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高齢者が体を動かすレクリエーション14選!簡単で座ったまま盛り上がるのを紹介
体を動かすレクリエーションのアイデアを考える際、盛り上がる企画を立てるにはどうすればいいか悩んではいないでしょうか。
高齢になると体を動かす機会が減り、筋力が衰えてしまいます。そのため、事業所や施設にいる時間で介護予防のレクリエーションを取り入れることが重要です。
最後まで読めば、限られたレクリエーションの時間でも、健康的なレクリエーションを提供できるようになるはずです。
なお、「高齢者レクリエーション」について、おすすめのレク・種類などは下のページでまとめているのでチェックしてみてください。
▶︎【介護職でも簡単!】高齢者が盛り上がるレクリエーション・道具なしゲーム10選を紹介
体を動かす高齢者レクリエーションの種類
体を動かす高齢者レクリエーションは大きく分けて4つの種類に分かれています。
- 体を動かすレクリエーション
- 頭と体を動かすレクリエーション
- 音楽レクリエーション
- 創作レクリエーション
体を動かすレクリエーションは、体操や運動などです。頭と体を動かすレクリエーションは、脳トレやクイズを組み合わせたエクササイズ(コグニサイズ)のことを指します。
音楽レクリエーションとは、歌や楽器演奏をして、利用者の生活に潤いを与える活動です。創作レクリエーションは、手芸や工芸、料理など、何か物を作る取り組みです。
介護職はそれぞれの特徴を知り、安全性に配慮したレクリエーションを選択する必要があります。
高齢者が体を動かすレクリエーション5選
高齢者が体を動かすレクリエーションは以下の5つです。
- 棒体操
- 足でグーチョキパー体操
- 手足リズム体操
- 体幹リズム体操
- 麻痺向けリズム体操
体を動かす体操はリズム運動がほとんどなので、健常者向けのレクリエーションが多めです。しかしここでは、麻痺がある方でも取り組めるレクリエーションを紹介します。
体操を順番通りにできるようにも解説しているので、ぜひ実施してみてください。
1.棒体操
棒体操は、ラップの芯などで作った棒を使用して体を動かす体操です。
棒を両手に持ち、手を大きく上げたり体を横に傾けたりします。職員が利用者の前に出て、お手本になるとスムーズに行えます。
準備する物は棒のみなので、準備する手間が少ないのもポイントです。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
2.足でグーチョキパー体操
足でグーチョキパー体操は、足でじゃんけんの動きをする体操です。
具体的な内容は以下で詳しく説明します。
【足でグーチョキパー体操の方法】
- 両足を閉じた形をグーとする
- 両足を前後にした形をチョキとする
- 両足を広げた形をパーとする
- 拍に合わせてグーチョキパーの動きをする
この体操はチョキとパーのときに大きく開くのがポイントです。拍の長さを4拍や8拍にして、変化をつけると良いトレーニングになります。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
3.手足リズム体操
手足リズム体操は、開脚や足踏みをして足を動かす体操です。
具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【手足リズム体操の流れ】
- 足踏みを4回して3回目で右足、4回目で左足を開脚する
- 足踏みを4回して4回目に右側に前屈をする
- 足踏みを4回して4回目に腕を伸ばす
職員が「1」「2」「3」「4」とカウントしながら、それぞれの動作を行いましょう。
座りながらできるので、利用者の体の負担を少なくしつつ、体全体をエクササイズできる内容です。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
4.体幹リズム体操
体幹リズム体操は、テンポに合わせてボートのオールを漕ぐような動きをするエクササイズです。
具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【体幹リズム体操の方法】
- 1のカウントで体を倒して手を伸ばす
- 2のカウントで体を起こして腕を引いて肩甲骨を寄せる
- 上記の動作を右手→左手→両手と行う
この体操をするときは、胸を張るのがポイントです。
体を倒す動きはお腹の運動にもなるので、腸の蠕動運動を促進させるのに役立ちます。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
5.麻痺向けリズム体操
麻痺向けリズム体操は片手片足の動きがメインとなります。
具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【麻痺向けリズム体操の方法】
- 片手・片足でパンチやキックの動作をする
- 片手で腕振りの動作をする
腕振りの動作をする際は、手が前のときに膝を曲げて後ろにすると片手と片足の運動になります。
利用者の健側(麻痺ではない方)が上半身か下半身かを理解したうえで進めましょう。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
高齢者ができる頭と体を動かすレクリエーション5選
高齢者ができる頭と体を動かすレクリエーションは以下のとおりです。
- 脳トレ指体操
- おたっしゃ体操
- 五十音体操
- 三猿脳トレ体操
ここで紹介するレクリエーションは、体操と脳トレができるアクティビティとなっています。
道具なしでできるので、準備する手間がかかりません。とくに三猿脳トレ体操は、おもしろい要素が入っているので、職員も楽しくレクリエーションができるでしょう。
高齢者の身体機能だけでなく、認知機能の活性化にもつながります。
1.手拍子グーチョキパー体操
手拍子グーチョキパー体操は、手拍子をしながら指でグーチョキパーを作るエクササイズです。
具体的な内容は以下で詳しく説明します。
【手拍子グーチョキパー体操の流れ】
- 「グー」「チョキ」「パー」を指で作る
- それぞれの間に手拍子を入れる
この体操は、ジャンケンのポーズを作りながら体を動かします。そのためマルチタスクになる要素があり、脳トレと運動を同時に行えます。
スピードを早くしたりジャンケンを出すポーズを変えたりすると、変化がついて盛り上がるでしょう。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
2.おたっしゃ体操
おたっしゃ体操は、体を動かしながらできる脳トレリズム体操です。
具体的な流れは以下で詳しく説明します。
【おたっしゃ体操の流れ】
- 両手を頭の上に伸ばして軽く手を振る。3回目に体を軽く傾けて中央に戻る
- 「1、2、3」とカウントしながら足踏みをして3歩目で手拍子をする
- 2を2回繰り返したら、8歩足踏みをする
おたっしゃ体操は1〜4番まであるので、レクリエーションの時間に合わせて体操の長さを決めましょう。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
3.五十音体操
五十音体操は、コグニサイズを座りながらできるようにアレンジされたエクササイズです。
頭と身体を使う課題を同時に取り組むようなエクササイズとなっており、認知機能を活発化させることが期待されています。
五十音体操の具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【五十音体操の流れ】
- 足を片足ずつ外側→内側の順に足踏みをしながら動かす
- 足を動かしながら「あ・い・う・え・お」「か・き・く・け・こ」と五十音を言っていく
足と口の動きを別にすることで、運動をしつつ脳トレをすることが可能です。
また五十音体操は足と口がシンプルな動きなので、コグニサイズを初めて実施する事業所でも行えるでしょう。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
4.三猿脳トレ体操
三猿脳トレ体操は、日光東照宮にある「見ざる・言わざる・聞かざる」の動作を真似して行う体操です。
具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【三猿脳トレ体操の流れ】
- 職員が「せーの」と言う
- 職員が「見ざる」と言ったら利用者は目をふさぐ
- 職員が「言わざる」と言ったら利用者は目をふさぐ
- 職員が「聞かざる」と言ったら利用者は耳をふさぐ
この体操をする前には、基本となる三猿の基本動作を事前に伝えておきましょう。また職員も体をふさぐポーズを取ると、一体感が出て盛り上がります。
動作に慣れてきたら「言わざる」と言いつつ、聞かざるのポーズをするなど引っ掛けを作ると変化を加えられます。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
5.3の倍数と3の数字でコグニサイズ
3の倍数と3の数字でコグニサイズは、足踏みをしながら数字を数えて3の倍数と3の付く数字で手拍子を入れるエクササイズです。
具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【3の倍数と3の数字でコグニサイズの流れ】
- 足踏みをしながら1〜30までを数える
- 3の倍数と3の付く数字で手拍子を入れる
このコグニサイズは、両手足の動きと複雑な思考力を使うので、認知症予防に役立ちます。
デイサービスのような介護度の低い利用者が多い事業所にはおすすめです。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
高齢者が体を動かしながらできる音楽レクリエーション5選
高齢者が体を動かしながらできる音楽レクリエーションは以下のとおりです。
- 歌体操
- 楽器演奏
- 色分け歌ゲーム
- カラオケ
- 童謡カルタ
音楽レクリエーションは、アクティビティが苦手な方でも参加しやすいのが特徴です。
1.歌体操
歌体操は、歌を歌いながら手拍子や足踏みをするエクササイズです。
歌の内容は利用者が知っている懐かしい曲を選ぶのがおすすめです。
どの歌を選べばいいかわからない方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。「あんたがたどこさ」に乗せて、腕振りや足踏み、手拍子などさまざまな体操が実践できます。
2.楽器演奏
楽器演奏は、ハンドベルやカスタネットを使用して音楽に合わせるレクリエーションです。
事前に練習が必要ないよう、利用者には4拍や8拍などシンプルなリズムを叩いてもらいます。人数が多い場合は、グループを作ってそれぞれで合わせても盛り上がります。
楽器が苦手な方がいる場合は、手拍子で参加してもらうと良いでしょう。
介護度が低い事業所なら、行事やイベントごとに課題曲を用意してみんなで取り組むと、交流のきっかけを作れます。
3.色分け歌ゲーム
色分け歌ゲームは、歌を歌いながら色別に分かれたチームが自分の色の札が上がったときに手拍子をするゲームです。
具体的な方法は以下で詳しく説明します。
【色分け歌ゲームの流れ】
- 色別にチーム分けをする
- 歌を歌ってもらう
- スタッフが出した色の札と同じ色のチームに手拍子をしてもらう
歌は色に関係なく歌い続けてもらい、その間にスタッフは札を上げます。手拍子が成功したら点数を加点したり減点したりして競うと、さらに楽しめるでしょう。
ゲームを始める前に利用者が付けている色の確認をすると、スムーズに始められます。
色の識別が難しい方がいる場合は、職員がサポートする必要があります。
さらに詳しく知りたい方は、以下の動画をぜひ参考にしてみてください。
4.カラオケ
カラオケも体が動く音楽レクリエーションの1つです。
歌を歌うことで喉が動くので、食べ物の飲み込みがスムーズに行えます。カラオケは、嚥下(えんげ)機能の低下防止につながるレクリエーションなのです。
利用者の中には音楽が好きな方は多いので、アクティビティに普段参加しない方でもカラオケには抵抗なく参加してくれる可能性があります。
5.童謡カルタ
童謡カルタは、童謡の歌詞や連想ワードが書かれたカルタを使用して行うレクリエーションです。
カルタは腕を伸ばしたり立ち上がったりして取るので、腕や足の運動になります。
また童謡カルタは、記載されている歌詞や内容を思い出す作業が必要です。そのため、認知機能の向上にもつながるレクリエーションです。
高齢者が体を動かしながらできる創作レクリエーション4選
体を動かしながらできる創作レクリエーションは以下のとおりです。
- 料理
- 手芸
- 工芸
- 塗り絵
創作レクリエーションは体を動かす部分が少しですが、アクティブな活動が苦手な利用者が多い老人ホームではおすすめです。
また1人でも取り組めるので、大人数だとケンカになってしまう方々がいる場合でも有効です。
1.料理
料理は日常の中に自然と取り組める創作レクリエーションです。包丁を切ったり洗い物をしたりなど、手先の動作を鍛えられます。
ケガのリスクがある方には、材料をこねたり飾り付けをしたりする作業を担当してもらうことも可能です。
また料理をする行為は、利用者の多くが取り組んできた経験があります。そのため認知症の方でも覚えているケースがあり、参加してくれる可能性が高いのです。
手先のトレーニングやレクリエーションの参加率を上げたい事業所にはおすすめです。
2.手芸
手芸はマフラー作りやフェルトのバラなど何か作品を作るレクリエーションです。糸を縫ったり切ったりする行為は、手や指先を動かすトレーニングになります。
しかし手芸は針を使うため、ケガを恐れて取り入れていない介護施設もあります。
その場合は、毛糸を丸めるだけで作れる手まりや、牛乳パックを使って針を使用しないマフラーなどを作ると良いでしょう。
針を使用しない手芸をさらに知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
3.工芸
工芸は木材や紙などを使用して、作品を作るレクリエーションです。
工芸も料理や手芸などと同じく手や指先を動かします。題材は事業所によって異なりますが、たとえばミニうちわや折り紙ちぎり絵などを作成する事業所が多いです。
ただし工作は得手不得手の方がいるので、利用者に参加するか事前に確認しておきましょう。
4.塗り絵
塗り絵の手をする動作は、運動能力の維持・向上につながります。
色鉛筆を使用して絵を塗る動作は指や腕などを動かします。そのため、腕全体の筋肉の維持・向上になり、持つ力やつかむ力を高めることが可能です。
また、塗り絵をする作業は脳にも良い影響があるといわれています。
金沢工業大学の「塗り絵による脳活動および気分の変化」という論文によると、塗り絵が前頭前皮質を含む脳の領域に影響を及ぼしている可能性がわかりました。
塗り絵をすることで気持ちがリラックスし、集中力や判断力が養えるのです。
体を動かすレクリエーションを成功させるポイント
レクリエーションが毎回静かになってしまうと悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、体を動かすレクリエーションを成功させるポイントを3つ紹介します。
具体的には以下のとおりです。
- 拍手や音を出して盛り上げる
- 開始前の声かけを気をつける
- 準備運動を行う
レクリエーション前からレクリエーション中にすると良いことを紹介します。
アクティビティをする際の不安感が減る内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
拍手や音を出して盛り上げる
レクリエーション中は、拍手や音楽をかけて盛り上げましょう。音がないと現場が静かになり、盛り下がってしまいます。
進行をするスタッフはなるべく拍手や大きな声を出して、現場の雰囲気を高めていく必要があります。
その場にいる職員にも拍手をしてもらうようお願いをしておくのもおすすめです。
開始前の声かけを気をつける
レクリエーション開始前の声かけに注意するのも、アクティビティを盛り上げるポイントです。
多くの利用者は自分の思いを伝えるのが恥ずかしいと感じている傾向があります。したがって、利用者の気持ちを汲み取った声かけを意識しましょう。
たとえばトイレが近い方は、排泄を済ませてからレクリエーションに参加したいと考えている場合もあります。
そのため、「トイレに行ってからやりませんか?」などと言うとレクリエーションに安心して参加してもらえる可能性が高いです。
レクリエーションを始める前の言葉には気をつける必要があります。
準備運動を行う
レクリエーションをする前には、必ず準備運動が必要です。
すぐに体を動かすと、ケガをしてしまうリスクが高まります。そのため、深呼吸や腕、足を伸ばして、体をほぐしておくことが大切です。
丁寧に準備運動をすることで、アクティビティの効果も上げられます。
体を動かすレクリエーションのメリット
体操や音楽療法などをなぜやるべきなのかがわからないと、効果の高いアクティビティを提供できません。
そのため、ここでは体を動かすレクリエーションのメリットを紹介します。
具体的には以下のとおりです。
- 楽しみながらトレーニングができる
- 誰でも参加できる
- 利用者同士で交流ができる
レクリエーションの参加率が低い事業所は、その時間を苦に感じられている場合があります。
しかしメリットを知っておくことで、利用者に適切な声かけやレクリエーションを提供できます。
レクリエーションの質を高めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
楽しみながらトレーニングができる
体を動かすトレーニングは、楽しみながら取り組めます。
一般的な筋肉トレーニングに対しては、億劫に感じる方もいるでしょう。しかし歌や工作を取り入れながら行うと、楽しんで参加してもらえます。
その結果、身体機能や認知機能が上がる取り組みをレクリエーションの中に自然と取り入れることが可能です。
それが利用者のADLの維持や向上につながり、本人や家族が元気で生活できる日々を増やしていけます。
誰でも参加できる
体を動かすレクリエーションは、誰でも参加できます。
ボードゲームをするレクリエーションなどはルールがあります。そのため、ゲームを理解できない方は参加するのが困難です。
しかし体を動かすレクリエーションは、職員の動きを真似すればできます。
片手・片足を動かす動作にすれば、麻痺のある方でも参加できるので、誰でも参加することが可能です。
利用者同士で交流ができる
利用者同士で交流ができるのも、体を動かすレクリエーションの特徴です。
音楽演奏や体操など周りと同じ動きをすることで、声をかけやすい雰囲気が生まれます。
さらにチームに分かれて取り組むと、一体感が生まれて隣にいる利用者同士で会話が起こる場合もあります。
楽しい空気感が生まれるので、利用者同士のコミュニケーションを促進させるでしょう。
体を動かすレクリエーションをする際の注意点
体を動かすレクリエーションは楽しみながら参加してもらえる一方、気をつける点もあります。
具体的な注意点は以下のとおりです。
- 利用者の身体状況を理解する
- 利用者同士がケンカしないように気をつける
- 参加を強制しない
体を動かすレクリエーションの注意点を知らないと、利用者をケガさせてしまう場合もあります。
とくに参加者の身体状況や状態の理解が重要なので、ポイントを押さえておきましょう。
利用者の身体状況を理解する
動きのあるレクリエーションをする際は、利用者の身体状況を理解しておくことが大切です。
利用者にとって体の負担となるレクリエーションをするとケガをさせてしまいます。高齢者の体は若い人よりも脆弱なため、最悪の場合、日常生活に支障をきたす可能性もあります。
参加者の介護度やADLでも行えるゲームやアクティビティを提供しましょう。
利用者同士がケンカしないように気をつける
レクリエーション中は、利用者同士のトラブルにも注意しましょう。
ゲームに夢中になるとケンカしてしまう方もなかにはいます。ケンカが起こると周囲に悪い雰囲気が伝わり、レクリエーションを続けるのが難しくなることもあります。
相性が合わない利用者同士の席は遠くにしたり、違うチームにしたりなど気をつけるのがポイントです。
参加を強制しない
レクリエーションへの参加を強制してはいけません。
利用者の中には、眠かったり気が乗らなかったりする方もいます。また参加を強制すると怒り出し、不穏になってしまう可能性があります。
そのため、レクリエーションの参加に拒否を示した方を無理やり誘うのはやめましょう。
まとめ:高齢者でも体を動かせるレクリエーションは多い!
体を動かすレクリエーションには、体操だけでなく音楽療法や工芸など幅広い内容があります。
そのため、利用者の身体状況や趣味・嗜好に合わせたレクリエーションを提供することが大切です。
利用者を普段から観察し、どのようなアクティビティやゲームが好きなのかを考えておきましょう。
そのポイントを押さえるだけで、利用者の日常を彩るようなレクリエーションを行えます。
本記事にある内容を実践すれば、利用者の特性に当てはまるレクリエーションが提供できるので、ぜひ取り入れてみてください。
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