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救急救命士と看護師はどっちが上?違いやダブルライセンスのメリットを解説!

  • 救急救命士と看護師の立場で上とか下はあるの?
  • 救急救命士と看護師は同じ仕事はするの?
  • 救急救命士と看護師のダブルライセンスにメリットはある?

このようなことを考えたことのある人はいると思います。

救急救命士と看護師は活躍する場所が違い、それぞれでできることによっては「上」になる場合もあるでしょう。それに加え、給料面の違いもあり、看護師にできて救急救命士にできないことやその逆もあるのです。

上かどうかを考えてしまう人もいるかもしれませんが、傷病者を救いたいという思いは共通しているはずです。

今回では、救急救命士と看護師の立場や仕事内容、救急救命士と看護師の新たな活躍の場を解説しています。

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目次

救急救命士と看護師はどっちが上?

救急救命士と看護師の立場に「どっちが上」といった上下関係はありません。職場での上下関係というよりも、それぞれの役割と専門性の違いによるものが大きく影響するでしょう。

実際、どちらも国家資格であり、医療・福祉現場で欠かせない職種ですが、担う業務や法的な制限には違いがあります。したがって、「どちらが上」というよりも、活躍の場が異なる横並びの専門職と考えるべきです。

それぞれ状況に応じた判断力やスキルが求められ、相互補完的に患者の命を守る役割を担っています。

看護師とは

看護師のイメージ図

看護師の職業理解を深めるうえで、以下の項目について解説します。

看護師になる方法

看護師とは、国家試験を受けて合格し、厚生労働省が発行する免許を取得した国家資格の1です。

正しくは正看護師といい、看護師になるためには、2年制または定時制の専門学校、もしくは大学で4年間、3,000時間以上の授業を受けなければなりません。看護師養成の専門学校もしくは大学を卒業し、国家試験を受けることになります。国家試験を受験した後、合格発表は約1ヶ月後です。

看護師として就職が決まったとしても、看護師免許を取得できるのはその合格発表後になりますので、免許がないため、就職先で看護業務に従事することはできません。しかし、准看護師になった後に看護師国家試験を受験した人は、合格するか、不合格だったとしても准看護師として働くことが可能です。

看護師になれば、総合病院や大学病院などへの就職先の選択肢が増えたり、認定看護師や専門看護師へのキャリアアップが可能となります。

看護師の給与

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、

看護師の平均年収は約519.7万円。月収では約36万円でボーナスは約83万円です。

平均年収に含まれるのはボーナスや各種手当(夜勤手当、残業代、通勤手当など)を含んでいます。

日本看護協会の調査によると、

新卒看護師の基本給は約20〜21万円。10年目の看護師の基本給は約24.8万円となっています。

看護師の給与といえば、夜勤手当てがかなりのウエイトを占めている状況です。二交代制の夜勤では1回あたり平均11,286円、平均回数が4.7回こなすと53,044円であり夜勤をすることで給与もアップします。

私自身、看護師として働いていましたが、夜勤手当がいいところはやはり給与が高くなっていました。夜勤手当やボーナスもそうですが、国立病院から一般企業の訪問看護ステーションに移った際に、福利厚生の違いに衝撃をうけました。やはり、国家公務員というステイタスは桁違いでした。

また、以下では看護師の年収について紹介しているので、男女別・施設別・年齢別など、より詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

看護師の活躍の場

看護師の活躍の場は以下のような場所があります。

  • 病院、医院、クリニック
  • 介護施設(介護老人保健施設、特別養護老人ホームなど)
  • デイサービス
  • 保育園
  • 学校の保健室
  • 訪問看護ステーション
  • 企業

看護師が働く場所は病院がほとんどでしたが、現在は自身のライフスタイルやキャリアプランに合った職場で働く人が増えています。

看護師の仕事内容

病院勤務の看護師の主な仕事は以下のとおりです。

  • 医師の診療の補助
  • 入院患者さん(病気やケガ、妊産婦)の療養生活においての援助
  • 患者さんのカルテ入力
  • 検査などの補助
  • 勉強会や研修の参加
  • 手術室での補助
  • 患者さんや家族への説明や案内、病歴聴取

病院勤務ではなく、訪問看護ステーションでの看護師の仕事は

  • 報告書の作成
  • 医師へ指示書の依頼
  • 担当者会議参加、退院前カンファレンス(病院勤務でも参加する場合もありますが、訪問看護では回数は多いです。)

など、病院では経験しない仕事もあります。

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救急救命士とは

救急救命士のイメージ図

救急救命士の職業理解を深めるうえで、以下の項目について解説します。

救急救命士になる方法

救急救命士になるためには以下の受験資格を得た後に国家試験に合格する必要があります。

  • 厚生労働省が指定した救急救命士学校もしくは専門学校等の養成校(2年制)を卒業
  • 大学で厚生労働省が指定する科目を修了する
  • 消防士として5年以上もしくは2,000時間以上就業し、厚生労働省が定める講習を受ける
  • 外国で救急救命士学校を卒業する

救急救命士の給与

総務省「地方公務員給与実態調査」によると、救急救命士の平均年収は約635万円です。月収では約34万円です。

病院に勤務している救急救命士の場合は、18〜20万円と勤務先によって違いがあり夜勤がある場合は夜勤手当てを支給されます。

公務員として消防署に勤務しながら指導救命士を目指すことで士長や消防署の所長へのキャリアアップも目指せます。

救急救命士の活躍の場

救急救命士の主な職場は以下のとおりです。

  • 消防機関
  • 自衛隊
  • 病院
  • 警備会社
  • 高齢者施設
  • 搬送機関

救急救命士の仕事内容

全国救急救命士教育施設協議会によると、救急救命士は、急病やケガ人が発生した場所から医療機関に搬送する間に、傷病者を観察し必要な処置を施すプレホスピタルケア(病院前救護)を担う国家資格です。

救急救命士の主な仕事内容は以下のとおりです。

  • 器具を用いた気道確保
  • 静脈路の確保
  • 薬剤投与
  • 心臓機能停止ではない重症傷病者に対する静脈路確保と輸液(平成26年4月より)
  • 血糖測定および低血糖状態になった傷病者に対するブドウ糖溶液の投与(平成26年4月より)

救急救命士と看護師の違い

ここまで救急救命士と看護師についてそれぞれ解説しましたが、ここでは5つの違いを解説します。

資格の違い

救急救命士と看護師は、いずれも国家資格ですが、取得までの過程や必要な知識に違いがあります。

救急救命士になるには、専修学校や大学などの救急救命士課程を修了し、国家試験の合格が必要です。一方、看護師は看護系の大学や専門学校を卒業後、看護師国家試験に合格することで資格を得られます。

カリキュラムの内容も異なり、救急救命士はプレホスピタル(病院前)での救命措置に特化、看護師は幅広い医療や介護の知識を習得する点が特徴です。

仕事内容や働く環境の違い

救急救命士は主に救急車での出動や災害現場、消防署など、プレホスピタルでの医療行為が中心です。緊急時の判断や迅速な処置が求められ、重症患者の初期対応が主な任務です。

一方、看護師は病院・クリニック・介護施設などで、医師の診療補助や療養上の世話を行います。患者と長期的に関わることが多く、精神的ケアや生活支援も含まれるため、業務範囲はより多岐に渡ります。

医療行為の違い

看護師は医師の指示のもと、点滴、注射、与薬、褥瘡処置など多岐にわたる医療行為を行えます。救急救命士は医師の指示のもと、気管挿管や静脈路確保、アドレナリン投与などの特定行為が可能ですが、それは現場(病院外)に限定されます。

また、病院内ではこれらの医療行為は原則として実施できません。

看護師のほうが医療行為の範囲が広く、臨床での役割が大きいといえます。

平均年収や待遇の違い

看護師の平均年収は約500万円前後、救急救命士は600万円台前半が一般的です。

救急救命士は公務員として消防署に勤めるケースが多く、年功序列型の給与体系になります。一方、看護師は勤務先(病院規模、夜勤の有無、地域)によって年収に差があり、夜勤ありの急性期病院では年収が高くなる傾向があります。

待遇の柔軟性では看護師のほうが選択肢が広いといえるでしょう。

将来性やキャリアパスの違い

看護師は、認定看護師や専門看護師、訪問看護師、看護管理職など、進む道が非常に多彩です。近年は訪問看護や在宅医療のニーズ増加により、キャリアの選択肢も拡大しています。

救急救命士は基本的に消防組織に属し、昇任や指導職、機関内の管理職などがキャリアパスとなりますが、病院での「院内救命士」としての新しい働き方も登場しています。柔軟性やキャリアの広がりでは、看護師のほうが有利といえるでしょう。

看護師として働く私は、将来的に年収を上げるために、現場での看護師という仕事に加えて、副収入を得られるように看護師ライターとしてのキャリアも大切にしていきたいと考えています。また、保健師の資格もあるため、どこかで保健師資格も使いながら仕事ができるようになりたいと思っています。

これは救急救命士の場合でもいえることではあるので、本業にプラスで収入を得る工夫をしてみてはいかがでしょうか。

看護師としてスキルアップする方法は以下をご覧ください。

救急救命士と看護師のどっちが向いているかの判断基準

「救急救命士と看護師、どちらを目指すべきか悩んでいる」という方に向けて、それぞれの職種に適した人物像を解説します。判断基準としては、求められるスキルや役割、働く環境の違いがポイントです。自分の性格や志向性と照らし合わせて、どちらに向いているか見極めてみましょう。

救急救命士:人命救助や緊急対応に向いている人

救急救命士に向いているのは、突発的な事態でも冷静に判断・対応できる人です。プレホスピタルケア(病院前救護)を担う救急救命士は、119番通報後の現場で迅速に傷病者の状態を評価し、必要な処置を行います。

現場は予測不可能であり、限られた資機材や情報の中で的確な判断が求められます。災害や事故現場など命の危機と隣り合わせの状況に強く、決断力と体力、メンタルの安定性が重要です。

人命救助に使命感を持ち、緊張感のある現場にやりがいを感じるタイプに適しています。

看護師:長期的ケアや患者との関係構築が得意な人

看護師は、患者との信頼関係を築きながら、継続的なケアを提供する仕事です。急性期医療から在宅看護まで幅広く活躍でき、医師や多職種と連携しながら、生活を支える視点が求められます。

長期的に患者をサポートするため、観察力やコミュニケーション能力、精神的な寄り添い力が重要です。急変対応だけでなく、日々の変化に気づいて医療・介護の橋渡しをする役割もあります。

人とじっくり関わり、細やかなケアを提供することに喜びを感じる方に向いているでしょう。

また、私の場合は、幼い頃から「人の役に立ちたい」「誰かに感謝される仕事がしたい」と、漠然と考えていました。実は高校生までは他の分野にも興味があり、別の進路を考えていましたが、高校3年生の時に担任の先生から「あなたは人との関わりが得意だから、医療職に向いていると思うよ」と声をかけられたのが転機となりました。

その言葉に背中を押され、「たしかに看護の道もありかもしれない」と思うようになり、急遽進路を変更して看護学校受験のための勉強を始めました。決して最初から明確な夢だったわけではありませんが、人に寄り添い、支える仕事として看護師という仕事に魅力を感じ、今ではこの選択をして本当に良かったと感じています。

救急救命士と看護師の「新たな活躍の場」

看護師として働く女性

救急救命士と看護師には、活躍できる場が広がりつつあります。ここでは、以下の項目について解説しています。

病院の救急救命士

病院によっては、専属の救急救命士を配属しているところもあります。病院勤務の仕事内容としては、以下が挙げられます。

  • ドクターカーの乗務員
  • ドクターカーの医師の診療の補助
  • 現場の安全管理業務
  • 現場での救急救命処置
  • 活動記録
  • 救急救命士の活動検証
  • シミュレーション訓練の実施

このように、活動は多岐にわたります。

認定看護師・専門看護師

看護師の新たな活躍の場としては、地域の看護師としての活動です。訪問看護ステーションや訪問診療をおこなっている医院などで勤務する際、認定看護師や専門看護師を取得していることでできることが増えます。

自宅で最期を迎えたいという患者さんに対しては、終末期医療の認定看護師・専門看護師だったり、栄養状態の改善や食事摂取動作の改善が必要な患者さんに対しては、摂食嚥下の認定看護師・専門看護師が専門的知識と経験を活かして対応することができます。

病院だけではなく、地域医療の担い手として必要な存在と言えるでしょう。

救急救命士が他に取得できる資格

救急救命士が他に取得できる資格には以下のものがあります。

  • BLSプロバイダー、インストラクター
  • ACLSインストラクター
  • ICLSプロバイダー、インストラクター
  • JPTECプロバイダー、インストラクター

これらは救急救命士だけではなく、看護師も取得することが可能です。

救急救命士と看護師のダブルライセンス

救急救命士と看護師のダブルライセンスを持っている人がいます。ダブルライセンスによって得られることとしては、看護師の仕事をしている時に患者さんの急変に対して応急処置をより的確に行えることです。

救急救命士としての仕事を退職したとしても、その経験を活かして看護師として働けます。

特定研修を受けた認定看護師にのみに許される特定行為があるため、救急救命士が看護師を目指してより高度な医療処置を行うことができます。

救急救命士と看護師のダブルライセンスのメリット

救急救命士と看護師の資格を両方持つ「ダブルライセンス」は、医療現場での活躍の場を広げるだけでなく、キャリアの柔軟性や専門性の高さを証明する強力な武器となります。それぞれの専門性を補完し合えるため、医療・救命の最前線で重宝される人材になれるのが最大のメリットです。

医療現場での活躍の幅が大きく広がる

ダブルライセンスを取得することで、病院内外問わず幅広い領域での活躍が可能です。

例えば、救急搬送の現場では救急救命士としての判断力と対応力が活き、病院内では看護師としての処置やケアが行えます。

このように役割を越えて貢献できるため、チーム医療においても高い評価を受ける傾向にあります。

救急外来・救命センターなどで重宝される

救急医療の現場では、即時対応力と的確な処置が求められます。ダブルライセンス保持者は、プレホスピタル(搬送前)とインホスピタル(院内)の両面に精通しており、状況把握から実行までを一貫して担える点で高い信頼を得ています。

特に救急外来やICU、救命センターでは貴重な戦力とされ、採用面でも有利に働くことが多いです。

転職やキャリアアップに有利になる

ダブルライセンスは、履歴書や職務経歴書において強いアピール材料になります。

看護師資格だけ、救急救命士資格だけよりも、より高度な知識とスキルを持つことを示せるため、医療機関や行政、教育機関、民間の救急関連企業など、幅広い業界で転職やキャリアアップに直結します。将来的には指導者・教育者としての道も開けるでしょう。

救急救命士と看護師に関するよくある質問

最後に、救急救命士と看護師に関して寄せられる疑問に答えていきます。現在、該当する職業で働いている方はもちろん、これから目指す方もぜひ参考にしてください。

救急救命士になるのは難しい?

救急救命士になるためには、指定の専門学校や大学で所定のカリキュラムを修了し、国家試験に合格しなければなりません。国家試験の合格率はおおよそ80〜90%とされていますが、解剖学や救急医療、応急処置などの専門知識が求められるため、事前の準備が重要です。

難易度としては決して簡単ではありませんが、しっかりと勉強すれば十分に合格を狙える国家資格です。

救急救命士と看護師はどっちが難しい?

結論から言うと、難しさの「種類」が異なるため一概に比較はできません。国家試験の合格率で見れば、看護師は例年90%前後、救急救命士は80%前後と、やや救急救命士の方が難易度は高いといえます。

しかし、直近では救急救命士の合格率が過去最高の94.4%を記録しています。どちらも責任の大きい専門職であるため、自身の適性やキャリアビジョンに合った選択が重要です。

看護師は救急救命士になれる?

看護師資格を持っていても救急救命士になることは可能です。ただし、救急救命士は別の国家資格であり、看護師とは異なる教育課程と国家試験が必要です。

看護師が救急救命士を目指す場合は、専門学校や大学などで救急救命士課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。実務経験などで一部免除が認められるケースもありますが、基本的には別資格として取得が必要です。

看護師の最上級資格は?

看護師のキャリアの中で最上級資格とされるのは「専門看護師」や「認定看護師」、または「特定行為研修修了看護師(特定看護師)」です。特に「特定看護師」は医師の包括的指示のもとで特定の医療行為を実施できるため、より高度な役割が求められます。

いずれも実務経験や研修が必要で、キャリアアップや専門分野での活躍を目指す上で重要な資格です。

救急救命士にできて看護師にできないことは?

救急救命士は「プレホスピタルケア(病院到着前の救命処置)」の専門職として、医師の指示下で一定の医療行為を実施できます。これらは一部、看護師であっても医師の直接の指示がないと実施できない行為が含まれます。つまり、救急救命士は現場での即応性と救命処置に特化したスキルがあり、「現場医療の最前線」で役割を果たせるのが特徴です。

ただし、看護師の方が医療行為の総量・範囲は広く、救急救命士が病院内で医療行為を行うことは基本的に認められていません。より詳しく看護師にしかできないことが知りたい方は、以下を参考にしてください。

救急救命士と看護師は共通して人を救うために働いています

これまで、救急救命士と看護師もどちらかが上かどうかといった話になることもあったかもしれません。お互いの仕事内容などを知らないままだったからこその話題だったのでしょう。

しかし、救急救命士でも看護師でも人を救うために働いていることは共通していることがご理解いただけたかと思います。救急救命士と看護師は、どちらが上かということはなく、病気やケガをした患者さんを救うためにお互いを尊重して活動していくことが重要です。

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