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男性でも大丈夫?介護職の男女比率と男性が活躍できるキャリア設計

最近では男性でも介護職を目指している方が増えてきています。しかし、まだ介護職の現場は男性が少なく、女性が多いイメージがあります。男性で介護職を目指している方は、「自分にもできるのかな?」と思いますよね。

給与面などの不安もあるでしょう…

 そこで本記事では、

  • 介護職全体の男女比率
  • 男性が介護現場で求められていること
  • 男性介護職のキャリア設計

などを解説します。

介護職を目指す男性にとっては重要な内容が多いのでぜひ参考にしてみてください。

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目次

介護士全体の男女比率や人数、給与の違い

介護職全体の男女比率や数はどのようになっているのでしょうか?

今回は厚生労働省のデータに沿って見ていきます。

介護士の男女比率

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果P196」によると介護職員全体では、おおむね女性が約7割、男性が約2割という構成となっています。

男性女性
介護職員26.6%73.3%

参考:令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省P196

介護業界は女性が多数を占める職場環境です。ただし、近年は男性介護士の割合が緩やかに増加傾向にあり、特に若い世代を中心に介護職を選ぶ男性が増えてきています。業界全体の人手不足を背景に、男性の採用ニーズは今後さらに高まることが見込まれます。

年齢別の男女人数

厚生労働省の『令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果P167〜169』によると、介護職員の男女の年齢構成と人数は以下のとおりです。

年齢階級男性女性
29歳以下1,048人1,561人
30~39歳2,350人2,268人
40~49歳2,670人 (最多)3,759人
50~59歳1,487人4,554人 (最多)
60歳以上455人2,067人
平均年齢42.1歳47.5歳

※月給・常勤の介護職員の年齢構成

参考:令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省P167〜169

男性は40歳代が最も多く、次に30歳代となっており、比較的働き盛りの層が中心です。女性は40〜50代が多く男性に比べて年齢層がやや高い傾向にあります。

事業所別の男女人数

次に就業別で男女の割合もみていきましょう。

サービス種類男性職員数女性職員数
全体(全サービス合計)8,010人14,209人
特別養護老人ホーム3,014人3,761人
介護老人保健施設1,196人1,503人
介護医療院585人1,569人
訪問介護1,691人1,336人
通所介護1,198人847人
通所リハビリテーション469人1,260人
特定施設入居者生活介護717人1,029人
小規模多機能型居宅介護570人1,212人
認知症対応型共同生活介護753人1,692人

※主なサービス別の介護職員数(月給・常勤の場合)

参考:令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省P167〜173

施設系のサービスでは比較的男性の割合が高く、訪問介護や通所介護などの居宅系サービスでは女性の割合が非常に高いといった傾向があります。

男女での給与の違い

給与の違いをみていきましょう。

令和6年介護従事者処遇状況等調査結果』によると介護事業の平均月収は以下のとおりになっています。

勤務形態男性女性
月給・常勤35万6,030円32万8,830円
日給・非常勤18万9,980円18万3,880円
時給・非常勤14万1,450円12万8,680円

参考:令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省

男性の給料が若干高いのがわかります。理由はいくつかありますが、男性の方が管理職に上がるのが早い傾向にあります

男性が介護職で求められていること

男性が介護の現場で求められていることは、以下のとおりです。

  • 力のいる仕事
  • 同性介護
  • 利用者や社内の雰囲気が良くなる

それぞれ具体的に解説します。

力のいる仕事

介護の仕事は身体介助などで力を要する場面があります。そのようなときに男性がいてくれるのは助かります。

とくに身体の大きい利用者を車椅子からベッドに移乗するときや、入浴介助をするときに体位を変換する際の介助は、身体を支える力が必要です。

男性の介護職と女性の介護職が一緒に行うことで利用者に負担を少なくし、介助をすることができます。

同性介護

同性介護とは、利用者と介護職の性別が同じの方同士で介護を行うことを指します。

女性利用者の中には排泄介助や入浴介助は女性の介護職にお願いしたい方がいるように、男性の利用者の中でも男性の介護職に介護をお願いしたい方がいます。

男性利用者から希望があれば、指名されて介助することもあるでしょう。

とはいえ男性の介護職はまだ少ないので、現場によっては対応できない場合もあります。

利用者や社内の雰囲気が良くなる

介護現場は女性が多いですが、男性が1人いるとコミュニケーションが円滑になることがあります。

感情でのコミュニケーションが多い女性と比べ、論理的なコミュケーションが得意な男性がいることで議論がスムーズに進む傾向にあるからです。

また女性の利用者から人気も集める方も中にはいます。

男性と話すのが好きな方からは、喜んで接してくれることもあります。

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男性介護士が直面しやすい課題と対処法

ここでは、男性介護士が感じやすい代表的な悩みとその対処法を紹介します。対策を知っていれば課題に直面しても焦らずに対応できるので、参考にしてみてください。

異性介助を断られることがある

男性介護士が女性利用者の介助を担当する際、羞恥心や不安感から介助を断られるケースがあります。特に入浴介助や排泄介助など、身体的な接触を伴う場面で起こりやすい傾向です。

これは男性介護士の能力の問題ではなく、利用者の心理として自然なことです。多くの施設では同性介助の体制を整えたり、事前に利用者へ声かけを行ったりして対応しています。断られた際に必要以上に落ち込まず、チームで役割分担をしながら自分が活躍できる場面で力を発揮することが大切です。

女性中心の職場で孤立しやすい

介護業界の職員は約7〜8割が女性であり、男性介護士は職場で少数派になりやすい環境です。そのため、休憩中の会話や日常的なコミュニケーションの輪に入りづらいと感じる方もいます。

対処法としては日頃から挨拶や報連相を丁寧に行い、信頼関係を築くことが基本です。また、同じ法人内や地域の研修などで男性職員同士の横のつながりをつくることも孤立感の軽減に役立ちます。

悩みが深い場合は、上司や施設内の相談窓口に早めに相談することをおすすめします。

「男性は採用されにくい」というイメージがある

「介護職は女性の仕事」というイメージから、男性は採用されにくいと思われることがあります。しかし実態は異なり、介護業界は慢性的な人手不足にあるため、男性を積極的に採用している施設は数多くあります。

特に体力が求められる身体介護や、男性利用者への同性介助のニーズは高く、男性職員の存在は施設にとって大きな戦力です。「採用されにくい」というイメージに惑わされず、求人情報を積極的に確認してみましょう。

男性介護職におけるキャリア設計

「男性は介護現場では少ないからキャリアアップもむずかしいのでは?」と考えている方もいるでしょう。

介護職としてのキャリア設計がイメージできない方もいるのではないでしょうか?

そこでここからは、男性介護職におすすめなキャリア設計を4つ解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

資格を取得する

資格を取得して介護職としてのキャリアを始めるのもおすすめです。

介護職は無資格でも始められますが、資格があれば面接の際の信頼も上がりますし、キャリアアップのスピードも上がります。

介護職を目指す方が始めに取るべき資格は、介護初任者研修です!

介護初任者研修は、基本的な介護技術や知識を習得できる資格です。初任者研修があれば、未経験でも一定の介護技術があることを認められるので、ぜひ取得しましょう。

費用は10万円前後で、期間は2ヶ月程度を要します。スクールで取得する方もいれば、職業訓練を受けて取得する方もいます。

現場リーダーになる

主任や現場のリーダーになることで、キャリアアップもできます。業務内容は一般的な介護業務に加えて、職員のシフト作成をしたり会議に積極的に参加したりすることが増えます。

現場のリーダーになれば、収入面も上がることが考えられます。施設によってまちまちですが、リーダー手当によって10万円以上収入が上がることも…

責任も多くなりますが、介護職としてキャリアアップを検討している方は、目指してみてはどうでしょうか。

管理職に就く

管理職に就いてキャリアアップする方法もあります。

管理職の仕事内容は、施設の収支管理や行政とのやり取りなど介護の現場での仕事よりも、数字を管理したり書類作成をしたりすることが増えるでしょう。

管理職になれば、給料は大きく上がります!

『令和2年度介護従事者処遇改善状況等調査結果』による管理者の給料は以下のとおりです。

  • 特別養護老人ホーム:500万9,160円
  • 介護老人保健施設:484万5,360円
  • グループホーム:425万3,040円

月収にすると、40万円前後が期待できます。

責任も増えて大変な仕事ですが、キャリア設計の一つの選択肢としてみておくのはどうでしょうか。

施設を経営する

介護職としての経験を積んで、施設を経営することもできます。

訪問介護を小さく始めることもできますし、デイサービスのフランチャイズで展開しているところに参入するのも良いでしょう。

施設を経営することは、介護事業者としての最高責任者になります。

はじめは社員の雇用や教育・営業などすべての業務を少ない人数でこなさなくてはいけないので大変ですが、介護にやりがいを感じている方は目指してみてください。

色々な施設で経験を積もう

さまざまな施設で経験を積んで、介護に精通する人材になるのもおすすめです。

介護の職場は以下のように多岐にわたります。

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人福祉施設
  • デイサービス
  • 訪問介護

それぞれの施設によって、必要な能力があります。たくさんの現場を経験することで、どの現場に行っても対応できれば常に即戦力になり、重宝される人材になります。

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よくある質問

男性介護士に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 介護士の男女比率はどれくらいですか?
  • 男性でも介護職に採用されますか?
  • 男性介護士の恋愛事情はどうですか?

介護士の男女比率はどれくらいですか?

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果P196」によると介護職員全体では、おおむね女性が約7~8割、男性が約2割という構成が続いています。

男性でも介護職に採用されますか?

結論として、男性でも介護職に採用されます。介護業界は全体的に人手不足が続いており、性別を理由に採用を制限している施設はほとんどありません。

むしろ、身体介護における体力面や男性利用者への同性介助の観点から、男性介護士を求める施設は増えています。未経験からでも応募可能な求人も多いため、興味がある方はまず求人情報を確認してみることをおすすめします。

男性介護士の恋愛事情はどうですか?

介護業界は女性職員の割合が高いため、男性介護士は職場での出会いの機会が比較的多い傾向にあります。職場恋愛や、仕事を通じた出会いからパートナーを見つける方も珍しくありません。

一方でシフト制勤務や夜勤があるため、プライベートの時間が不規則になりやすく、恋愛に割く時間の確保が課題になることもあります。「介護士だからモテない」というイメージを持つ方もいますが、実際には人の役に立つ仕事に就いていることが好印象につながるケースも多いでしょう。

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介護職に男性は少ないですが、問題ありません!

介護職の現場に男性は少ないですが、必要とされている人材です。

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介護現場を見た上で働くことができるのでミスマッチなく仕事を始められるでしょう。

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