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【子どもがいても大丈夫!】介護パートってどうなの?メリット・デメリットを解説
介護の仕事は時間の融通が利いたり全国に求人があったりするので、パートで働くには向いています。そのため、介護パートに魅力を感じている方もいるのではないでしょうか。
働きやすい職場の見つけ方や子どもがいる方におすすめの勤務先を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
介護パートの仕事内容
介護業務は大きく2つに分けられます。
- 身体介助
- 生活支援
身体介助とは、入浴や排せつ、食事介助など、利用者の身体に触れる介護のことを指します。生活支援とは、買い物代行や掃除、洗濯などのお手伝いを行うことです。
介護のパート業務も、基本的にこれら2つの業務を担当しますが、未経験者の場合、生活支援のみを行うことがあります。
子持ちの介護パートが働きやすい職場環境を選ぶコツ
子どもがいる状態で介護のパートをする場合、職場の選び方が重要です。
ここでは、子持ちの方が介護のパートをする際に働きやすい職場を見つけるコツを3つ紹介します。
- 時短勤務が可能であること
- 残業がないまたは少ないこと
- 子どもがいる家庭の状況を理解していること
介護のパートを探している方は、ぜひ参考にしてください。
時短勤務ができる
子どものイベントや病院の時間が午前や午後のみの場合、出勤できる時間帯に制約が出ます。そのため、フルタイムや夜勤のシフトに入るのは難しいです。しかし、介護職では時間に融通がききやすい職場が多いため、時短勤務が可能です。収入を増やしたい方は、例えば平日の月曜日のみ時短勤務にするなどの働き方も考えられます。
保育園や学校の帰宅時間に合わせて働きたい方は、時短勤務ができる職場を探すのがおすすめです。
残業がない・少ない
介護のパートで働きたい方は、子どもの保育園の迎えや学校からの帰宅時間を考慮して勤務時間を調整する必要があります。日勤で働く場合でも、残業が少ない職場を選ぶことが望ましいです。
介護のパートであれば、定時で退勤できる職場も存在します。残業が必要な場合でも、事前に上司に伝えることで、子どもの帰宅時間に合わせたサポートを受けられることがあります。
介護のパートで仕事を探す方は、残業が少ない職場を選ぶことをおすすめします。
子どもがいる家庭を理解している
子どもが体調を崩すと、保育園や幼稚園から呼び出されることがあります。そのため、子どもがいる方は突然の早退や欠勤をしなければならないことも考えられます。
職場の環境によっては、このような事情を理解してもらえない場合があり、不快な思いをすることもあるでしょう。介護のパートを希望する方は、職場の環境や雰囲気をよく調べ、サポート体制が整っているところを選ぶことが重要です。事前に職場見学や口コミを確認し、子持ちのスタッフが在籍しているかどうかを確認するとよいでしょう。
面接時にも子どもがいる状況や勤務可能な時間をしっかりと伝え、後のトラブルを避けるための対話を持つことが大切です。
子持ちの介護パートにおすすめの働き方
ここでは、介護パートとして働きやすい職場の選び方を紹介します。
- 介護派遣
- 単発バイト
子持ちで介護パートを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護派遣
介護派遣とは、介護派遣会社に雇用されて働くことです。介護派遣会社との契約に基づいて勤務しますので、事前に勤務時間や残業時間を伝えておくと、それに従って勤務が可能です。
子どもの帰宅時間に合わせた勤務も実現できるため、時間に融通が利きやすい働き方を希望する方には、介護派遣がおすすめです。
単発バイト
単発バイトとは、最短で1日から1週間程度で終わるアルバイトのことを指します。仕事の継続は基本的に前提とされておらず、決められた業務が完了すると契約も終了します。スキマ時間を利用して働いたり、急な出費が必要になった時などにピッタリなので、多くの方から人気の働き方となっています。
特に、子どもがいて定まった時間に働くのが難しい方には、単発バイトが適しています。
子持ち介護パートにおすすめの職場
介護パートとして働きやすい職場があります。
具体的には以下のとおりです。
- デイサービス
- 訪問介護
- 日勤の特別養護老人ホーム
介護パートは職場選びが大切なので、ぜひ参考にしてみてください。
デイサービス
デイサービスは、日中のみ介護サービスを提供する事業所です。
一般的な介護業務のほか、理学療法士や作業療法士によるリハビリも受けることができます。さらに、他の利用者との交流を促進するためのカラオケやボードゲームなどのレクリエーションも提供されます。デイサービスの営業時間は基本的に日中のみとなるため、介護のパートとして働きやすいです。
ただし、レクリエーションやイベントの準備をする場合、残業が発生することもありますので、子どもがいる方は面接時に勤務時間について相談しておくと良いでしょう。
訪問介護
訪問介護は、高齢者の自宅を訪れて介護サービスを提供する仕事です。一般的な介護業務のほか、通院のサポートや買い物代行などのサービスも提供します。
訪問介護の勤務は、主に日中に行われます。夕方までに帰宅できることが多く、子どもがいる方でも働きやすい環境となっています。
訪問介護では利用者の自宅に滞在する時間が限られているため、他の介護事業所と比べて残業が少ないと言われています。
日勤の特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームの給与は、デイサービスや訪問介護と比べると高めの傾向にあります。
介護報酬は、サービス内容、勤務地の平均給与、利用者の要介護度によって異なりますが、特別養護老人ホームの利用者の要介護度は他の施設に比べて高いため、介護報酬が上がりやすいのです。
- 特別養護老人ホーム:34万8,040円
- 訪問介護事業所:31万5,170円
- 通所介護事業所:27万5,620円
訪問介護やデイサービスと比較すると、特別養護老人ホームの給与が高いことがわかります。ただ、特別養護老人ホームは24時間のサービスを提供しているため、遅番や夜勤が存在します。
日勤のみの勤務を希望する方にとっても、特別養護老人ホームは選択肢として考えられるでしょう。
子持ちが介護パートで働くメリット
本記事を読み進めるなかで「子持ちが介護パートで働くメリットはあるの?」と考えている方もいるでしょう。
ここでは子持ちが介護パートで働くメリットを紹介します。
- 未経験・無資格でも始められる
- 求人が多い
- 子どもの成長に合わせて給与が上がる
介護パートの特性を活かして、子どもがいても満足のいく働き方を実現しましょう。
未経験・無資格でも始められる
看護師や保育士などの専門職では基本的に資格が必要ですが、介護の仕事は未経験からでも始められます。入社後に資格を取得することも可能で、職場によってはその費用を負担してくれることもあります。
無資格や未経験で始める方も、最初から身体介助を行うことはありません。見守りやリネン交換などの補助業務からスタートするので、安心してください。
無資格でも専門職に就きたい方に、介護パートをおすすめします。
求人が多い
厚生労働省の発表によれば、2025年までに介護職が32万人近く不足すると予測されています。
介護職は全国的に人手が不足しているため、未経験者でも介護パートの仕事を見つけやすい状況です。日本では高齢者が増加しており、2025年には75歳以上が約18%、2040年には65歳以上が約35%を占めるとの予測が厚生労働省より出されています。新しい事業所も次々と開設されており、現在は求人に困ることは少ないでしょう。
介護パートを選ぶことで、自宅近くでの勤務や子どもの送り迎えの負担を軽減するような働き方も選択できます。
子どもの成長に合わせて給与が上がる
介護の仕事は、資格を取得することや勤続年数により、給与がアップしていきます。
厚生労働省が実施した『令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果』によれば、資格を保有すると基本給与が以下のようになります。
- 保有資格なし:11万1,960円
- 介護職員初任者研修:11万5,790円
- 実務者研修:13万10,000円
- 介護福祉士:13万4,680円
- 社会福祉士:12万7,880円
- 介護支援専門員:13万6,350円
実務者研修や介護福祉士など、国家資格に関連する資格の持ち主は特に手当が高くなる傾向があります。
資格を取得してキャリアアップすることで、子どもの成長に合わせて給与も増加していきます。
子持ちが介護パートで働くデメリット
子持ちの介護パートをするうえで気をつけることがあります。
具体的には以下のとおりです。
- 人間関係に悩むことがある
- 給与体系が安い
- 体力が必要
身体面や精神面でのケアが大切です。
人間関係に悩むことがある
介護施設に勤めると、看護師やリハビリ職など多くの方と関わります。介護の考え方やケアの方針で意見がぶつかることもあり、人間関係に悩む方も少なくありません。介護職の中にはお局様のような職員もおり、仲間外れにされることもあるかもしれません。
人間関係のトラブルに悩む方は、職場の選び方を慎重に心がけてください。
給与が安い
介護業界の給与は他の産業と比べて低いと言われています。
厚生労働省の『令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果』によれば、令和4年の介護職の給与は31万7,540円、年収換算で約380万円となっています。一方、金融庁のデータによれば、給与所得者の平均給与は461万円ですので、他産業と比べてもやはり低いと言えます。しかし、介護業界では「ベースアップ加算」や「処遇改善加算」など、給与を上げるための施策を実施しています。
このような取り組みにより、介護職の基本給与は徐々に上昇しています。
体力が必要
介護職は身体介助が主な業務となるため、体力が求められる仕事です。入浴介助時には、自分よりも体格の大きな利用者を洗う場面もあります。また、ベッドから車椅子への移乗時には、利用者の体をしっかりと支える力が必要となります。
体力に自信がない方は、介護の仕事をする上で大変さを感じるかもしれません。
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