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【保存版】放課後等デイサービスの人気活動ネタ20選!
放課後等デイサービスの活動プログラムが思い浮かばず、毎日同じような内容の繰り返しになってしまっていませんか?
マンネリ化した活動では、子どもたちの興味・関心を引けず、本来の療育効果を十分に発揮できません。
さらに適切な活動プログラムが提供されないと、子どもたちの成長機会を逃してしまい、保護者からの信頼も失ってしまいます。
運動系から創作活動、社会性を育む集団活動まで、子どもたちの発達段階や特性に応じた多彩なプログラムの内容がわかるでしょう。
この記事を読むことで、すぐに実践できる活動ネタが手に入り、子どもたちに充実したプログラムを提供できるようになるはずです。
放課後等デイサービスの活動プログラムとは?
放課後等デイサービスの活動プログラムとは、子どもたちの社会性や日常生活スキル、表現能力などを伸ばす支援活動です。
放課後等デイサービスの1日の活動に含まれており、その日によって実施する内容が変わることもあります。
活動プログラムは以下の5つに分かれています。
- 運動・身体活動系プログラム
- 感覚・認知系プログラム
- 創作・表現系プログラム
- ゲーム・レクリエーション系プログラム
- 学習支援系プログラム
活動プログラムは、子どもたちの発達段階や興味に合わせて提供します。
職員は子どもの学習を支援できるよう、プログラムの内容や難易度を調整していきます。
放課後等デイサービスの1日の流れ
放課後等デイサービスの1日の流れは、平日と休校・長期休暇の日で異なり、活動プログラムの時間帯も変更されています。
平日のスケジュールは以下のとおりです。
時間 | 内容 |
---|---|
13:30〜 | お迎え |
14:30〜 | 来所手洗い・個別プログラム |
15:00~ | おやつ |
16:00~ | レクリエーション活動個別活動自由遊び |
17:30~ | お送り |
平日の個別プログラムは学校終了後に始まるので、多くの場合、14時30分からおこなわれます。
学校が休みの日や長期休暇における、放課後等デイサービスのスケジュールは以下で詳しく説明しています。
時間 | 内容 |
---|---|
10:00〜 | お迎え |
10:30〜 | 来所手洗い・個別プログラム |
12:00~ | 昼食(お弁当持参)歯磨き |
13:30~ | レクリエーション活動個別活動自由遊び |
16:00~ | お送り |
休校日や長期休暇の日は朝から始まるので、個別プログラムは10時30分から開始されます。
時間に余裕があるため、普段できない体験活動や外出なども組み込まれることがあります。
放課後等デイサービスのネタになる!個別プログラム20選!
ここでは、放課後等デイサービスのネタになる個別プログラムを20個用意しました。
プログラムの項目は以下のとおりです。
- 運動・身体活動系プログラム
- 感覚・認知系プログラム
- 創作・表現系プログラム
- ゲーム・レクリエーション系プログラム
- 学習支援系プログラム
個別プログラムだけでなく、イベントや外出体験の際のネタにもなるのでぜひ参考にしてみてください。
運動・身体活動系プログラム5選
ここでは、身体を動かしながら活動できるプログラムを5個用意しました。
- 風船バレーボール
- だるまさんが転んだ
- 玉入れ
- ケンケンパ
- 輪投げ
1. 風船バレーボール
風船バレーボールで用意する物や遊び方を紹介します。
【用意する物】
- 風船
- ネット代わりの紐やテープ
【遊び方】
風船を使って室内でバレーボールを楽しむ活動です。チームに分かれて風船を床に落とさないよう相手コートに返します。
通常のバレーボールと同じルールですが、風船の特性を活かしてゆっくりとした動きで楽しめます。
身体機能に制限がある子どもでも参加しやすく、協調性を育めるでしょう。
【注意点】
風船が破裂する可能性があるため事前に点検し、破れたらすぐに片付けます。
また子どもたちが興奮して転倒しないよう、激しい動きは控えめにするよう声かけをしましょう。
2. だるまさんが転んだ
だるまさんが転んだのルールは以下のとおりです。
【用意する物】
- 特になし
【遊び方】
鬼が「だるまさんが転んだ」と言って振り返ったときに、動いてはいけない遊びです。
鬼は壁に向かって立ち、ほかの参加者は鬼の背後からスタートして近づきます。
鬼に見つからないよう静止し、最初に鬼にタッチした人が次の鬼になります。
身体のコントロール能力と集中力を養えるだけでなく、ルールが単純で理解しやすいのが特徴です。
アレンジもできるので、色々な楽しみ方ができます。
【注意点】
急に止まることで転倒する危険があるため、滑りにくい床でおこない参加者の足元に注意します。
ADHDのある子がいると、興奮して押し合いになってしまう可能性があります。
そのためスペースを十分に確保し、身体接触は優しくおこなうよう指導しましょう。
聴覚に配慮が必要な子どもには、視覚的な合図も取り入れる必要があります。
3. 玉入れ
玉入れの遊び方は以下のとおりです。
【用意する物】
- カラーボール
- かご
- 得点板
【遊び方】
玉入れはチームに分かれて制限時間内にかごに玉を入れる競技です。
距離を調整することで難易度を変えられ、個々の能力に応じた参加が可能です。
投げる動作は上肢の運動機能を上げるのに効果的ですし、目標に向かって投げることで集中力と協調性も育まれます。
また得点を数えることで、数の概念も学べる教育的要素も含まれています。
【注意点】
玉は柔らかい素材を使用し、投げる際は周囲の安全を確認します。
競争心が強すぎて乱暴にならないよう、フェアプレイの精神を大切にし、全員が楽しめる雰囲気を作ります。
かごの高さは参加者の身長に合わせて調整し、車椅子利用者も参加できるよう配慮しましょう。
4. ケンケンパ
ケンケンパで用意する物やルールは以下のとおりです。
【用意する物】
- 輪っか
- テープ
【遊び方】
ケンケンパは、 地面に描いた輪の中を片足跳びと両足跳びで進む遊びです。
1つの輪では片足、2つ並んだ輪では両足で跳んで進みます。
バランス感覚と下肢の筋力向上に効果的なだけでなく、リズム感も養われます。
輪の配置を変えることで難易度を調整でき、個々の能力に応じた挑戦が可能です。
順番を守ることで社会性も学べます。
【注意点】
転倒防止のため、滑らない床材を使用し、周囲に危険物がないか確認します。
バランスを崩しやすい子どもには職員が付き添い、必要に応じて手を貸します。
競争よりも個人の挑戦を重視し、プレッシャーを与えないよう配慮しましょう。
5. 輪投げ
輪投げで用意する物や遊び方は以下のとおりです。
【用意する物】
- 輪っか
- ペットボトル
- 点数シート
【遊び方】
さまざまな距離に置いたペットボトルに輪を投げて得点を競います。
近い場所は低得点、遠い場所は高得点に設定し、戦略性を持たせると盛り上がるでしょう。投げる動作は手と目の協調性を向上させ、距離感覚を養います。
個人戦やチーム戦など、さまざまな形式で楽しめるので、個人・集団問わず楽しめます。
【注意点】
輪は軽い素材を使用し、投げる際は周囲に人がいないか確認しましょう。
ペットボトルは倒れても安全なように、中に少量の水や砂を入れて安定させます。
感覚・認知系プログラム5選
感覚・認知系のプログラムを5個紹介します。
- 粘土遊び
- 迷路
- 音の識別
- 塗り絵
- パズル
1. 粘土遊び
粘土遊びのプログラムを実施する際のポイントは以下で詳しく説明しています。
【用意する物】
- 粘土
- 粘土版
- 型抜き
- エプロン
【遊び方】
粘土を使って自分の好きな物を自由に形作ります。
手指の細かい動きができるようになるだけでなく、空間認識能力を育めます。
作品を通して想像力と表現力を発揮でき、完成時の達成感も大きいでしょう。
色付き粘土を使用することで、より表現豊かな作品作りが可能です。
【注意点】
粘土の誤飲を防ぐため、口に入れないよう注意深く見守りましょう。
作業後は手洗いを徹底し、粘土の片付けも丁寧におこないます。
道具の使用時は怪我をしないよう、正しい持ち方を指導する必要があります。
2. 迷路
迷路については以下で詳しく説明しています。
【用意する物】
- 迷路用紙
- 鉛筆
- 消しゴム
【遊び方】
迷路遊びは迷路が書かれた用紙を使用して、スタートからゴールまでの道筋を見つける活動です。
この遊びは、鉛筆の持ち方や筆圧の調整力が身につきます。
また、進む方向を考える集中力や道筋を探す推測力なども養われます。
【注意点】
鉛筆の先端で怪我をしないよう注意します。
過集中してしまう子もいるので、定期的に休憩を取るのも大切です。
3. 音の識別
音の識別の遊び方などは以下のとおりです。
【用意する物】
- 楽器
- 音源
【遊び方】
音の識別はある音を聞き、動いたり止まったりする活動です。
例えば、シンバルの音が鳴ったら動き、止まったら静止するといった動きをします。
音を聞き分ける感覚や、聴覚能力を向上させる効果が期待できます。
音の識別は感覚プログラムの1つですが、運動動作も鍛えられるのも特徴です。
【注意点】
音量は適切に調整し、聴覚に負担をかけないよう注意しましょう。
聴覚過敏の子どもには、無理に参加させないのが基本です。
4. 塗り絵
塗り絵で必要な物や注意点は以下のとおりです。
【用意する物】
- 塗り絵用紙
- 色鉛筆
- クレヨン
【遊び方】
塗り絵は下絵に色を塗るので、枠内に塗ることで集中力と正確性を養い、完成時の達成感も味わえます。
季節やテーマに応じた塗り絵も多いので、知識や雑学も深まります。
【注意点】
色鉛筆やクレヨンの先端で怪我をしないよう注意します。
作品は他者と比較せず、それぞれのよさを認めることが大切です。
5. パズル
パズルをする際の遊び方や注意点は以下のとおりです。
【用意する物】
- ジグソーパズル
- パズルマット
【遊び方】
ピースを組み合わせて絵を完成させます。
形と色を手がかりに正しい位置を見つけることで、観察力と推理力を向上させます。
また集中力と忍耐力も養われ、完成時には大きな達成感も得られるでしょう
個人の能力に応じてピース数を調整でき、段階的に難易度を上げることも可能です。
協力して取り組むことで、チームワークも育まれます。
【注意点】
ピースの紛失を防ぐため、決められた場所でおこなうのがおすすめです。
また小さなピースの誤飲に注意し、口に入れないよう見守りましょう。
完成しない場合でも取り組む過程を評価し、達成感を持たせてあげることが重要です。
創作・表現系プログラム5選
ここでは、創作・表現系プログラムを5個紹介します。
- 廃材工作
- 紙コップ工作
- ペットボトル工作
- スライム作り
- 砂絵作り
1.廃材工作
廃材工作の遊び方などは以下のとおりです。
【用意する物】
- 廃材(空き箱やトイレットペーパー芯、ペットボトルなど)
- のり
- はさみ
【遊び方】
廃材遊びは、家庭から出る廃材を使用して自由に作品を作る放課後等デイサービスでは定番の活動です。
リサイクルの意識を育みながら、想像力と創造性を発揮できます。
完成した作品は実用的に使えることも多く、家族が使用して喜んでいる姿を見ると、達成感も大きくなります。
個人の発想を大切にし、独創的な作品作りでも認めてあげることが大切です。
【注意点】
はさみの使用時は怪我をしないよう、正しい持ち方と使い方を指導します。
廃材は清潔な物を使用し、鋭利な部分は事前に処理します。
2. 紙コップ工作
紙コップ工作に関する具体的な内容は以下のとおりです。
【用意する物】
- 紙コップ
- 色画用紙
- クレヨン
- のり
- はさみ
【遊び方】
紙コップを使って動物や乗り物などを作ります。
マラカスや射的など、おもちゃ要素のある作品も作ることが可能です。
円筒形の特性を活かした立体的な作品作りにより、空間認識能力が培われるでしょう。
【注意点】
はさみの使用時は怪我をしないよう、正しい持ち方と使い方を指導します。
紙コップの縁で手を切らないよう注意し、必要に応じて処理します。
3. ペットボトル工作
ペットボトル工作で用意する物や遊び方は以下で詳しく説明しています。
【用意する物】
- ペットボトル
- 色テープ
- ビー玉
- はさみ
【遊び方】
ペットボトルの中にビー玉を入れれば楽器を作れますし、風船をペットボトルの切り口にはめれば空気砲が作れます。
素材の特性を活かした遊びができるので、個人の創造性を発揮でき、科学的な興味も育まれます。
【注意点】
ペットボトルは硬いのではさみで切る際は大人がおこなうか、適切なアドバイスをしましょう。
4. スライム作り
スライム作りで使う材料や遊び方は以下のとおりです。
【用意する物】
- 洗濯のり
- ホウ砂
- 絵の具
- 容器
- かき混ぜ棒
【遊び方】
スライム作りは化学反応を利用した実験的な活動です。
材料を混ぜることで状態が変化する様子を観察し、科学への興味を育みます。
完成したスライムは感触遊びとしても楽しめ、手指の感覚刺激にもなります。
【注意点】
スライムを口に入れないよう注意深く見守りましょう。
作品作りは換気のよい場所で実施し、材料は適切に保管します。
遊び終わったスライムは処分し、環境にも配慮します。
5. 砂絵作り
砂絵作りで使う物や注意点は以下で詳しく説明しています。
【用意する物】
- 色砂
- のり
- 画用紙
- スプーン
【遊び方】
砂絵作りは色のついた砂を使って絵を描く活動です。
のりで描いた下絵に色砂をかけることで、独特の質感をもった作品が作れます。
色の組み合わせを考えることで美的センスを育み、砂の感触は触覚刺激にもなります。
【注意点】
砂の誤飲を防ぐため口に入れないよう見守る必要があります。
また砂が飛び散らないよう、作業エリアを制限したり新聞紙などを敷いたりなどの工夫が必要です。
ゲーム・レクリエーション系プログラム5選
ゲーム・レクリエーション系プログラムを5つ紹介します。
- ビンゴ
- しりとり
- 言葉探しゲーム
- 教室で間違い探し
- 買い物ごっこ
1. ビンゴ
ビンゴで用意する物や遊び方は以下のとおりです。
【用意する物】
- ビンゴカード
- 数字カード
- 景品
【遊び方】
ビンゴは数字を読み上げて、自分のカードの該当する数字にマークをつけるゲームです。
カードの縦と横と斜めのどれかがすべて空いたらクリアです。
数の認識能力を向上させながら、集中力と記憶力も育みます。
ルールもわかりやすく、年齢や能力に関係なく参加できるのが特徴です。
絵や文字を使ったカードもあるので、数字が苦手な方でも楽しめます。
【注意点】
数字の読み上げは明確におこない、聞こえにくい子どもには職員がお手伝いをします。
競争が激しくなりすぎないよう、楽しむことを重視したゲーム環境を作ることが大切です。
2. しりとり
しりとりの内容は以下のとおりです。
【用意する物】
- 特になし
【遊び方】
しりとりは、前の人が言った言葉の最後の文字から始まる言葉を言うゲームです。
語彙力と記憶力を向上させながら言語能力の発達も促進させます。
順番を守ることで社会性も養われるので、集団活動にもおすすめです。
さまざまなカテゴリーを設定することで、知識の幅も広がり新しい言葉を考える楽しさも味わえます。
【注意点】
言葉が思い浮かばない場合は、ヒントを出して支援しましょう。
不適切な言葉は使わないよう、事前にルールを説明しておくことが大切です。
文字が読めない子どもには、絵やジェスチャーでも参加できるよう配慮します。
3. 言葉探しゲーム
言葉探しゲームの遊び方などは以下で詳しく説明しています。
【用意する物】
- 文字カード
- お題カード
【遊び方】
言葉探しゲームは一人ひとりに指定されたお題があり、床に並んだ文字のカードから名前を探すゲームです。
語彙力やチームで協力するコミュニケーション能力と協調性を養えます。
【注意点】
カテゴリーは年齢と能力に適したものを選び、難しすぎないよう調整します。
言葉が思い浮かばない場合は、ヒントを出して支援します。
制限時間は適度に設け、プレッシャーを与えすぎないよう配慮してください。
4. 教室で間違い探し
間違い探しの内容は以下のとおりです。
【用意する物】
- 特になし
【遊び方】
「お部屋で間違い探し」は、いつも過ごしている教室の配置を変えてどこが変化したかを考えるゲームです。
配置を変えている際には、子どもたちを別の部屋へ移動するか、目隠しなどをして待機してもらいましょう。
観察力と集中力を向上させながら細部への注意力も育みます。
また根気よく取り組むことで忍耐力も養われます。
【注意点】
教室の配置を変えているときは、子どもたちに見られないように注意しましょう。
違いが見つからない場合は、ヒントを出して支援します。
5. 買い物ごっこ
買い物ごっこで用意する物や遊び方は以下のとおりです。
【用意する物】
- おもちゃのお金
- 調理材料
- 財布
- おもちゃのレジ
【遊び方】
買い物ごっこは、お店屋さんとお客さんの役割を演じて買い物の体験をするゲームです。
お客さん役は、誰が何を何個買うかを確認してメモを記入し、職員からお金を受け取り、お買い物をしていきます。
お店屋さん役は、購入品の合計金額を計算し、「〇〇円です」と伝えます。
運筆力やコミュニケーション能力、役割理解だけでなく、日常生活に必要なスキルも身につくでしょう。
また数の概念とお金の価値を学べるので、社会性を育てることも可能です。
【注意点】
メモ用紙を作成する際は、穴埋め形式にしておくと障がいのある子どもでも取り組みやすいでしょう。
役割交代を適切におこない、全員がさまざまな体験をできるよう配慮します。
学習支援系プログラム5選
ここでは、学習支援系のプログラムを紹介します。
- ひらがな・カタカナ練習
- 数字練習
- 漢字練習
- 文章読解
- 論理パズル
1. ひらがな・カタカナ練習
ひらがな・カタカナ練習の内容は以下のとおりです。
【用意する物】
- ひらがな・カタカナ練習帳
- 鉛筆
- 消しゴム
【遊び方】
ひらがなとカタカナの文字を正しい筆順で書く練習をする活動です。
大好きなキャラクターの名前や、しりとりなどの遊びを加えながらトレーニングするのがおすすめです。
そうすることで、集中力が少ない子でも文字の形や筆順など書字能力の基礎を築けます。
【注意点】
鉛筆の正しい持ち方を指導し、手首や肩に負担をかけないよう注意します。
文字の大きさは個人の能力に合わせて調整し、無理をさせないよう注意しましょう。
疲れが見られる場合は適度な休憩を取らせ、楽しく取り組めるよう配慮します。
2. 数字練習
数字練習の内容は以下のとおりです。
【用意する物】
- 数字練習帳
- 鉛筆
- 数え棒
【遊び方】
数字練習は数字の書き方と数の概念を学ぶ活動です。
数字の形を正しく書きながら、数量の意味も理解できるように促します。
数え棒を使用して数を確認することで、抽象的な数の概念を具体化します。
【注意点】
左右反転した数字にならないよう、正しい書き方を丁寧に指導しましょう。
数の概念が理解できない場合は、ゲーム形式にしたり具体的な教材を使用したりするのがおすすめです。
成功体験を通して数への興味を育むことも大切です。
3. 漢字練習
漢字練習の内容は以下のとおりです。
【用意する物】
- 漢字カード
- 鉛筆
【遊び方】
漢字練習をする際は、漢字の読み方と書き方が理解できているか確認するのが大切です。
読みの練習をするときは、選択肢を設けると漢字に抵抗のある子でも無理なく取り組めます。
書き方を指導する際は、色付きやパーツごとに分けたプリントがあると認識しやすいでしょう。
【注意点】
漢字の読み方は正確に教えて意味もわかりやすく説明します。
覚えることを強制せず、興味を持てるよう工夫しましょう。
4. 文章読解
文章理解で用意する物や遊び方は以下で詳しく説明しています。
【用意する物】
- 読解プリント
【遊び方】
文章理解は短い文章を読んで内容を理解する練習です。
ヒントの提示や集中するポイントをわかりやすくするため、クロスワードパズルにすると文章理解がスムーズにいきます。
ひらがなが読める子たちなら、カードを使用して文字と意味を結びつけるトレーニングをすることで語彙力の向上にもつながります。
【注意点】
文章の内容は年齢に適したものを選び、興味を持てるようゲームや物語にするのがおすすめです。
読めない文字がある場合は読み方を教えて支援します。
5. 論理パズル
論理パズルの遊び方や注意点を紹介します。
【用意する物】
- パズル問題
- 鉛筆
- 消しゴム
【遊び方】
論理パズルは論理的思考を用いてパズルを解く活動です。
パズルを用意するのもよいですが、思考力を養うために問題文にするのもおすすめです。
論理パズルは脳が刺激され、運動や感覚野のトレーニングにもつながります。
また問題解決能力と集中力を向上させながら、競争心や協調性も育めます。
【注意点】
パズルの難易度は個人の能力に合わせて調整し、適切なレベルを選択します。
解けない場合は適切にヒントを出し、諦めないよう励ましましょう。
まとめ:子どもたちの支援に合った活動ネタを実施しよう
放課後等デイサービスでは、子どもの特性とニーズに合わせた活動プログラムにするのが重要です。
子どもたちは一人ひとり異なる発達段階や興味をもっており、画一的なプログラムでは効果的な支援が困難です。
今回紹介した20のプログラムを活用することで、子どもたちがそれぞれにもつ能力を伸ばせます。
各活動には安全配慮のポイントが示されており、子どもの状態に応じた調整も可能です。
そのため個別性の高いプログラムを提供でき、子どもたちの可能性を最大限に引き出せるでしょう。
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