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【例文あり】介護福祉士の履歴書の書き方とは?項目別の記入法や面接時のポイントも解説!

介護福祉士として転職や就職を考えたとき、「履歴書に何を書けばいいのか分からない」と悩んでいませんか?

間違った履歴書の書き方をしてしまうと、資格も経験もあるのに、書類選考で落とされてしまう可能性があります。

そこでこの記事では、介護福祉士の履歴書で押さえるべき書き方のコツや具体的な例文を紹介します。

最後まで読むことで、介護福祉士の履歴書の書き方が明確になり、就職・転職活動を迷いなく始められるはずです。

「資格の登録日はどうすればいいの?」「志望動機の書き方がわからない」などと悩んでいる方は、ぜひ読み進めてみてください。

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目次

介護福祉士の履歴書の書き方と注意点【例文あり】

ここでは厚生労働省のフォーマットをもとに、介護福祉士の履歴書の書き方を紹介します。

項目別の書き方だけでなく、例文も紹介するので、迷いなく書き始めることが可能です。

1.日付

履歴書の日付は、履歴書を書いた日ではなく「提出する日」または「面接日」を記入します。

郵送の場合は投函予定日、持参の場合は持参する日を記載しましょう。

西暦でも和暦でも問題ありませんが、一般的には西暦表記(例:2025年4月29日)が分かりやすいです。

日付を空欄にしておき、提出直前に記入する方法が有効です。

2.基本情報(氏名・住所・連絡先)

基本情報は正確に記入することが大切です。

氏名はフルネームで記載し、ふりがなも必ず付けましょう

住所は番地まで正確に記入し、マンション名や部屋番号も忘れずに書きます。

連絡先は日中つながりやすい電話番号を記載し、携帯電話番号とメールアドレスの両方を書くのが望ましいです。

メールアドレスは「info123@…」のような無機質なものではなく、氏名を含む真面目な印象のものを使用するのがおすすめです。

3.証明写真

履歴書の証明写真は第一印象を左右する重要な要素です。

基本的なポイントは以下で説明しています。

【証明写真の選び方とポイント】

  • サイズは一般的に縦4cm×横3cm
  • 撮影時期は3か月以内
  • 裏に名前を記載する
  • 基本的にスーツで撮影する
  • 笑顔は作りすぎず、自然な表情を心がける

印象をよくするためにも服装はスーツが基本で、女性の場合は派手なアクセサリーは避けます

髪型は清潔感があり、顔がはっきり見えるようにしましょう。

写真を撮る際はコンビニの証明写真機ではなく、写真館で撮影するとよりよい印象を与えられるのでおすすめです。

【体験談】

介護施設の面接の服装は、スーツではなくジャケットなどカジュアルな格好でも問題ない場合があります。

しかし、基本的にはスーツで行くほうが印象はよくなるのでおすすめです。

4.学歴・職歴

学歴は新卒の場合は中学から、既卒なら高校から記入するのが一般的です。

「〇〇年◯月 △△高等学校 卒業」のように簡潔に記載します。

職歴は古い順に記入し、「〇〇年◯月 △△介護施設 入社」「××年××月 退職」という形式で書きます。

現職がある場合は「現在に至る」と記載し、ブランクがあるなら、育児や介護などの理由を簡潔に書くとよいでしょう。

職歴が多い方はアルバイトなどを省略し、介護関連の経験を中心に記載するのが一般的です。

5.志望動機

志望動機は「なぜその施設を選んだのか」「自分がどのように貢献できるのか」を具体的に伝えることが重要です。

具体的な例文は以下のとおりです。

【志望動機の例文】

私は特別養護老人ホームにて8年間、おもに認知症ケアや身体介護、看取り支援に従事してまいりました。チームリーダーも経験し、多職種連携の重要性を実感するなかで、より質の高い個別ケアを追求したいと考えるようになりました。そこで貴施設の「利用者主体のケア」という理念に共感し、これまで培った実践力を生かして、ご利用者様一人ひとりの尊厳を守る支援に貢献したいと思い、志望いたしました。今後は介護支援専門員の資格取得にも挑戦し、さらに専門性を高めていきたいと考えております。

志望動機は応募先ごとに内容を変え、施設の理念や特色に触れると好印象を与えられます。

定型文ではなく、オリジナリティを意識して記入しましょう。

6.本人希望記入欄

本人希望欄には勤務条件を記載しますが、「貴社の規定に従います」と書くのが原則です。

希望をありのままに書くと、採用担当者から「要望の多い人」と判断されてマイナスの評価を受ける可能性があります。

本人希望欄に記載する内容は、勤務形態(正社員、パート等)、希望シフト(早番、遅番、夜勤の可否)、通勤時間、給与希望などを明記します。

ただし、給与や休日に関する希望は控えめにするのがマナーです。

状況別の具体的な例文は以下のとおりです。

【本人希望記入欄の例文】

状況例文
希望がとくにない場合御社の規定に従います。
育児中の場合現在育児中のため、保育園の送迎に支障がない範囲で、日勤帯の勤務を希望いたします。業務内容や曜日については柔軟に対応可能です。
育児復帰後を見据えたパターン現在育児中のため、当面は日勤帯での勤務を希望いたしますが、将来的には夜勤にも対応できるよう調整する予定です。
夜勤・シフトに関する希望がある場合夜勤を含むシフト勤務にも対応可能です。休日の希望等はとくにございません。
通勤距離に配慮してほしい場合通勤時間が片道1時間以内の勤務地を希望します。それ以外については御社の規定に従います。
給与・待遇について軽く触れる場合給与につきましては、御社の規定に従います。その他の条件につきましても、貴社の方針に沿って柔軟に対応いたします。

本人希望欄は空欄にするとやる気がないと思われる可能性があるので、必ず記入することをおすすめします。

7.資格名や取得日

履歴書における資格名や取得日の記入方法を紹介します。

資格名

介護福祉士の資格を履歴書に記載する際は、正式名称を使用しましょう。

介護福祉士の場合、正式名称は「介護福祉士」と記入します。

「国家資格 介護福祉士」や「介護福祉士(国家資格)」などと書く必要はありません。

資格欄には「介護福祉士」とだけ記入し、そのあとに取得年月と登録番号を記載するのが一般的です。

例えば「2023年4月 介護福祉士(第123456号)」のように書きます。

登録番号は省略しても問題ありませんが、記載しておくと信頼性が高まります。

【体験談】

以前、転職活動をしていたときに履歴書を提出した際には、登録番号を記載せずとも、面接官から指摘されることはありませんでした

したがって、登録番号は省略しても問題ないと考えられます。

取得日

介護福祉士の資格取得日は「登録日」を記入します。

登録日とは、介護福祉士登録証に記載されている日付です。

履歴書には「2023年4月 介護福祉士」のように、登録日の年月のみを記載します。取得日が不明な場合は「2023年頃 介護福祉士」と書くことも可能です。

登録証をなくした場合は、社会福祉振興試験センターで再発行できます。

【体験談】

以前転職していた際には、資格欄に登録日を記載していなくても問題ありませんでした

介護福祉士登録証を紛失した場合は、社会福祉振興試験センターで手続きが可能ですが、郵送料がかかってしまう点には留意しておきましょう。

取得見込みの場合

介護福祉士を資格取得見込みの方は、「2025年3月 介護福祉士(取得見込み)」と記載します。

試験合格後、まだ登録手続きが完了していない場合は「2025年1月 介護福祉士(登録手続き中)」と書きます。

養成校ルートの場合は、卒業予定年月を記載すれば問題ありません。

面接時に「取得見込みの根拠」を聞かれる可能性もあるため、現在の進捗状況や学習状況も説明できるよう準備しておくのがベストです。

介護福祉士が履歴書を書く際のポイント

介護福祉士が履歴書を書く際のポイントは以下のとおりです。

  • 誤字脱字に注意する
  • 黒のボールペンを使用する
  • 修正テープ・修正液は使用しない
  • 空欄を作らない
  • 履歴書の使い回しをしない
  • 履歴書のコピーを取っておく
  • 略語を使わない
  • 資格やスキルは業務に関連するものを優先する
  • 文字のフォントや余白は統一させる
  • 連絡先は常に連絡が取れるアドレスにする

履歴書を書く際のポイントを抑えておくことで、第一印象がよくなるのでぜひ意識してみてください。

誤字脱字に注意する

履歴書の誤字脱字は、細部への注意力が不足していると判断される恐れがあります。

とくに施設名や資格名は間違いやすいので注意が必要です。

施設名は漢字が複雑ですし、福祉関連の資格はさまざまな種類があるので間違いやすいです。

そのため不安な方は、スマートフォンやパソコンなどで事前に確認しておきましょう。

履歴書を書き終えたら必ず見直し、可能であれば第三者にもチェックしてもらうと安心です。

黒のボールペンを使用する

履歴書は基本的に「消えないボールペン」の黒色で書くのが基本です。

ペンの太さは、読みやすさを考えると0.5mmか0.7mmがベストです。

鉛筆やシャープペンシル、消せるボールペンは使用してはいけません。

また履歴書に字がにじまないよう、ボールペンのインクは油性を選びましょう

字に自信がない方は、何度か練習してから清書に臨むのがおすすめです。

修正テープ・修正液は使用しない

履歴書に修正テープや修正液の使用は避けるべきです。

企業に提出する公的な書類なので、修正液を使用すると誰が修正したのか不明になるため、書類の信頼性が損なわれます。

また、誠実さや正確さに欠ける印象を与えかねないので、絶対に使用しないでください。

書き間違えた場合は、新しい履歴書を用意して最初から書き直すのが基本です。

履歴書は比較的安価で入手できるため、複数枚用意しておくとよいでしょう。

とくに介護業界では丁寧さや正確さが求められるため、きれいな履歴書を提出するのが大切です。

空欄を作らない

履歴書の空欄は「記入漏れ」と捉えられる可能性があるため、すべての項目を埋めるよう心がけましょう。

どうしても書くことがない場合は「特になし」と記入するか、斜線を引いて空欄でないことを示します。

学歴や職歴に空白期間がある場合は、簡潔に理由を記載します。

例えば「〇〇年〇月~△△年△月 育児のため休職」などと書くのがおすすめです。

履歴書の最終行まできれいに記入することで、丁寧さや誠実さをアピールできます。

履歴書の使い回しをしない

履歴書は応募先ごとに新しく作成するのが基本です。

使い回しをすると、不誠実な印象を与えて熱意が感じられないと判断される恐れがあります。

同じ運営法人に応募する場合でも、それぞれの特徴を調べて施設ごとの特色や理念に合わせて書き分けましょう

時間と手間がかかりますが、それも含めて応募先への誠意と捉えるのが大切です。

履歴書のコピーを取っておく

提出後に履歴書の情報を確認したり、過去の履歴書と見比べて自己分析をしたりするため、自分用にコピーしておくのは有効です。

面接で「履歴書に書いてある〇〇について詳しく」と質問された際、控えがあれば事前に確認できます。

とくに自己PRや志望動機などの文章は、面接でスムーズに話すためにも、コピーした履歴書が手元にあるとよいでしょう。

また複数の施設に応募する場合、前回の内容を参考にする点でも効率的です。

紙のコピーだけでなくデジタルデータで保存しておくと、次回の転職時にも参考にできて便利です。

略語を使わない

履歴書に書く学校名や会社名、資格名などは正式名称を記載するべきです。

「〇〇大」や平成を「H」と書くような略語は、マナー違反と捉えられます。

とくに福祉系の資格は「介福(介護福祉士)」や「社福(社会福祉士)」と略しがちです。

履歴書に学校名や会社名、資格名などを記載する際は、応募先に信頼感を持ってもらうためにも、略語を使わず正式な表記を心がけましょう

資格やスキルは業務に関連するものを優先する

介護福祉士としての専門性を伝えるには、履歴書に関連性の高い資格やスキルを記載する必要があります。なぜなら、採用担当者は業務に直結する能力を重視するからです。

例えば、「介護福祉士」「介護支援専門員」「実務者研修修了」などの資格を記載すると効果的です。

学生時代に取得した「実用英語技能検定(英検)」や「日本漢字能力検定(漢検)」などは積極的に書く必要はありません。

アピール力を高めるには、介護の現場で役立つスキルを厳選して書きましょう。

文字のフォントや余白は統一させる

パソコンで履歴書を提出する方は、見やすさも重要です。

フォントや余白に統一感がないと、読み手に雑な印象や見にくさを感じさせてしまいます。

フォントは「MS明朝」や「MSゴシック」など1種類に統一し、行間や余白も整えると読みやすくなります。

第一印象を良くするためにも、視覚的な整えも意識することが重要です。

連絡先は常に連絡が取れるアドレスにする

スムーズな連絡を受け取るためには、履歴書に記載するメールアドレスに注意が必要です。

なぜなら、連絡が取れないと面接の機会を逃してしまう可能性があるからです。

普段から使用しているスマートフォンのメールや、通知設定のされたメールアドレスを使うと安心です。

確実に連絡が取れるように、日常的にチェックしているアドレスを記載しましょう。

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介護福祉士の履歴書の提出方法とマナー

ここでは、介護福祉士の履歴書の提出方法とマナーを紹介します。

郵送の場合と手渡しなど、シチュエーション別にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

郵送で提出する場合の封筒の選び方と書き方

履歴書を郵送する場合は、白または薄いクリーム色の封筒にします。

封筒はA4用紙が折らずに入るサイズが理想的ですが、三つ折りにして長形3号封筒を使用するのも一般的です。

表面には中央より少し下に「履歴書在中」と赤字で記入し、その下に応募先の住所と名称を書きます。

自分の住所と名前は封筒の裏面の中央に記入します。

切手は料金不足にならないよう注意し、特定記録郵便や簡易書留を利用するとより確実です。

封入する際は、履歴書が汚れないよう清潔な手で扱い、折り目をつけないよう注意してください。

手渡しで提出する際のポイント

履歴書を直接持参する場合は、清潔なクリアファイルや封筒に入れて持参しましょう。

施設に到着したら、受付で「応募書類を持参しました」と伝え、担当者に取り次いでもらいます。

担当者と面会する場合は、「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。応募書類を持参いたしました」と挨拶し、両手で履歴書を渡します。

このとき、履歴書を入れた封筒やクリアファイルは表を上にして渡すのがマナーです。

もし担当者が不在の場合は、預かってもらえるようお願いし、後日電話で受領確認をするとより丁寧です。

メールで送付する場合の注意点

最近では、履歴書をメール添付で送付するケースも増えていますが、この場合はPDFファイルかクラウドストレージサービスを使用します。

どちらか指定がない場合は、PDFファイルで準備するのが一般的です。

ファイル名は「履歴書_氏名_日付」など分かりやすい名称で、メールの件名は「履歴書の送付(氏名)」など簡潔に内容が分かるものにします。

本文には簡単な自己紹介と応募の意思を記載し、最後に連絡先を明記します。

容量が大きすぎると受信できない場合があるため、5MB以下に収めるよう注意しましょう。

送信後は必ず受信確認の電話をかけるか、「確認のご連絡をいただけると幸いです」と一文添えておくとより確実です。

なお、施設によってはメール添付での応募を受け付けていない場合もあるため、事前に確認する必要があります。

介護福祉士が面接時に気をつけるべきマナーやポイント

介護福祉士が面接時に気をつけるべきマナーやポイントは以下のとおりです。

  • 服装は基本的にスーツやワイシャツでメイクは薄め
  • 挨拶をハキハキとおこなう
  • 面接で聞かれることに対する回答を準備しておく

履歴書だけでなく、面接中の仕草や応対も合否に影響するので、注意点を抑えておきましょう。

服装は基本的にスーツやワイシャツでメイクは薄め

介護職の面接でも、基本的にはスーツが望ましいです。色は黒、紺、グレーなどの落ち着いた色を選びましょう。

女性の場合、スカートでもパンツスーツでも問題ないですが、スカート丈は膝が隠れる長さが適切です。

シャツは白が基本で、淡いブルーやピンクなども可能です。アクセサリーは控えめにし、メイクや髪色は自然な色にしておくのがおすすめです。

靴は黒や茶色の革靴が基本で、清潔感を保つために必ず磨いておきます。

カジュアルな洋服で面接が可能な施設でも第一印象は大切なので、初回はスーツで臨むのが無難です。

挨拶をハキハキとおこなう

挨拶は面接での第一印象を左右するのでとくに重要です。

入室時には「失礼します」と一礼し、椅子に座る前に「本日はお時間をいただきありがとうございます」と挨拶しましょう。

声の大きさは相手に聞こえる程度でハキハキと、目線は相手の目を見て話すことが大切です。

介護職は利用者やご家族との会話が多い職種なので、コミュニケーション能力もこの時点で評価されています

質問には簡潔に答え、分からないことは「申し訳ありません、分かりません」と正直に答えるのが基本です。

最後に退室する際は「本日はありがとうございました。よろしくお願いいたします」と締めくくります。

緊張するかもしれませんが、笑顔を心がけると好印象です。

面接で聞かれることに対する回答を準備しておく

介護職の面接でよく聞かれる質問に対する回答は、事前に準備しておきましょう。

よくある質問は以下のとおりです。

【介護職の面接で聞かれる質問】

「自己紹介をお願いいたします。」

「なぜ介護職を選んだのですか?」

「当施設を志望した理由は何ですか?」

「介護において大切にしていることは何ですか?」

「介護職として働くうえで自分の長所と短所はありますか?」

「何か質問はありますか?」

回答は簡潔に2〜3分程度にまとめ、具体的なエピソードを交えると説得力が増します。

また、「介護の経験がない場合、どのように学んでいくつもりか」「夜勤や残業についてどう考えているか」といった実務的な質問も想定して準備しましょう。

質問の意図を理解し、ポジティブかつ誠実に答えるのが大切です。

面接の最後には面接官から「何か質問はありますか?」と逆質問をされるので、その質問も考えておくと余裕を持って応対できます

回答を完全に暗記すると不自然な会話になるので、要点を押さえておくのがポイントです。

よくある質問

介護福祉士に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 介護福祉士を履歴書に書くには?
  • 介護福祉士免許の正式名称は?
  • 介護実務者研修は履歴書に書いてもいいですか?
  • ヘルパー2級は履歴書に書けますか?
  • 介護福祉士の登録番号は履歴書に書くべき?
  • 介護福祉士の資格取得日が分からない場合の対処法は?
  • ブランクが長い場合は理由を書いたほうがいい?
  • 履歴書は手書きかパソコンかどちらにするべき?
  • 実務者研修や初任者研修は履歴書にどう書くべき?

介護福祉士を履歴書に書くには?

介護福祉士の資格を取得済みであれば、資格欄に正式名称で記載できます。

例えば、「〇年〇月 介護福祉士免許取得」と記載すると明確です。

取得見込みの場合は、「◯年◯月 介護福祉士(取得見込み)」と記載します。

介護福祉士免許の正式名称は?

介護福祉士免許の正式名称は「介護福祉士」です。

そのため、履歴書には「介護福祉士」と記載します。

介護福祉士実務者研修は履歴書に書いてもいいですか?

介護福祉実務者研修は介護福祉士の資格要件になっており、現場でも高く評価されるので、履歴書に記載すべき資格です。

介護福祉士を取得前であれば、採用担当者から将来的に介護福祉士を取る人材と認識され、よい印象を与えられます。

さらに介護福祉士実務者研修は、介護福祉士を取得するための受験要件にもなっているので、資格を保有している証明にもなります

そのため、介護福祉士実務者研修を取得している場合は記載しましょう。

ヘルパー2級は履歴書に書けますか?

ヘルパー2級(訪問介護員2級養成研修)も記載可能です。

この研修は現在では廃止されていますが、更新の必要がないので履歴書には書き続けられます。

記載する際は正式名称で「平成〇年〇月 訪問介護員2級養成研修課程修了」と記載しましょう。

介護福祉士の登録番号は履歴書に書くべき?

資格の有無に関する疑問を防ぎたい方は、登録番号を書くのがおすすめです。

記載方法は「2023年4月 介護福祉士(第123456号)」のように、取得年月の後に括弧書きで登録番号を記入します。

ただし登録番号を忘れてしまった場合や、すぐに確認できない場合は、登録番号なしで「2023年4月 介護福祉士」と記載しても問題ありません

面接時に登録証を持参するか、後日提示を求められることもあるので、その際に確認してもらいましょう。

重要なのは資格の有無と取得時期であり、登録番号は必須ではありませんが、記載しておくとより正確さが伝わります。

介護福祉士の資格取得日が分からない場合の対処法は?

合格証に記載してある取得日がわからない場合は、介護福祉士登録証に記載されている登録日を履歴書に書いても問題ありません

紛失した場合は、社会福祉振興・試験センターに再発行を申請できますが、手数料がかかるので注意しましょう。

急ぎの場合は、最寄りの福祉人材センターで登録情報を照会することも可能です。

どうしても正確な日付が分からない場合は「2018年頃 介護福祉士」のように、おおよその時期を記載しても構いません。

面接時に「現在、正確な取得日を確認中です」と正直に伝え、後日正確な情報を提供する姿勢を見せることも1つの方法です。

重要なのは、意図的に虚偽の情報を書かないことです。

ブランクが長い場合は理由を書いたほうがいい?

介護職のブランクが長い場合は、簡潔に理由を記載しておきましょう。

例えば「2020年4月〜2023年3月 育児のため」「2018年5月〜2020年2月 親の介護のため」などと書きます。

合理的な理由があれば、採用担当者の不安や疑問を解消することは可能です。

また面接時に詳しく説明する機会があるので、詳細な説明は不要です。

履歴書は手書きかパソコンかどちらにするべき?

履歴書を手書きにするかパソコン作成にするかは、応募先の指定に従います

指定がない場合、介護業界では伝統的に手書きが好まれる傾向がありますが、最近ではパソコン作成も一般的です。

手書きのメリットは、誠意や人柄が伝わりやすい点で、パソコン作成の利点は、清書の手間が省けて修正が容易なところです。

どちらを選ぶにしても、読みやすさを重視する必要があります。

迷った場合は、「手書きの履歴書と電子データのどちらがよろしいですか?」と事前に確認するのが確実です。

実務者研修や初任者研修は履歴書にどう書くべき?

介護関連の研修資格は、正式名称で記載するのが重要です。

「実務者研修」は「介護福祉士実務者研修」、「初任者研修」は「介護職員初任者研修」と正確に記入します。

記載例は以下のとおりです。

【資格の記載例】

  • 「2022年6月 介護職員初任者研修 修了」
  • 「2023年8月 介護福祉士実務者研修 修了」

これらは国家資格ではないため「修了」と記載するのが正確です。

研修修了証が手元にない場合は、修了した施設や団体に確認することで正確な修了日がわかります。

これらの研修資格は介護職において重要なスキルの証明になるため、漏れなく記載することをおすすめします。

まとめ:介護福祉士の履歴書を書く際のポイントを抑えよう

介護福祉士が履歴書を書く際は、研修名や資格名などに注意する必要があります。

とくに資格の正式名称や登録日などを書くことを忘れないようにしましょう。

また、履歴書の記載方法も大切ですが、面接時のマナーや話し方も重要です。

履歴書や面接のポイント・注意点を理解して面接に挑むことで冷静に対応できます

ぜひ今回の記事の内容を参考にして、就職や転職活動に挑戦してみてください。

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