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介護職員としてスキルアップしたい!身につけるべき知識や資格を紹介
介護職員の仕事は奥深く、やればやるほど「もっと深く利用者のためになる介護ケアをしたい」と思う方もいるのではないでしょうか?
介護職員として向上心持って仕事をするのは素晴らしいことです。
スキルアップを目指す介護職員の方は、是非参考にしてみてくださいね。
介護職員がスキルアップするメリット
介護職員がスキルアップするメリットは以下になります。
- 介護の仕事へのモチベーションが上がる
- 待遇が良くなる可能性が高まる
- 介護士としての自信がつく
これから、3つのメリットについて細かく解説していきます。
介護の仕事へのモチベーションが上がる
スキルアップを目指すと仕事へのモチベーションが上がります。スキルアップを目指すということは、それに伴い、働く上での目標ができます。
向上心持って仕事をすることで、介護現場で働く楽しさに気付くことも…
介護ケアに一生懸命向き合うことで、更に気持ちを高めて仕事に取り組めるようになります。
待遇が良くなる可能性が高まる
スキルアップすることで今よりも給料が上がる可能性があります。
特に主任に昇進した場合は、基本給などが上がることが多いです。また、昇進だけでなく、資格取得により手当として給料が上がる場合もあります。
介護士としての自信がつく
目標を持ち、働き続けることで介護士としての自信がつきます。
一生懸命勉強したり、仕事と向き合ったりして得た経験から、自身の中の介護観が深いものとなり、それが介護をする上での自信に繋がります。
自ら向上心を持ち、得た知識や経験は、今後介護の仕事を続ける上で自分自身の財産となるでしょう。
介護職員がスキルアップするために必要なこと
介護職員としてのスキルアップを目指すなら、まずどんなことをする必要があるのかを把握しておきましょう。
以下では、介護職員がスキルアップするために必要なことを紹介していきます。
観察力を磨く
介護の仕事をする上で観察力は重要です。
利用者の普段の様子を観察する意識を持ち、異変があった時にすぐに気づけるようにしましょう。観察力を持つことで、身体の変化だけでなく、心の不調にも気づくことができます。
普段の観察力から想像を働かせることができれば、事故防止などのリスク管理にも繋がります。
介護技術を身に着ける
確かな介護技術は、介護の仕事をする上で最も重要なことです。
特に身に着けるべき介護技術は以下のようなことです。
- 利用者一人ひとりに合わせた介助方法
- 安全で安楽な介助方法
- 利用者が不安にならない適切な声掛け
- 利用者と介護者の身体に負担がかからない介助方法
適切な介助方法は、利用者に安心感を与えます!
スキルアップを目指すなら、介護技術を磨くことも視野に入れておきましょう。
コミュニケーション能力を高める
利用者やご家族に安心感を与えられるコミュニケーション能力を持つことも大切です。
特に以下のようなコミュニケーションを意識しましょう。
- 否定しない言葉選び
- わかりやすい伝え方
- 相手が安心するような相槌
コミュニケーション能力が高いと、利用者やご家族からの信頼が得られます。また、利用者だけでなく、他スタッフと上手に連携するコミュニケーション能力も身につけると更に良いです。
スタッフ間で良いコミュニケーションがとれると、チームワークが円滑に進み、よりよい介護ケアの提供に繋がります。
介護士として身につけるべき知識
介護士としてスキルアップするためには、高齢者や介護への知識を身につける必要もあります。
どんな知識を身につけるべきなのか、以下で具体的に説明していきますので、是非参考にしてみてください。
高齢者心理
高齢による環境の変化や疾病により、若い時とは違った心理状態になることがあります。高齢者特有の心理状態を知ることもスキルアップを目指す上で大切なことです。
特に、以下のような高齢者心理の知識を身につけることをおすすめします。
- 高齢者が抱えやすい孤独感
- 疾患による脳への影響
- 認知症患者が陥りやすい心理状態
- その他、社会から取り残されたような感覚や虚無感 など
高齢者が陥りやすい気持ちを理解しておくことで、利用者に寄り添った介護ケアをより深めることができます。
高齢者特有の疾患や症状
高齢者特有の疾患は、さまざまです。高齢者がかかりやすい病気の知識を身につけておくことで、より的を得た介護ケアを提供することにも繋がります。
高齢者に多い疾患は以下のようなものです。
- 糖尿病
- 高血圧
- 肺炎
- 骨粗しょう症
- 変形性膝関節症
- 認知症
高齢者に多い疾患への知識を高め、利用者一人ひとりへの理解を深めるようにしましょう。
理解が深まると、より適切な介護ケアを提供できるようになります!
心理や疾患、症状を考慮した上での対応方法
高齢者特有の疾患や心理、症状を知識として得るだけでなく、それを応用して介護現場で活かしていく力も大切です。得た知識を利用者一人ひとりの介護ケアに当てはめ、どんな対応が最善なのかを考えていきましょう。
自分一人の想像力に限界を感じたら、他スタッフに相談してみるのもひとつの手です。
スキルアップに有効な介護の資格は?
介護施設でスキルアップするために知識を得ることも大切ですが、資格を取ることも近道です。
以下では、スキルアップのために特に有効な資格を紹介していきます。
介護職員初任者研修
通称「初任者研修」と呼ばれる資格です。介護の資格で一番難易度の低いものになります!
初心者向けの資格ではあるのですが、しっかりとしたカリキュラムをこなす必要があり、研修を受けることで介護の知識が深まります。「初任者研修」を取得していることで、無資格の時よりも給料が上がるケースも。
無資格未経験から介護の仕事を始めるなら、まずは初任者研修取得を目指してはいかがでしょうか。
介護福祉士実務者研修
通称「実務者研修」と呼ばれる資格です。
実務者研修資格を持っていることで、必要勤務日数を満たせば介護福祉士の国家試験を受けることができるようになります。また、実務者研修資格は待遇に反映されることも多く、取得していることで給料が上がる可能性が高いものです。
カリキュラムを受ける中で、より介護に対する知識も深まるため、目指して損はない資格でしょう。
介護福祉士
介護現場で働くなら特におすすめなのが「介護福祉士」資格の取得です。介護福祉士は介護ケアのプロ資格と言われ、一番ポピュラーな介護系資格です。
介護福祉士を取得するメリットは多く、介護施設で就職やスキルアップしたい場合には、有利な資格であることは間違いないでしょう。
社会福祉士
社会福祉士は国家資格で、福祉系の大学を卒業したり、一般大学卒業後養成所に通ったりすることで、国家試験の受験資格を得ることができます。
受験資格の条件が他の介護系資格よりも厳しく、試験を受けるまでのハードルが高いため、高い志しがないと取得するのが難しい資格かもしれません。
社会福祉士を取得することで仕事の幅がぐんと広がるため、多くの選択肢の中から仕事を選びたい人には特におすすめの資格です。
ケアマネージャー
通称「ケアマネ」と呼ばれる資格です。
ケアマネは、介護福祉士や社会福祉士などを取得し、必要勤務年数を積むことで、受験資格を得ることができます。また、介護サービスを適切な形で利用者に届けるための大切な役割を担うのがケアマネです。
ケアプランの作成や介護事業所の紹介など、ケアマネの力一つで利用者の受けるサービスが左右するため、責任はありますが、その分やりがいもある仕事です。
介護職員として知識や技術を高めスキルアップを目指そう!
介護職員としてのスキルアップを目指すことは、仕事をする上でのモチベーションに繋がります。
向上心持って仕事に取り組む介護職員が居ると、介護施設側や利用者のメリットにもなります。スキルアップを目指す上で大切なことは、知識を獲得しさまざまな技術を高めることです。
質の高い介護ケアを提供できる介護職員を目指して、スキルアップしていきましょう!