ジャンル別記事
道具なしでも可能!盛り上がるレクリエーション15選!
介護施設でレクリエーションを行う際、道具を作ったり準備したりするのに苦労している方もいるのではないでしょうか。また定番のゲームを用意しても利用者の状態が変化してしまうと、楽しんでもらえない場合もあります。
利用者のADLに関係なく取り組めるレクが見つかるので、ぜひ参考にしてみてください。
道具なしでも盛り上がるレクリエーション
お題を当てるゲーム
お題を当てるゲームのルールは以下のとおりです。
【ルール】
・「食べ物」や「好きな動物」などのお題を決める
・何組かに分かれてお題を考える
・各グループで答えを一致させる
全グループが思いつくような答えを考えてもらうことで脳トレ効果を得られます。
グループ同士で話し合いが生まれるので、コミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。
せーのゲーム
せーのゲームの具体的なルールは以下のとおりです。
【ルール】
・職員が「せーの」と言ったあとに数字を言う
・職員と利用者は腕や足を上げる
・職員と利用者が上げた手足の合計を合わせる
せーのゲームは職員が言った数字と、職員と利用者が上げた手足の数を合わせるレクリエーションです。
立った状態でも座っていてもできるので、利用者の状態に関係なく取り組めます。
数合わせ
数合わせのルールは以下のとおりです。
【ルール】
・「1」と言ったら右手を伸ばす
・「2」と言ったら左手を伸ばす
・「3」と言ったら右足を開く
・「4」と言ったら左足を開く
・「5」と言ったら手を上げて・足を開く
腕の組み方や足の上げ方を変えることで、バリエーションを増やせます。
シンプルなルールですが、間違ったり遅れたりする人がいると盛り上がります。ただし失敗した方を指摘しすぎるのはやめましょう。
ホワイトボードを使用して盛り上がるレクリエーション
ホワイトボードを使用して盛り上がるレクリエーションを紹介します。
- あるなしクイズ
- 連想ゲーム
- 続けてしりとり
それぞれ解説します。
あるなしクイズ
あるなしクイズのルールは以下のとおりです。
【ルール】
・ホワイトボードの真ん中に線を引き「ある」「ない」と書く
・「〇〇にはあって、□□にはない」と、単語を1つずつ書く
・答えがわかった利用者に回答してもらう
ポイントは、利用者が答えやすいようにヒントを少しずつ出していくことです。
コツがいりますが、難しすぎず簡単すぎないお題を考えましょう。
連想ゲーム
連想ゲームのルールは以下のとおりです。
【ルール】
・職員が「〇〇といえば□□!」と言いながら「〇〇→□□」と最初のお題を書く
・次に利用者に「□□といえば△△」と言ってもらう
・職員が△△を記入
・利用者に次々と答えてもらう
連想ゲームをするときは、利用者の回答を深掘りしていきましょう。
「お肉」とお題が出たら、「美味しそうですね!」「最近召し上がられましたか?」など聞いていくと、エピソードが聞けるので盛り上がります。
続けてしりとり
続けてしりとりのルールは以下のとおりです。
【ルール】
・はじめに職員がしりとりを始められる「食べ物」や「地名」などを挙げる
・利用者にしりとりをしてもらう
・利用者は前の人が答えたら自分が考えた単語を言う
続けてしりとりは口を動かすので口腔体操の効果も得られるレクリエーションです。
ADLは特に関係ないので、多くの利用者に参加してもらいましょう。
座って盛り上がるレクリエーション
座ったまま盛り上がるレクリエーションは以下のとおりです。
- 歌って手拍子
- グーチョキパー体操
それぞれ解説します。
歌って手拍子
歌って手拍子は、職員の手拍子に沿って利用者にもやってもらうレクリエーションです。利用者が好きな音楽に合わせてやると盛り上がるでしょう。
スピードを変えたり手を叩かなかったりなどの変化を加えると、脳トレ効果も得られます。
道具不要ですぐにできるので、毎日レクをする施設にはおすすめです。
グーチョキパー体操
グーチョキパー体操は、「グー」「チョキ」「パー」を手で作る運動です。
「グー」「チョキ」「パー」と手を動かすことで脳に刺激がいき、転倒予防や認知症予防につながります。
スピードを上げたり順番を反対にしたりすることで、効果を上げられます。声を出すことで口腔体操の効果にもなるので、ぜひ取り入れてみてください。
テーブルゲームで盛り上がるレクリエーション
テーブル上で楽しめるレクリエーションは以下のとおりです。
- ピンポン玉カップイン
- カップタワーゲーム
- ボール回し
それぞれ解説します。
ピンポン玉カップイン
ピンポン玉カップインで用意する物とルールは以下のとおりです。
【用意する物】
・ピンポン玉
・ピンポン玉を入れる箱
【ルール】
・ピンポン玉を転がして箱に入れる
・時間制限を設ける
ピンポン玉をテーブル上で転がして箱に入れます。
座ったままでも手を動かせるので、足が不自由な利用者でも参加できます。
カップタワーゲーム
カップタワーゲームで準備する物は以下のとおりです。
【用意する物】
・紙カップ
・ストップウォッチ
【ルール】
・20個程度のカップをテーブルに準備しておく
・利用者がカップの底と飲み口を交互にして高く積み上げる
・時間制限を設けて実施する
利用者がカップを崩してしまっても、時間内であれば何度でも挑戦できるようにしましょう。
参加メンバーのレベルが高ければ、チーム戦にするのもおすすめです。
目薬ホッケー
目薬ホッケーの道具やルールは以下のとおりです。
【用意する物】
・目薬の箱
・目薬の箱が入りそうなケース・箱
【ルール】
・目薬が入りそうなケースをテーブルの両端に置く
・目薬の箱をケースに向けてすべらすようにして投げる
・点数や制限時間を設ける
目薬ホッケーは目薬の箱をホッケーのボールに見立てて、テーブル上のケースに入れるゲームです。制限時間内にゴールできた回数を競うと盛り上がります。
エキサイトしてくると立ち上がる利用者もいるので、注意しながら取り組みましょう。
ボールを使用して盛り上がるレクリエーション
ボールを使用して盛り上がれるレクリエーションは以下のとおりです。
- ボール回し
- ボール叩き
- ボウリング
それぞれ解説します。
ボール回し
ボール回しで用意する物と手順は以下のとおりです。
【用意する物】
・ボール(複数の種類があると良い)
【手順】
・椅子を円にする
・色違いのボールを用意する
・指定した色のボールを回す
ボール回しは円になってボールを回し合うゲームです。
座りながらでも取り組めるので、利用者のADL問わずに皆で楽しめます。
ボール叩き
ボール叩きで用意する物や手順は以下のとおりです。
【用意する物】
・バケツや箱
・棒
・ゴムボール
【手順】
・利用者同士が向かい合って横並びに座る
・最前列の真ん中に椅子を1つ置きそこにゴムボールを置く
・ゴムボールを持つ列と棒を持つ列に分かれる
・ゲームが始まったら隣の席に渡していく
・最前列の真ん中に置いてあるボールを叩くか防げるかを競う
ボール叩きは、どちらの列が先に最前列にあるボールを叩けるのか、守れるのかを競うゲームです。
ゴムボールを隣に渡したり棒を振りかぶったりする動作は、腕の上げ下げ運動に役立ちます。
ボウリング
ボウリングで用意する物やルールは以下のとおりです。
【用意する物】
・ペットボトル(ピン)
・ボール
【ルール】
・配置したピンを倒す
・利用者が倒したピンの本数を記録する
ボールは蹴ったり投げたりするのも可能にして、利用者の状態に合わせましょう。
道具なしでもありでも盛り上がるレクリエーションはある!
介護レクリエーションを受ける利用者には、認知症が進行している方や麻痺がある方がいます。そのため、レクリエーションを行う際は、道具の有無や立ち上がり動作があるかなどを考慮し、利用者の状態に合わせたゲームを行いましょう。
状態に合ったゲームを行うことで、多くの利用者が楽しむことができます。自身の現場にいる利用者のADL(Activities of Daily Living)や生活満足度の向上につながるので、今回の内容をもとにぜひ取り組んでみてください。
カイテクは、「近所で気軽に働ける!」介護単発バイトアプリです。
- 「約5分」で給与GET!
- 面接・履歴書等の面倒な手続き不要!
- 働きながらポイントがザクザク溜まる!
27万人以上の介護福祉士など介護の有資格者が登録しております!
\ インストールから登録まで5分! /