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【理学療法士開業の秘訣】成功を収めるための鍵となる3つのポイント

理学療法士でも開業できる方法を探している方は多いのではないでしょうか。しかし日本では理学療法士としての開業は認められていません。理学療法士は医師の指導のもとリハビリを行う必要があるからです。

今回では、理学療法士の知識を活かして開業する方法を紹介します。

「理学療法士でも開業する方法を知りたい」「理学療法士が開業するときの注意点は?」などを知りたい方は、ぜひご確認ください。

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目次

理学療法士の知識を活かして開業する3つの方法

理学療法士が開業するには以下の方法があります。

  • 事業所を経営する
  • 整体やマッサージの店舗を経営する
  • フリーランスになる

理学療法士は開業できませんが、スキルを活かすことができます!

ぜひ参考にしてください。

事業所を運営する

理学療法士が開業する場合はデイサービスや訪問介護ステーションなどの介護事業がおすすめです。現場で培ってきた経験や知見を活かせるからです。

高齢化が進んでいることから、デイサービスや訪問看護の需要が高まっています。理学療法士から独立した方のなかには、運動に特化したデイサービスの設立や訪問看護を始める傾向が多いです。

経営者として会社の設立や職員の育成をしなくてはいけませんが、臨床現場での経験を活かして独立や開業ができます。

整体やマッサージの店舗を運営する

理学療法士は整体やマッサージ店を開業できます。

理学療法は医師の指導のもと行わないといけないため、リハビリ行為はできません。しかし整体やエステなどは医療行為ではなく民間療法です。

そのため、以下の分野での開業は可能です!

  • 整体
  • エステ
  • ジム

「鍼灸や接骨院とは違うの」と思う方もいるかもしれません。鍼灸や接骨院は柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師に開業が許されている事業です

理学療法士が「接骨院」と名乗ったり「鍼灸ができる」と言ったりして開業することはできません。

フリーランスになる

理学療法士の経験を活かして、フリーランスになる方法もあります。

ひとつはセミナー主催やリハビリコンサルタントなどの講師業が挙げられます。理学療法士や一般の方に向けた健康講座やパーソナル指導を開催して収入を得る方法です。

近年ではテレワークが増加し、姿勢を治したいというニーズも増えており、姿勢改善のグループワークを開催している方もいます。

運動動作や骨格の理解に精通している理学療法士だからこそできる活動です。

理学療法士が開業するメリット・デメリット

理学療法士が開業するメリットやデメリットを紹介します。

  • メリット1.他の専門職よりも独立しやすい
  • メリット2.嫌な人間関係がなくなる
  • デメリット1.集客をしなくてはいけない
  • デメリット2.設備や施術に限度がある

理学療法士が開業するメリットやデメリットを知れば、事前に失敗する事業を避けられるので、ぜひ参考にしてください。

メリット1.他の専門職よりも独立しやすい

理学療法はOT(言語聴覚士)やST(作業療法士)などよりも一般的なスキルなので、独立がしやすいです。

OTやSTは身体動作や精神面に障がいを抱えた方を対象とします。脳梗塞を患い手指の動作に問題がある方に、特殊な器具を使用し動作の練習をしたり認知症の方に数字を使った機能訓練を実施したりします。

OTやSTのスキルを活かして独立を考えると、提供できるケアの幅が狭まってしまうでしょう。

理学療法士は、身体動作の指導や介護予防などが提供できるため幅広いニーズに答えられます。

メリット2.嫌な人間関係がなくなる

医療や福祉関係者が離職する理由の多くは人間関係です。独立をすれば、一人で仕事をしたり働くメンバーを選べたりします。そのため、職場の人間関係では悩みづらくなるでしょう。

「今の職場が合わないけどいきなり辞めるのは不安」と感じている方は、副業を始めてみてください。

副業は収入が上がるだけでなく、新しい人間関係も構築できます!

副業が軌道に乗り始めたら、独立を視野に入れるのがおすすめです。

デメリット1.設備や施術に限度がある

はじめはお客さんがいない状態なので、宣伝や広告を出稿して集客をしなくてはいけません。「営業が苦手」と考えている方は、前の職場のお客さんに声をかけてみてください。

今来ているお客さんがあなたのマッサージや施術を気に入っているのであれば、開業前に情報提供しておくと、利用してくれる可能性があるからです。

整体院やエステの広告を出稿する際は、文言や表現に気をつけなくてはいけません!

理学療法は医療類似行為なので、医療行為を思わせるような表現は法律で禁止されています。

医療類似行為の広告表現を規制している法律は以下のとおりです

  • 医師法
  • あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(あはき法)
  • 柔道整復師法
  • 医薬品医療機器法(旧薬事法)
  • 景品表示法

上記の法律をもとに広告表現に気をつけて広告を作成しましょう。

デメリット2.集客をしなくていけない

理学療法士が開業する場合、一軒家やマンションの一室で始めるのが一般的です。

病院のような設備を整えるのは難しく、施術が限られてしまいます。

運動器具を使用したトレーニングや施術は難しいでしょう。

デイサービスや訪問看護もはじめは従業員がほとんどいない状態からのスタートです。そのため、利用者に提供できるサービスに制限が生まれるのはデメリットです。

理学療法士が開業を成功させるポイント3つ

理学療法士の開業を成功させるポイントは以下のとおりです。

  • 経営者視点を持つ
  • 宣伝をする
  • 学び続ける

理学療法士が独立できるヒントが集まっているので、ぜひ参考にしてください。

経営者視点を持つ

独立をしたら法人設立の準備や事業所の経理・従業員の募集などの多くの業務に携わらなくてはいけません。

病院やデイケアサービスに勤めていたときは利用者の対応を優先して仕事ができます。しかし、経営者になると事業運営の責任者なので経営者視点を持ち、あらゆる仕事に関わる必要があります。

宣伝をする

事業をスタートさせたら、従業員を募集したり利用者を増やすために宣伝をしたりする必要があります。SNSを活用したり転職サイトに広告を出稿したりします。

宣伝をする際は、事業所の強みをアピールするといいでしょう!

運動に特化したデイサービスであれば、利用者がトレーニングに励んでいる映像を使用して広告を見た人がイメージできるように作成するのがおすすめです。

学び続ける

理学療法や事業について学び続けるのも忘れてはいけません。

勉強会やセミナーでは理学療法に関する最新のノウハウや情報を得られます。学んだ内容を運営する事業所や自身の講座などで活かし、新規顧客の獲得や利用者の満足度を上げていく必要があります

経営も学び続けなくてはいけません!

従業員の声に耳を傾けたり、ICTを導入して業務を効率化したりと職場の満足度を上げる取り組みも行っていきます。

理学療法士の経験を活かして開業しましょう!

理学療法士には開業権がないため、リハビリ行為をメインにした開業は行えません。しかし、健康や運動に関するニーズは高まっています。

整体やエステ・デイサービスなどの分野での開業は成功確率が高いと言えます。

理学療法士が開業を検討する際は、経験を活かせる事業がおすすめです。

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