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こんな人は使えない!スタッフ・利用者から嫌われる介護職員の特徴
ときどき介護現場で「あの職員は使えない」という話を聞いたことはないでしょうか?
介護職の現場では良いことではありませんが、職員や利用者から嫌われている人がいます。そのような職員にはある特徴があります。
そこで本記事では、
- 使えない介護職員の特徴3つ
- 利用者から好かれない介護職員の特徴3つ
- 使えない介護職員にならないための対策4つ
などを解説します。
職場で気持ち良く働くために必要なことなので、ぜひ参考にしてみてください。
使えない介護職員の特徴3つ
使えない介護職員の特徴は3つあります。
- 自ら考えて行動しない
- 同じミスを繰り返す
- 言い訳をする
これらを新人時代にやってしまうと、先輩職員からは良く思われない可能性があります。
これから介護職を目指す方は気をつけてみてください。
自ら考えて行動できない
先輩職員の指示を待っているだけで自ら行動できない介護職員は、現場で「使えない」と思われてしまいます。
介護現場は、排泄介助が終わったら食事の準備をするといった一定のスケジュールで動いている施設が多いです。そのため、先輩職員も新人職員を常に見ていられる状況ではありません。
研修期間が終了しても、ずっと先輩職員の指示を待っている状態は避けた方がいいでしょう。
同じミスを繰り返す
何度も同じミスを繰り返してしまうと、他の職員からは良い印象は得られません。
介護は命に関わる仕事でもあります。ですから、同じ失敗をしてしまうと周りの職員からは仕事を任せるのが怖いと思われてしまいます。
同じ失敗を繰り返さないように自分なりに考えたり先輩にアドバイスをもらったりして次に活かしていきましょう。
言い訳をする
失敗をしたことや先輩の指導に対して言い訳をしてしまうと、職員から嫌われてしまいます。
先輩職員からの指導や指摘も素直に受け入れる姿勢が大切です!
わからないことは素直に「わからない」と伝えたり、失敗は嘘をついたりせずに認めましょう。
先輩職員も忙しい中、時間を割いて指導してくれているので、言い訳をされると教える気を失くしてしまいます。もちろん納得できないことを言われることもあると思いますが、そのような時は言い訳をするのではなく1度受け入れた上で、再度質問してみましょう。
利用者から好かれない介護職員の特徴3つ
新人職員が利用者に嫌われる特徴は以下のとおりです。
- 行動や言動で不安にさせる
- 相手目線に立てない
- 業務的なやりとりができない
新人の方は、意識してみてください。
行動や言動で不安にさせる
利用者とコミュニケーションを取るときに、挙動不審な行動をしたり不安を与えたりするような言動をするのは辞めましょう。
たとえば以下のような行動や言動が嫌われます。
- 常に落ち着きのない行動をしている
- 嫌がる質問を繰り返す
- 意味もなく身体に触れる
悪気はないと思っていても相手にとっては嫌なことがあるので、気をつけましょう。
相手目線に立てない
介護は相手目線に立ったコミュニケーションを取ることが大切です。相手目線に立つことで利用者が何を求めているかを知ることができるからです。
たとえば、他の利用者と話していたり今は話しかけられたくないと思っていたりすることがあります。そのような時には、話しかけずに別の業務をするなどの判断をします。
利用者が何を求めていているかを察するためにも普段からコミュニケーションを心がけ、趣味や嗜好を理解し適切なケアを提供できるようにしましょう。
業務的なやり取りしかしない
排泄介助や入浴介助などの業務以外で関わりがないと、なかなか利用者と信頼関係が築けません。その結果、利用者から嫌われてしまうこともあります。
なるべく時間のある時は、利用者とコミュニケーションを取るように心がけてみてください。利用者も介護職員がどのような人かを知らないと、物事をお願いしたり自分自身のことを話したりするのはむずかしいです。
新人時代はなるべく利用者と接する時間を作り、知ってもらうことを意識しましょう。
使えない介護職員にならないための対策4つ
現場で「使えない」と思われてしまうと、職員だけでなく利用者にも悪い影響を与えてしまうので、気をつけなければいけません。
どのような対策をすれば良いのでしょうか?
具体的な方法は以下の4つです。
- 優先順位をつけて行動する
- わからないことはすぐに聞く
- メモをする
- 業務マニュアルを確認する
新人時代は覚えることがたくさんあるので、全て行うのはむずかしいでしょう。
最後まで読み、「自分にも出来そう」と思えるものを1つだけでも試してみてください。
優先順位をつけて行動する
優先順位をつけて行動するようにしてみてください。
介護の仕事は生活支援から身体介護だけでなく、記録の業務など多岐にわたります。「あれもやらないと」となると、つい焦ってしまい思うように仕事ができなくなってしまいます。
優先順位を持って仕事に取り組むと、スムーズに業務に取り組むことができるので、ぜひやってみてください。
わからないことはすぐに聞く
わからないことはすぐに聞くようにしましょう。わからないことを聞くのは恥ずかしいことではありません。
先輩職員もできるだけわからないことは聞いてほしいと思っている方が多いです。
疑問はなるべく早めに解決し、自信を持って介助しましょう。
メモをする
わからないことをすぐに聞くのは大切ですが、聞いてばかりいると他の職員から嫌われてしまいます。
先輩職員から聞いたことは、メモをするようにしましょう!
業務スケジュールや利用者の特徴などをメモしておけば、次回からは自分で行動することができます。
メモを見れば行動できるという自信にもなるので、おすすめです。
マニュアルを確認する
職場に新人用のマニュアルがあれば、定期的に確認しましょう。
マニュアルには過去に先輩がわからなかったことやむずかしい部分を解説してくれている場合があります。新人職員も同じところでつまずいていることがあるので、参考になるでしょう。
職場によっては、新人職員が週ごとや月ごとに実施した業務をレポートにまとめ、先輩職員が後日アドバイスを書くこともあります。
直接伝えるのが苦手な方は、レポートにわからないことや気になったことを書いておくと良いでしょう。
後で見返すときに新人職員と指導する職員がどこまで業務を覚えたかの共有もできるので、詳細に書くことをおすすめします。
職員にも利用者にも「使えない」と思われないような職員になりましょう!
介護現場はチームワークが非常に重要です。また職員だけでなく利用者とも関わる機会が多いので、嫌われてしまうと適切なケアができなくなってしまいます。
今回紹介した気をつける点や「使えない」と思われる特徴に当てはまらないように対策をして業務にあたってみてください。