ジャンル別記事
看護師ってどんなイメージ?世間とのギャップや3つの魅力を徹底解説!
- 看護師は優しい、白衣の天使だ
- 看護師は性格がキツい、気が強い
- 看護師は合コンでのウケがいいのではないか
世間が抱く看護師のイメージはさまざまありますが、実際はどうなのでしょうか?
看護師の仕事は忙しく、命に直結するため緊張感を持っている人が多いです。そのため性格がキツい、気が強いと思われがちです。
世間が抱く看護師のイメージと、看護師自身のリアルを知ることができます。看護師を目指している人、転職を考えている人にとっても、自分が働いているイメージができるでしょう。
世間が抱く看護師のイメージとは?

世間が抱く看護師のイメージは以下の8つです。
給料が高い
一般的には、看護師は給料が高いイメージがあります。看護師の給料には、夜勤手当てや資格手当などの看護師特有の手当がついていることで高いといった印象があります。
経験を積み、認定看護師や管理職へのキャリアアップをすると、もっと給料が高くなるため、一般の会社員よりも年収が高いと思われているのです。
一生働ける仕事
看護師の資格は国家資格のため、一生働ける仕事という印象があります。
結婚や出産、育児などで離職したとしても、再度看護師として働けるといった安定感のある仕事という印象もあります。
仕事が忙しい
看護師は、命に関わる仕事であり、医療機器の取り扱いや体力的にキツく仕事が忙しいとイメージされます。
救急科や整形外科、精神科などのさまざまな診療科で仕事をすることで専門性も求められ、その膨大な仕事量をこなしている看護師に対して尊敬できると思ってもらえていたりします。
優しい
看護師は「白衣の天使」と言われるほど優しいイメージがあります。実際、怪我をしたり病気をしたときに優しく対応してもらったことで、本当に優しいと感じられたこともあるでしょう。
いつも優しく接してくれるという印象が強いのです。
性格がキツい、気が強い
看護師の仕事は忙しく、テキパキとこなさないといけないことが多いです。また、物事をハッキリとしないといけないことも多く、つい強い口調になってしまうことで性格がキツい、気が強いといった印象を与えてしまう場合があります。
命に関わる緊張感のある仕事であることから、看護師自身が思っていない逆のイメージを持たれてしまいます。
身内にいると安心
身内に看護師がいると、病気や怪我をしたときに頼りにされ安心できると思われています。実際にも相談されることが多いです。
女性の世界なので怖いことがありそう
看護師は、男性と比べたら圧倒的に女性の方が多いです。女性の世界なので、人間関係では怖いことがありそうとイメージされています。
同僚や後輩へのいじめ、言い方がキツい、陰口を言うなどネガティブな印象を持たれがちです。
合コンでウケが良さそう、男性にモテそう
看護師ということだけで、男性にモテそうというイメージを持つ人もいます。
献身的、優しいといったイメージから、男性が恋愛でも同じようにしてもらえるといった期待してしまうのです。また、合コンでも男性ウケが良いことで、看護師ではない女子が看護師と名乗るという人もいるくらいです。
世間のイメージに悩む看護師の声

看護師は「給料が高い」「優しくて気が強い」「モテる」といったイメージを持たれることが多く、華やかに見られがちな職業です。しかし実際の現場では、こうした印象と現実とのギャップに悩む看護師も少なくありません。
そこで以下では、世間とのイメージギャップに悩む看護師の声を紹介します。
給料が高いわけではない
看護師は「給料が高い」と見られがちですが、実際は仕事内容に対して決して高いとは言えません。夜勤や残業が多いことで給与額が増えるものの、基本給はそれほど高くなく、地域や施設によっては月収20万円台のケースもあります。
また、手取りにすると社会保険料や住民税の影響で思ったよりも少なくなることもあります。
看護師の収入構成は以下のとおりです。
- 基本給
- 夜勤手当
- 休日出勤手当
- 特別手当(資格や役職など)
高収入に見えるのは「手当込み」の金額であり、身体的・精神的負担を考慮するとコストパフォーマンスが良いとは言い難いのが現状です。
私自身、看護師として働いていますが、肉体的な労働かつ、夜勤などの過酷な労働にも関わらず、昇給が少ないという点や、日勤だけになると手取りがかなり減ってしまうという点が問題だと考えています。看護師のリアルな給料を知り、副業をするなど、何かしらの対策が必要かもしれません。
看護師の年収については以下で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

プライベートも忙しい
看護師というと、交代制のシフト勤務で時間に余裕があるというイメージを持たれることがあります。しかし、実際は日勤・夜勤・準夜勤など不規則な勤務形態により生活リズムが乱れやすく、プライベートの予定が立てづらいという声が多く聞かれます。
- 夜勤明けは体力的に外出がつらい
- 休日も勉強会や研修が入ることがある
- 友人と予定が合わない
さらに、職場からの連絡や急な出勤依頼など、オンオフの切り替えが難しいのも特徴です。休日はゆっくり休みたいのに、疲労回復に時間がかかるという現実に悩む方も多いです。
気が強いわけではない
「看護師=気が強い」というイメージは根強くありますが、実際にはそんな人ばかりではありません。確かに緊急対応や患者対応の場面では毅然とした態度が求められることもありますが、それは職務上必要なスキルであり、性格の本質とは別の話です。
実際は、気配り上手で思いやりのある人が多かったり、気が強そうに見えても繊細な人が多かったりします。強い態度は「プロとしてのスイッチ」が入っているだけで、むしろ人一倍気を遣いながら業務にあたっているケースが多数です。
看護師=モテるは違う
「看護師はモテる」という印象を持たれることがありますが、現場の声は少し違います。確かに合コンなどでは職業だけで好印象を持たれることがありますが、実際の恋愛事情は複雑です。
- 忙しすぎて出会いがない
- 生活リズムが不規則で恋愛が続きにくい
- 相手に「健康相談」ばかりされてしまう
さらに、「看護師=尽くしてくれる」「優しい」といったイメージが先行することで、恋愛対象として都合よく見られてしまうこともあります。モテるどころか、「看護師だから大変そう」と敬遠される場面も少なくないのです。
実際は違う?看護師のリアル

看護師のリアルな現状については、以下の6つがあります。
看護師の給料のリアル
看護師の一般的な平均月収は33〜35万円です。それに比べ、一般の会社員では平均約35万円です。
看護師の給料には、夜勤手当てなどがついていることで高い印象はありますが、夜勤がない業務についている看護師にとっては夜勤手当がないため、決して給料が高いということはないようです。看護師の仕事量から、実際の給料は高いと思えないという声があります.
それに、ストレス発散のために買い物をしてしまったりする人も...もっと給料を増やして欲しいという本音を抱える看護師が多いです。
私は、現場での看護師という仕事に加えて、副収入を得られるように、看護師ライターとしてのキャリアも大切にしていきたいと考えています。また、保健師の資格もあるため、どこかで保健師資格も使いながら仕事ができるようになりたいと思っています。
気が強いのは一部だけ
命に関わる緊張感のある仕事をしている看護師は、ちょっとした口調の強さなどで気が強い、性格がキツいと思われてしまいます。ですが、気が強いのは一部の人です。
気が強いと思われがちなのは、中堅・年配の看護師に多いです。「どこか話しかけにくい冷静・冷たい印象」のある看護師も一部にはいます。
看護師を目指した時に、誰かの役に立ちたいからと思っていたということは同じなんです。
いじめの無い働きやすい職場もある
女性の世界である看護師ですが、いじめの無い働きやすい職場もあります。
女性特有の陰湿ないじめやグループ争いなどが嫌いな人も多く、環境を良くしようと努力している職場もあるのです。女性だから相談できる環境もありますし、男性看護師がいることでピリピリ感のない職場もあります。
転職をする際にも、職場環境についての情報は取り入れるようにしていきましょう。
身内が病気になった時に頼られる
イメージと同じで、身内が病気や怪我をした時には相談されたり頼られたりします。医師からの説明を受けても動揺して理解できなくても、身内の看護師に相談して病気や怪我を受け入れることができて、治療を進めることができます。
看護師である身内がいることで精神的にも落ち着くということもあります。
モテるというより健康相談を受ける
看護師は、モテるというよりも健康相談を受けることが多いです。一般的には、看護師であれば優しいとイメージされがちですが、自分の健康状態について話されることで恋愛に進まないケースもあります。
このことが嫌な人は、「医療関係」とはじめは自分の職業を濁すこともあります。「自分は医者ではないのに、そこまで聞かれても」という不満も抱くことがあり、ストレスを感じている人が多いのです。
ヒモ男に悩む人も
看護師は、一般的な会社員よりも自立していると思われていることや、元々の献身的な性格もあることからヒモ男に悩む人もいます。優しい、収入が安定している、頼っても大丈夫と思って近づいてくる男性が仕事をせずにヒモ男になってしまう場合もあります。
「ヒモ男ばかりと付き合う」という声もあり、そんなにヒモ男って多いの?と思うほどです。
以下の記事では、看護師のあるあるエピソードをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

看護師はこのような人が向いている

看護師が向いている人の特徴を4つにまとめて紹介いたします。
コミュニケーション能力が高い
看護師は、人と接することが多い職種です。
患者さんや家族、医師や薬剤師などさまざまな職種との連携をとっていかないといけません。そのため、協調性がありコミュニケーション能力が高いと言えます。
周りの人とコミュニケーションを取りつつ働き、仕事をスムーズに行える人が看護師に向いています。看護師をはじめ、医療はチームワークが大切です。
お互いを信頼し、尊重しながら患者さんのために働けるようなコミュニケーション能力が必要です。
柔軟性がある
看護師の仕事では、他職種との連携だけではなく、急変など柔軟に対応していく必要があります。
患者さんそれぞれの病気や怪我、性格によって柔軟な対応をしていかないといけません。自分の考えだけを押し付けるの人は、看護師には向いていません。
何事にも柔軟性を持って対応できる人が看護師に向いていると言えます。
やる気・意欲がある
医療は日進月歩と言われています。看護師になった後も勉強を続け、意欲を持って仕事に取り組まないといけません。
患者さんに対して、小さな変化も見逃さない観察力が必要ですし、異常にどう対応するかという判断力も重要です。やる気・意欲を持って取り組まないと、観察力も判断力も発揮することはできません。
看護師になった後も意欲的に取り組める人が、看護師に向いています。
好奇心がある
好奇心がある人も看護師に向いています看護師の仕事は、患者さんをはじめ人と接する仕事です。人や病気などに興味がなければ仕事はできません。
好奇心を持って仕事ができる人が看護師に向いていると言えます。

看護師という仕事の3つの魅力
看護師は大変な仕事というイメージが先行しがちですが、それ以上に大きな魅力ややりがいが詰まった職業です。人の命を支える最前線に立ち、感謝や信頼をダイレクトに感じることができる数少ない仕事の1つです。
ここでは、看護師ならではの3つの魅力を紹介します。
人の命に寄り添えるやりがい
看護師の最大の魅力は、何と言っても「人の命に寄り添う」ことができる点です。患者さんやその家族にとって、看護師の存在は安心感そのもの。医師とは違い、日常のケアや会話を通して患者さんと深く関わることができるのが看護師の役割です。
「ありがとう」「あなたがいてくれて良かった」という言葉を直接もらえる仕事はそう多くありません。ときには患者さんの人生の最期を看取る場面もあり、深い人間関係の中で感情を交わす機会も多いです。
大変な業務も多いですが、その分得られる充足感ややりがいも大きなものとなります。
私が看護師として最もやりがいを感じるのは、患者様が「ほっとした瞬間」に立ち会えたときです。病院という非日常的な空間で過ごすことは、多くの人にとって緊張や不安を伴うものです。
そんな中で、私の関わりによって患者様の表情が柔らかくなり、安心して力を抜けるような瞬間を見ると、「この仕事をしていて良かった」と心から思います。特に訪問看護の経験では、患者様だけでなくご家族も含めた関わりが大切になるため、在宅でのトラブル時に訪問し、話を聞いたり寄り添った対応をした際、「来てもらえて本当に助かった」と言っていただけたことが何度もあります。
患者様の生活に近い場所で支えになれることは、私にとって大きなやりがいです。
幅広い分野でキャリアを築ける
看護師の資格があれば、医療現場だけでなく介護、教育、保健所、企業など、幅広いフィールドで働くことが可能です。病棟勤務から訪問看護、クリニック勤務、さらには学校の養護教諭や企業の産業看護師など、多様な選択肢があります。
さらに、認定看護師や専門看護師といった上位資格を取得すれば、専門分野でのキャリアアップも可能です。働きながらスキルを磨ける環境が整っているため、キャリア志向の方にも向いています。
ライフスタイルや興味関心に応じて働き方を変えられる柔軟性も、看護師ならではの魅力です。

資格があれば全国どこでも働ける
看護師資格は「国家資格」のため、日本全国どこでも働くことができるのも大きな利点です。転勤や引っ越し、結婚・出産などライフイベントによる居住地の変化にも柔軟に対応できます。
また、常勤・非常勤、夜勤なしなど、自分の生活スタイルに合った働き方を選べるのも魅力です。
例えば都市部では病院やクリニックが豊富にあり、地方でも介護施設や訪問看護のニーズが高いため、全国どこでも求人があります。
「資格があるから、仕事に困らない」という安心感は、看護師にとって大きな精神的支えになります。
看護師のイメージに関するよくある質問
世間では看護師に対してさまざまなイメージが持たれていますが、実際に現場で働く人々の声とはギャップがあることも少なくありません。ここでは、よく聞かれる疑問に対して簡潔にお答えします。
男性から見た看護師のイメージとは?
男性から見た看護師のイメージとして多いのは、以下のようなポジティブな印象です。
- 優しくて面倒見が良さそう
- しっかりしていて頼れる
- 健康的で清潔感がある
一方で、「気が強そう」「忙しくてプライベートが少なそう」といった現実的な見方も存在します。恋愛対象としては人気が高い一方、勤務が不規則だったり、責任が重い職種であることから、理解とサポートが必要だと感じている男性も多いようです。
看護師の社会的地位は低い?
看護師は国家資格を持ち、命に関わる重要な仕事を担っている職業であり、決して社会的地位が低いわけではありません。ただし、給与や職場での上下関係、労働環境の厳しさなどから、「割に合わない」と感じる看護師もいます。
医師と比べられてしまうこともあり、その点で地位が低く見られがちな面もありますが、医療現場では不可欠な存在であり、一般的には信頼性の高い職業と認識されています。
看護師っぽいと言われるけど具体的にどんな感じ?
「看護師っぽい」と言われるとき、それは主に以下のようなイメージからきています。
- 清潔感がある
- しっかり者に見える
- 世話好きで気配りができそう
- 見た目がきれい
一方で、「気が強そう」「テキパキしている」など、職業上の印象が性格と結びついて語られることもあります。いずれにせよ、プラスの印象として捉えられている場合が多いです。

看護師に対する世間のイメージはリアルとは全く違うのです!
看護師に対する世間のイメージとリアルでは全く違うことがお分かりいただけたと思います。
看護師は、命に関わる仕事のためつい口調が強くなってしまったことで誤解されたり、給料が高くて羨ましいと思われていたでしょう。
この記事をきっかけに看護師のリアルな現場を理解することで、世間のイメージと違っても看護師になりたい人が増えることを願っています。
カイテクは、「近所で気軽に働ける!」看護単発バイトアプリです。
- 「約5分」で給与GET!
- 面接・履歴書等の面倒な手続き不要!
- 働きながらポイントがザクザク溜まる!
27万人以上の看護師などの有資格者が登録しております!