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【年齢制限なし】介護福祉士は60代以降でも取れる?職場選びのポイントや転職方法も紹介!
介護福祉士の取得には年齢制限がないため、60代からでも可能です。ただし、介護福祉士の取得には3年以上の実務経験が必要です。そのため、即座に介護系の資格を取得したい方には向いていません。
介護福祉士の有効期限や更新の有無についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
60代からでも介護福祉士は取得できるが時間がかかる
介護福祉士の資格には年齢制限がないため、いつ取得しても問題ありません。
これは少数派ですが、60代以上の方でも介護職で活躍している方はいます。
就職に有利!60代から取得できる介護系資格
介護福祉士の資格は年齢制限がないものの、60代以上の方が受験する場合、実務経験を積んでから取得するケースが一般的です。しかし、介護福祉士の受験要件には実務経験3年以上が必要です。
60代以降の方の中には、即座に資格取得を望む方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ここでは60代から取得しやすい介護系の資格を紹介します。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識やスキルを身につけるための資格です。介護の仕事を始める際の基本的な要件とされています。初任者研修は2〜3ヶ月間の講座を受講し、筆記試験に合格することで取得できます。
テストの難易度は低く、復習を怠らなければ合格できるでしょう。
介護職員実務者研修
介護職員実務者研修は初任者研修の上位資格であり、取得すると介護福祉士の資格に繋がります。高度な介護技術や医療的ケアに関する知識を学ぶことができます。実務者研修を修了すると、介護職の専門性を示すことができます。
取得条件は特にないため、最初に実務者研修を受ける方もいます。
60代未経験でも働きやすい職場選びのポイント
60代から介護の仕事をする際、体力的な心配を抱えている方もいるでしょう。そこでここでは、60代未経験からでも働きやすい職場選びのポイントを紹介します。具体的には以下のとおりです。
- 夜勤がない
- 教育体制が整っている
- 勤務時間を柔軟に対応してもらえる
- 仕事内容がハードではない
体力を維持しつつ、自分のペースで働くことが大切です。
夜勤がない
60代から介護の仕事をする方は、夜勤のない職場を選びましょう。介護夜勤はワンオペの場合も多く、仮眠を取れない可能性があります。休憩時間が取れる職場でも、年齢を重ねると体力が回復するまでに時間がかかります。
日中の仕事に影響するので、なるべく夜勤のない職場を選ぶのがおすすめです。
教育体制が整っている
60代は体力だけでなく、知力に不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。そのため新しい仕事をする際には、周りのサポート環境が整っている職場がおすすめです。
教育体制に力を入れている施設であれば、資格取得の支援を受けられる場合があります。またマンツーマン指導や定期的なミーティングをし、積極的にサポートしてくれます。
60代未経験から介護職を始める方は、ぜひ教育体制の整った職場を選んでみてください。
勤務時間を柔軟に対応してもらえる
60代未経験から働く際は、勤務時間を柔軟に対応してもらえる施設かどうか確認しておくのがおすすめです。60歳以上から働く方は、すでに定年を迎えている方も多くいます。そのためフルタイムではなく、週3日労働や短時間勤務を希望している方も多いでしょう。
職場を選ぶ際は労働時間をどこまで許容してもらえるか確認しておく必要があります。
仕事内容がハードではない
仕事量がどれほどなのかも、60代から介護現場で働く際には重要です。業務が多い職場では、1日中入浴介助を担当したりバタバタとスケジュールをこなしたりする施設があります。
60代の方にとっては、体力的にキツく感じるでしょう。そのため、仕事内容を事前に把握しておくことが大切です。
60代からでも働きやすい施設
60代からでも働きやすい職場の特徴は以下のとおりです。
- デイサービス
- 訪問介護
- グループホーム
夜勤のない職場や利用者数の少ない施設を紹介します。
デイサービス
デイサービスは、日中のみ介護サービスを提供する施設です。そのため夜勤に入りたくない方にはおすすめです。自立度の高い方も多く、入浴介助や排泄介助の負担が少ない傾向にあります。
50〜60代から働く方も多いので、現場にも馴染みやすいです。
訪問介護
訪問介護は、利用者の自宅に訪れて身体介護や生活支援を提供するサービスです。勤務時間を選択できる職場も多いので、無理なく働き続けられます。
未経験から訪問介護を選ぶ方は、まず介護系の資格を取得しておきましょう。
グループホーム
グループホームは認知症の方を対象とした施設です。定員数は18名で、最大2ユニットまでなので、比較的緩やかに業務を進行できます。
普段から自炊をしていない方は、業務に慣れるまで時間がかかるでしょう。
60代から介護職に転職する際のコツ
60代から介護職になるにあたり「自分も面接に受かるの?」と悩んでいる方もいるでしょう。そこでここでは、60代から介護職に転職する際のコツを紹介します。具体的には以下のとおりです。
- 培ってきた経験をアピールする
- 学ぶ態度をもつ
- できないことは伝える
ぜひ参考にしてみてください。
培ってきた経験をアピールする
60代まで培ってきた職歴や経験は、介護職に就く際に役立ちます。前職で培ってきたコミュニケーション能力やリーダーシップなどは重要なアピール材料です。過去の経験が多い分、若い方にはないメッセージを面接時に伝えられるでしょう。
60代から転職する際は、実績や経験を積極的にアピールしていくのがおすすめです。
学ぶ態度をもつ
謙虚な姿勢を持って仕事に取り組むことが60代の方には大切です。自分に仕事を教えてくれるのは、20〜30代の若い職員ばかりです。年下から指導を受ける機会がなかった方は、イラッと来ることもあるでしょう。しかし職員も人間なので、態度の悪い方には教えようとは思えません。
相手が明らかに間違っているときは伝えるべきですが、基本的に教わったことをすぐ実践して学ぶ態度を忘れないことが大切です。
できないことは伝える
年齢を重ねてくると、できないことを「わからない」と言えなくなる傾向があります。そのため上司に確認できず、業務を進めてしまう方もいるのではないでしょうか。しかし介護現場での失敗は、利用者の命にかかわるケースがあります。
わからないことは素直に伝えて、職員に教えてもらいましょう。
よくある質問
60代介護職に関するよくある質問は以下のとおりです。
- 60代以降でも介護の仕事はできる?
- 60歳の介護職の給料は?
- 介護福祉士の資格に有効期限はある?
ぜひ参考にしてみてください。
60代以降でも介護の仕事はできる?
定年を迎えても再就職することは可能です。
すでに介護職に勤めている方は、再雇用制度を活用すれば定年後でも雇用を継続できます。
そのため、60代以降の方でも介護職として働けます。
60歳の介護職の給料は?
60歳以降の介護職の給与は25万円を超えています。
【施設別:60歳以上の平均給与】
特別養護老人ホーム:31万300円
介護老人保健施設:30万9,390円
訪問介護:29万0,810円
デイサービス:24万3,530円
参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省
どの施設でも20万円以上の給与を得られます。
介護技術を身につけていれば、60代以降でも大きな収入源を確保できるでしょう。
介護福祉士の資格に有効期限はある?
介護福祉士の資格に有効期限はありません。過去に資格を保有していれば、60歳になってからも有効です。
60代以降でも介護福祉士を取得して転職できる!
介護福祉士には有効期限や年齢制限はないので、60代以降でも取得できます。ただし、介護福祉士を取得するには時間がかかります。そのため他の介護系の資格を保有していれば、就職や転職には困りません。
また60代以降は体力に不安を抱えている方もいるでしょう。勤務時間を優遇してもらえる職場や介護負担の低い施設を見つけるのがおすすめです。
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