤労働調査」によると、2交替性の平均手当額は6,365円となっています。

また、労働基準法では22時から翌日5時まで労働する場合、時給が1.25倍される規定があります。時給1,500円の施設なら、1,875円が基本時給となります。

【8時間の夜勤の場合】

1,875円（時給）× 8時間（労働時間）＝ 15,000円
15,000円 + 6,365円（平均手当額）＝ 21,365円

時給が高ければ収入は一層増加します。

夜勤専従になれば、1度の夜勤で20,000〜35,000円の収入を得ることは容易です。

勤務時間は8〜16時間

介護夜勤の勤務時間は大きく8〜16時間の範囲に分かれます。

3交替制の夜勤では8時間勤務が一般的で、勤務時間は22時から翌日の7時頃までです。

【3交替制】
早番：7時〜16時
遅番：13時〜22時
夜勤：22時〜翌朝7時

2交替制の夜勤では夕方の16時頃から翌日の9時頃までの間となります。

【2交替制の場合】
早番：9時〜18時
夜勤：16時〜翌朝9時

夕食介助は早番者が行い、就寝後の排泄介助や体位交換、朝の朝食介助を行います。労働時間が長いため、多く稼げる反面、体力的には負担が大きいです。

1ヶ月に働ける日数は10回前後

夜勤専従が1ヶ月に働ける日数は10日前後です。

労働基準法では、週40時間以内に労働時間を抑えるよう義務付けられているためです。

16時間の夜勤勤務の場合、週2日勤務になり、月8〜10回前後の勤務が可能です。

8時間の夜勤なら週3日勤務でき、月10〜12回前後の勤務が可能です。

【勤務別】夜勤専従の給与や福利厚生

ここでは、夜勤専従の給与や福利厚生について解説します。勤務形態に沿って具体的に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

正社員

正社員の夜勤専従であれば、職場の給与額が反映されます。

医療・福祉に特化している求人サイト「ジョブメドレー」によれば、正社員の夜勤専従の給与は20〜25万円前後です。

総支給額が30万円以上となり、手取りで約25万円ほどになります。また、正社員の場合、社会保険や有給休暇などの福利厚生が充実しています。

安定した給与や福利厚生を求めている方には、正社員の夜勤専従が適しています。

非正規社員

一方、パートやアルバイト、派遣社員などの非正規社員の給与は正社員と大きく変わりません。

月に8〜10回の16時間勤務であれば、月収20万円を超えることができます。

しかしながら、非正規社員の場合、突然解雇されたりボーナスが支給されなかったりすることがあります。正社員と比較すると、雇用状態や福利厚生が安定しないため、不安を感じる方もいるでしょう。

夜勤専従で高給与がもらえる施設は介護老人保健施設

夜勤専従で高時給を得るなら、介護老人保健施設がおすすめです。

「2023年介護施設夜勤実態調査」によると、2交替制の介護老人保健施設で働く正社員の夜勤手当は13,000円となっています。

さらに3交替制でも5,200円と、どの施設形態よりも高いです！

介護老人保健施設は利用者の要介護度が高く、介護報酬が加算されやすい傾向にあります。また、介護老人保健施設では在宅復帰が目的ですが、多くの場合は長期で利用されるケースがほとんどです。

利用者数が多いので夜勤手当も高くなりやすく、夜勤専従で働けば高収入を得られます。

高時給の夜勤専従を探すには

高時給の夜勤専従を探す方法は以下の2つです。

• 介護に特化した転職サイトに登録する
• 介護単発バイトのアプリを使用する

専門サイトで求人を探すのをおすすめします。

介護に特化した転職サイトに登録する

介護に特化した転職サイトでは、夜勤専従の求人が豊富に揃っています。多くの中から高時給の職場を見つけることができます。また、転職サイトには、元介護職や福祉領域に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しています。

あなたの希望条件を伝えれば、「時給20,000〜35,000円の夜勤専従を探したい」といった場合でも、理想の職場を見つけてくれます。

介護単発バイトのアプリを使用する

介護の単発バイトアプリは、最短1日から働ける職場が見つかるサービスです。気になる求人があれば、アプリから応募できます。介護の単発バイトアプリに掲載されている施設は、早急に人手を求めているため、時給をアップしている傾向があります。ただし、求人は日程で決まっているため、早い者勝ちとなります。

単発バイトが気になる方は、20万人以上の介護士・看護師が利用している「カイテク」を利用してみましょう。

よくある質問

夜勤専従に関するよくある質問を紹介します。

• 夜勤専従は月何回までできますか？
• 介護の深夜割増賃金はいくらですか？
• 夜勤専従のリスクは？

それぞれ解説します。

夜勤専従は月何回までできますか？

夜勤専従の勤務制限はありませんが、月に何回でも勤務可能です。ただし、労働基準法の規定では週40時間以内の勤務に制限されます。

8時間の夜勤なら月に12回、16時間の勤務なら月に10回程度が夜勤専従として働ける日数となります。

介護の深夜割増賃金はいくらですか？

労働基準法では、22時から翌日5時までの労働に対して時給が1.25倍されます。深夜割増賃金は介護業界にも適用されるため、例えば夜勤専従の時給が1,500円なら、1,875円に増額されます。

高時給の施設での勤務により、収入を増やすことができます。

夜勤専従のリスクは？

夜勤専従を続けることで、体内時計が乱れやすくなります。人間は通常、日中に太陽の光を浴びて夜に眠ることで体内時計が調整されます。しかし、夜勤労働者は昼間に眠り、夜に活動するため、体内時計が乱れやすくなります。その結果、頭痛や不眠、倦怠感などの体調不良が生じることがあります。

夜勤専従で働く場合は、ベッドや仮眠時間にこだわることで、体調を維持しながら仕事を行うことができます。

夜勤専従なら高時給を目指せる！

夜勤専従で働くことによって、深夜の割増賃金により時給を増加させることが可能です。また、介護に特化した転職サイトを利用すれば、専門のアドバイザーが理想の職場を見つけてくれます。

「転職サイトへの登録が面倒な場合」は、介護の単発バイトアプリを活用することもおすすめです。

これらのアプリでは、時給が高く設定されており、1回の夜勤で20,000円から35,000円の報酬を得られる求人も多くありますので、ぜひ利用してみてください。