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冬の高齢者レクリエーション12選!室内外で盛り上がるネタを紹介
「冬ならではのレクリエーションネタが思いつかない」「毎年同じ内容になってしまう」そのような悩みを抱えている方もいるでしょう。
冬場は気温の低下や日照時間の短さから、高齢者の活動量が減少しがちです。
その結果、心身の機能低下や気分の落ち込みにつながることも少なくありません。
季節感を味わえる工作活動や、お正月を感じられる冬のイベントを取りそろえました。
準備が簡単で、少人数から大人数まで対応できる内容ばかりです。
高齢者が楽しめる活動が限られてしまうことに頭を抱えている職員の方は、明日からのレクリエーションに役立ててください。
クリスマスに盛り上がる冬レクリエーション
クリスマスの時期におすすめの冬レクリエーションは以下のとおりです。
- クリスマスツリーの飾り付け
- クリスマスリース作り
- ケーキ作り
- クリスマスソングのカラオケ
- 職員による楽器演奏
季節感を味わいながら、みんなで笑顔になれる企画を集めたので、参考にしてみてください。
クリスマスツリーの飾り付け
クリスマスツリーの飾り付けは、参加者全員で協力しながら季節を感じられるレクリエーションです。
車椅子の方でも低い位置に飾りを取り付けられますし、片麻痺の方でも職員と協力すれば参加できます。
オーナメント選びや飾る場所を考えるなかで、自然と会話が生まれ、クリスマスの思い出を語る方もいるでしょう。
クリスマスツリーの飾り付けを通じて、参加者同士のコミュニケーションが深まり、達成感も得られます。
クリスマスリース作り
クリスマスリースとは、クリスマスに見受けられる、松ぼっくりやリボンなどで作られた輪の形をした飾り物です。
具体的な材料や作り方を紹介します。
【材料】
- リースの土台(紙皿や段ボールで代用可)
- 造花や松ぼっくり
- リボン
- 綿(雪の表現用)
- グルーガンまたは木工用ボンド
- 飾り用のベルや小物
【作り方】
- 紙皿の中央を切り抜いてリースの土台を作る
- 土台に緑の造花や松ぼっくりを貼りつける
- リボンや綿で装飾する
- ベルなどの小物を好きな位置に配置する
- 吊るすための紐をつける
クリスマスリース作りは、創造性を発揮しながら手先の運動にもなるレクリエーションです。
リース作りには細かい作業が多く含まれるため、指先の巧緻性を維持する効果があります。
楽しみながら身体機能や認知機能の維持・向上が図れるのでおすすめです。
また、完成したリースを自宅に持ち帰り、家族に見せて喜んでもらえれば、達成感や自己肯定感の向上につながります。
ケーキ作り
料理レクとしてクリスマスケーキを作るのもよいでしょう。
生クリームを混ぜたりフルーツを飾ったりなどの一連の作業は、手順を考える思考力や認知機能の維持、手先の器用さを養えます。
また、座りながらでもできるので、利用者さんの認知機能を安全にきたえられるレクリエーションです。
クリスマスには、ブッシュドノエルやフルーツケーキなどのような定番のデザートメニューがあります。
そのため、季節を感じる創作活動にもなり、利用者さんの感覚を刺激しながら、作る喜びや食の楽しみも味わえます。
クリスマスに作るケーキの定番メニューを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

クリスマスソングのカラオケ
クリスマスソングのカラオケは、懐かしい曲を歌いながら気分を高められるレクリエーションです。
カラオケによる歌唱は呼吸機能の維持や気分の向上に効果があります。
大きな声を出すことは呼吸器系の機能を維持でき、嚥下機能の低下防止や唾液の促進につながります。
その結果、食事の際に飲み込みがスムーズになり、むせにくくなるでしょう。
また、クリスマスにちなんだ曲を選び、季節を感じることで懐かしい記憶が想起させられます。
そのため、脳の活性化につながり認知症予防にも役立ちます。
クリスマスソングのカラオケは利用者さんの身体機能を整えるだけでなく、生活の質を高める効果が期待できるレクリエーションです。
職員による楽器演奏
職員による楽器演奏は、参加者が音楽を聴いて楽しめるレクリエーションです。
ピアノやギターの演奏を間近で聴くと、音の温かみや迫力を直接感じられます。
生演奏を聴く体験は、五感や脳が活性化されるので認知症の予防につながります。
ハンドベルであれば、楽器経験がない方でも演奏しやすいのでおすすめです。
【体験談】
以前勤めていた施設では、職員によりハンドベル演奏をおこないました。
利用者さんにも落ち着いて聞いてもらえ、素敵なクリスマスイベントになりました。
年末年始に盛り上がる冬レクリエーション
年末年始に盛り上がる冬レクリエーションの特徴は以下のとおりです。
- お正月の飾り付け
- 年賀状作り
- 紅白歌合戦
- かるた取り
- 坊主めくり
年末年始は日本の伝統文化に触れる絶好の機会です。
ここでは、お正月らしさを感じられるレクリエーションを紹介します。
お正月の飾り付け
お正月の飾り付けレクは、手指のトレーニングができるだけでなく、利用者さんと一緒に新年を迎える準備ができる楽しいイベントです。
折り紙を活用すれば、門松や干支の切り絵などを作れます。
型紙を利用して絵馬を作り、利用者さんに願いを書いてもらって飾るのもよいでしょう。
お正月の飾り付けの作り方を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

年賀状作り
特別養護老人ホームやグループホームなど、自宅に帰るのが難しい環境にいる方には、年賀状作りをしてもらうのがおすすめです。
希望する利用者さんに、家族や友人への新年の挨拶や干支のイラストを描いてもらい、年賀状を送ります。
文字を書くのが難しい方は、スタンプやシールで装飾するだけでも楽しめるでしょう。
手書きの年賀状を書く活動は、手先の運動と脳の活性化につながりますが、家族や友人とつながりを再確認するためにも有効です。
【体験談】
特別養護老人ホームで働いていた際、利用者さんに年賀状を書いてもらうことがありました。
ご家族から返信が来ると喜ばれている方もいました。
自宅に帰る機会が少ない方には、家族とコミュニケーションを取る1つの手段としておすすめです。
紅白歌合戦
紅白歌合戦はチーム対抗で盛り上がるレクリエーションです。
紅組と白組にわかれて競い合う形式は、適度な競争心を刺激して参加意欲を引き出すでしょう。
カラオケに普段参加されない方でも、ゲーム形式にすることで参加してもらえる可能性があります。
昭和の名曲から最近のヒット曲まで、幅広い選曲にすれば誰もが楽しめる内容にもできます。
紅白歌合戦は、歌と応援で施設全体が一体となる活動なので、年末年始のイベントにおすすめです。
かるた取り
かるた取りは、日本の伝統的な遊びを楽しみながら認知機能を刺激できるレクリエーションです。
札を探して取る動作は注意力や記憶力を使います。
そして、読まれた札を素早く見つけ出す反射神経が必要なので、考える力と身体の動作を連携させなければいけません。
そのため伝統遊びを通じて、頭と体を同時に使える有意義な時間になるでしょう。
「いろはかるた」や「童謡かるた」なら、昔から親しまれているため多くの方が楽しめます。
取るのが難しい場合は、見つけたら指差しするルールに変更しても構いません。
【体験談】
年始のレクリエーションでいろはかるたを実施しました。
高齢者にも親しみがあることわざが読み札や絵札に書いてあるため、認知機能に差があっても問題なく取り組めました。
100歳の利用者さんも楽しんでいるのを見たことがあります。
坊主めくり
坊主めくりは、百人一首の絵札だけを使って遊ぶゲームなので、和歌を覚えていなくても参加可能です。
まず、札を裏向きに重ねて山札にし、順番に1枚ずつめくっていきます。
めくった札の種類には役割があり、以下のように対応します。
【坊主めくりの札の種類ごとの役割】
- 男性の札:自分の手札として取れる
- 姫(女性)の札:自分の手札として取れるうえに、場に捨てられている札も全部もらえる
- 坊主の札:それまで取った自分の手札を全部場に捨てる
たとえば、姫の札が出たら札をもらえる、坊主の札が出たら手持ちの札を全部捨てるといったルールです。
運の要素が強いため、認知機能や体力に差があっても平等に勝負ができます。
一喜一憂しながらゲームを楽しむ様子は、見ているだけでも微笑ましくなるでしょう。
【体験談】
以前勤めていた施設では、坊主めくりもおこなっていました。
坊主を引いてしまったときは笑いが起こり、大変盛り上がっていました。

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屋外でできる冬レクリエーション
屋外でできる冬レクリエーションは以下のとおりです。
- 餅つき
- 初詣
冬ならではだからこそできる屋外レクリエーションがあります。
季節を感じてもらえるイベントなので、防寒に注意しながら実施してみてください。
餅つき
餅つきは日本の伝統行事を体験できる活動です。
利用者さんは、職員に支えてもらいながら杵で餅をついたり、合いの手を入れたりして参加します。
できあがったつきたてのお餅をみんなで食べれば、非日常的な体験をみんなで喜べます。
お正月に餅つきをしたことを思い出す方もいるので回想法にもなるでしょう。
餅つきは伝統文化を体験し、みんなで喜びを味わえるだけでなく、利用者さんの懐かしい記憶に触れられるレクリエーションです。
【体験談】
以前勤めていた施設では、お正月に餅つき大会を実施していました。
施設の前で臼と杵を用意し、お餅をつける方は職員が杵を支えてついてもらいました。
難しい方は、外がのぞける場所から見学をしてもらうというイベントを実施していたことがあります。
初詣
初詣は、新年の始まりを祝いながら外出を楽しめるレクリエーションです。
神社やお寺を訪れる活動は、季節の行事に参加する喜びをもたらし、生活にメリハリが生まれます。
たとえば近隣の神社へグループで初詣に出かけ、新年の願いやおみくじを引くといった普段できない体験ができます。
参道を歩く際の景色や、他の参拝客との触れ合いもよい刺激になるでしょう。
車椅子の方がいる場合は、バリアフリー対応の神社を事前に調べておくと安心です。
【体験談】
以前勤めていた特別養護老人ホームでは、初詣をすることがありました。
施設のすぐ隣にある神社へ何人かでお参りに行ったことがあります。
外出できる利用者さんの見極めと、職員が複数人ついていくことを忘れなければ問題なく外出できました。
冬にレクリエーションをする目的
冬にレクリエーションをする目的は以下のとおりです。
- 身体を温める
- 血行促進
- 免疫力の向上
冬のレクリエーションには、寒い季節だからこそ必要な健康維持の目的があります。
身体を温める
冬のレクリエーションには身体を温める効果が期待できます。
高齢者は加齢にともない、筋肉の減少や血流の低下を引き起こしやすくなり、体温が下がりやすくなります。
さらに寒い季節になると、活動量が減りやすく体温が低下してしまう人もいるでしょう。
そのためレクリエーションで身体を動かすことで、血流がよくなり体温が上がります。
軽い体操や手遊びをするだけでも、末端まで血液が巡り、手足の冷えが改善される傾向があります。
血行促進
冬は寒さで血管が収縮し、血液の流れが悪くなりやすい季節ですが、レクリエーション活動をすることで血行を促進する効果が期待できます。
手足を動かす活動をすることで、筋肉がポンプの役割を果たし、全身の血行が改善されます。
たとえば、歌を歌いながら手拍子をしたり、工作で手先を動かしたりといった活動でも血行促進につなげることが可能です。
血行が良くなると肩こりや腰痛の予防にもなるので、健康維持を図るためにもレクリエーションは必要です。
免疫力の向上
冬は、風邪やインフルエンザが流行しやすい時期なので、身体を動かして免疫細胞の働きが活発になることで、病気への抵抗力が高まります。
『花王健康科学研究会』に掲載されている早稲田大学スポーツ科学学術院の鈴木克彦教授のインタビューによると、適度な運動をしている人は代謝がよく免疫力が高いことから、感染のリスクが低いことがデータで示されているそうです。
一方、運動習慣がない人や運動不足の人は、代謝が悪いため免疫力も低下し、感染リスクが高まります。
レクリエーションで身体を動かすことは、免疫力アップにつながるといえるでしょう。
冬にレクリエーションをする際の注意点
冬のレクリエーションを安全に楽しむためには、準備運動を必ずしましょう。
寒い時期は筋肉や関節が硬くなりやすいため、活動前に軽いストレッチや体操をするのが必須です。
首や肩などをゆっくり回す動作から始め、5〜10分程度かけることで、筋肉がほぐれていきます。
また、冬は夏に比べて喉の渇きを感じにくいですが、室内の暖房で乾燥しているため水分補給も必要です。
特に高齢者は脱水症状に気付きにくいため、レクリエーションの前後や途中で、こまめに水やお茶を飲むよう促してください。
加えてレクリエーションの内容は、参加者一人ひとりの体調や体力に合わせた内容にするのがおすすめです。
休憩を適度に取りながら「できる範囲で楽しむ」ことを優先するのが、冬のレクリエーションにも大切です。
よくある質問
冬の高齢者レクリエーションに関するよくある質問は以下のとおりです。
- 冬の屋外でレクリエーションをする際の注意点はありますか?
- 大人数でも座ってできるレクリエーションはありますか?
冬の屋外でレクリエーションをする際の注意点はありますか?
冬の屋外レクリエーションでは、防寒対策と安全確保が何より大切です。
寒さや路面凍結は、体調不良や転倒のリスクを高めます。
参加者の健康と安全を守るためには、事前準備と当日の配慮が欠かせません。
外出する際は、厚手の衣類や、手袋・マフラーなどの防寒具を着用し、滑りにくい靴を履いてもらいます。
また、活動時間は短めに設定するためにも、施設の近くでできることを実施するのがおすすめです。
大人数でも座ってできるレクリエーションはありますか?
座ったままできるレクリエーションは数多くあり、大人数でも楽しめます。
たとえば、クリスマスソングのカラオケやかるた取り、坊主めくりは座ったままで楽しめます。
椅子に座った状態でできる簡単な体操や、ボール回しゲームなども大人数向きです。
工夫次第で、座位でも活発で楽しいレクリエーションが実現できます。
まとめ:冬の高齢者レクリエーションは体調に気をつけながらおこないましょう
冬のレクリエーションは、寒い季節だからこそ大切な活動です。
クリスマスや年末年始をテーマにした企画は、季節感を味わいながら参加者同士の交流を深められます。
また、適度な運動を取り入れることで、身体を温め、血行促進や免疫力向上といった健康面でのメリットも得られます。
準備運動や水分補給、無理をさせないといった注意点を守りながら、参加者一人ひとりに合わせた内容を選びましょう。
冬のレクリエーションを通じて、みんなで笑顔になれる温かい時間を作ってください。
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