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【思いつかない?】介護現場のミーティングの議題の決め方・ネタ選びを解説!

介護現場では定期的に会議が実施されていますが、以下のような悩みはありませんか?

  • ミーティングで何を話せばいいかわからない
  • ミーティングの議題やネタがなくて困っている
  • 会議の内容が実行されない

話す内容が見つからなかったり毎回同じようなことを話していたりすることがあるでしょう。

そこで本記事では、介護ミーティングの議題や、ネタが思いつかないときの対応を紹介します。

職場ですぐに取り入れられる内容を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

介護ミーティングの議題やネタは何を話すの?

介護ミーティングの議題ネタ

介護ミーティングでよく話されている内容は以下のとおりです。

利用者の日常生活で気になること

介護ミーティングのネタは、現場で起きたことや感じたことはなんでも話しましょう。

例えば、「Aさんのご飯の摂取量が少ない」や「Bさんの排泄が滞っている」など些細なことでも問題ありません。

小さなことが重大な問題に発展していたり大きな病気がかかわっていたりする可能性があるので、気になったことは議題に上げましょう。会議の時間は限られているので、司会に事前に伝えておくのがおすすめです。

先月の会議の振り返り

会議で話題に上がった内容も次の月には忘れられていることがあります。そのため、ミーティングでは、先月決めた議題に対しての具体的なアクションや、その結果何がわかったのかをネタに取りあげて話し合いましょう。

振り返りをしないと、会議で決めた内容が実行されたのかわからなくなってしまいます。

会議の時間を有意義にするためにも、先月の振り返りは重要です。

事故報告やヒヤリハットの件数

ミーティングは事故報告やヒヤリハットの件数を調べ、どのような事故があったのか、また事故につながりそうなことが起きたかを検討する時間でもあります。同じような事故が発生していたら、なぜ起きているのかを管理職や現場職員と話し合い、次は起きないように対策を考えていきます。

施設によっては事故報告書の内容をもとに現場検証をすることもあるので、議題ネタにあげる内容は事前に確認しておきましょう。

業務の効率化や手順の見直し

介護ミーティングでは、「業務の効率化」や「手順の見直し」に関する議題ネタが特に効果的です。現場の小さなムダや負担を減らすことは、職員全体のストレス軽減と時間短縮につながります。

例えば、「バイタル測定の記録方法が複雑」「入浴介助の準備動線が長い」など、日常の中にある「ちょっとやりづらい」ポイントを取り上げることで、現場改善のヒントが生まれます。

手順の見直しは、利用者の安全や職員の負担軽減に直結するため、定期的に議題に取り入れることが重要です。

職場内での情報共有や連携の改善

ミスやトラブルの多くは、情報共有の不足や連携ミスが原因です。そのため、介護ミーティングで「情報共有の方法」や「連携体制の見直し」を議題ネタにすることは、事故防止・業務効率の両面で非常に効果的です。

例えば、「口頭での伝達に頼らず、記録と併用する」などの意見も現場では多く見られます。

このように、“伝わっていないかもしれない”を前提に改善案を出すことが、チームの信頼関係と安全性を高める第一歩です。

【目的別】介護ミーティングの議題ネタ集

ミーティングを行う介護職員のイメージ図

ここでは、ミーティングの種類や目的に応じたおすすめの議題を具体例つきで紹介します。「議題に悩まない」「目的を見失わない」ための参考として、ぜひ活用してください。

全体会議におすすめの議題

全体会議では、すべての職員が関わる重要なテーマを扱うことが効果的です。施設全体の方針確認や、安全対策の共有、行事やイベントの振り返り・計画など、全員の認識統一が必要な内容が適しています。

具体的には、以下のような議題が挙げられます。

  • ヒヤリハット・事故報告の傾向と再発防止策
  • 次回のレクリエーション企画と役割分担
  • 利用者アンケート結果の共有と対応策

全体会議の目的は、「共通理解」と「情報の横展開」です。一部の人だけが知っている情報を共有し、組織全体で質の高い介護を実現する場にしましょう。

また、介護職として働く私が、研修や勉強会で役立ったと感じるのは、「認知症介護実践者研修」と呼ばれている研修です。この研修を受けると、認知症に関する専門知識や技術が身につきます。

座学やグループワークを通して、認知症の方に対する接し方や心の変化などを学び、実践の場でも応用できるスキルを獲得できます。実際の現場では、認知症の利用者さんとかかわる機会が多いので、認知症介護実践者研修で培った知識や技術が役立っていると感じる場面があります。

リーダー会議に適した議題

リーダー会議では、運営面やスタッフ管理など、“現場を回すための仕組みづくり”に関する議題が中心になります。例を挙げると、以下のようなテーマが実践的です。

  • スタッフの指導方針や新人教育の進捗状況
  • シフト調整や夜勤体制の見直し
  • クレーム対応後の再発防止策の共有

こうした議題は、リーダー間で現状を客観的に把握し、意思決定を行うことが目的です。「報告→課題確認→対応決定」という流れで進行すると、実務に直結する内容となりやすいです。

現場の声を吸い上げ、現実的な改善につなげるハブとしてリーダー会議を活用しましょう。

ユニット・グループ単位で使える議題

ユニットやグループ単位でのミーティングは、「担当利用者に関する共有」や「日々のケアのすり合わせ」に最適です。職員同士の小さな気づきや対応の違いを認識し合うことで、連携力が高まり、ケアの質が向上します。

例えば、以下のような議題があります。

  • 利用者Aさんの食事中の姿勢改善について
  • トイレ誘導時の声かけのタイミングを統一する
  • 今週の気づきや小さな成功体験の共有

小規模ミーティングでは、「気軽に発言しやすい雰囲気」をつくることが重要です。 一方的な指示より、参加型の意見交換を意識しましょう。

共有・話題化しやすい議題

「全員が話しやすい」「気軽に意見を出せる」テーマを取り入れることで、ミーティングが活性化します。特に形式ばらずに共有できる話題は、職場の雰囲気づくりにも効果的です。

例として以下のようなネタがあります。

  • 最近あった「うれしい出来事」や「利用者さんの名言」
  • 自分が成長したと感じたエピソード
  • 他のスタッフの良い対応・感謝したこと

こうしたテーマは、チームの信頼関係を育てるうえで非常に有効です。「1人1エピソード」など形式を決めて実施すると、全員が発言しやすくなります。

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介護ミーティングのネタがないときはどうする?

ミーティングの議題を考える介護職員のイメージ図

介護のミーティングは最低でも月に1回は行われます。「次のミーティングでは何を話そう」と悩む方もいるのではないでしょうか?

そこで、ここからは介護ミーティングでネタがないときの対策を解説します。

ヒヤリハットや事故報告を参考にする

ヒヤリハットや事故報告書の内容を例に出し、現場で起こり得るリスクについてどのように対策をするかを考えてみましょう。とくにヒヤリハットには、事故の要因になり得る問題が隠されています。

事故につなげないためにも、同じようなヒヤリハットが続いていたり職員の中でも話題になったヒヤリハットがあったりしたら、議題に上げましょう。

体調や状態に変化があった方を取り上げる

利用者の体調に変化があれば、ミーティングの議題にしていきましょう。食事量が落ちていたり睡眠時間が短くなっていたり些細な変化に気づくことは大切です。

利用者だけでなく、職員の体調の様子を伝えてもいいでしょう。介護職は、対人業務が多いので体調に左右されやすくなります。

本人も現場に負担をかけないようにと無理をしている場合があります。

もし「ちょっといつもと違うな」と思ったら会議の場で本人に伝えたり、主任やリーダーに伝えたりするのもいいでしょう。

新規で利用した方の情報を取り上げる

施設には定期的に新規で利用される方が入ってくるため、その方の情報や状態を共有する場としてもミーティングは有効です。情報書と現場での日中の様子や、対応した結果の違いなどを話すのもいいでしょう。

高齢者は施設の生活に慣れるまでは遠慮して過ごしていることもあります。

トイレでの立ち上がり動作や食事の摂取量などは情報書と現場では少しズレていることがあるので、よく確認してみてください。

また、介護職として働く中で、私はもちろんスタッフの多くが、認知症についてはもっと学びたいと思っています。高齢者ケアをしていると、認知症の方とかかわる機会が多く、対応方法もそれぞれ異なります。

質の高いサービスが統一できないことがあるので、認知症のメカニズムやケアの方法などを取り入れてみてもよいかもしれません。

価値のある介護ミーティングをするにはどうする?

ミーティングの内容を考える介護職員のイメージ図

介護のミーティングの中には「この会議は何のためにやっているのかわからない」と思う方もいるでしょう。そのような事態は職員のモチベーションの低下につながります。

では、価値のある介護ミーティングはどのように実施するといいのかを具体的に解説します。

議題やネタを事前に職員に聞く

ミーティング前に議題やネタを事前に職員から集めておくのがおすすめです。会議の時間は限られているので、どのような対策をすればいいのかを話す時間に使うことができるからです。

議題を決めておかないと「何を話そう」と考えている間に会議が終わってしまいます。

事前に議題の内容を共有していることで参加者も事前に答えを準備できるので、質の高いアクションプランを提示できるでしょう。

会議の目的を明確にする

会議をする理由を明確にしておくと、価値のあるミーティングになりやすいです。

たとえば、

  • 食事
  • 排泄
  • 入浴

とそれぞれのテーマに分けて話していきましょう。

テーマが絞られているので、特定の議題に集中して話し合うことができます!

職員もミーティングの内容を覚えやすいので、日常業務のなかで会議で決めたことを質の高いケアの提供に向けて、取り入れることができ、的確なフィードバックが可能です。

会議に参加する人が積極的に発言する

「これを言うのは検討違いなのではないか」や「違う意見を言ったら嫌われないか」と思ってしまい、発言できない方もいるでしょう。しかし会議では、なるべく発言するように心がけておくのがおすすめです。

介護ミーティングは正解や不正解を判断する場ではなく、「利用者の生活をより豊かにするにはどうしたらいいか」ということをみんなで考える時間です。

小さな気づきでもあれば、発言してみてください!

そのような意味では介護ミーティングは、誰でも発言しやすいような雰囲気や空気づくりも重要です。

誰かの意見を否定したり、非難したりするような態度で会議に出席するのは辞めておきましょう。

視界をやる場合は、発言していない人に積極的に話題を振るといった工夫をしてみてください。

今回決めた内容を次回の会議までにわかるようにする

会議で話したアクションプランを次回の会議までに話せるようにしておきましょう。その際にはなるべく具体的な数字で結果を示すのが大切です。

例えば、前回の会議で、ある利用者の食事量の低下が議題に上がっていたら

  • 1ヶ月間の食事量の変化
  • 食形態を変えたことによる食事量の変化
  • 食事中の利用者の体調や発言

などを明確にしておきましょう。

記録した内容を次回の会議で話し、管理栄養士や管理職と今後の対策を考えていくと、利用者のニーズや変化に対応できる会議が実施できます。

介護ミーティングの内容を次につなげる方法

せっかくのミーティングも、話し合っただけで終わってしまっては意味がありません。現場での改善や行動につなげるには、「会議後の仕組み化」が欠かせません。

ここでは、ミーティングを“現場改善につなげる”ための具体的な方法を4つの視点から解説します。

議事録を残して内容を可視化する

会議内容を記録し、全員で共有することは「言った・言わない」のトラブルを防ぎ、行動につなげる第一歩です。議事録は、紙でもホワイトボードでもデジタルツールでも構いません。重要なのは、「誰でも後から確認できる状態」にすることです。

例えば、以下のような項目を簡潔に残すだけでも効果があります。

  • 会議の日時・出席者
  • 話し合った議題と要点
  • 決定事項とその理由
  • 実施予定日や担当者

「フォーマット化して貼り出す」「LINEグループやチャットに共有」など、施設に合った方法で可視化を工夫しましょう。

また、私自身いくつかの職場を経験しましたが、情報共有をする際は、申し送りノートや記録システムを使う施設が多いです。口頭や文書での申し送りでは、振り返りや情報の変更が難しくなります。

しかし記録システムを活用することで、日付検索や排泄や入浴などの情報を一括管理できます。情報の修正も簡単にできるので、正しい情報をすぐに共有することが可能です。

次回の会議で実行結果を振り返る

前回のミーティングで決めたことが、実際に実行されたかどうかを次回に振り返ることで、会議の継続性が生まれます。振り返りを行うことで、「話しっぱなし」の会議を防ぐと同時に、職員の行動への意識づけにもつながります。

以下のような視点で振り返ると効果的です。

  • 決定した改善策は試されたか?
  • うまくいった点と課題点は?
  • 継続すべき内容と中止すべき内容は?

特に、「実行できなかった理由」も建設的に話すことが大切です。責任追及よりも、次の改善案につなげる姿勢を意識しましょう。

改善策やアイデアを小さく試してみる

会議で出たアイデアは、いきなり全体で実施せず、まずは「小さく試す」ことで失敗のリスクを抑えられます。これはいわゆる“スモールステップ”の考え方で、現場でも取り入れやすい方法です。

例えば以下のとおりです。

  • 「1週間だけA案でトイレ誘導を試す」
  • 「特定ユニットだけ声かけ方法を変える」
  • 「新人職員の教育マニュアルを一部変更してみる」

成果や職員の反応を見ながら改善点を話し合うことで、より現実的な対策へと発展させられます。小さな成功体験の積み重ねが、チーム全体の改善意識を高めていく鍵になります。

実行担当や期限をあいまいにしない

会議で決まったことを確実に実行に移すには、「誰が」「いつまでに」やるのかを明確にする必要があります。実行責任があいまいだと、結局誰も動かず改善が進まない…という事態を招きます。

会議の最後に、次のような確認を行いましょう。

  • この内容の実行担当者は誰か?
  • 実施の期限・タイミングはいつか?
  • 成果の確認方法(報告形式・タイミングなど)

また、実行後の報告がしやすいように「次回報告枠をあらかじめ設ける」などの工夫もおすすめです。責任を押し付けるのではなく、「実行しやすい環境づくり」がカギです。

介護の議題やミーティングの最大の目的は現場をよくすること

介護のミーティングは、利用者の生活の質を上げることや職員がより働きやすい環境で働けるなど、サービスやケアの品質向上が目的です。そのため立場は関係なく、スタッフ1人1人が積極的に参加し、どんな意見でも発言していきましょう。

「発言するのは少し恥ずかしい」と考えている方は、議題になるような内容を司会に伝えるだけでも価値のあるミーティングになります。

なるべくたくさんの人の意見を取り入れて、実行できる形にするのがいい介護ミーティングではないでしょうか。

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