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【すぐにできる!】理学療法士の履歴書の書き方や目を引きつけるポイントを解説!
これから理学療法士になる方や、別業種から医療職を目指す方は履歴書の書き方で悩まれてはいないでしょうか。
自己PRや志望動機の書き方は、面接に大きく影響する要因のひとつであり、採用されるかどうかを左右するものであるといっても過言ではありません。
「理学療法士の履歴書を書くときの注意点を知りたい」「理学療法士の志望動機の書き方を知りたい」と考えている方は、ぜひご確認ください。
理学療法士の履歴書の書き方を経歴別に紹介!
ここでは、以下の経歴別に履歴書の書き方を紹介します。
- 新卒・未経験の場合
- 中途採用の場合
- パートやアルバイトの場合
理学療法士の履歴書の書き方は経歴によって変わるので、ご確認ください。
新卒・未経験の場合
新卒や未経験の場合は、志望動機・自己PRを書ける欄が大きいのを選ぶのをおすすめします。理学療法士としての経験がないため、「なぜその職業なのか」といった点が重視されるからです。
志望動機や自己PRを書くときのポイントは以下の2つです。
- 理学療法士を選んだ理由
- 今までに取り組んできたこと
たとえば病気やケガをして理学療法士にお世話になった体験や、勉強会の開催をした経験などがあれば記載しましょう。
理学療法士という仕事を選んだ理由や、養成校で取り組んだことをアピールすると選考に通過しやすいです。
中途採用の場合
中途採用の方が履歴書を選ぶときは、学歴や職歴を書く欄が広いのを選びましょう。何度か転職を繰り返していると、職歴が増えて書き切れなくなるからです。
志望理由や自己PRは「なぜ理学療法士を選んだのか」を重点的に書きましょう。前職やプライベートでの体験を書くと、評価されやすいです。
ケガをして理学療法士と関わった経験や、両親の介助などで介護予防の重要性を痛感したなど具体的なエピソードがあるといいでしょう。
「給料がいい」や「友人に勧められたから」など理学療法士に直接関係ないことを志望動機にするのは避けるべきです。
パートやアルバイトの場合
パートやアルバイトの方は、希望勤務日や時間帯の欄が設けられている履歴書を選ぶのをおすすめします。子どもの送り迎えの時間や、日中の予定を記入する方が多いからです。
パートやアルバイトの方が志望動機や自己PRを書く際は、ライフスタイルと両立できることをアピールするといいでしょう。
- 子どもが幼稚園に通っている時間は仕事ができる
- 土日も数時間であれば出勤できる
などと伝えるのをおすすめします。
ブランクが認められていたり子育てを支援する体制が整っていたりすれば、志望動機として記載しておくと「よく確認してきている」と思ってもらえるでしょう。
理学療法士が履歴書を書くときに気をつけるべき「3つのこと」
理学療法士が履歴書を書くときに気をつけるのは以下の3つです。
- 手書きかパソコンかを考える
- 誤字・脱字をなくす
- 筆記用具を決める
履歴書は採用に影響する書類なので、失敗をしないためにもぜひご確認ください。
手書き or パソコンで考える
履歴書の書き方の指定がない場合は、手書きかパソコンかはどちらでも問題ありません。
手書きにもパソコンにもメリット・デメリットがあります。手書きは書き損じてしまった場合、書き直す手間が生じます。しかし、パソコンとは違う手書きならではの伝わる気持ちがあると感じる方もいるのは事実です。
作成に時間はかかりますが、「採用されたい」という熱意は伝わりやすいでしょう。一方でパソコンは何度も作成する必要がないので、複数社にエントリーする際は便利です。しかし、手書き特有の「熱意」の部分は弱くなります。
誤字・脱字をなくす
履歴書を書き終えたら、誤字・脱字がないかを確認しましょう。
誤字・脱字をなくすには、何度もチェックするのがおすすめです!
たとえば以下のとおりです。
- 1回目→部分ごとに読む
- 2回目→全体を黙読する
- 3回目→全体を音読する
3回とも違う方法で読み直すと、誤字・脱字を限りなく少なくできます。
時間に余裕がある方は、家族や友人にお願いをして誤字・脱字をチェックしてもらいましょう。
筆記用具を決める
履歴書を手書きで記入する際のボールペンの太さは、0.7mm〜0.5mmがおすすめです。ボールペンの芯の太さは0.7mm〜0.5mmが、読みやすさや印象がよく伝わりやすいといわれています。
消せるボールペンを使用するのは避けましょう!
消せるボールペンのインクは、温度変化で色が変化します。そのため、履歴書を書いた部屋やコピー機の温度で汚れたり文字が消えたりします。
ボールペンのインクの種類は、油性やゲルインクがおすすめです。
これで目を引きつける!理学療法士のいい履歴書の書き方4選
いい履歴書のポイントを4つ紹介します。
- 自分の強みを書く
- 志望動機を明確にする
- 自己PRで採用するメリットを伝える
- 短所を長所に言い換える
履歴書でアピールできれば、採用される可能性が上がるのでぜひ試してください。
自分の強みを書く
自分の強みを明確にしておくのがおすすめです。
たとえば以下のとおりです。
- 勉強を続けている
- スポーツ経験がある
- コミュニケーション能力が高い
過去の体験をもとに、アピールポイントを履歴書に記載しましょう。
ただ強みを書くのではなく、理学療法士になったあとに活かせるようにつなげるのが重要です。「なかなか自分では強みがわからない」と考えている方は、友人や両親に聞いてみてください。
あなたを客観的な立場で見ているので、正確な自己分析ができるでしょう。
志望動機を明確にする
「理学療法士になりたい」という志望動機を明確にしておきましょう。
ケガをしたときに理学療法士のサポートで復帰できたことで自分も「人の身体を支援する仕事がしたい」などの具体的なエピソードがあると、採用担当者に伝わりやすいです。
具体的なエピソードがない場合は「自分だったらこのような理学療法士にケアしてもらいたい」と明確な未来像を持っておくのがおすすめです。
採用担当者に一緒に働いているイメージを持ってもらえやすくなります。
自己PRで採用するメリットを伝える
自分の強みを押し出し「〇〇ができるから、貴院に貢献できる」という内容を伝えましょう。
自己PRで自身を採用するメリットを伝えられると、採用担当者としては興味を持ちやすいです。また、就職する病院について調べておきましょう。
就職を検討している病院やクリニックが「どのような活動をしているのか」「どのような理念で運営しているのか」を調べ、履歴書に反映させるのがおすすめです。
短所を長所に言い換える
履歴書にはそのまま短所を書くのではなく、長所に言い換えるのがおすすめです。
たとえば以下のとおりです。
- 行動するのが遅い→思慮深い
- 頑固→芯が強い
- マイペース→落ち着いて対応できる
長所を明確にしたら、理学療法にまつわるように変換します!
例)
「思慮深いので、患者様の最適な治療方針を考えていくことができます」
短所をそのまま伝えると、マイナスな印象を与えてしまうので、必ず長所に直して伝えましょう。
目を引きつける履歴書を書いてアピールしましょう!
履歴書の出来は採用に影響します。自分の強みや採用するメリットを明確にしておけば、履歴書を書くときに相手に伝わる文章が書けるでしょう。
「強みがわからない」と考えている方は、友人や親に聞くと、客観的な意見がもらえます。
メリットやアピールポイントが明確な履歴書で、志望している職場に就職しましょう。