認知症ケア指導管理士は意味ない？資格概要から取得メリット、現場での役割まで解説

「認知症ケア指導管理士はどのような資格なのか」「取得したら収入が上がるの？」

そう考えながらも、取得するべきか迷う人は少なくありません。

認知症ケア指導管理士は、認知症ケアに関する専門知識を体系的に学べる民間資格です。しかし「収入に直結するのか？」「公的な研修との違いは？」と疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では資格の概要からメリット・デメリット、取得後の活かし方まで整理し、検討の判断材料を提供します。

認知症ケア指導管理士とは認知症ケアに特化した民間資格

認知症ケア指導管理士とは、介護や医療現場、家族間で認知症の方への適切なケアを指導したり人材を育成したりするのを目的とした民間資格です。

本資格は、一般財団法人職業技能振興会と一般社団法人総合ケア推進協議会が協働して認定しています。

認知症の医学的理解から心理的理解、実践的なケア方法まで、認知症ケアに必要な知識を体系的に学ぶことが可能です。

2010年7月〜2023年12月の間で累計3万4,153名の受験者がおり、2万3,179人を超える資格所有者が介護・医療現場で活躍しています。

認知症ケア指導管理士を取得しても意味ないと言われる5つの理由

ここでは、認知症ケア指導管理士を取得しても意味がない5つの理由を紹介します。

• 国家資格ではない
• 昇給や待遇改善に直結しにくい
• 2年ごとの更新が必要
• 認知度が低い
• 現場では実務経験が重視されている

認知症ケア指導管理士について調べていると、「意味がない」「役に立たない」といった否定的な意見を目にすることがあります。

本資格に関するネガティブな意見がなぜあるのか、理由を理解したうえで、資格取得の真の価値を見極めることが大切です。

1.国家資格ではない

認知症ケア指導管理士は民間資格であり、介護福祉士や看護師のような国家資格ではありません。

民間資格は法的な効力や業務独占性がないため、就職活動や転職において評価されにくいケースがほとんどです。

そのため、介護施設の求人では「介護福祉士必須」との条件はよく見かけますが、「認知症ケア指導管理士必須」との求人は少ない傾向があります。

認知症ケア指導管理士は、キャリアアップや就職において決定的なアドバンテージになりにくいのが現状です。

2.昇給や待遇改善に直結しにくい

認知症ケア指導管理士を取得しても給与アップや待遇改善に直結するケースは少ないのが実情です。

多くの介護事業所では、国家資格保持者に対する資格手当は設定されていますが、民間資格に対する手当制度は整備されていません。

介護福祉士に月額1万円の資格手当が支給される施設でも、認知症ケア指導管理士には手当が支給されない可能性があります。

資格取得にかかる時間や費用を考えると、コストパフォーマンスがよいとはいえないでしょう。

3.2年ごとの更新が必要

認知症ケア指導管理士は2年ごとに更新手続きが必要で、費用負担も求められます。

更新には更新料（5,000円）の支払いが必要となり、資格保持者にとって負担となる場合もあります。

給与アップに直結しない資格の維持費用をかけることに対して、疑問を感じる方も少なくないでしょう。

認知症ケア指導管理士は1度取得すれば終わりではなく、継続的な投資が必要な点が敬遠される理由です。

4.認知度が低い

認知症ケア指導管理士という資格名を知っている介護関係者は限られており、一般的な認知度はまだ高くありません。

介護業界でも知名度が低いため、履歴書に記載しても評価されないケースが多い傾向があります。

それであれば、介護福祉士やケアマネジャー（介護支援専門員）を取得したほうがよいと考える方もいるでしょう。

認知度の低さは資格の価値を下げる要因となり、取得のメリットを感じにくくしています。

5.現場では実務経験が重視されている

介護現場では、資格よりも実際の介護経験や実務スキルを評価する傾向が強く、理論的な知識だけでは限界があります。

認知症ケアにおいても、利用者一人ひとりの個性や症状に合わせた柔軟な対応が求められるため、現場での経験値が重要視されます。

例えば10年の実務経験がある無資格者と、認知症ケア指導管理士を保有する経験の浅い職員では、前者の方が現場では頼りにされるでしょう。

そのため、資格取得に時間をかけるよりも、現場での経験を積むことに価値があると考える人も多いのが実情です。

認知症ケア指導管理士試験の基本情報（受験資格・試験内容、合格率）

ここでは、認知症ケア指導管理士の受験資格や試験内容などを紹介します。

この資格は初級と上級に分かれており、それぞれ異なる受験要件と試験内容が設定されています。

そのため受験を検討されている方は、チェックしておきましょう。

初級試験の概要

認知症ケア指導管理士（初級）の試験概要は以下のとおりです。

項目	内容
受験料	一般：7,500円 学生：4,000円
出題数・形式	60問・マークシート形式（5択）
試験時間	90分
合格基準	総得点の70点以上（問題の難易度に応じて補正）
合格率（2010年7月～2023年12月）	67.8%
受験資格	資格・実務経験の有無にかかわらず誰でも受験可能

認知症ケア指導管理士（初級）は、認知症ケアの基礎的な知識を身につけることを目的としており、受験資格に制限がありません。

そのため介護や医療の経験がない方でも受験でき、家族の介護に役立てたい一般の方にも適しています。

上級試験の概要

上級認知症ケア指導管理士の試験概要は以下で説明しています。

項目	内容
受験料	一次試験：12,000円 二次試験：6,000円
出題数・形式	一次：60問・マークシート方式（五肢複択） 二次：論述形式
試験時間	一次・二次とも90分
合格基準	一次：合格最低点（合否通知時に発表） 二次：課題対応力・判断力
合格率（2014年7月～2023年12月）	9.1%
受験資格	初級取得後1年以上または国家資格保有者

上級認知症ケア指導管理士は、認知症ケアの指導者として活躍できる高度な専門知識の習得を目指します。

一次試験と二次試験に分かれており、一次試験の合格者のみが二次試験を受験できます。

受験資格は初級取得後1年以上経過、またはケアマネジャーや介護福祉士など、特定の国家資格を保有していれば併願も可能です。

合格率は約9.1%と非常に難易度が高いため、試験対策が必ず必要です。

日程・試験会場一覧

認知症ケア指導管理士（初級）の試験は年2回（7月・12月）開催され、令和7年度は12月7日（日）に予定されています。

上級認知症ケア指導管理士の試験は年1回で、令和7年度は初級と同じく12月7日（日）に開催予定です。

また認知症ケア指導管理士の試験会場は、初級・上級ともに以下の都道府県で実施されます。

【認知症ケア指導管理士認定試験の日程や試験会場】

日程	認知症ケア指導管理士（初級）：令和7年12月7日（日） 上級認知症ケア指導管理士：令和7年12月7日（日）
都道府県と会場	【北海道】 ・北海道大学 ・北海道自治労会館 【宮城】 ・東北大学 ・東北文化学園大学 ・東北学院大学 ・仙都会館 ・東京エレクトロンホール宮城 【東京】 ・國學院大學 ・上智大学 ・昭和女子大学 ・中央大学 ・東京大学 ・二松学舎大学 ・日本大学法学部 【愛知】 ・名古屋工業大学 ・名古屋大学 ・名城大学 ・中産連ビル ・東別院会館 【富山】 北陸ビジネス福祉専門学校（予定） 【大阪】 ・大阪大学 ・大阪経済大学 【福岡】 ・九州大学 ・純真学園大学 ・第一薬科大学 ・福岡女子大学 ・天神チクモクビル

上記の都道府県の大学でおこなわれる予定です。

具体的な場所については、一般社団法人総合ケア推進協議会のホームページから確認できます。

認知症ケア指導管理士の資格取得までの4ステップ

認知症ケア指導管理士になるには以下のような流れになっています。

• 申し込みをする
• 試験勉強をする
• 試験を受ける
• 登録申請をする

まず始めに一般社団法人総合ケア推進協議会の公式サイト、または郵送により申し込みをします。

インターネット出願の場合は、クレジットカードでの支払いが可能なので、受験願書の郵送が不要です。

郵送の場合は受験料振込と願書送付の期限が試験の約2か月前なので厳守しましょう。

次に試験勉強を実施していきます。

初級に関しては独学でも合格は可能ですが、不安がある方は試験対策講座や公式テキスト解説DVD講座を受講するのがおすすめです。

無事試験に合格できたら認証登録料（2,000円）を支払い、写真を添付した登録申請書を提出します。

登録が完了すると「認知症ケア指導管理士」として正式に認定され、認定証が発行されます。

認知症ケア指導管理士の学習方法と試験対策

認知症ケア指導管理士の資格取得を目指す方にとって、効率的な学習方法と試験対策の選択は合格への道筋を左右します。

ここでは、実践的な学習アプローチと効果的な試験対策について詳しく解説します。

公式教材と過去問を活用する

認知症ケア指導管理士試験の合格には、公式教材と過去問の徹底活用が最も効果的な学習方法といえます。

なぜなら公式教材は試験範囲を網羅しており、出題傾向と一致した内容で構成されているからです。

一般社団法人総合ケア推進協議会が発行する公式テキストでは、認知症のメカニズムから実際のケア手法まで体系的に学習できます。

したがって「認知症ケア指導管理士（初級）試験公式テキスト」（2,200円）を中心に学習を進めましょう。

また過去問を解くことで出題パターンを把握し、時間配分の感覚も身につけることが可能です。

公式教材と過去問の組み合わせは、効率的かつ確実な合格への基盤となります。

模擬試験や通信講座を使用する

独学に不安を感じる受験者には、模擬試験や通信講座での学習がおすすめです。

一般社団法人総合ケア推進協議会では模擬試験の回答解説や、試験対策の講座なども開講されています。

これらの講座では、出題傾向の分析や重要ポイントの解説、問題演習を通じて効率的に学習することが可能です。

そのため、本番での試験配分やどのくらいの得点が必要なのかが明確になります。

受講料は1〜3万円かかりますが、独学に不安がある方や、確実な合格を目指したい人にはおすすめです。

認知症ケア指導管理士を取得する4つのメリット

認知症ケア指導管理士の資格取得には多くのメリットがあり、具体的には以下のとおりです。

• スキルアップにつながる
• 現場で「認知症ケアに強い人材」と評価される
• 比較的合格しやすい
• 家族を介護する際に役立つ

認知症ケアに携わる方や、家族の介護を考えている人にとって、認知症ケア指導管理士で得られる知識と技術は実践的です。

1.スキルアップにつながる

認知症ケア指導管理士を取得できれば、認知症の方に対する対応方法が理解できるので、介護職としてスキルアップできます。

この資格では、認知症を医学や心理の視点から学び、実践的なケア技術に落とし込んでいきます。

学習を進めていくことで、現場でも認知症の利用者に対して根拠に基づいた適切なケアを提供できるでしょう。

現場での実践力を高めることで、同僚や上司からの評価も得やすくなり、給与アップにつながる可能性もあります。

2.現場で「認知症ケアに強い人材」と評価される

認知症ケア指導管理士では認知症の症状や治療、社会資源の活用方法などを学べるので、認知症ケアに強い人材になれます。

知識の幅が広がることで、さまざまな状況に対応できる柔軟性が身につきます。

例えば、食事を拒否したり徘徊が多かったりなどの困難事例に対して解決策を提示し、実践することが可能です。

また最新の認知症研究や治療法を学ぶなかで、常に新しい知識を習得する姿勢も養えます。

介助技術やコミュニケーション方法なども学び続ける意欲が上がれば、介護職としてさらに成長できるでしょう。

その結果、上司からは「認知症ケアに詳しい」と評価され。信頼獲得や昇進につながります。

専門知識が蓄積されることは、長期的なキャリア形成のうえで大きな財産です。

3.比較的合格しやすく挑戦しやすい

第1〜28回（2010年7月〜2023年12月）の間における認知症ケア指導管理士（初級）の合格率は、約67.8%と比較的高い水準です。

公式テキストを中心とした学習で十分対応でき、独学でも合格を目指せます。

試験対策講座やDVD講座も用意されており、学習サポート体制が充実しています。

また受験資格に制限がないため、現場経験が浅い方でも挑戦することが可能です。

認知症を抱えている家族がいる方や、これから介護職に就きたい人にはおすすめです。

4.家族介護や地域活動にも役立つ

認知症ケア指導管理士で学ぶ知識は、家族介護や地域活動をするうえでも役立ちます。

認知症の症状を正しく理解し、適切な対応方法を身につけることで、介護負担の軽減と家族関係の改善が期待できます。

また認知症ケア指導管理士を取得すると、認知症の進行を遅らせるためのアプローチや、地域の支援サービスも学べます。

医療機関や介護サービス事業者と対等に会話ができ、連携もスムーズにできるのは大きなメリットです。

また資格取得を通じて認知症の理解が深まることで、地域活動でも貢献できます。

例えば認知症カフェや当事者同士の交流会、見守りボランティアなどの場で活躍できるでしょう。

認知症ケア指導管理士を取得すれば、当事者だけでなく家族全体の生活の質を上げる知識や技術も身につけられるのです。

認知症ケア指導管理士が活躍できる職場とキャリア事例

認知症ケア指導管理士を取得していれば、多くの医療・福祉現場で活躍できます。

具体的には以下のような職場です。

施設介護はもちろん、在宅サービス分野や医療現場でも需要があります。

また実務だけでなく、家族支援やボランティア活動をするうえでも役立ちます。

認知症ケア指導管理士と他資格とのの違い

ここでは、認知症ケア指導管理士と他職種との違いについて解説します。

認知症ケアに関する資格は複数存在し、それぞれ異なる特徴や目的があります。

自分に最適な資格を選択するために、認知症ケアに関連した資格との違いを理解することは大切です。

認知症ケア専門士の違い

認知症ケア指導管理士と認知症ケア専門士の違いは以下のとおりです。

	認知症ケア指導管理士（初級）	認知症ケア専門士
受験資格	なし	3年以上の実務経験
更新条件	2年ごとに更新料を支払う	・5年ごとに更新 ・研修の参加 ・単位の取得
合格率	68.7%	45.7%

認知症ケア指導管理士（初級）は誰でも受験できるのに対し、認知症ケア専門士は3年以上の実務経験が必要です。

また資格更新の仕組みも異なり、認知症ケア指導管理士は2年ごとの更新料支払いのみです。

しかし認知症ケア専門士は5年ごとの更新が義務付けられており、さらに研修参加と単位取得が必須となっています。

合格率も認知症ケア指導管理士（初級）が約68.7%に対し、認知症ケア専門士が約45.7%とやや難しい傾向があります。

認知症介護実践者研修の違い

認知症ケア指導管理士と認知症介護実践者研修は、教育・学習プログラムの面で大きく異なります。

	認知症ケア指導管理士（初級）	認知症介護実践者研修
教育プログラムの種類	民間資格	研修
取得条件	なし	介護経験2年以上（地域により異なる）
加算要件の有無	なし	あり（数千〜1万円）

認知症ケア指導管理士は民間資格ですが、認知症介護実践者研修は厚生労働省が定める公的な研修です。

そのため、グループワークや職場実習の課題などをクリアしなくてはいけません。

受講要件も2年以上の介護経験が必要と条件が厳しめです。

また、認知症介護実践者研修は介護報酬の加算要件に含まれており、介護施設によっては数千〜1万円程度の資格手当が支給されることもあります。

一方、認知症ケア指導管理士は、体系的な知識習得に重点を置いています。

上級では論述試験がありますが、基本的にはテキストや講座の学習で資格を取得することが可能です。

また加算要件にも含まれていないため、認知症ケア指導管理士を取得する経済的メリットは低めです。

認知症介助士の違い

認知症ケア指導管理士と認知症介助士はともに民間資格ですが、資格の目的や対象者が違います。

	認知症ケア指導管理士	認知症介助士
資格内容	認知症に関する専門知識が学べる	認知症の方の接遇や介助方法が学べる
対象者	・介護・医療職 ・認知症を抱えている家族	高齢者が顧客となり得る業界の方

認知症ケア指導管理士は医学的知識や指導・管理技術も含む包括的な内容となっており、専門性の高い資格です。

他方、認知症介助士は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定する資格です。

おもに認知症の方への接し方を学べる内容となっており、認知症の専門性よりも実践的な介助技術の習得に重きを置いています。

そのため受講者も医療・福祉職ではなく、公共交通機関や小売店で働く方が対象となっています。

認知症ケア指導管理士を取得した方の口コミ・評判

ここでは、認知症ケア指導管理士を取得した方の口コミ・評判を紹介します。

合格率は7割を越える程度との事で、出題範囲は難しいものではないので比較的楽に資格取得できるものと考えます。

引用：Yahoo!JAPAN知恵袋

昨年末に受験した認知症ケア指導管理士に合格しました。

福祉にまつわる会社の取締役として知っておきたいというのもありますが祖父が認知症で施設に入っているというのがモチベーションに繋がりました。

3年前から関心を持ち今に至るわけですが人にはそれぞれ不思議な使命が与えられるのかもしれません

引用：X

認知症ケア指導管理士の合格率は比較的高いので、仕事や子育てをしながらでも安心して望めます。

とはいえ、継続的な学習が必要なのでモチベーションを維持することが大切です。

自分なりの目的があると、試験日まで勉強し続けられるでしょう。

よくある質問

認知症ケア指導管理士に関するよくある質問は以下のとおりです。

• 認知症ケア指導管理士は難しいですか？
• 認知症ケア指導管理士は国家資格ですか？
• 初心者でも認知症ケア指導管理士に合格できますか？

認知症ケア指導管理士は難しいですか？

認知症ケア指導管理士（初級）に関しては難しくありません。

第1〜28回（2010年7月〜2023年12月）の間における認知症ケア指導管理士（初級）の合格率は、約67.8%です。

しかし上級認知症ケア指導管理士になると、合格率は合格率9.1%となります（2014年7月～2023年12月の間）。

そのため、適切な学習期間と方法で学び続ける必要があるでしょう。

認知症ケア指導管理士は国家資格ですか？

認知症ケア指導管理士は民間資格です。

そのため国家資格のように国から認定を証明される資格ではありません。

民間企業や企業が独自の基準を満たした場合に、認定を受けられる資格です。

初心者でも認知症ケア指導管理士に合格できますか？

初心者でも認知症ケア指導管理士に合格できます。

なぜなら、本資格は特別な実務経験や保有資格が存在しないからです。

介護初心者や未経験者の方でも公式テキストや講座を活用して学習をすれば合格することは可能です。

まとめ：認知症ケア指導管理士はキャリア形成と家族介護に活かせる民間資格

認知症ケア指導管理士は、高齢化社会において必要性が高まっている認知症ケアの専門資格です。

資格手当や昇進に直結しないとの理由で「意味がない」と言われることもあります。

しかし実際は、認知症ケアの質向上や家族支援において大きな価値をもっています。

介護や医療分野で働いている方はもちろん、家族介護を考えている人にとっても、認知症ケア指導管理士の資格は役立つでしょう。

受講を検討している方は、公式テキストを中心とした学習と、必要に応じて対策講座を受講し、確実な合格を目指してみてください。