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むかつく!何様なの?と介護職が感じるケアマネジャーの特徴とは|口コミあり
利用者やその家族と話し合う機会が多いケアマネージャー。しかしケアマネージャーのなかには、態度が偉そうだったり利用者のために動いてくれない方がいます。
そこで今回では、
- ヤバいケアマネージャーの口コミ
- いいケアマネージャーの見つけ方
- ケアマネージャーの変更方法
などを解説します。
ケアマネージャー選びに失敗せず家族に良質なサービスを提供できるようになる内容となっておりますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
これがあったらやばいかも!ダメなケアマネージャーの特徴
ダメなケアマネージャーの特徴は以下のとおりです。
- 利用者に耳を傾けてくれない
- 態度が偉そう
- ケアマネージャーの業務を勘違いしている
ここではダメなケアマネージャーの特徴を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
利用者に耳を傾けてくれない
トウコさん(50代)の近所で暮らす母親(80歳)は、「要介護2」です。デイサービスを利用していますが、他の利用者と人間関係のいざこざがあったらしく「行きたくない」と休んでばかり……。ケアマネジャーに、別のデイサービスに変えてほしいと相談するのですが、「もう少し様子をみましょう」と取り合ってくれません。「『もう少し』って、もう半年になります。そのくせ、要らないと言っているのに、福祉用具をおしつけてきたり……」とトウコさんはため息をつきます。
利用者に耳を貸さないケアマネージャーは気をつけましょう。
ケアマネージャーの仕事は、利用者やその家族の介護に関する不安や問題を聞き解決することです。利用者が利用している事業所を気に入らないと感じているのであれば、必要に応じて、ケアプランを見直すのがケアマネージャーの役割です。
態度が偉そう
施設のケアマネってどこも上から目線なんですかね?笑
社会人1年目でとある施設に就職してるのですが、そこのケアマネがすごい上から目線だしなんでも聞いてって言われたから聞いても、そんなのも分からないの?って半笑いだし、、、
ちなみに別の施設に就職した友人も、ケアマネは上から目線で偉そうと言ってました笑
すべてのケアマネージャーではありませんが、なかには自分が一番偉いと感じている方はいます。家族に対しても上から目線であったり、バカにされたような口調で話されたりしたことがある方もいるのではないでしょうか。
横柄な態度を取るケアマネージャーが担当者になってしまったら、すぐに変更してもらいましょう。
変更方法は後述します。
ケアマネージャーの業務を勘違いしている
頼りになるはずのケアマネは、自分のことでいっぱいいっぱいのようで、家に来てもコンタクトを積極的に取ろうとしません。
ただこのデイサービス新しくできたからとパンフを置いていく程度。
ケアマネージャーは利用者やその家族に困り事がないか常に聞くことが大切です。
いいケアマネージャーの選び方
いいケアマネージャーの特徴は以下のとおりです。
- すぐに行動する
- 提案をしてくれる
- ネットワークが広い
- コミュニケーションが広い
家族が介護保険サービスを利用する日は急に訪れるので、良いケアマネージャーの特徴を事前に知っておきましょう。
すぐに行動する
担当するケアマネージャーがすぐに行動するか見ておきましょう。
利用者や家族は、提供されている介護サービスに不満を感じていることがあります。しかし普段からお世話になっていると「介護職の態度が少し気になる」や「利用している事業所の食事が合わない」と感じていても、なかなか言えないのが現実です。
日々の暮らしや生活における利用者や家族の気持ちを、事業所にすぐに伝えてくれる方は利用者のケアを最優先して動くことができるので、いいケアマネージャーです。
提案をしてくれる
利用者や家族の状況を聞き、事業所や介護サービスを提案してくれるケアマネージャーを選びましょう。
提案ができるケアマネージャーは、介護の知識や周辺の事業所について詳しく、経験が豊富です。日頃から情報を集めていたり学んでいたりするケアマネージャーなので、利用者や家族としっかり向き合ってくれます。
御用聞きになる方も素晴らしいですが、提案して協力してくれる方もいいケアマネージャーの特徴です。
ネットワークが広い
ケアマネージャーは、利用者とその家族、事業所、行政機関、医療機関など様々な人と関わります。そのため、ケアマネージャーのネットワークの広さは重要です。利用者によって事業所に求めることが異なります!
レクに積極的に関わりたい方や、リハビリをメインにおこないたい方などそれぞれ目的があります。ケアマネージャーの人脈が広いと選択肢を多く提示できるため、利用者の目的と事業所の特徴が合った施設を多く紹介してもらえます。
横のつながりがあるケアマネージャーを選ぶのがいいでしょう。
コミュニケーション能力が高い
ケアマネージャーは利用者やその家族・他職種など多くの方と関わるため、コミュニケーション能力が求められます。ときには言いづらいことを伝えなくてはいけなくてはいけません。
相手が不快にならないような伝え方や話の聞き方を配慮できるケアマネージャーがおすすめです。
ケアマネージャーに苦情を出すにはどこに言えばいい?
「ケアマネージャーを変えてもらいたい」と考えている方は、以下に相談してみてください。
- サービス提供事業所の相談窓口
- 高齢福祉課の相談窓口
- 地域包括支援センター
- 担当ケアマネージャー
それぞれ具体的に解説します。
サービス提供事業所の相談窓口
ケアマネージャーにクレームを伝える際には、サービスを受けている事業所の相談窓口に連絡してみてください。
事業所に連絡をすれば窓口の担当者からケアマネージャーに伝わり、利用者や家族が望む対応をしてもらえます。
高齢福祉課の相談窓口
市区町村の高齢福祉課では、ケアマネージャーや事業所への苦情に対応しています。事業所のある市区町村のホームページから調べると、役所に設置されている相談窓口の連絡先が見つかります。
電話や専用フォームから問い合わせができるので、ぜひ試してみてください。
地域包括支援センター
地域包括支援センターとは高齢者やその家族の悩みを受けるために、ケアマネージャーや保健師・社会福祉士が配置されている相談窓口です。
2005年の介護保険法改正により、市区町村ごとの地域包括支援センターの設置が義務付けられているためすぐに相談できる場所です。地域包括支援センターに所属する主任ケアマネージャーは、地域のケアマネージャーに対する指導や助言を行う権利を持っています。
同業種ならではのいい解決策を示してくれることがあるので、相談してみてください。
担当ケアマネージャー
担当ケアマネージャーに苦情を直接伝える方法です。
ただケアマネージャーに対する不満を本人に伝えるのは、人によっては難しいでしょう。ケアマネージャーによっては、苦情に納得できず反論してくる場合も考えられます。
担当ケアマネージャーに伝えるのは、最後の手段として残しておくのがおすすめです。
自身や家族が話しやすいケアマネージャーを選びましょう!
ケアマネージャーは、利用者や家族の不満を事業所に代わりに伝えるのも一つの仕事です。
利用者や家族が「この人になら話しやすい」と思える方を選ぶといいでしょう。また介護に関する知識やコミュニケーション能力の高さも重要です。
困ったときに解決策を提案してくれたり、詳しい方に相談してくれたりするケアマネージャーとは長く付き合っていきましょう。