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【シフトカットは違法?】アルバイト・パートでシフトを減らされる理由7選
- 本当はもっと働いてたくさんお金を稼ぎたいのに、店長にシフトを減らされてしまった
- コロナの影響でシフトが減ってしまった
- 最近なんとなくシフトが減っている気がするけれど、理由がわからない
確かに、コロナの影響で多くのアルバイトが職を失ったり自宅待機を命じられて収入が減ったりしています。
アルバイト・パートの多くはシフト制ですから、シフトを減らされる(以降、シフトカットといいます)とそのまま収入減につながってしまいますよね。しかし、正当な理由や合意のないシフトカットはパワハラや違法として認められることもあります。
シフトを減らされる主な理由7選
アルバイトやパートにおいて、シフトが減らされるのにはいくつかの理由が考えられます。
ここでは、シフトを減らされる主な理由を7つ紹介します。ぜひ、自分がどれに当てはまっているか考えながら読んでみましょう。
勤務先の従業員が増えた場合
アルバイト先の従業員が増えた場合、シフトを減らされることがあります。この理由でシフトを減らされている場合、新人を教育する担当として任せられればシフトを増やしてもらえる可能性が高まります。
研修期間
アルバイトを始めて数か月の間は研修期間・試用期間として通常よりも仕事量が少ないこともあります。残念ながら、契約通りの仕事量・報酬であれば契約違反にはなりません。
研修期間が何か月間なのかなどは契約締結前に確認おきましょう。
本部から店長に「人件費を減らせ」と命令された場合
大手のチェーン店などの場合、店長も本部から命令されることがよくあります。特に経営がうまくいっていないと「人件費を削れ」と命令されがちです。
勤務態度や成績が良くない
アルバイトであっても、仕事である以上、会社の利益にならない人はすぐに切られてしまいます。活動の成績が良くない人や勤務態度が良くない人は切られやすいです。特に、顧客からのクレームが多く寄せられている人は会社に不利益をもたらす可能性もあるため、すぐに切られてしまいます。
従業員同士の関係が悪い
職場の人間関係に溶け込めない人、店長や他の従業員と仲が悪い人は、仲の悪い人とシフトをずらされたり減らされたりします。従業員が多い職場では難しいでしょうが、できるだけ人間関係を良好に保つ努力をしましょう。
もしも従業員同士で揉め事やトラブルが生じた場合は速やかに店長に報告することが大切です。
職務遂行に必要な能力・適性がない
人間は誰しも向き・不向きがあります。力仕事や肉体労働が得意な人もいれば、淡々と事務作業をするのが得意な人や頭を使うのが得意な人もいます。そのため自分がやりたい仕事であっても、向いていない仕事ですと適性がないと判断されてシフトを減らされることがあります。
仕事を探す際に自分のできることから探したり、やりたい仕事をしっかり遂行できるスキルを身に付けたりしましょう。
店長にクビにしたいと思われている
店長と相性が悪い人や店長と揉めたことがある人は、店長から「クビにしたい」と思われている可能性があります。それでもクビにできない理由があると、自己都合退職を促すためにシフトを減らすケースがあります。
思い当たることがない場合、店長に直接聞いてみてもよいでしょう。
シフトを増やすためにすべきこと6選
これまで見てきたように、自分に原因がなくてもシフトを減らされることがあります。しかしそれでもシフトが減ってしまうと収入も減ってしまいます。
ここでは、シフト・収入を増やすためにすべきことを6つ紹介します。
「シフトを増やしてほしい」店長にお願いする
まずはシンプルに「シフトを増やしてほしい」と店長にお願いすることが大切です。シフトを減らしている意識がない場合や多少シフトを増やしてもやってもらいたい仕事がある場合は増やしてもらえる可能性があります。
例えば、店長の業務のサポートや新人教育を自らやろうと提案すればシフトも増やしてもらえる可能性が高いです。
他の人の代わりに出勤する
他の人が病気や急用などで出勤できず、休みとなる代わりに出勤することで、不定期ではありますが、シフトを増やすことができます。
少しずつシフトを増やすことで経験を積めるため、スキル不足の場合はこの方法がおすすめです。
研修期間にしっかり仕事を覚える
採用後数か月間は研修期間や試用期間を設けられていることも多いです。
この間は「教育を受けて仕事を覚える」ことが最優先の仕事ですので、しっかり仕事を覚えることが大切です。また、職場によっては定期的に研修や会議・ミーティングを行うなど、気軽に相談できる環境が整っている場合もあります。
始めのうちはできるだけ研修や会議に参加して知識やスキルを身に付けましょう。
「掛け持ち」「転職」などを検討する
今の職場でシフトを増やすことが難しい場合、他の仕事を掛け持ちしたり、正社員として転職したりするという手もあります。
派遣型バイト
掛け持ちや転職を考えるときに、派遣型バイトで働くのも有効です。派遣バイトや単発バイトをまとめて取り扱っているサービスサイトやアプリに登録しておけば、自分の希望条件に合った勤務先や短期・単発バイトの求人を探せます。
短期間ずつ、いろいろな仕事を経験できるのも派遣型バイトや単発バイトのメリットです。
在宅ワーク
事務作業やWebライティングなどの仕事は在宅でもできます。出勤に時間や交通費をかけたくない人や門限のある学生などは在宅ワークで働くという手もあります。在宅ワークは「場所に縛られない」「時間に縛られない」仕事ですので、自由な働き方ができるのもうれしいポイントです。
職種によっては将来、就職するときに役に立つスキルや経験を身に付けることもできます。
シフトカットは違法になるのか?
アルバイトやパートにおいてシフトを減らされること自体は違法ではありません。ただし、以下のようなパターンでシフトカットされた場合は違法として認められる可能性があります。
- 契約時の労働条件から著しく少ない
- 合意がない
- 元々入れられていたシフトが急に外される
- 店長の一心だけで決められる(パワハラに該当する可能性アリ)
「シフトを決める時に、本人と確認して多少シフトを減らす」ことには問題がない、ということです。
シフトカットに伴う休業手当について
休業手当とは「会社側の責任で休業を命じられた場合、平均賃金の100分の60以上の金額、支払われる」制度です。アルバイトやパートも休業手当の対象に含まれます。
会社側から「明日から来なくていい」と言われた場合も休業手当の対象になりますので、覚えておきましょう。
どうしてもお金を稼ぎたいなら転職や副業も検討しよう
急にシフトを減らされると「自分に何か問題があるのではないか」と不安になってしまいますが、自然災害や社会の景気などが原因でもシフトを減らされることはあります。そんなとき、急に収入が途絶えてしまっては困りますよね。
収入がゼロになるリスクを避けるためにも、転職や副業、ダブルワークなどを検討してみてもよいでしょう。
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