無料で使える介護用語アプリを紹介！用語の意味や便利ツールも紹介

介護現場で働き始めると、理解できない介護用語が飛び交うことに戸惑うことがあるかもしれません。 理解できない用語があればその場で尋ねることが可能ですが、余計なコミュニケーションコストを削減するためにも、事前に調査可能なものについては確認しておくことが望ましいです。

今回では、介護用語を学ぶために無料で利用できるアプリを紹介します。

頻繁に使用する介護用語やその意味、その他の便利なアプリも解説しますので、ぜひご覧ください。

無料で使える介護用語アプリ2つ

スマートフォンのアプリで介護用語が確認できると便利です。 しかし、お金がかかるものはなるべく使いたくないという方もいると思います。 

そこで、ここからは、無料で使える介護用語アプリ2つを紹介していきます。

上下ルビで学ぶ介護の漢字ことば

上下ルビで学ぶ介護の漢字ことばアプリは、同出版社から出ている参考書に載っている介護用語がアプリ上でも確認できるものです。 

漢字ことばの上下ルビを覚えることができます。 クイズ形式で漢字ことばが出てくるため、ご自身の介護用語スキルレベルをチェックすることが可能です。 

クイズモードのユニット1は無料で試すことができ、ユニット2からは有料となります。 

看護師、介護士のための用語集

看護師、介護士のための用語集ー体験版ーりすさんシリーズは、介護や医療の現場でよく使われる医療用語や略語を掲載したアプリです。 

知っていると役立つ用語を多くチェックできます。 また検索機能で日本語だけでなく英語の検索も可能。 看護師さんのための点滴点加速度の計算やメトロノーム機能も使えます。 

android

【種類別】覚えておきたい介護用語とその意味は？

介護現場でよく使われる介護用語を覚えておくと、会議や申し送りのときに内容が理解でき、業務がスムーズに進むことがあります。 そのため、よく使う介護用語とその意味は理解しておくと良いでしょう。 

そこで、ここからは、覚えておきたい介護用語とその意味を解説していきます。

症状

介護現場ではご利用者様の疾患による症状などを表すときの介護用語を使うことがあります。 下記は特によく使われる用語ですので、覚えておくと良いかもしれません。 

• チアノーゼ：血液中の酸素の不足が原因で、皮膚が青っぽく変色すること
• 悪寒：熱発で体が震えること
• 顔面蒼白：顔が青白い様子
• 振戦：震えること
• 傾眠：うとうととされていること
• 嘔気：吐き気
• 発疹：皮膚に表れる変化のこと
• ビラン：皮むけのこと

ほとんどが医療用語としても使われています。

略語

介護現場では、医療用語のような略語もたびたび使われることがあります。

意味を知らないと申し送りやカルテの内容がよく理解できず、業務を進めにくくなってしまうかもしれません。

特にご利用者様の身体に関わるような略語の意味は把握しておきたいところです。介護現場で使われる略語を下記に紹介いたしますので、ぜひ確認してみてください。

• KT：体温
• R：呼吸
• P：脈拍
• BP：血圧
• HR：心拍数
• DM：糖尿病
• ターミナル：看取り期

医療用語としてもともと使われていたものが、介護現場でも使われるようになったものです。バイタル測定は定期的に行われるため、そのときに上記のような言い回しが使われる可能性があります。

業務内容

介護現場ではスタッフ間で共通の業務内容についての介護用語を使うときがあります。特に多く使われている介護用語を下記に記載いたしました。

• カンファ：会議
• 食介：食事介助
• レク：レクリエーション
• リハ：リハビリテーション
• 排泄：排泄介助
• ラウンド：巡回
• 夜専：夜勤専従

スタッフ間での略語も多く、最初は何のことを言っているのかわかりづらいかもしれません。わからない言葉があれば、遠慮なく先輩スタッフに聞くようにしましょう。

その他

その他の介護業界でよく使われる単語もあります。 

• ST：作業療法士 
• PT：理学療法士 
• NS：看護師
• SW：相談員
• 特養：特別養護老人ホーム
• 老健：介護老人保健施設
• グルホ：グループホーム
• ショート：ショートステイ
• デイ：デイサービス
• 小多機：小規模多機能型居宅介護
• サ高住：サービス付き高齢者向け住宅
• ケアマネ：ケアマネージャー

上記は、介護現場でもしばしば使われるため、覚えておくと良いかもしれません。

他にも使える便利な介護無料アプリ3選！

上記で紹介した無料の介護用語アプリの他に、まだまだ便利な介護アプリも存在します。 

無料で使える便利なアプリをうまくつかいこなすと、介護士としての生活の充実にも繋がります。 

そこで、ここからは、便利な無料の介護アプリ3つを紹介していきますので、ぜひご一読くださいませ。

介護福祉士国試1000問

介護福祉士国試1000問は、介護福祉士の国家試験対策に活用できるアプリです。 

介護福祉士国家試験の過去問1000問が収録されています。 問題集にチャレンジすることができるだけでなく、わかりやすい解説付きなので、間違った部分をご自身でチェックでき、さらに再トライ機能や履歴保存機能を使っての最チャレンジもできます。 

追加の有料問題や会員登録の必要がないため、誰でも気軽に利用できる点も嬉しいポイントです。 カテゴリ別での問題検索もでき、効率的な学習に繋げることが可能です。

カイゴトーク

カイゴトークは介護職の方々と触れ合えるSNS要素も多く含んだアプリになります。 

愚痴や悩み、新しい情報など、さまざまなテーマで語りあったり共感し合ったりでき、日本各地の介護士さん達との繋がりを感じることができます。 

投稿は匿名でできるため、個人情報が漏れることなく安心です！

また、コミュニケーションアプリとしても利用できるのはもちろんのこと、求人も掲載されているため、介護の就職・転職活動にも役立てることが可能です。 

カイテク

カイテクは、看護・介護の単発バイト求人を多く掲載したアプリになります。 派遣やパートよりも、さらに自由な働き方を選択したいという方に特におすすめです。 

カイテクは、日本各地のさまざなな種類の介護求人を掲載しているため、お住まいの地域で希望に合った求人を探し出すことができるでしょう。 また、単発バイトができるだけでなく、気に入った職場があればそのまま就職することも可能。 

単発バイトで効率的に稼ぎながら、就職・転職先も探せるという画期的な介護系アプリなのです。

便利な無料の介護アプリを使いこなそう！

仕事探しや勉強など、さまざまなジャンルの無料介護アプリがあることがおわかりいただけたでしょうか。 記事内で紹介したような介護のアプリを目的別に活用していくことで、仕事の幅も広がります。 

便利な介護アプリをうまく利用し、ご自身の世界を広げながら介護職ライフをもっと充実させていただきたいと思います。