なぜ新人介護職が放置されるのか?事例から学ぶ

残念ながら介護職の現場では、新人職員の教育を怠っている職場が存在しています。

「入社前に見分ければいいのでは?」と思うかもしれませんが、経験も知識も少ない新人職員にはかなり難しいでしょう。

そこで今回は、

  • 新人介護職員を放置する職場の特徴
  • 新人職員を放置する職場に就職したときの対策
  • 就職前に放置する可能性がある職場の見分け方

などを解説します

これから介護職に勤めたいと考えている方や、新人職員の方で指導を放置されている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

新人の介護職を放置する職場の特徴3つ

新人職員を放置する職場には、3つの特徴があります。

  • 人手不足
  • マニュアルがない
  • 先輩職員の怠慢

今の職場がこのような状況ではないかを考えながら読んでみてください。

人手不足

人手不足の介護現場は、新人職員が放置されることがあります。

新人職員を教育するほどの人材を配置する余裕がないからです。

本来であれば、身体介助の方法や食事介助のやり方を先輩職員が直接見せて指導しますが、人員が少ない介護現場はすぐに一人で仕事を任されてしまう場合があります

また1日の業務の流れを覚えるまでは、先輩職員の後ろについていきながらスケジュールを覚えていくのが一般的です。

職員が少ない現場ではそのような対応が難しいので、新人職員は放置される可能性があります。

マニュアルがない

新人職員に対する教育マニュアルがない職場は、放置されがちです。

教育方針が決まっていないので、どこまで教えたかを職員間で理解できなくなることも少なくありません。

また職員によっても教え方の違いが生まれ、どの方法で覚えればいいかわからなくなります。その結果、新人職員は何をどうやればいいかわからない状況に陥ることがあります。

先輩職員の怠慢

先輩職員によっては、新人に教育をするのが面倒でほとんど何も教えてくれない方がいます。その結果、新人職員が放置されてしまうことも…

なかには指示を出すだけで指導をしない先輩職員や新人職員に対しても平気で悪口を言う職場もあります。

このような職場は「新人はすぐに辞める」といった考えがあるので、最初から教育体制を整えていない場合があります。

マンツーマンでついてくれる職員がいなかったり指導をお願いしても後回しにされたりする職場には気をつけましょう。

新人職員を放置する職場に就職したときの対策

新人教育に力を入れていないような職場に就職してしまったときの対策は以下の3つです。

  • 同期や新人職員に相談
  • 上司や施設長に相談
  • 退職を検討する

それぞれ順番に解説します。

同期や新人職員に相談

現場で放置されているような状況になっていたら、まずは同じ時期に入った新人職員に相談してみましょう。 おそらく同じような境遇で悩んでいるからです!

自分が悩んでいることを伝えると、具体的な対策や考え方を教えてもらえるかもしれません。

アドバイスをもらったら、実際にその方法を現場で試してみてください。

同期がいない場合は1〜2年上の先輩に相談してみると、的確なアドバイスがもらえます。

上司や施設長に相談

現場リーダーの上司や施設長に直接状況を伝えるのもいいでしょう。

現場に出ることが少ない管理職は、新人が放置されていることを理解していないことも

施設によっては数ヶ月に1度管理職と面談をする場合もあるので、そのときに伝えてみてください。そのため何かしらの対策を実施してくれる可能性があります。

もし何も対策を講じない場合は、転職を視野に入れておきましょう。

退職を検討する

新人を放置する職場に遭遇したら、退職を検討するのも一つの手段です。

介護現場は常に人手不足だという状況にもかかわらず、新人職員の教育に力を入れない職場はかなり危険です。

現場のマネジメントに関心がないと言えるので、長期的にみると他の職員も離職する可能性が高いでしょう。

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事前チェック!新人介護職を放置するかもしれない職場の特徴

新人職員を放置するかもしれない職場は、施設見学や面接の際に見分けておきましょう。

事前チェックする方法は以下のとおりです。

  • 常に職員を募集している
  • 現場の雰囲気が悪い
  • 契約内容に問題がある

これらに該当する職場は、職員をマネジメントする時間やシステムが整っていない可能性があります。

施設を探す際の参考にしてみてください。

常に職員を募集している

常に職員を募集している職場は危険です。なぜなら離職率が高く職員が定着していないことを表しているからです。

そのような職場では新人職員は放置される可能性があります。しかし、それだけで判断するのは早いです。

まずは一度施設見学に足を運んでみてください!

現場の雰囲気が悪い

現場が殺伐とした職場は気をつけましょう。職員が忙しかったり現場環境に不満があったりする可能性があるからです。

このような職場は目の前の業務に追われていて新人教育をする準備がされていないことがあります。仮に準備されていたとしても、新人教育書のようなものを毎日書くだけで他の職員は指導してくれない場合も…

職員と利用者がコミュニケーションを取る時間があるか、職員が他の職員と連携できているかをみておきましょう。

施設内が汚れている

施設内が汚れている職場は新人教育が行き届いていない場合があります。

清潔感が維持されている施設は、そこまで気を配る時間や余裕があるということです。そのため、新人に対する対応も考えられていると推測できます。

食堂やトイレなどの利用者の目に見える所はもちろん、備品室や職員が集まる場所も見られるのであれば、汚れていないかチェックしておきましょう。

契約内容に問題がある

契約内容が曖昧だったり不透明な部分がなかったりしないかを見ておくのがおすすめです。

具体的には以下の点を確認しておきましょう。

  • 業務内容
  • 勤務体系
  • 勤務時間
  • 保険の適用
  • 転勤の有無

契約内容のような大事な作業に問題がある職場は、現場が多忙で労働環境や職員のマネジメントにも問題があります。

細かい部分ですが、入社前に確認しておきましょう。

新人職員を放置する職場を見分ける力をつけましょう!

今回の内容を施設の見学に行った際のチェック材料や新人教育に関する質問内容として活用してみてください。

もし今回解説したことに当てはまる特徴があるなら、次の職場探しを検討しましょう。その際はぜひカイテクをご利用ください。登録費用は無料で、すぐに職探しができます!

職場の方から新人教育に関する情報も直接聞くことができるので、おすすめです。

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