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「今日は何の日」で使える雑学クイズ20選!デイサービスで高齢者が楽しめるネタを紹介
デイサービスでおこなう「今日は何の日」のネタに困っている介護職員の方は多いのではないでしょうか。毎日同じような活動の繰り返しでは、利用者の関心が薄れ、認知機能の維持・向上の機会を逃してしまう可能性があります。
また、職員側もマンネリ化してしまい、質の高いサービス提供が困難になってしまうかもしれません。
脳トレやクイズ、懐かしい昔話など、実践的なアイデアを豊富に取り揃えました。また「今日は何の日」で使用できる雑学アプリも紹介します。
この記事を読むことで、会話が苦手な職員や時間がない方でも、明日の朝の会からすぐに使える具体的なネタが見つかるはずです。
「今日は何の日」の雑学がデイサービスで人気な理由
デイサービスで「今日は何の日」が人気な理由は以下のとおりです。
- 朝の会・体操前の小話にぴったり
- 高齢者との会話が自然と広がる
- 脳の活性化・認知症予防にも効果的
- 利用者の体調・様子の変化に気づきやすくなる
利用者は「今日は何の日」を通じて自身の体験や歴史的な出来事を思い出せます。また、職員や他利用者との会話のきっかけにもなるので、記憶力の維持・向上だけでなく、コミュニケーションの場としても大切です。
朝の会・体操前の小話にぴったり
「今日は何の日」は朝の会や体操前のアイスブレイクにぴったりの話題です。朝の時間帯の利用者は、自宅から来たばかりであったりデイサービスが初利用だったりで緊張している方もいます。
そのようなときに「今日は何の日」があれば、軽い話題から始めることが可能です。
たとえば「今日は2月23日なので、富士山の日と言われています」など話し、会話を広げていきます。
そこでおもしろネタや雑学を話せば、緊張がほぐれて和やかな雰囲気が生まれやすくなるでしょう。そのため、「今日は何の日」は朝の会や体操前の小話にぴったりな話題です。

高齢者との会話が自然と広がる
「今日は何の日」をきっかけに職員と利用者、または利用者同士でも自然と会話が広がります。
たとえば「今日はたこ焼きの日なんですよ」と職員が話せば「私は大阪出身です」「あのお店のたこ焼きが美味しい」などの会話が利用者から生まれることはよくあります。
共通体験の共有や笑いが起こると、緊張感が和らいでいき、周囲と打ち解けていく方もいるでしょう。
そのような双方向のコミュニケーションを通して職員と利用者の信頼関係を深めることもできるので「今日は何の日」は人気です。
脳の活性化・認知症予防にも効果的
「今日は何の日」をきっかけに利用者は過去の体験を思い出すきっかけになるので、脳が刺激されます。記憶を想起する行為は、海馬や扁桃体、大脳皮質などあらゆる脳領域が働くことがわかっています。
また朝日新聞によると、楽しかったことやワクワクした体験を思い出す行為はドーパミンが増え、脳の働きを高めるそうです。
そのため。近年では「ライフレビュー」と呼ばれる認知症の治療法も登場しています。「今日は何の日」で昔の歌や映画の話題が出れば、利用者は歌詞やストーリーを思い出します。
その結果、認知機能の維持や向上に働きかけられるので、介護予防や認知症予防には最適な方法なのです。
利用者の体調・様子の変化に気づきやすくなる
「今日は何の日」の雑学を使った朝の会は、利用者の体調や様子を観察する機会にもなります。職員は会話のやりとりを通じて、利用者の表情や声のトーン、視線の動きといった細かな変化に気づけます。
たとえば普段は無口な利用者が記念日の話題に反応し話し始めたり、逆にいつもより元気がなく反応が薄かったりする日は体調不良のサインの可能性があるでしょう。
毎朝同じ流れでおこなうことで、いつもと違う異変を早期に察知しやすくなるのも、継続して取り組むメリットです。
デイサービスの朝の会で「今日は何の日」を使った進め方
「今日は何の日」のおすすめの進め方は以下のとおりです。
- 朝の挨拶が終わったら最初の5分以内に切り出す
- 記念日を紹介してからクイズで利用者に問いかける
- 利用者の反応がなければ関連する昔話に話題を切り替える
レクリエーションの進行で悩んでいる方は、読み進めてみてください。
朝の挨拶が終わったら最初の5分以内に切り出す
送迎直後の利用者さんはまだ場に慣れていない状態のため、早めに軽い話題でアイスブレイクをおこなうと場の緊張がほぐれやすくなります。
始める際は「皆さん、今日は○○の日だそうですよ」とひと言添えるだけでも十分です。時間が経つほど別の話題が入り込みやすくなるため、朝の会の冒頭に組み込むことで毎日安定して実施できます。
朝の挨拶が一通り終わったら、間を置かず5分以内に「今日は何の日」を切り出すのがおすすめです。
記念日を紹介してからクイズを利用者さんに問いかける
一方的に説明するだけでは利用者が受け身になりやすいですが、「この記念日の由来は何だと思いますか?」と問いかけることで、自然と参加意識が生まれます。
正解・不正解にこだわらず、利用者が考えて答えようとするプロセスが脳への刺激になります。また、正解者がすぐに出ない場合、ヒントを出しながら進めると利用者さんに達成感を与えることも可能です。
「今日は何の日」を朝の会でする際は、まず記念日を紹介してからクイズ形式で利用者に問いかけてみてください。
利用者の反応がなければ関連する昔話に話題を切り替える
記念日を紹介しても利用者の反応が薄い場合は、無理に続けず関連する昔話に切り替えましょう。「○○といえば、皆さんが若い頃はどうでしたか?」とひと言添えるだけで、利用者が自分の経験を話しやすい流れになります。
記念日そのものへの関心が薄くても、関連する懐かしい話題には反応する利用者さんは多いです。職員が用意したネタを使い切ることよりも、利用者が自然と話し始める空気を作ることを優先すると、朝の会全体が盛り上がりやすくなります。

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「今日は何の日」で使える雑学クイズ7選
デイサービスの「今日は何の日」で使える雑学クイズは以下のとおりです。
記念日をテーマにしたクイズを出すことで、参加者の経験や知恵を活かしながらみんなで学び合える環境を作れます。
1.行事クイズ
行事クイズを「今日は何の日」と組み合わせると盛り上がるでしょう。記念日にはそれぞれ行事がある場合が多く、以下のように問いかければクイズになります。
【行事クイズの例】
「◯月◯日では△△という行事がありますが、どのようなイベントがおこなわれているのでしょうか?」
昔から続く伝統的なイベントがあれば、世代間の知識共有が生まれます。クイズを楽しみつつ、文化への理解を学べる楽しい時間を過ごせるでしょう。
2.昭和クイズ
昭和時代の出来事や文化に関するクイズは、利用者から懐かしさを呼び起こせるので盛り上がります。
具体的には以下のようなクイズを出せます。
【昭和クイズの例】
- 「昭和30年代に流行した歌謡曲は?」
- 「初めて日本でカラーテレビ放送が始まったのは何年ごろ?」
- 「初めて買ったレコードは?」(自由発言型)
参加者の青春時代を振り返る内容にすれば、当時の思い出話が自然と始まり、利用者は生き生きとした表情を見せてくれるでしょう。昭和クイズには、認知機能の刺激と心の健康維持の両方が期待できます。
3 .昔の呼び名クイズ
昔の呼び方を当てるクイズは言葉の変化を楽しく学べます。
たとえば「冷蔵庫の昔の呼び名は何ですか?」(氷冷蔵庫)など、生活用品の古い名称を出題します。
利用者からは「そうそう、そう呼んでいた」という声が上がり、世代を超えた共感が生まれるでしょう。言葉遊びを通じて記憶の扉を開くきっかけを作ることは、利用者と信頼関係を構築するうえでも大切です。
4.春夏秋冬クイズ
四季に関連したクイズは季節を感じてもらえるので、高齢者の心身を刺激し、認知症防止にもつながります。
たとえば以下のようなクイズを用意しましょう。
【春夏秋冬クイズの例】
春(3~5月)
Q:桜の花が咲いた後にできる実は何でしょう?
A:①りんご ②さくらんぼ ③もも
→ 正解:②さくらんぼ
Q:春の七草に「せり」は入っている?○か×か?
→ 正解:○
夏(6~8月)
Q:うちわと扇子、昔から夏に使われていたのはどちら?
A:①うちわ ②扇子
→ 正解:①うちわ(平安時代から使われていた)
Q:「土用の丑の日」に食べるものといえば?
→ 正解:うなぎ
秋(9~11月)
Q:お月見のときにお供えするのはどれ?
A:①おはぎ ②だんご ③まんじゅう
→ 正解:②だんご
Q:紅葉が赤くなるのはどんな植物?
A:①桜 ②もみじ ③松
→ 正解:②もみじ
冬(12~2月)
Q:こたつの上に置いてよく食べられる果物は?
→ 正解:みかん
Q:「おせち料理」に入っている黒豆の意味は?
A:①頭がよくなる ②健康で働けるように ③家が繁盛する
→ 正解:②健康で働けるように
自然への関心を高めながら、地理的な知識も身につけられます。季節を感じることで、時間の流れを意識しやすくなり、生活リズムの安定にもつながります。
5.漢字の分解
漢字を分解して意味を考えるクイズは言語能力や論理的思考が刺激されます。
具体的には以下のように出題します。
【漢字の分解クイズ】
「田+力=?」→「男」
「言+口+五=?」→「語」
問題をホワイトボードに記載し、何の漢字かを利用者に答えてもらいます。分解できる漢字の数を減らしたり増やしたりすれば難易度を調整できるので、漢字が苦手な方でも参加できるクイズです。
6.都道府県当てクイズ
日本各地の特産品や名所から都道府県を当てるクイズは、記憶力アップにつながります。
クイズは以下のように出題しましょう。
【都道府県当てクイズの例】
Q1:「富士山があるのはどこの県でしょう?」
Q2:「さっぽろ雪まつり」がおこなわれるのはどこ?」
Q3:「大阪のお好み焼きやたこ焼きが有名な商店街は?」
Q4:「りんごで有名な県は?」
観光地や身近な食べ物から連想できる都道府県を出すことで、故郷の話や旅行の思い出が語られ、自然と会話が弾みます。そのため、記憶を鍛えつつ、楽しいコミュニケーションの時間を作れます。
7.なぞなぞ
「今日は何の日」でなぞなぞを出せば、利用者の創造的思考を促進できます。
【なぞなぞの例】
Q1.春、夏、秋、冬の一年の中で一番長いのはどれ?
答え:1年(1年も選択肢に含まれている)
Q2.9位を走っているランナーが8位、7位、6位をまとめて抜きました。さて今は何位でしょうか?
答え:6位(6位のランナーを抜いたら6位)
Q3.あなたは200円を持っています。100円のものを買うと、お釣りはいくらでしょうか?
答え:0円(100円の買い物をするときは100円を出せばいい)
答えを推理する過程でさまざまな角度から物事を考える力が鍛えられます。
「今日は何の日」で使える脳トレ8選
ここでは、デイサービスでおこなう「今日は何の日」で使える脳トレを紹介します。
具体的には以下のとおりです。
時間や季節を感じながら頭を使うことで、利用者が自然と集中できる環境を作れるので、参考にしてみてください。
1.◯月◯日は何の日か当てゲーム
今日の日付から記念日を推測するゲームは、記憶力向上に効果的です。たとえば、「8月2日」なら「パンツの日」や「ハーブの日」などがあるので、これらの日にちに合う語呂合わせを利用者に問います。
【◯月◯日は何の日当てゲーム】
職員「今日は8月2日ですが、何の日でしょうか?」
※3択にしたり利用者に順番に答えてもらったりする
このゲームでは、「◯日にはこんなことがあったんだよ」と、参加者が思い出を語りながら答えを考えるので、自然と会話が弾みます。また、◯月◯日は何の日か当てゲームは参加者に問いかけながら進めることが可能です。
そのため、利用者同士や職員とコミュニケーションが生まれるので、楽しみながら記憶力を鍛えられます。
2.連想ゲーム
季節に関連した言葉から連想するゲームは思考力を活性化させます。夏であれば「海」「スイカ」「花火」など、利用者に思い浮かぶ言葉を次々に発表してもらいます。
参加者は体験談を通して自己開示ができるので、職員との信頼関係を深めることが可能です。脳の柔軟性を保ちつつコミュニケーション能力も向上できるため、「今日は何の日」の時間で連想ゲームをするのはおすすめです。
3.計算・数字あそび
記念日の数字を使用して、計算トレーニングをすることも可能です。
たとえば、職員が「今日の日にちはこちらです」といい、ホワイトボードに「8+◻︎=10」と書きます。
そして◻︎に入る数字を利用者に答えてもらえば、朝の会で簡単な計算あそびができます。問題は、まず簡単な足し算から始めて利用者のレベルに合わせて調整するのがおすすめです。
比較的簡単な計算が多いので、誰もが参加しやすい環境を作れるでしょう。
4.難読漢字
記念日にちなんだ難読漢字クイズは文字への関心を高めます。夏なら職員が「浴衣(ゆかた)」「達磨(だるま)」などをホワイトボードに書き、読みを利用者が当てます。
「茄子」(なす)や「向日葵」(ひまわり)など、季節の食べ物や植物の漢字を出題するのもよいでしょう。
読み方がわからなくても、みんなで考える過程が楽しく、正解したときの達成感も味わえます。難読漢字は漢字への興味と集中力の両方を育めるゲームです。
5.しりとり
「今日は何の日」で発表した記念日をテーマにしりとりをすれば、語彙力の向上に役立てることが可能です。
たとえば、「山の日」だったら「山」から始めて「ま」で始まる言葉を探していきます。
しりとりに選べる単語を、そのときの季節や記念日にちなんだテーマにすると盛り上がります。
グループで考えるようにすれば、利用者同士でも会話が生まれるでしょう。しりとりを通じて脳とコミュニケーションの活性化が促せます。
6.ひらがなの穴埋め脳トレ
記念日に関する言葉の一部を隠した穴埋め問題は、記憶力と推理力を鍛えられます。
たとえば、8月29日は「焼肉の日」なので「やき◯く」のように、名称を隠します。
「ハ◯ミ(ハラミ)」や「カ◯ビ(カルビ)」など、記念日を連想させる単語にするのもおすすめです。ヒントを少しずつ出すことで参加者は段階的に答えに近づけるので、介護度問わず多くの方が取り組めます。
7.動物の鳴き声体操
記念日にちなんだ動物の鳴き声を真似しながら体を動かす活動は、脳トレ効果だけでなく全身の活性化に効果的です。
たとえば、「猫の日」なら「ニャー」といいながら猫のポーズをします。
こうすることで、猫の仕草や姿を思い出す作業ができるだけでなく、発声気管のトレーニングにもなります。さらに、体を動かすことで血行もよくなり、運動障害や廃用症候群を防ぐことも可能です。
動物の鳴き声体操は、楽しみながら運動できる活動です。
8.覚える脳トレ
記念日に関する情報を覚えて復唱する「覚える脳トレ」は、短期記憶が向上するトレーニングです。日にちが8月2日なら「今日はハブの日なので、ハブといえば何でしょう?」と職員がいいます。
利用者にそれぞれ答えてもらい、最後にここまで言った単語をみんなに答えてもらいます。単語の数が多いと覚えられる方が減ってしまうので、3〜4個にしてゲームを何回かにわけるのがおすすめです。
このように進めることで記憶練習になり、認知機能の維持・向上を期待できます。
【月別・季節別】高齢者向け記念日カレンダー
デイサービスの朝の会で「今日は何の日」を毎日続けるには、ネタを事前にまとめておくことが大切です。ここでは、毎朝ゼロから記念日を調べる手間を省くために、月別・季節別の記念日を一覧にまとめました。
高齢者向けに厳選した基準は、昭和の出来事に関連する記念日・日本古来の年中行事・季節感が伝わりやすい日の3点です。朝の会でそのまま使えるネタとして活用してください。
春(3〜5月)の主な記念日・ネタ一覧
春(3〜5月)の主な記念日・ネタ一覧は以下のとおりです。
- 3月3日「ひな祭り」
- 3月14日「ホワイトデー」
- 3月20日ごろ「春分の日」
- 4月1日「エイプリルフール」
- 4月8日「花まつり」
- 4月29日「昭和の日」
- 5月5日「こどもの日」
- 5月第2日曜日「母の日」
春は行事や祝日が多く、高齢者が懐かしさを感じやすい記念日がそろっています。ひな祭りや七五三など子どもにまつわる行事は、利用者自身の子育て時代の思い出話を引き出しやすいネタです。
昭和の日は昭和時代の出来事と絡めた話題にすると、利用者の反応が得やすくなります。春の記念日は「季節の変化」を感じさせる問いかけと組み合わせると会話が広がりやすいでしょう。
夏(6〜8月)の主な記念日・ネタ一覧
夏(6〜8月)の主な記念日・ネタ一覧は以下で説明します。
- 6月1日「衣替えの日」
- 6月21日ごろ「夏至」
- 7月7日「七夕」
- 7月第3月曜日「海の日」
- 8月11日「山の日」
- 8月13〜16日「お盆」
七夕は短冊に願い事を書いた思い出、お盆は帰省や墓参りの経験など、個人の思い出話に発展しやすい話題です。夏至や衣替えは季節の変わり目を感じさせる切り口として、日常会話のアイスブレイクにも活用できます。
秋(9〜11月)の主な記念日・ネタ一覧
秋の記念日は、敬老の日や重陽の節句など高齢者自身に直接かかわりのある行事が含まれています。
- 9月9日「重陽の節句」
- 9月第3月曜日「敬老の日」
- 10月1日「日本酒の日」
- 10月10日「銭湯の日」
- 11月3日「文化の日」
- 11月15日「七五三」
敬老の日は家族からしてもらった思い出、銭湯の日は近所の銭湯に通った日常の記憶など、利用者さんが自分ごととして話しやすいネタがそろっています。
食欲の秋・芸術の秋といった季節感と絡めると話題がさらに広がるでしょう。
冬(12〜2月)の主な記念日・ネタ一覧
冬の記念日は、お正月・節分・冬至など日本の伝統行事が集中しており、高齢者が最も親しみを感じやすい季節です。
- 12月22日ごろ「冬至」
- 12月25日「クリスマス」
- 1月1日「元旦」
- 1月7日「七草がゆ」
- 2月3日「節分」
- 2月11日「建国記念の日」
七草がゆや冬至のゆず湯は昔ながらの生活習慣に関連したネタは利用者の記憶と結びつきやすく、自然と会話が弾む傾向があります。
年末年始の話題は利用者全員が共通して経験しているため、朝の会で場が盛り上がりやすいネタのひとつです。
今日は何の日で使える昔話5選【記念日別】
ここでは「今日は何の日」で活用できる昔話を以下の記念日別に紹介します。
季節の行事にまつわる昔話には豆知識も入れることで、文化的背景を理解しながら楽しめる時間になります。ここでは例文を添えて紹介するので、参考にしてみてください。
鏡開き
鏡開きは昔の武士の生活や、家族の健康を願う意味が込められています。
そのため、以下のような内容で話すことが可能です。
【鏡開きの昔話や豆知識】
- 鏡開きは武家社会の風習が始まりとされており、刃物で割らずに「開く」のが縁起がよいとされている
- 昔の人は、「鏡餅には年神様の魂が宿る」と考え、感謝して食べていた
- 鏡餅は「円満」を意味する形 → 家族の無病息災を願う大切な風習
利用者に「昔はどうやって鏡開きを飾っていましたか?」などと問いかけて昔の正月行事と現代の違いを比べると盛り上がるでしょう。
節分
節分には豆まきで邪気を払い、福を呼び込む風習が起源の物語となっています。
そのため、「今日は何の日」では以下のような流れで話すのがおすすめです。
【節分の昔話や豆知識】
- 豆には「魔を滅する(まめ=まめつ)」という意味があり、鬼にぶつけて悪いものを払うと信じられてきた
- 節分には、悪いもの(病気、災い)を追い払うために、「鬼は外! 福は内!」といいながら豆まきをする
- 自分の年の数だけ豆を食べると「健康で過ごせる」と言われている
職員が節分の昔話をする際は、昔は病気や災いを鬼に見立てて追い払おうとしていたことを伝えるとよいでしょう。
笑いを取りたい方は「皆さんも昔、年の数だけ食べましたか? 年々数が増えるのが大変でしたよね」のような話題を入れるのもおすすめです。
ひな祭り
ひな祭りの起源は女の子の健やかな成長への願いを表しています。
そのため「今日は何の日」が3月3日であれば、以下のような話を用意できます。
【ひな祭りの昔話と豆知識】
- 3月3日はひな祭りで女の子の健やかな成長を願う日
- 昔の人は、病気や災いを人形(ひとがた)に移し、川に流す「流しびな」という風習を大切にしていた
- 今でも一部の地域では、おだやかな顔のお雛さまを川に流す風習が残っている
- その後、紙や布で作った人形がだんだんと豪華になり、今の「ひな人形」になった
ひな祭りは平安時代の人形遊びと、川に人形を流して厄を払う風習が合わさった行事です。こうした背景を知ることで、現代のひな祭りもより意味深く感じられる方もいるでしょう。
七夕
七夕にはロマンチックではない由来もあるので、意外性を感じてもらえるでしょう。
【七夕の昔話と豆知識】
- 七夕の由来は中国から伝わった行事と、日本の棚機(たなばた)という神様を迎える風習が合わさったもの
- 江戸時代になると、寺子屋で学ぶ子どもたちが「字が上手になりますように」と、短冊に願いごとを書くように
- そこから人々も願いを書いて笹に飾るようになった
七夕が、どのようにして短冊に願いを書くイベントになっていったのか、歴史的な背景も合わせて伝えるのがおすすめです。
年の瀬
年末に関する昔話は、年越しそばや大掃除などの例を紹介して1年を振り返る大切さを伝えるのがおすすめです。
具体的には以下のとおりです。
【年の瀬の昔話と豆知識】
- 「年の瀬」とは、1年の終わりのこと
- 昔は今よりも、年を越すこと自体が大きな行事だった
- 年越しそばを食べるのは、「細く長く生きるように」や「今年1年の苦労を断ち切る」という意味が込められている
- ほかにも、大掃除には「年神様を迎えるために、家を清める」という意味がある
昔の年の瀬の過ごし方を利用者に問いかけると、「おせち料理は手作りだった」「紅白歌合戦を家族で観て過ごした」などの思い出話も出てくるでしょう。
「今日は何の日」の雑学クイズをデイサービスで出すメリット
デイサービスで「今日は何の日」をするメリットは以下のとおりです。
「今日は何の日」に日常的に取り組むことで、利用者の認知機能や精神的な部分によい効果を生み出せます。
認知機能が向上する
記念日に関する情報を思い出したり、関連する話題について考えたりする活動は、脳の活性化に効果的です。
これは「回想法」」と呼ばれる心理療法の1つで、昔を思い出すことで脳の前頭前野の血流が増え、脳機能が活性化するといわれています。
たとえば、「母の日」であれば、その日の思い出を語ってもらうのがおすすめです。
利用者の認知機能の維持と向上させるためにも、記念日やその日にあった出来事を利用者に話してもらいましょう。
職員と利用者の心理的距離が縮まる
「今日は何の日」のネタをもとに、利用者と職員との共通点を見つけることで自然な会話が生まれます。
たとえば「海の日」であれば、「海の日には何をしましたか?」「海の日にちなんで夏休みの思い出を教えてください」という質問から、お互いの体験談を共有できます。
利用者が話してくれない場合は、警戒心を解くためにも、職員から話すのがおすすめです。職員から自己開示することで相手の心が開き、心の距離が縮まります。
その結果、利用者もさまざまな話をしてくれて、より信頼関係を築けます。
利用者への理解が進む
記念日をきっかけとした会話から、利用者の価値観や人生経験を知ることが可能です。戦争体験者なら平和記念日に特別な思いを持っているかもしれません。
利用者への理解を深めることで、職員は個別性を重視したケアプランの作成ができます。「今日は何の日」は利用者を知るためにも大切な時間なのです。
利用者の変化に気づける
「今日は何の日」を毎朝続けることで、利用者の認知機能や感情の変化を把握しやすくなります。普段は積極的に発言する人が静かになったり、新しい話題に興味を示したりする変化が観察できます。
このような状況を早期に見つけられることで、適切な対応やケアプランの見直しができるでしょう。個別性の高いケアを提供するためにも「今日は何の日」を続けるメリットがあります。
利用者同士のコミュニケーションを促せる
「今日は何の日」をきっかけに共通の話題が生まれ、利用者同士の会話が自然に始まる場合もあります。同世代の体験談や異なる地域の風習について話し合うことで、お互いを知るきっかけになります。
たとえば、「敬老の日」の話から、それぞれの孫の話に発展することもあるでしょう。
その結果、デイサービス内での人間関係が豊かになり、通所への意欲向上にもつながります。
利用者が1日の流れを把握できる
「今日は何の日」を通して、その日のスケジュールや活動内容を予告できます。
たとえば、イベントがある日なら「今日は敬老の日なので、午後にお食事会をします」と伝えることが可能です。
特に認知症で見当識障害があると、時間感覚や場所の認識力が下がってしまうこともあります。
その結果、不安感や活動への参加意欲が低くなってしまう方もいるので、「今日は何の日」を活用してその日の予定を話すことは重要です。
「今日は何の日」の雑学で高齢者との会話を広げるコツ
デイサービスでの「今日は何の日」で会話を広げるコツは以下のとおりです。
- 思い出話を引き出す問いかけをする
- 利用者の反応がよかった質問をまとめておく
- 雑学ネタを複数組み合わせて話を膨らませる
- ホワイトボードを使用して見やすくする
- 一方的にならないために配慮する
「今日は何の日」で話題に困っている方や、話を広げる方法を知りたい職員はぜひ参考にしてみてください。
思い出話を引き出す問いかけをする
利用者の思い出話を引き出すには、具体的で答えやすい質問を投げかけることがコツです。
具体的には以下のように聞いてみましょう。
【思い出話を引き出すコツ】
- 「今日はカレーの日ですが、昔はどんな具材を入れていましたか?」
- 「好きなカレーの具材は何ですか?」
- 「お子さんの好きなカレーの辛さはどれくらいでしたか?」
「いつ頃」「誰と」「どこで」のような5W1Hを意識した問いかけで、話がより具体的になります。
利用者の反応がよかった質問をまとめておく
日々の活動のなかで、利用者さんの反応がよかった質問や話題は必ず記録しておきましょう。仕事や恋愛、子どもの頃の遊びなどの話題は、世代共通で盛り上がる傾向があります。
よい質問はメモしておき、朝の会をする際に見られるようにしておけば、困ることはありません。また盛り上がった質問を共有することで、施設全体のコミュニケーション力が向上するでしょう。
【体験談】
自身の体験談を話すより、利用者さんに質問をするほうが朝の会などは盛り上がる感覚があります。
したがって、質問はあらかじめいくつか用意しておきましょう。
質問の内容は、利用者の過去にフォーカスするのがおすすめです。
雑学ネタを複数組み合わせて話を膨らませる
ひとつの記念日から複数の話題へと展開させることで、会話に深みが生まれます。「今日は富士山の日」という話題から「富士山の高さ」や「富士五湖の名前」、「富士山にまつわるいい伝え」など、関連する雑学を織り交ぜていきます。
利用者さんの出身地や職歴に合わせて、「○○県から見る富士山はどんな形でしたか」「登山はお好きでしたか」と個別の話題にも展開できるでしょう。
複数の切り口を用意しておくことで、利用者さんの興味に合わせて柔軟に話題を変えられます。このような準備と工夫により、「今日は何の日」が単なる情報提供から、心の通う交流の時間へと変わっていくのです。
ホワイトボードを使用して見やすくする
朝の会で「今日は何の日」を取り上げる際は、記念日名やキーワードをホワイトボードに書くと利用者が内容を理解しやすくなります。
なぜなら耳だけで情報を受け取るよりも、視覚情報が加わることで内容が伝わりやすくなるからです。
書く内容は記念日の名前や関連するキーワード1〜2個、クイズの選択肢を記載することで、遠くの席に座っている利用者さんも参加できます。
また高齢者は加齢により聴覚が低下している方も多く、文字は大きめに書き、難しい漢字にはひらがなを添えることで、より多くの利用者が参加しやすい環境になります。
一方的にならないために配慮する
朝の会を職員だけが話し続ける場にしないために、利用者さんにも参加してもらうような工夫が必要です。まず説明のあとには、必ず利用者へ問いかける時間を設けることです。
「皆さんはどうでしたか?」というひと言を加えることで、利用者さんのなかに参加意識が生まれます。話を振る際に気をつけたいのが、発言が多い利用者とのやりとりだけにならないことです。
1人の方が話し続けてしまうと、一方的なやり取りになってしまいます。そのため、反応が少ない利用者にも問いかけたり視線を向けたりして、会話を引き出しましょう。
一方的な進行を避けることで全員が参加している雰囲気が生まれやすくなります。
「今日は何の日」ネタを毎日続けるための準備・ストック術
ここでは、「今日は何の日」のネタを集めるための方法を紹介します。
- 記念日カレンダーサイトをブックマークしておく
- 反応がよかったネタをメモ帳にストックする
- 1週間分を週初めにまとめてホワイトボードに書き出す
- 無料アプリを活用する
「今日は何の日」は朝の会で毎回おこなう事業所も多く、そのネタ探しに困ってしまうことも少なくありません。しかし、ここで紹介する方法を活用すれば毎日続けられるので、レクリエーションの準備時間をグッと減らせるでしょう。
記念日カレンダーサイトをブックマークしておく
毎日の「今日は何の日」ネタを効率よく集めるには、記念日カレンダーサイトをスマホやPCのブックマークに登録しておくのが便利です。
記念日カレンダーサイトでは、日付ごとの記念日や由来、関連する豆知識をまとめて確認できるため、ゼロから調べる手間が省けます。
また、スマホでもPCでも使えるサイトがほとんどのため、出勤前や休憩時間に手軽に確認できます。気になった記念日はスクリーンショットや手書きメモで保存しておくと、週ごとのネタ準備にもスムーズに活用できるでしょう。
反応が良かったネタをメモ帳にストックする
朝の会で利用者さんの反応がよかったネタはメモ帳に記録しておけば、ネタ切れの心配が減ります。季節の変わり目や利用者の様子に合わせてネタを選ぶ余裕が生まれるでしょう。
また担当職員が新人や派遣の方になっても、情報があれば朝の会の質を安定させることにもつながります。記録する項目はネタの内容や利用者さんの反応、盛り上がったポイントがあれば、みんなで楽しめる「今日は何の日」が提供できるでしょう。
1週間分を週初めにまとめてホワイトボードに書き出す
毎朝その日のネタを探す手間を省くために、週初めに1週間分の「今日は何の日」をまとめて準備しておきましょう。具体的な手順は以下のとおりです。
- 月曜日の朝または前週末に記念日カレンダーサイトでその週の記念日を確認する
- 高齢者が反応しやすそうなネタを各日1〜2個選ぶ
- スタッフルームのホワイトボードや手帳に曜日ごとに書き出しておく
この習慣をつけることでネタを毎朝考えるストレスが減り、朝の会の準備に費やす時間を大幅に短縮できます。
無料アプリを活用する
無料アプリを活用すれば、起動するだけで当日の記念日・過去の出来事・有名人の誕生日などをすぐに確認できるため、忙しい朝でも短時間でネタを入手できます。
アプリによっては記念日の由来や関連する豆知識も掲載されており、そのまま朝の会のトーク素材に使用できます。操作はアプリを開いて日付を確認するだけのシンプルなものが多く、スマホ操作に慣れていない職員でも使いやすいでしょう。
おすすめのアプリについては、次の章で紹介しているので参考にしてみてください。
「今日は何の日」のネタが見つかる雑学アプリ
「今日は何の日」のネタが見つかる雑学アプリは以下の3つです。
アプリを利用することで記念日の情報収集が簡単になるので、ぜひ活用してみてください。
雑学・何の日
「雑学・何の日」は、その日の有名人の誕生日や過去の出来事を検索できるアプリです。
このアプリを起動すると以下の情報に分類されています。
- この日が誕生日の有名人・著名人
- その日の出来事
- どんな記念日でどんな行事があるの
- 六曜(今年〜20年分)
アプリ起動時には、今日の日付の行事や記念日をすぐに確認することが可能です。そのため、デイサービスの朝の会で「今日は何の日」をする際にもすぐに利用できます。
ただし、確認したい項目をタップすると、広告が表示されるので、煩わしさを感じる方もいるでしょう。
作者が9割知らなかった【今日の雑学366日】
「作者が9割知らなかった【今日の雑学366日】」は、366日分の記念日を確認できるアプリです。このアプリを起動すると、記念日の語呂合わせと理由をすぐに見れます。
日付で検索もできるので、ひな祭りや節分などのイベント時に話す雑学を調べたいときでも活用できます。ただし、有名人の誕生日やその日の出来事を調べられないのはデメリットです。
「今日は何の日」のネタを探す際は、本アプリを活用してみてください。
今日は何の日?
「今日は何の日」は、今日の記念日や出来事、有名人の誕生日を調べられるアプリです。先述したアプリ「雑学・何の日」とリサーチできる情報はほぼ同じです。
ただし、「今日は何の日」のほうが表示画面がシンプルなので、見やすいと感じる方もいるでしょう。
また出来事や記念日を調べると複数表示され、「詳しくみる」という部分をタップするとGoogle検索につながる仕組みになっています。
さらに広告も表示されないので、デイサービスの朝の会でも活用しやすいアプリです。
「今日は何の日」の雑学クイズに関するよくある質問
デイサービスの「今日は何の日」に関するよくある質問は以下のとおりです。
- 「今日は何の日」の話題を広げる方法はありますか?
- 高齢者が盛り上がる話はありますか?
- デイサービスでは何をして1日を過ごしますか?
「今日は何の日」の話題を広げる方法はありますか?
記念日から話題を広げる方法は数多く存在します。日付や季節、食べ物など、あらゆる要素が会話のきっかけになります。
たとえば「今日は梨の日ですが、皆さんはどんな果物がお好きですか?」と質問するのはおすすめです。
「梨は今いくらぐらいでしょうか?」とクイズを出して利用者に参加してもらうのも1つの手段です。誰も答えてくれない場合は、職員が自分の体験談を話すことで雰囲気を作れるでしょう。
高齢者が盛り上がる話はありますか?
昭和時代の文化や生活に関する話題は、多くの高齢者にとって懐かしく感じられる内容です。なぜなら、当時の流行歌や映画、生活用品などが記憶を呼び起こし、思い出を語れるからです。
たとえば「昭和30年代のお正月はどのように過ごしましたか?」といった質問をすれば、利用者の体験談を聞けます。
故郷の話や過去に体験した行事は盛り上がりやすい話題です。
デイサービスでは何をして1日を過ごしますか?
デイサービスではさまざまな活動を組み合わせて充実した1日を提供しています。朝の会から始まり、体操や入浴、レクリエーションという基本的な流れがあります。
「今日は何の日」は朝の会でおこなう場合が多い傾向です。時期によっては記念日をテーマにした工作や料理、音楽活動など、多彩なプログラムを提供する場合もあります。
デイサービスについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

まとめ
「今日は何の日」を活用したデイサービスの取り組みにより、利用者は過去の思い出を語ったり職員とコミュニケーションを取れたりするでしょう。
職員と利用者、利用者同士の関係性が深まることで、デイサービス全体の雰囲気もよくなります。そのため、記念日という身近な話題を活用すれば、利用者の認知機能向上と心の豊かさを同時に実現できます。
記念日のネタをもとに、脳トレやクイズ、昔話などの多様な活動により、一人ひとりの興味や能力に応じた支援も可能です。
「朝の会のネタを考えるのが大変」と考えている方はアプリを活用すれば、労力を最小限にできます。利用者の生活の質向上をするためにも、今回の内容をもとに「今日は何の日」を継続的に提供してみてください。
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