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【解説】介護職でもダブルワークが禁止されている理由やおすすめの働き方
国がダブルワークを認めた流れもあり、近年では副業や兼業を始めた方もいるでしょう。介護職でもダブルワークをする方が増えてきている一方、禁止している職場もあるようです。無断で副業や兼業を始めると最悪の場合、解雇される可能性も少なくありません。
ダブルワークにならない働き方も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
介護職はダブルワークが禁止されているの?
介護職のダブルワークを禁止している職場も存在しますが、許可している施設も増えてきています。
全体の副業者の割合が9.7%なので、まだ少ないと言えますが、副業が全面的に禁止されているわけではありません。
施設によっては黙認しているところもあるため、実際の副業者の数は公表されているデータよりも多いかもしれません。
介護施設でダブルワークを禁止している理由
国ではダブルワークを推進していますが、禁止している施設もまだあります。そこでここでは、介護事業所がダブルワークをすすめない理由を紹介します。
- ケアの質が落ちることを懸念しているから
- 退職につながる可能性があるから
ダブルワークをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ケアの質が落ちることを懸念しているから
ダブルワークを禁止している事業所は、職員の介護技術の低下を懸念しています。
ダブルワークをすると、本業が疎かになる場合もあります。 その結果、睡眠不足や遅刻、欠勤により本業に集中できなくなる可能性があります。 それにより、入浴介助や排泄介助でミスを起こす方も出てくるかもしれません。
退職につながる可能性があるから
ダブルワークで収入源を確保できれば、介護の仕事に魅力を感じなくなる方もいるかもしれません。
副収入が得られる仕事の給料が、介護職よりも高ければダブルワークを本業にしたいと思う方もいるでしょう。 その結果、退職してしまい人手不足につながる可能性も否定できません。
介護職がダブルワーク禁止でも働く方法
ダブルワークを禁止している施設はまだ多いと言えます。 しかし、介護だけでなく別の収入源を確保したい方もいるでしょう。
そこで、副業や兼業を禁止している職場でダブルワークをする際のポイントを紹介します。 具体的には以下のとおりです。
- 上司や管理職に相談する
- フリマアプリを活用して不用品を出品する
- 株式投資などを始める
ダブルワークを禁止している施設でも副収入を得る方法は存在します。
上司や管理職に相談する
副業を始める前に、上司や人事部にダブルワークが可能か確認しましょう。
副業を禁止している事業所であれば、ルール緩和も検討してくれる可能性があります。 また、上司や管理者に相談しておけば、ダブルワークを無断で始めたときに起こる契約上のトラブルを避けられます。
労働者にもメリットがあるので、介護職が副業を始める前には上司や管理職と話し合ってみてください。
フリマアプリを活用して不用品を出品する
副業を禁止されている職場であれば、自宅の不用品を売るのも1つの手段です。 フリマアプリへの出品で得た収入は、雑所得とみなされます。 雑所得は、給与所得でも事業所得でもないので副業には該当しません。
ダブルワークが禁止されている職場で働いている方は、不用品販売を始めてみてはいかがでしょうか。
株式投資などを始める
株式投資やFXは株などの売買で利益を得られる仕組みです。 これは事業や仕事による報酬ではなく、株自体の価値が上昇したことによる「売却差益」を受け取っているだけです。
ただし投資は性質上、短期的に稼ぐことは困難なので時間をかけて副収入を得たい方におすすめです。
介護職が副業をする際の注意点
ダブルワークをする際に気をつけることを知りたい方もいらっしゃるでしょう。 ここでは、介護職がダブルワークをする際の注意点を紹介します。 具体的には以下のとおりです。
- 確定申告や税金の制度を理解しておく
- 労働時間に配慮する
それぞれ詳しく解説します。
確定申告や税金の制度を知っておく
ダブルワークをすると、会社とは異なる形で税金や所得を管理しなければなりません。 特に、確定申告や税金の仕組みは理解しておく必要があります。
支払う税金や社会保険に影響するため、国の制度を理解しておくことが重要です。
労働時間に注意する
本業と別の仕事をすると、働く時間や労力が増え、体力的な負担がかかります。 プライベートな時間も減り、精神的に辛く感じる方もいらっしゃるでしょう。
夜23時以降は働かない、週に1日休みを入れるなど、自分のルールを作るのがおすすめです。
よくある質問
介護職のダブルワークに関する質問は以下のとおりです。
- 介護職がダブルワークをしてバレる可能性はある?
- 介護職に向いているダブルワークは?
- 介護の副業を単発でできる方法はある?
それぞれ解説します。
介護職がダブルワークをしてバレる可能性はある?
介護職のダブルワークが発覚する可能性はあります。 特に多いのが、住民税の金額の違いで発覚するケースです。
ダブルワークの所得が1年間で20万円を超える場合、個人で確定申告をする必要があります。 その際、書類の欄に「自分で納付」の部分にマークをつけ忘れると、会社の年末調整時に副業と本業の所得を含んだ住民税額が会社に通知されます。
介護職に向いているダブルワークは?
介護職は不規則勤務なので、在宅でできる仕事がおすすめです。 具体的には以下のとおりです。
- Webライター
- Webデザイン
- 動画編集
スキルを磨く期間が必要ですが、副業解禁の背景もあり、仕事の選択肢が増えています。 自宅でできる仕事なので、遅番の前や夜勤明けでも働きやすいです。
介護の副業を単発でできる方法はある?
スポットで介護の仕事をしたい方は、単発バイトアプリを活用しましょう。 おすすめは、介護単発バイトアプリのカイテクです。 求人数が1万件以上あり、2,800ヶ所以上の施設で導入されています。
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勤めている介護施設ではダブルワークが可能か確認しよう!
介護施設によっては、職員の意欲やケアの質低下を懸念してダブルワークが禁止されている場合もあります。 そのためダブルワークを始める際は、勤めている職場の上司や管理職に確認しましょう。
無断でダブルワークをしてしまうと、解雇になる可能性もあります。 勤めている介護施設でダブルワークが可能かどうか、確認してみることをおすすめします。
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