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「言語聴覚士 年収1000万」の驚異的な実態に迫る!成功の秘訣は?
言語聴覚士の年収はどのくらいか知っていますか?
結論から言うと、言語聴覚士の年収は、経験年数や職種によって変化します。
そこで本記事では
- 言語聴覚士の年収
- 言語聴覚士の給与の上げ方
- 他職種との給与の違い
などを紹介します。
「言語聴覚士はいくらもらえるの?」「言語聴覚士になっても将来性が気になる」などを考えている方は、ぜひご確認ください。
言語聴覚士の年収や初任給・年齢などによる違いとは?
ここでは以下のような言語聴覚士に関する給与について紹介します。
- 言語聴覚士の年収
- 言語聴覚士の初任給
- 経験年数による給与の違い
言語聴覚士を目指している方や今の収入と比較したい方は、ぜひ参考にしてください。
言語聴覚士の年収
『令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果』によると、
同調査によると、大学を卒業した人の年収は359万円なので決して低い数字ではないでしょう。
施設によっては諸手当がつくので、平均年収よりも給料が上がる職場もあるでしょう。
言語聴覚士の初任給
『令和3年賃金構造基本統計調査による職種別平均賃金』によると、
- 時給1,490円×8時間 = 11,920円
- 11,920円×20日(勤務日数)= 約24万円
同調査によると、専門学校を卒業した人の年収は約24万円なので、ほぼ同じといえます。
経験年数による給与の違い
『令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果』の調査をもとに、言語聴覚士の経験年数による給与の違いを紹介します。
- 1年目:約24万円
- 2年 目:約26万円
- 3年目:約26万円
- 5年目:約28万円
- 10年目:約31万円
- 20年目:約39万円
経験年数を重ねていくうちに給与が上がるといえます。
これは時給を月収換算した計算なので、管理職手当や資格手当が支給されればさらに給与は上がるでしょう。
言語聴覚士が収入を上げる4つの方法
言語聴覚士が収入を上げる方法は4つあります。
- 勤続年数を積む
- 資格を取得する
- 転職をする
- 副業をする
それぞれの特徴を解説します。
転職をする
言語聴覚士が給与を上げる方法の一つに転職があります。今よりも条件のいい職場に転職することで給与は上がります!
言語聴覚士の勤務先は、病院などのほかにも介護施設があります。介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの介護施設に勤めていれば、介護職員等特定処遇改善加算が支給されます。
介護職員等特定処遇改善加算は、介護職員のスキルや経験に応じて支給される手当です。月額8万円の処遇改善を行うとしています。
言語聴覚士のような医療・介護従事者にも支給されるので、介護現場で働くのもいいでしょう。
勤続年数を積む
勤続年数を積めば給与は上がります。福祉・医療職は年功序列によって給与が決まるケースが多いからです。1年に1回事業所の規定に沿って昇給されていくイメージです。
職場関係が良好であれば、同じ職場に勤め続けるのもいいでしょう。また経験年数が上がり社内からの評価も高い場合、主任や管理職にキャリアアップをするチャンスもあります。
言語聴覚士は、長く勤めていれば着実に収入を上げていけます。
資格を取得する
キャリアアップが見込める資格を取得するのもひとつの手段です。具体的には、以下のような福祉や医療の現場で活躍できる資格がおすすめです。
- 認定言語聴覚士
- 栄養サポートチーム専門療法士
- 呼吸ケア指導士
言語聴覚士として就職や転職をする際にアピールする材料となりますし、職場によって資格手当が支給されるケースもあります。
どの資格も福祉や医療分野ではスペシャリストとなる資格なのでキャリアアップにもつながるでしょう。
副業をする
副業をすれば、収入の柱を増やせます。副業にも多くの種類があるので何から始めればいいか難しいでしょう。
まずは、パソコン1台で簡単にはじめられる副業がおすすめです。
具体的には以下のとおりです。
- ブログ
- YouTube
- Webライター
- 動画編集
ブログやYouTubeは稼げるまでに時間はかかりますが、収益化に成功すれば自動収入も可能です。
Webライターや動画編集の副業は、働いた分だけお金がもらえます。本業をしながら働くのは大変ですが、すぐに収入に直結する仕事です。
言語聴覚士に関するよくある質問
言語聴覚士に関わるよくある質問を3つ紹介します。
- 言語聴覚士に将来性はある?
- 言語聴覚士で年収1000万円は可能?
- 理学療法士と年収の差はある?
ぜひ、参考にしてみてください。
言語聴覚士に将来性はある?
言語聴覚士の数は常に人手不足です。言語聴覚士のリハビリの対象は、小児から高齢者までです。
仕事領域が幅広いため、言語聴覚士は常に必要とされています。また、これからの日本は人口が減り高齢化社会となります。
高齢化が起きることで、認知症の方も増えていくと考えられるでしょう。言語聴覚士は、認知症の方への記憶トレーニングや身体動作の機能訓練を行います。
言語聴覚士のような福祉・医療職はますます求められていくでしょう。
言語聴覚士で年収1000万円は可能?
言語聴覚士で年収1000万円を目指すには、独立や副業をする必要があります。言語聴覚士のスキルや経験が活かせる分野で収入を上げるといいでしょう。
認知症に特化したデイサービスや、訪問リハビリなどを開業する方が多いです。また、言語障がいを抱えた方向けのトレーニング教室などもいいでしょう。セミナーやサロンを運営している方もなかにはいます。
言語聴覚士だけの収入では難しいですが、副業や独立などをして別の収入源を確保することで、年収1000万円を目指せます。
理学療法士と年収の差はある?
理学療法士と言語聴覚士の年収の差はほとんどありません。
『令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果』によると、
- 理学療法士:年収359万円、月収約30万円
- 言語聴覚士:年収351万円、月収約29万円
理学療法士は1999年、言語聴覚士は1996年に国家資格としてはじまりました。言語聴覚士は理学療法士よりも少し前にはじまったため、過去に給与差はありましたが、現在ではまったくないといっていいでしょう。
運営母体による規模や、経営状態での給与の差のほうが広がってきています。
言語聴覚士でも年収1000万は目指せる!
言語聴覚士の年収は、一般的な会社員と比べても大きな差はありません。転職をしたり勤続年数を積んだりすることで収入を上げていけます。
独立をすれば、大きく稼げるようにもなるでしょう!
一昔前までは専門職の間で給与差がありましたが、今では所属している会社の経営状態が影響しています。つまり、言語聴覚士では稼げないということはありません。
「言語聴覚士の年収が不安」と考えている方は、今回の記事をぜひ参考にしてください。