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障害者グループホームとは?4つの種類や入居条件、申請方法を徹底解説!
障害者グループホームの利用を検討している方は、費用や入居条件、日常生活の過ごし方などを知りたいでしょう。施設によって生活費が変動するので、家賃や日用費などを知らないと、入所後に後悔してしまいます。
入所前の手続きや見学をする際のポイントも解説するので、理想に近い施設を見つけられるはずです。
障害者グループホームとは?基本知識と特徴
ここでは、障害者グループホームの基本知識や特徴を紹介します。グループホームの特徴や他施設との違いを知れるので、ぜひ参考にしてみてください。
障害者グループホームの定義や基本情報
障害者グループホームとは、障がいのある方の共同生活を支援する場です。
障害者の社会的な自立を進めるために設けられており、入浴や排泄、食事などの介護や相談支援など、日常生活に不可欠な援助を受けながら地域生活を送れます。
1つの住居の利用者数は、平均6名程度と小規模な施設となっています。障害者総合支援法で定められた障がい福祉サービスの1つなので、利用にあたっては所定の手続きが必要です。
共同生活援助とグループホームの違い
共同生活援助と障害者グループホームの違いは、大きく分けて以下の2つです。
【共同生活援助と障害者グループホームの違い】
- 作業場があるか
- 利用者の少人数
障害者グループホームは家(住む場所)を提供する施設なので、仕事や作業ができる場がありませんが、入所施設にはあります。そのため、グループホームの利用者が就労支援を受ける場合は通わなくてはいけません。
また、利用者数も入所施設の定員数は40〜80人と大規模ですが、障害者グループホームは2〜10人以下と小規模です。
参考:厚生労働省「共同生活援助(介護サービス包括型・外部サービス利用型・日中サービス支援型)に係る報酬・基準について」
障害者グループホームで働いてみたいと考える介護職の方は、介護・看護単発バイトアプリのカイテクを使ってみてください。
実際にカイテク利用者へインタビューしてみたところ、障害者グループホームをメインに働いている方もいるようです。
Q:時間を有効に使い経験値を高めるために、カイテクは便利なツールかもしれませんね。Iさんがカイテクを選んだポイントはどんな点だったのでしょうか
A:まずは掲載されている施設の数が多いことです。他のサービスも少しだけ見てみましたが、カイテクは圧倒的な掲載数でした。また口コミも見ることができるので、安心感が大きかったですね。
Q:Iさんがこれまでにご利用になった施設での働き方を教えてください
A:これまでにカイテクから行った施設は8~9か所。今通っている4つの施設は、デイサービス、認知症の方のグループホーム、認知症のショートステイ、それと障害者のグループホームです。
それぞれ月に2回ほど通っています。
デイサービスでは入浴介助がメインの仕事です。
ショートステイは同じ認知症でも精神障害のある方や、認知はなくてもご病気で介護が必要な方などさまざまな方が利用されるため、本当に貴重な体験をさせていただいています。
認知症のグループホームは入所されている方もスタッフもみなさん人柄が良い方ばかりで、穏やかな雰囲気に満ちたステキな施設ですよ。
そして障害者の方のグループホーム。実は今はこちらを主に行かせていただいています。 そのほかにも自分の勉強になればいいなと、新しい施設に行くこともあります。

障害者グループホームの4つの種類とサービス内容
障害者グループホームの種類は以下の4つです。
- 介護サービス包括型
- 外部サービス利用型
- 日中活動サービス支援型
- サテライト型
それぞれの特徴と対象者を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
介護サービス包括型
介護サービス包括型障害者グループホームとは、入浴や排泄、食事、相談支援などの日常生活を送るうえでの援助を必要とする障害者を対象としたグループホームです。
主に、夜間や休日における介護サポートを提供しています。
対象者は65歳未満、または65歳に達する日の前日までに障がい福祉サービスやそれに準ずるものを利用した方です。
外部サービス利用型
外部サービス利用型障害者グループホームは、排泄や食事、入浴などの日常生活を営むうえで必要な援助を提供するグループホームです。
外部の指定居宅介護事業者から、料理や洗濯、相談・助言などの援助を受けられます。対象者は、地域において自立した生活や社会的な援助を必要とする身体障害者です。
年齢は65歳未満の者または65歳に達する日の前日までに障がい福祉サービス若しくはこれに準ずるものを利用した方に限ります。
日中活動サービス支援型
日中活動サービス支援型障害者グループホームとは、重度障がい、または高齢により日中活動サービスを受けられない方を対象とした施設です。
家事や日常生活の相談だけでなく、介護サービスも受けられます。ほかのグループホームでは日中に就労支援や作業所に行きます。
しかし、日中活動サービス支援型障害者グループホームでは、日中の時間帯も施設内で過ごすことが可能です。そのため職員の人数が、ほかのグループホームより多めに配置されているのが特徴です。
また、短期入所も可能で、在宅で生活する障害者の緊急・一時的に宿泊する場も提供しています。対象者は日常生活や社会支援が必要な障害者です。
身体障害者の場合、65歳未満、または65歳に達する日の前日までに障がい福祉サービスなどを利用したことがある者に限ります。
サテライト型
サテライト型障害者グループホームとは、障がいを抱えている方が1人暮らしに近い形で暮らせるグループホームです。
生活するうえで困ったことがあった場合、支援員の助けを借りられます。集団生活が苦手な方や1人で生活したい方にはおすすめです。サテライト型障害者グループホームの利用期間は2年間です。

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障害者グループホームの入居条件
ここでは、障害者グループホームの入居条件と申請手続きに関する以下の内容を紹介します。
- 障害者グループホームの入居に必要な基本条件
- 障害者グループホームの入居期限
- 障害者グループホーム入居時に必要な書類
入居条件や必要書類などを知らないと、申請不備により利用できない可能性があるので、しっかりと確認しておきましょう。
障害者グループホームの入居に必要な基本条件
障害者グループホームは「障害者総合支援法」に基づく障がいに該当する方が利用できます。具体的な条件や疾患は以下で詳しく説明しています。
【障害者グループホームを利用できる基本条件】
- 知的障がいがある
- 身体障がいがある
- 精神障がいがある
- 難病患者に指定されている
【具体的な疾患】
- 統合失調症
- うつ病
- てんかん
- 薬物やアルコール依存症
- 高次脳機能障がい
- 発達障がい(自閉症や学習障がい、注意欠陥多動性障がい)
- 知的障がい
上記の障がいと疾患を抱えている方は、障害者グループホームの入居条件を満たしています。
障害者グループホームの入居期限
障害者グループホームには、滞在型と通過型の2つがあり、それぞれに入居期限があります。
▼障害者グループホームの入居期限
| グループホームの種類 | 期間 |
|---|---|
| 滞在型 | 無期限 |
| 通過型 | 原則3年間 |
滞在型は、職員の支援を受けながら常に滞在することが可能です。そのため、ルールや規約を破らない限り継続的に住めるので、障がいがあり働けない方でも安心して生活できます。
一方通過型では、特別な理由がない限り3年で退去し、その後は1人暮らしをしなくてはいけません。そのため日中は仕事へ出かけたり休日には遊びに行ったりなど、自立的な生活を送れるのが特徴です。
障害者グループホーム入居時に必要な書類
障害者グループホームに入居するためには、障害者手帳を提示しなくてはいけません。また障がいによって取得できる手帳が異なるので、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
障害者手帳には3つの種類があり、具体的には以下のとおりです。
▼障害者手帳の種類
- 身体障害者手帳
- 精神障害者福祉保健手帳
- 療育手帳
身体障害者手帳は、聴覚障がいや言語障がいなど、身体的な障がいを抱えていて就学や就労が難しい方に給付される手帳です。
1〜6級に区分されていて、等級により支援内容が異なります。精神障がい福祉保健手帳は、うつ病や発達障がいなどの精神疾患を抱えている方に給付される障害者手帳です。
療育手帳は知的障がいを抱える子どもを対象にした障害者手帳です。療育手帳の交付をするかは各自治体の判断に委ねられているので、地域によって対応が異なります。
障害者グループホームの申請方法
障害者グループホームに入居するための流れは以下のとおりです。
- 指定相談支援事業者に相談する
- 利用申請をする
- 障害支援区分の認定を受ける
- サービス等利用計画を作成する
障害者グループホームを利用する際はぜひ参考にしてみてください。
指定相談支援事業者に相談する
障害者グループホームを利用したいと考えているなら、市区市町村で指定されている相談支援事業所の相談員に相談しましょう。
サービス等利用計画の作成やモニタリングなど、サービス申請前に必要な手続きや支援などを行ってくれます。障害者グループホームの利用意向を事前に伝えることで、複数の事業所を紹介する準備も進めてくれます。
利用申請をする
必要な書類や手続きの準備ができたら利用申請をします。
申請は、指定相談支援事業者に申請代行を依頼することも可能です。指定相談支援業者がいなくても申請できますが、手続きの不備をなくすためにも協力を依頼するのがおすすめです。
障害支援区分の認定を受ける
障がい福祉サービスの利用申請をすると、障害支援区分を決定します。
区分は1〜6まであり、80項目の調査項目と聞き取り調査の内容をもとに、利用者の障害支援区分を決定します。聞き取り調査は、市町村の職員や委託先の職員と、本人・家族らで約30分ほどの面談を行います。
サービス等利用計画を作成する
サービス等利用計画とは、障がいを抱える利用者が自立した生活を送るために、どのようなサービスを提供するとよいかを記載した計画書です。
サービス等利用計画は一度作成したら終了ではなく、定期的に確認したり利用者の変化が起きた際に見直したりしなくてはいけません。
障害者グループホームの費用や生活費
ここでは、障害者グループホームの費用や生活費について紹介します。
障害者グループホームを利用したいと思っても、具体的な生活費や家賃などがわからないことで、利用を迷ってしまう方もいるでしょう。安心して障がい福祉サービスを受けるためにも、ぜひ確認してみてください。
障害者グループホームの基本利用料
障がい福祉サービスや介護サービスの利用料は、国によって上限額が決められており原則1割負担です。しかし、利用者の負担を軽減するためにも、所得に応じて負担上限額が設定されています。
障がい福祉サービスの場合は以下のとおりです。
| 区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
|---|---|---|
| 生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
| 一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除く | 9,300円 |
| 一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
利用者が負担する金額は0〜3万7,200円となっています。グループホーム利用者で市町村民税課税世帯の場合は一般2に該当するので、負担上限月額は3万7,200円です。
障害者グループホームの家賃や生活費
障害者グループホームに住む場合、地域によって異なりますが、月3〜6万円の家賃がかかります。しかし、特定障害者特別給付費(補足給付)制度を使用すれば、家賃は若干安くなります。
補助の支給額は上限1万円で、支払った家賃が1万円に満たない場合は家賃額の補助を受けられます。この制度は全国の自治体で実施されており、生活保護の受給世帯や市町村民税が非課税世帯の障害者が対象です。
ただし、あくまで家賃のみを助成する制度のため、光熱費や日用費など家賃以外には充てられません。
障害者グループホームを利用するメリット
障害者グループホームを利用するメリットは以下のとおりです。
- 利用者同士で交流できる
- 生活支援を受けられる
- 自立するうえでのスキルが身につく
障害者グループホームを利用する際のポイントを押さえておきましょう。
利用者同士で交流できる
障害者グループホームに入ると、同じ入居者や地域住民と交流できます。
その結果、孤独を感じてしまう方がいますが、障害者グループホームでは他者と交流する機会が増えます。障害者グループホームでは、人と触れ合いながら自立した生活や社会とのつながり方を学べます。
生活支援を受けられる
障害者グループホームには、「世話人」と呼ばれる障害者の日常的なケアを行う職員が働いています。世話人は、家事や洗濯、掃除などの支援を提供します。
しかし、障害者グループホームに入居すれば、世話人のサポートを受けられるので安心した生活が送れます。
自立するうえでのスキルが身につく
障害者グループホームに入居すれば、世話人から家事を学ぶことも可能です。通過型施設の場合、入所期間が原則3年なので、退所後は1人暮らしをします。
そのため、障害者グループホームに入所している間に家事を覚える必要があるのです。
障害者グループホームにいれば、世話人から学んだり一緒に練習したりできます。自立していくうえで大切なスキルを身につけられるでしょう。
障害者グループホームを利用するデメリット
障害者グループホームを利用するうえでのデメリットを紹介します。
- ルールに則った生活をしなくてはいけない
- 利用料金がかかる
集団生活をしたりルールを守ったりするのが苦手な方にはデメリットに感じる部分もあります。利用を検討している方は、ぜひ確認してみてください。
ルールに則った生活をしなくてはいけない
障害者グループホームには、門限や利用時間の制限があります。
たとえば、施設内で恋愛をしたり、部屋に恋人を呼び込むこともできません。
また、家族や友人と外泊することは可能ですが1人では不可能です。
このように、障害者グループホームにはいくつものルールがあるため、プライベートな時間が少なくなります。集団行動や規則を守るのが苦手な方は向かないでしょう。
利用料金がかかる
障害者グループホームには利用料金が発生します。実家暮らしをしている方なら、家賃や食費などの生活費は大きくかかりません。
また、光熱費や食費も自身で準備しなくてはいけないので、お金や一定の収入を得られる仕事が必要になります。
障害者グループホームに関するよくある質問
障害者グループホームに関するよくある質問は以下のとおりです。
- 障害者グループホームにはどのような職員が働いている?
- 障害者グループホームでよく起こるトラブルは?
- 障害者施設で働くのはきつい?
障害者グループホームにはどのような職員が働いている?
障害者グループホームには、日常生活の支援をする世話人や、利用者や家族の相談を受ける生活支援員が働いています。
生活支援員は、食事や排泄などの介護業務と兼任しているケースも少なくありません。ほかには管理者(施設長)やサービス管理責任者などの管理職が勤務しています。
障害者グループホームでよく起こるトラブルは?
障害者グループホームでは、以下のようなトラブルが起こりやすいです。
- 共有スペースでのテレビやラジオの音量が大きくて寝れない
- 自分の持ち物と他人の持ち物を間違えてしまう
- 自分の感情を抑えらず、暴言を吐いてしまう
- 1人で外出してしまい行方不明になる
障害者グループホームで多いトラブルは、利用者同士のケンカや口論です。生活をするうえでの違いでぶつかってしまう場合があります。

障害者施設で働くのはきつい?
障害者施設で働くのがきついと感じるかは人によりますが、施設で働く特有の大変さはあります。
詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

まとめ:障害者グループホームを活用して自立支援を受けよう
障害者グループホームは、障がいを抱えた方が日常生活に必要なスキルや対人関係を築いていける場です。入所するには、条件があったり障がいによって対象者が分かれていたりするので、事前に確認しておきましょう。
利用者によっては一人暮らしをしたいと考えている方もいますが、集団生活を要する施設に入所してしまうと生活をするのが苦しくなります。
障害者グループホームに入所する前に事前見学をして、住みやすいかを確認しておくのがおすすめです。
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