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【パートでも可能?】実務経験を積んで介護福祉士を目指す具体的な方法とは

介護福祉士を目指すためには、実務経験3年以上が必要です。

パートで働いている方の中には、「実務経験に含まれるのか」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。結論から言いますと、パートでの勤務でも実務経験として3年以上積むことで介護福祉士の受験資格を得ることができます。

今回では、パートから介護福祉士を目指す2つのルートを紹介します。

さらに、介護福祉士の資格取得と家庭の両立方法も解説しますので、主婦やパートタイムで働く介護職の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

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介護福祉士受験資格の「実務経験」とは?

ここでは介護福祉士受験資格の実務経験について紹介します。

定義や日数を確認できるので、介護福祉士を取得する際の参考にしてみてください。

介護福祉士の実務経験とは

介護福祉士の実務経験とは、対象となる事業や職種、事業所で経験を積むことです。

実務経験に該当するのは次のとおりです。

【実務経験に該当する事業】

  • 児童・福祉事業
  • 障がい者事業
  • 介護事業

【実務経験に該当する職種】

  • 介護職員
  • 看護助手
  • 生活支援員
  • 保育士

【実務経験に該当する事業所の一部】

  • 指定通所介護(指定療養通所介護を含む)
  • 指定地域密着型通所介護
  • 特別養護老人ホーム
  • 指定介護老人福祉施設
  • 指定地域密着型介護老人福祉施設
  • 有料老人ホーム
  • 指定小規模多機能型居宅介護
  • 指定介護予防小規模多機能型居宅介護

介護職の他に、児童福祉や障がい事業での経験も実務経験に含まれます。より詳しく知りたい方は、『公益財団法人社会福祉振興・試験センター』のサイトをご覧ください。

介護福祉士の受験資格の実務経験は何時間必要か

介護福祉士の受験資格を得るには、実務経験3年以上が必要です。

実務経験3年以上とは「従業期間1,095日以上、従業日数540日以上」となります。

  • 従業期間:1,095日以上
  • 従業日数:540日以上

従業期間とは働いている日数を意味し、産休や育休などの休職期間も含まれます。掛け持ちで働いている場合の日数は、1日にカウントされます。

従業日数とは、指定事業所で介護の仕事をはじめた期間のことです。産休や育休などの休職期間や、研修やセミナーで稼働した日は含まれません。掛け持ちで働いている期間は1日として扱われます。

介護福祉士を目指せる2つのルート

パートが介護福祉士を目指せるルートは以下の2つです。

  • 養成施設ルート
  • 実務経験ルート

介護福祉士を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。

養成施設ルート

『公益財団法人社会福祉振興・試験センター』によると、養成施設は、厚生労働省が指定した学校や専門学校のことを指し、介護福祉士の技能や知識を学べる施設です。

介護福祉士養成施設で指定された履修科目を修了することで、1〜2年で介護福祉士国家試験を受験することができます。しかし、「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正により、現在の取得の流れは以前とは異なります。平成28年度までの卒業生は、介護福祉士国家試験を受験せずとも介護福祉士を取得できました。だが、令和9年度以降からは、筆記試験に合格しないと介護福祉士を取得することはできません。

平成29年〜令和8年度までの卒業生には、卒業後5年間、登録申請することで介護福祉士としての資格を得ることができる経過措置が取られています。しかし、5年を超えて介護福祉士として活動したい場合、以下の条件を満たす必要があります。

  • 卒業後5年の間に介護福祉士試験(筆記試験)に合格する
  • 卒業後5年間、介護福祉士の仕事を続ける
    • (従業期間1,825日以上、従業日数900日以上)

養成施設を卒業してから5年間は介護福祉士として活動できますが、その後は実務経験5年を積むか、筆記試験を受験する必要があります。

実務経験ルート

実務経験ルートでの介護福祉士取得には、実務経験3年以上の経験と、介護職員実務者研修の修了が必要です。

実務経験ルートの取得条件:

  • 実務経験3年以上
    • (従業期間1,095日以上、従業日数540日以上)
  • 介護職員実務者研修を修了

指定事業所での実務経験と実務者研修の修了後、国家試験に合格することで介護福祉士の資格を取得することができます。実技試験は免除されます。

パートにおすすめは実務経験ルート!3つの理由とは

パートが介護福祉士を取得するためにおすすめのルートは実務経験です。

理由は次のとおりです。

  • パートやアルバイトも対象
  • 未経験からでも始められる
  • 働ける職場が多い

パートから介護福祉士を取得する方は、ぜひ参考にしてみてください。

パートやアルバイトも対象

介護福祉士の「実務経験3年以上」という資格要件は勤務体系に関係ありませんので、パートやアルバイトも対象となります。

正社員でなくとも、実務経験3年以上と実務者研修を修了すれば、介護福祉士国家試験を受験することができます。時短勤務で働いていたとしても、勤務時間の長さは実務経験の要件に含まれません。

パートでの勤務でも、3年の実務経験を積めば問題ありませんので、安心してください。

働ける職場が多い

介護の現場は多くの事業所で人手不足となっており、未経験者でも働きやすい環境が整っています。

自身に適した施設を探すための努力は必要ですが、実務経験を比較的早く積むことができるでしょう。施設も多いため、自宅近くの職場や時短勤務が可能な事業所を見つけやすいです。

忙しい主婦や育児中の方にも、働きやすい環境で介護福祉士を目指すことができます。

未経験からでも始められる

実務経験ルートは、介護の仕事が未経験からでも資格を取得できる方法の一つです。介護福祉士の取得ルートには養成施設も存在しますが、養成施設を利用する場合、学校に通う時間や費用が必要です。

一方、実務経験ルートを選べば、未経験からでも働きながら資格を目指すことができ、学校に通う必要もありません。給与を受け取りながら資格要件を満たすことが可能なのも、このルートの大きなメリットと言えます。

介護の仕事に初めて取り組む方は、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を目指してみてはいかがでしょうか。

パートが介護福祉士を取得するうえで大変なこと2つ

パートが介護福祉士を取得するうえで大変なことは2つあります。

  • 3年間は介護職を続ける必要がある
  • 実務者研修を取得する時間を作らなくてはいけない

パートから介護福祉士を目指す場合は、実務経験がネックになります。

3年間は介護職を続ける必要がある

介護福祉士を目指す際、パートから実務経験を積む方法があります。このルートを選ぶ場合、3年間の介護の仕事を継続する必要があります。介護の仕事を途中で辞めると、介護福祉士取得のための経験年数が停止し、資格取得までの期間が長引いてしまいます。

産休や育休は従業期間には含まれますが、従業日数としてはカウントされませんので、注意しましょう。

実務者研修を取得する時間を作らなくてはいけない

実務経験を活かして介護福祉士の資格を取得するためには、実務者研修を修了する必要があります。無資格の場合、実務者研修には全20科目、450時間以上となり、約6か月の履修時間が必要です。

【資格なしの場合】

科目数:全20科目
履修時間:450時間
期間:約6か月

しかし、初任者研修の資格を持っている方は、一部のカリキュラムが免除されるため、実務者研修を約4か月で修了できます。

【初任者研修を取得している場合】

科目数:全11科目
履修時間:320時間
期間:約4か月

受講のペースによっては、最短1ヶ月での修了も可能です。ただし、育児や家事、仕事との両立が必要となる場合は、非常に忙しくなるでしょう。

パートが介護福祉士の取得と家庭を両立する4つのポイント

パートが介護福祉士の取得と家庭を両立する際のポイントを解説します。

  • 働きやすい職場を選ぶ
  • 通信講座で実務者研修を受講する
  • 家族の協力を得る
  • サービスを利用する

子どもや家族がいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

働きやすい職場を選ぶ

主婦の方は、子どもの送り迎えや家事などで働ける時間が限られています。その上、国家試験の勉強や実務者研修などが加わると、さらに忙しくなります。そのため、時短勤務や土日休みなどの働きやすい職場の選択がおすすめです。また、自宅から近い職場で働くのも良い選択です。

通信講座で実務者研修を受講する

パートで介護福祉士を目指す方は、通信講座で実務者研修を受講することをおすすめします。自分のペースで学習を進めることができるので、家事や育児の合間にも取り組めます。

ただし、レポートの課題提出があるため、締め切りに追われることも考慮する必要があります。さらに、次の講座が実技を含む内容のため、通学が必須となります。

  • 介護過程Ⅲ:45時間
  • 医療的ケア(講義・演習):12~16時間程度

6〜10日間は通学が必要な科目がありますので、スケジュールに余裕を持って計画しましょう。

家族の協力を得る

家族の協力を得ることも、パートから介護福祉士を目指す際には重要です。子どもの送迎や家事の分担を家族と協力して行い、学習の時間を確保することが大切です。家事のシェアやベビーシッターといったサービスを利用することも検討できます。

家族とのコミュニケーションを大切にしながら、取り組んでみてください。

よくある質問

パートから介護福祉士を目指す方向けのよくある質問を紹介します。

  • 何歳からでも介護福祉士になれますか?
  • パートにおすすめの職場はありますか?

記事を読む際に、これらの点が気になる方は参考にしてみてください。

何歳からでも介護福祉士になれるの?

介護福祉士には年齢制限がないので、資格要件を満たしていれば何歳からでも目指せます。

パートにおすすめの職場はある?

介護業界には人手不足の職場が多く、比較的就職しやすいです。訪問介護は自身で働く時間を選べるため、仕事と家庭の両立がしやすいです。

デイサービスは日中に業務が終了するので、夜は勉強や家族と過ごす時間に充てられます。さらに、パートのおすすめ職場を探している方は、カイテクを利用してみると良いでしょう。

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パートから介護福祉士を目指している方は、ぜひ利用を検討してみてください。

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時間を有効活用して実務経験を積みましょう!

パートとして実務経験を積みながら家庭との両立する方法やポイントを紹介しました。

家事や育児をこなしながらの実務経験は可能ですが、時間の確保が大切です。時短勤務ができる職場の選び方や通信講座の利用など、効率的にキャリアアップを目指しましょう。

今回の内容を参考に、介護福祉士の資格取得を目指してください。

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