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【要注意】うつ病になるケアマネが多い理由は?仕事を続けるためのポイントも紹介
ケアマネージャーは職業柄、利用者家族や介護職・看護師などと関わります。
そのため福祉職のなかでは批判的な意見を言われたり、暴言を吐かれたりする機会が多くなりがちです。そしてうつ病や燃え尽き症候群などの精神疾患に悩んでしまいます。
ケアマネージャーが精神疾患に悩まずに長期的に働けるようサポートする内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
ケアマネージャーはうつ病になってしまうことが多い?
ケアマネージャーはうつや燃え尽き症候群(バーンアウト)になる方も少なくありません。理由は以下のとおりです。
- 上司や部下など職場環境の悩みが多い
- 利用者家族との関係での悩むケースもある
- 給与面や待遇面での不安からうつになることも
職場や人間関係で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

上司や部下など職場環境の悩みが多い
ケアマネージャーは職場の人間関係で悩む方が多いです。ケアマネージャーの仕事上、多職種の方と関わる機会が多いため、意見が割れて対立することがあります。また幅広い年齢や経歴を持つ方が多く、人間関係に馴染めずに苦しんでいる方もいます。
職場環境の悩みによって心理的に追い込まれ、うつ病になってしまう方が多い傾向です。
利用者家族との関係での悩むケースもある
ケアマネージャーはモニタリングやサービス担当者会議などをおこなうため、利用者さんの家族と関わる機会があります。
利用者さんの家族のなかには、ケアマネージャーに施設へのクレームを言う方もいます。クレームはケアの参考になる場合もありますが、ときには理不尽な意見を言われることもあるでしょう。
家族からのクレームに対してどのように対処すればいいかわからず、悩んでしまい精神的に体調を崩してしまう方も少なくありません。
給与面や待遇面での不安からうつになることも
ケアマネージャーの給与や待遇面に不安を感じ過ぎてしまい、うつに近い症状になってしまう方がいます。
ケアマネージャーは福祉職のなかでは給与は高い傾向にあります。
「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、特定処遇改善加算取得事業所のケアマネージャーの給料は35万6,310円です。介護職員の32万3,190円よりも3万円高くなっています。しかし事業所によって給与に差があるのが実情です。経営に苦しむ事業所の場合、一般的なケアマネージャーの給与よりも低いことがあります。
ケアマネージャーがうつ病になる3つの原因
ケアマネージャーがうつ病になる3つの原因は以下のとおりです。
- 相談できる人がいない
- 理想と現実のギャップ
- 人間関係での問題
自身の体調確認のためにも、ぜひ参考にしてみてください。

相談できる人がいない
施設で起きたことや利用者の家族から言われたことを相談できず、うつになってしまうケアマネージャーは多いです。
独身の方は相談できる人がいないことに悩み、家族がいる方は夫や親に相談してみても理解してもらえないことがあります。さらにケアマネージャー自身の家族の問題も加わると、二重に悩みが増えてしまい心理的につらくなりうつ病を発症してしまう方がいます。
理想と現実のギャップ
ケアマネージャーは責任感の強い方が多いです。
そのため自身が作成したケアプランが実施されていない現状や現場を見たときに、理想と現実のギャップを感じてしまう方がいます。現場の職員と話し合っても理想とする介護が実施されていないと不満を抱くでしょう。
人間関係の悩み
いじめや派閥の対立など人間関係での問題を目の当たりにし、ケアマネージャーの仕事を辞めてしまう方がいます。
介護の現場は女性が多い職場がほとんどなので、コミュニティが形成されて人間関係が複雑になりやすいのが現実です。また新人職員で入社した場合は、教育体制が整っている職場であればマンツーマンで指導してくれる職員がいます。そのため同僚や利用者家族との人間関係に悩んだときはすぐに質問できます。
ケアマネージャーがうつ病にならずに仕事を続けるために必要な4つのこと
ケアマネージャーがうつ病にならずに仕事を続けるための方法を4つ紹介します。
- 体調管理に気をつける
- 待遇のいい職場で働く
- 仕事とライフプランの相性を考える
- 教育体制が整っている事業所で働く
ケアマネージャーを目指している方や体調に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

体調管理に気をつける
ケアマネージャーとして活動するためには、体調管理に気をつけましょう。最低6時間以上の睡眠やバランスのいい食事・適度な運動をして規則正しい生活を送りましょう。
ストレスは気づかないうちに溜まっている可能性もあるので、定期的に音楽を聞いたり映画を観たりして自身にとってのストレス解消法を身につけておくのがおすすめです。
待遇のいい職場で働く
給与面で不安を感じている方は、待遇のいい職場に転職しましょう。福祉職は需要過多の職種なので、ケアマネージャーの経験があれば就職先に困ることは少ないでしょう。
近年では福祉職向けの転職サービスも充実しています!
希望の年収や勤務先を伝えれば、元福祉職や介護業界に詳しい転職エージェントがあなたに合った転職先を探してくれます。
LINEで簡単に登録できるサービスが多いので、ぜひご利用ください。
仕事とライフプランの相性を考える
ケアマネージャーの仕事が自身の思い描くライフプランに合っているか考えてみるのがおすすめです。
たとえば少ない利用者を担当してマイペースに仕事をしたいと考えている方にとって、忙しい事業所で働くのはライフプランに反してしまいます。また結婚や妊娠といったライフステージの変化が起きたときでも続けていきたい仕事なのかを考えてみましょう。
ケアマネージャーの仕事内容が望んでいるライフプランと合わない働き方だと、精神的につらくなってしまうので転職や異動を検討してみてください。
教育体制が整っている事業所で働く
教育体制が整っている事業所で働くと、精神的に追いつめられることは少なくなります。なぜなら、マンツーマンでの指導や定期的なヒアリングがおこなわれ、相談できる環境が整っているからです。とくにケアマネージャーの仕事を未経験から始める方は、右も左も分かりません。
経験のある方でも職場環境が変わると、仕事の進め方が異なるのではじめは苦労します。しかし教育担当の職員がいることで、わからないことや疑問に感じたことをすぐに質問できるため、一人で抱え込んで燃え尽き症候群になったりうつになったりすることが少なくなります。
体調を整えて長期的にケアマネージャーとして働き続けましょう!
ケアマネージャーの仕事は人間関係や職場環境で悩むことが多い仕事です。そのため心身ともに整えて仕事を続けることが大切です。
自身にとってのストレス解消法や、転職などを視野に入れてケアマネージャーの仕事に長期的に取り組みましょう。