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【給料アップは可能?】介護業界における岸田総理の今後の展望とは

岸田政権では、2022年から介護職の賃上げの政策が実施されています。この政策は現在も続いていますが、介護職の給料が実際に上がっているのか気になる方も多いでしょう。

結論から申し上げますと、「介護職の賃金は上がっており、今後も上昇が期待されます。」

今回では、給料を自ら上げる方法や、待遇の良い職場の見つけ方も併せて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

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【2023年最新】介護職の給料を上げる国策はどうだった?

2022年に介護職の給与を上げる政策を始めた結果、現場はどうなったのでしょうか。

  • 実施していない事業所もある
  • 介護職の給与は上がっている
  • 実施していない事業所もある

介護職の給与状況について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護職の給料は上がっている

令和4年度の厚生労働省による『介護従事者処遇状況等調査結果』によれば、介護職の給与は上昇傾向にあります。

現在、介護職には2つの加算が設けられており、令和3年と4年を比較すると、以下のような変動が見られます。

介護職員等ベースアップ等支援加算取得

令和3年:300,740円
令和4年:318,230円
増額:17,400円

介護職員処遇改善支援補助金取得

令和3年:300,990円
令和4年:317,540円
増額:16,550円

参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

介護職員等ベースアップ等支援加算を取得している事業所では、給与が17,400円増額しています。また、介護職員処遇改善支援補助金を取得している事業所でも、給与が16,550円増加しています。

介護職員以外の給料も上がっている

介護職員以外でも、給与が上昇している事業所が存在します。

介護職員処遇改善支援補助金は、生活相談員やケアマネージャー、看護師などには適用されません。

しかしながら、介護職員等ベースアップ等支援加算は、介護職員以外にも配分可能です。

以下は、その具体的な配分先の職種とその割合です。

  • 生活相談員・支援相談員 45.1%
  • 看護職 45.1%
  • 事務職 31.5%
  • ケアマネージャー 29.9%
  • リハビリ職・機能訓練指導員 27.9%

参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

生活相談員や看護師、リハビリ職を始めとする多くの職種で、加算の配分が行われています。この加算が継続的に行われれば、介護・福祉業界で働く方々の給与改善が期待できます。

実施していない事業所もある

一方で、介護職員等ベースアップ等支援加算を取得していない施設・事業所も存在しています。その理由は以下の通りです。

  • 賃金改善の仕組みを設けるための事務作業が煩雑 40.0%
  • 計画書や実績報告書の作成が煩雑 35.7%
  • 賃金改善の仕組みの定め方が不明瞭 24.8%

参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

書類作成や手続きの煩雑さ、制度の不明瞭さなどが挙げられています。人手不足の中、増え続ける事務作業が負担となっている事業所も少なくありません。

2023年以降の介護職は給料が上がる?

2022年度は介護職の給与が上がりましたが、2023年以降はどうなるのでしょうか?

ここでは以下について解説します。

  • 2023年以降も介護職の給与は上がる可能性が高い
  • 物価の高騰により賃金アップが感じにくい状況

ぜひ、今後の介護職の給与事情の参考にしてみてください。

2023年以降も介護職の給料は上がる可能性が高い

結論から述べますと、2023年以降も介護職の給与が上がる可能性が高いと考えられます。

介護に関する情報を発信しているメディア『JOINT』によれば、2023年5月に介護事業者が運営する団体が岸田文雄首相に一般企業と同等の給与水準にするよう文書を提出したとのことです。この提出を受けて、岸田首相は「引き続き問題意識を持ち、取り組んでいきたい」と述べています。

介護職の給与アップは岸田政権の目玉政策となっているため、今後も更なる支援が期待されます。

物価の高騰により賃金アップが感じにくい状況

介護職の給与が上昇している一方、原材料の高騰や円安による値上げの影響で、賃金の上昇が実感しにくい状況となっています。

ウクライナ情勢も刻々と変化しており、近い将来の物価の動きが予測しづらいです。全産業を比較すると、介護職の給与には約7万円の差があることから、物価の上昇が続くと生活の向上を感じるのが難しいかもしれません。

介護の仕事をしている方々にとっては、困難な時期ともいえるでしょう。

介護職の給料の推移状況

介護職員等ベースアップ等支援加算を取得している施設や事業所の給与の推移状況をみていきましょう。

  • 介護職員の基本給与額の推移状況
  • 介護職員の資格別の平均給与額
  • 介護職員の勤続年数別の平均給与額

上記3つの給与状況を確認していきます。

介護職員の基本給与額の推移状況

介護職員等ベースアップ等支援加算を取得している介護職員の平均基本給は以下のとおりです。

  • 令和3年:183,960円
  • 令和4年:186,190 円
    • +2,230円

参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

令和3〜4年からみると、介護職員の基本給は約2,000円上がっているのがわかります。しかし金融庁のデータによると給与所得者の平均給与は461万円、月給に換算すると38万円なので、他産業と比べるとまだ低いのが実状です。

職種別の平均給与額の状況

介護職員の資格別の平均給与は以下のとおりです。

介護福祉士

  • 令和3年314,930円
  • 令和4年331,690円
    • +16,760円

社会福祉士

  • 令和3年:334,820円
  • 令和4年:352,560円
    • +17,740円

介護支援専門員

  • 令和3年:360,580円
  • 令和4年:376,240円
    • +15,660円

実務者研修

  • 令和3年:289,410円
  • 令和4年:302,500
    • +13,090円

介護職員初任者研修

  • 令和3年:286,530円
  • 令和4年:302,910円
    • +16,380円

保有資格なし

  • 令和3年:250,600円
  • 令和4年:270,530円
    • + 19,930円

参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

令和3〜4年を比べると、資格を保有している職員は平均給与が1万円以上上がっています。資格を保有していない方でも2万円近くベースアップしています。

介護職員の勤続年数別の平均給与額の状況

介護職員の勤続年数別の平均給与額は以下のとおりです。

勤続年数1〜4年

  • 令和3年:291,910円
  • 令和4年:322960円
    • +21,050円

勤続年数5〜9年

  • 令和3年:307,930円
  • 令和4年:324,350円
    • +16,420円

勤続年数10年以上

  • 令和3年:342,150円
  • 令和4年:358,870円
    • +16,720円

参考:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

令和3〜4年を比べると勤続年数を重ねることで、給与が上昇しています。また若手とされる勤続年数1〜4年の介護職員の給与も上がっています。

介護職が自身で給料を上げていく方法

ここからは介護職自身で給与を上げる方法を紹介します。

具体的には以下のとおりです。

  • 待遇の良い職場に転職する
  • 資格を取得する
  • 勤続年数を上げていく
  • キャリアアップを目指す

自身で給与を上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

資格を取得する

資格を取得することにより、給与の手当を受けられ、給与が上がります。例えば、初任者研修や介護福祉士の資格を取得すると、職場にもよりますが、5,000〜10,000円の給与アップが見込めます。

資格取得には費用がかかることがありますが、職場によっては補助金制度が設けられており、実質無料で講座を受講できる場合もあります。

資格取得は、介護職で給与を上げる方法の1つです。

待遇の良い職場に転職する

介護職の給与を上げるための方法として、待遇の良い職場への転職がおすすめです。待遇の良い職場に転職することで、同じ時間を働いても給与が増加します。

基本給や手当が高い職場への転職を検討すると、家族や友人との時間や趣味に費やす時間が増え、仕事の満足度も向上します。

転職エージェントや転職サイトを活用し、理想の職場を探しましょう。

勤続年数を上げていく

勤続年数を重ねることで基本給を増額する方法もあります。日本では定期昇給が主流となっており、年齢や勤続年数が増えると、自動的に給与が上がる仕組みとなっています。

長く勤務することで給与が増加するので、会社に不満がなければ勤続を続けるのも一つの方法ですが、転職や昇格に比べると収入の増加は緩やかです。

キャリアアップを目指す

役職への昇進、例えば主任や管理職になることで、手当が加算され、年収が上がります。介護福祉士の資格を取得することや、喀痰吸引等の研修を受けることで、手当がつく職場も存在します。また、自ら訪問介護事業所やデイサービスを開設し、独立して収入を増やす選択も考えられます。

役職に就くと、責任やプレッシャーが伴うこともありますが、介護に熱意を持っている方は、キャリアアップを目指してみても良いでしょう。

介護職が給与を上げる職場を見つける方法

給与が上がる職場を見つける方法を紹介します。

  • 転職エージェントを利用する
  • 掛け持ちをする
  • カイテクを利用する

転職や良い職場が見つからないと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

転職エージェントを利用する

給与を上げたい方は、介護に特化した転職エージェントを利用しましょう。

元介護職や介護業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているため、待遇の良い職場や残業の少ない事業所などに詳しく、業界の内情を知ることができます。希望条件を伝えると、近くの地域から職場を検索してくれますので、自ら求人を探す手間はかかりません。

多くの情報から希望条件に合った求人と出会いたい方は、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。

掛け持ちをする

複数の事業所を掛け持ちすることで給与を上げることができます。介護職の勤務体系は柔軟で、夜勤専門のシフトや日勤の3時間だけなど、スポットでの勤務が可能です。

1つの事業所では日勤で働き、もう1つの事業所では入浴介助の時間帯や夜勤帯で勤務することで、収入を増やすことができます。

身体的には負担がありますが、急な出費が必要な時や一時的に収入を増やしたい際には、取り組む価値があるでしょう。

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国策と職場を選んで給与を上げていく!

介護業界における給与アップを目指す国策は充実してきており、年々介護職の収入は上昇しています。

全産業との比較では差はありますが、介護の給与アップは岸田政権の主要政策の一つであるため、今後も期待が持てます。ただ、国策の実施期間は不確定ですので、自分自身で給与を上げる方法も考慮しておくことが重要です。

資格取得や転職エージェントの活用など、さまざまな手段を用いて給与アップの準備をしておきましょう。

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