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社会福祉士の給料は安い?収入が高い職場や手取り額を紹介!

介護・福祉の仕事をするなかで、給料アップや昇進をするために社会福祉士になることを考えている方もいるでしょう。

そこで本記事では、社会福祉士の平均給料や属性別の年収などを紹介します。

社会福祉士の平均年収がわかるだけでなく、高待遇が得られる業界や施設が明確になります。

「福祉業界で今よりも年収を上げたい」「キャリアアップをしたい」と考えている方は、ぜひ読み進めてみてください。

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目次

社会福祉士の給料・年収はいくら?属性別も紹介!

ここでは、社会福祉士の給料・年収を紹介します。社会福祉士がどのくらいの給料を得られるか明確になるので、ぜひ参考にしてみてください。

社会福祉士の平均給料は約34万円

社会福祉士就労状況調査結果報告書」によると、令和元年時点での社会福祉士の平均年収は403万円、月収に換算すると約34万円です。

これは平成27年度と比べて26万円の増加となっており、着実に待遇の改善が進んでいることがわかります。

年代月収年収
平成27年度31万円377万円
令和元年34万円403万円

このように、社会福祉士は経済的にも安心して働ける職業の一つです。

福祉・介護・医療業界は需要過多な業界なので、社会福祉士の平均給料は今後も上がると見込めます。

【男女別】社会福祉士の給料・年収

社会福祉士就労状況調査結果報告書では、男女別での年収も紹介しています。

男性の給料は、400万円以上から500万円未満が23.6%と最も多い層になっています。女性は300万円以上400万円未満が最も多く、26.0%という結果でした。

性別月収年収
男性39.4万円473万円
女性30.4万円365万円
参照:社会福祉士就労状況調査実施結果報告書

男性と女性では月収ベースでは9万円、年収だと100万円近い給料の差があります。

【年代別】社会福祉士の給料・年収

年代別の社会福祉士の年収は以下で詳しく説明しています。

▼年代別:男性の社会福祉士の給料・年収

年代月収年収
20代27.6万円332万円
30代35.5万円426万円
40代41.7万円501万円
50代47万円564万円
60代34.8万円418万円
参照:社会福祉士就労状況調査実施結果報告書

▼年代別:女性の社会福祉士の給料・年収

年代月収年収
20代26.6万円320万円
30代28.9万円347万円
40代31.6万円380万円
50代35万円421万円
60代26.7万円321万円
参照:社会福祉士就労状況調査実施結果報告書

社会福祉士の年収は男女それぞれ年代によって変化しています。

【業界別】社会福祉士の給料・年収

業界別の社会福祉士の給料や年収は以下のとおりです。

業界月収年収
高齢者福祉関係32.6万円392万円
障がい福祉関係33.4万円401万円
児童・母子福祉関係34.5万円414万円
生活保護関係37.7万円453万円
地域福祉関係37万円444万円
生活困窮者自立支援関係30.1万円362万円
医療関係33.2万円399万円
学校教育関係25.5万円306万円
就業支援関係31.5万円378万円
司法関係36万円433万円
行政機関36.9万円443万円
参照:社会福祉士就労状況調査実施結果報告書

保護施設や無料低額宿泊所など、生活保護関係で働く社会福祉士の給料は453万円と最も高くなっています。

一方、小学校や中学校など教育関係で働く社会福祉士の平均給料は306万円と最も低い結果でした。

【職種別】社会福祉士の給料・年収

職種別の社会福祉士の給料や年収は以下で詳しく説明しています。

▼職種別:社会福祉士の給料・年収

職種月収年収
介護支援専門員(ケアマネジャー)30.1万円362万円
地域包括支援センター31.3万円376万円
障がい者相談支援専門員31.3万円376万円
児童自立支援専門員34.1万円410万円
医療ソーシャルワーカー32万円384万円
スクールソーシャルワーカー24.3万円292万円
指導員28.8万円346万円
介護職員25.2万円303万円
事務職員36.5万円438万円

職種では、児童自立支援専門員の給料が最も高く、34.1万円、年収で410万円となっています。

児童自立支援専門員とは、さまざまな理由により自宅で過ごせない子どもの自立支援や生活指導をする仕事です。

社会福祉士国家試験や公務員試験に合格しなくては取れない難易度の高い専門職です。

【施設別】社会福祉士の給料・年収

施設別の社会福祉士の年収は以下のとおりです。

▼年収が高い施設・事業所

施設・事業所年収
保護観察所・地方更生保護委員会638万円
児童相談所532万円
身体障害者更生相談所504万円
参照:社会福祉士就労状況調査実施結果報告書

▼年収の低い施設・事業所

施設・事業所年収
小学校・中学校268万円
高等学校456万円
そのほかの学校教育機関332万円
参照:社会福祉士就労状況調査実施結果報告書

施設形態でみると、給料が最も高いのは保護観察所・地方更生保護委員会の638万円です。

社会福祉士の手取り額シミュレーション

社会福祉士の手取り額をシミュレーションしました。

項目月収年収
額面収入34万円408万円
所得税6,850円82万200円
住民税1万5,366円18万4,000円
健康保険1万6,847円20万2,164円
厚生年金3万1,110円37万3,320円
雇用保険2,040円2万4,480円
手取り額26万7,786円321万3,436円
参照:【2025年最新版】手取り計算ツール|タレントスクエア

額面収入が408万円の場合、手取り年収は約321万円です。健康保険や厚生年金などの負担額が上がれば所得はさらに減るでしょう。

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社会福祉士の給料は勝ち組?ほかの福祉職と比較して解説

ここでは、社会福祉士と他職種の収入を比較して紹介します。対象となる職種は以下のとおりです。

  • 介護福祉士と社会福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)と社会福祉士
  • 精神保健福祉士と社会福祉士

社会福祉士とダブルライセンスで働きたい方や、どの資格をとれば一番収入を増やせるか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

介護福祉士と社会福祉士

介護福祉士と社会福祉士の月収は以下で詳しく説明しています。

▼介護福祉士と社会福祉士の給料差

職種給料
介護福祉士33万1,690円
社会福祉士35万2,560円
引用:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

介護福祉士の月収は33万1,690円に対して社会福祉士は35万2,560円となっています。介護福祉士よりも社会福祉士のほうが収入は高く、約2万円の差があります。

介護支援専門員(ケアマネジャー)と社会福祉士

介護支援専門員(ケアマネジャー)と社会福祉士の給料差は以下のとおりです。

▼介護支援専門員(ケアマネジャー)と社会福祉士の給料差

職種給料
介護支援専門員(ケアマネジャー)37万6,240円
社会福祉士35万2,560円
引用:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

介護支援専門員(ケアマネジャー)の給料は37万6,240円と社会福祉士よりも高めです。

精神保健福祉士と社会福祉士

精神保健福祉士と社会福祉士の給料差は以下で詳しく説明しています。

▼精神保健福祉士と社会福祉士の給料差

職種給料
精神保健福祉士34万円
社会福祉士35万2,560円
引用:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要精神保健福祉士就労状況調査実施結果報告書

精神保健福祉士就労状況調査実施結果報告書によると、精神保健福祉士の年収は404万円なので、月収にすると約34万円です。社会福祉士よりも1万円低いですが、ほとんど変わりません。

社会福祉士が年収を上げる方法

社会福祉士が年収を上げる方法は以下のとおりです。

  • 資格手当を得る
  • 職位を上げる
  • 転職する
  • 副業をする
  • 独立する

資格手当や副業など、リスクを抑えて収入を増やせる方法を紹介します。

資格手当を得る

社会福祉士の資格を持つ方に対して資格手当を支給している職場もあります。

社会福祉士就労状況調査実施結果報告書によると、資格手当の平均額は1万827円です。

職場によるものの、社会福祉士を取得していれば約1万円の資格手当が付与される可能性があります。

月1万円収入が増えることで、スキルアップをするための自己投資や友人・家族と外食をするためのお金が増えるので、今よりも生活の満足度が上がるでしょう。

職位を上げる

昇進したり役職に就いたりなど、職位を上げることでも社会福祉士の年収を上げられます。昇進や役職に就くことで基本給を上げられるからです。

例えば管理職の平均給料は、令和4年度介護労働実態調査によると427万円です。社会福祉士の平均給料は403万円なので、20万円以上上げられます。

▼管理職と社会福祉士の給料差

  • 管理職の平均給料:427万円
  • 社会福祉士の平均給料:403万円

→管理職になれば20万円以上給料アップ

管理職に就くためには、社会福祉士の資格取得が求められることがあります。実際に求人を確認すると、役職者候補に社会福祉士の所持を必須にしている事業所も少なくありません。

社会福祉士を取得しておくことで、昇進や役職に就くチャンスを得られ、着実に給料を上げられます。

転職する

現在の勤め先よりも好待遇の職場に転職をして、年収を上げるという方法もあります。 

先ほども紹介したとおり、高齢者施設で働く社会福祉士の年収は高めなので、職場を変えるのはおすすめです。

また、地域によっても年収は変わります。具体的な数字は以下で詳しく説明しています。

地域年収
北海道・東北300万円
関東347万円
甲信越・北陸317万円
東海325万円
関西318万円
中国297万円
四国301万円
九州・沖縄300万円
引用:求人ボックス

おもに関東圏と東海地方が高く、320万円以上の収入を得られます。可能であれば、首都圏で働くのも1つの手段です。

副業をする

スキマ時間で副業に取り組むのも年収を上げる手段です。社会福祉士の知識や経験があれば、以下のような仕事ができます。

【社会福祉士を活かせる副業】

  • 成年後見人
  • 介護認定審査会の外部委員
  • 大学や養成施設の講師
  • 執筆活動(ライター)

社会福祉士を取得すれば、福祉や介護などに関する深い知識が得られます。

そのため、知的障がいや精神障がいなどでさまざまな契約や手続きが困難な方をサポートする成年後見人や養成施設などの講師を勤められます。

また、福祉・医療の専門知識や経験を活かしてWebや雑誌でも執筆活動をすることが可能です。

独立する

社会福祉士を取得していれば独立することも可能です。方法は2つあり、具体的には以下のとおりです。

【社会福祉士が独立する方法】

  • 個人事業型→個人で成年後見人や大学の非常勤講師となる
  • 請負型→医療機関や介護施設に入り、社会福祉士の業務を委託してもらう

個人で働きたい方は個人事業型、組織で業務にかかわりたい方には請負型が向いています。

しかし社会福祉士が独立するには以下の要件を満たす必要があります。

【社会福祉士が独立するための要件】

  • 都道府県社会福祉士会の会員であること
  • 認定社会福祉士認証・認定機構により認定された「認定社会福祉士」であること
  • 日本社会福祉士会へ事業の届出をしていること
  • 独立型社会福祉士委員会主催の独立型社会福祉士の研修を修了していること
  • 年次事業報告の提出を確約していること
  • 社会福祉士賠償責任保険などへの加入を確約していること
  • 独立型社会福祉士名簿の公表に同意していること

公益社団法人日本社会福祉会が、社会福祉士の質を担保するために構築した要件を満たしておかなくてはいけません。

社会福祉士として独立すれば、勤務時間や休日を自身で設定できるので、自由に働くことが可能です。

また、地域と深くかかわることで地元住民から頼りにされる存在となります。

社会福祉士になる方法

社会福祉士になる方法は以下のとおりです。

  • 受験資格を得る
  • 社会福祉士国家試験を受ける
  • 登録申請を行う

働きながら受験する方法も紹介するので、ぜひ確認してみてください。

受験資格を得る

社会福祉士国家試験を受けるには受験資格を得る必要があり、その方法は3つあります。

  • 一般養成施設に通う
  • 短期養成施設に通う
  • 福祉系大学に通う

受験ルートを決める際は、入学した学校や実務経験により選択肢が異なるので注意しましょう。

一般養成施設に通う場合

通学期間が約1年間の一般養成施設に通うルートを目指す場合、以下の大学への通学や経験が必要です。

 【一般養成施設から通う場合のルート】

  • 一般大学等4年→一般養成施設等(1年以上)
  • 一般短期大学等3年→相談援助実務1年→一般養成施設等(1年以上)
  • 一般短期大学等2年→相談援助実務2年→一般養成施設等(1年以上)
  • 相談援助実務4年→一般養成施設等(1年以上)

参照:社会福祉振興・試験センター

一般大学へ通学経験のある方は、養成施設に1年間通学することで社会福祉士の受験資格を得られます。

また大学や短期大学を卒業していない方の場合、相談援助実務を4年以上行っていれば、養成施設への入学条件を満たせます。

福祉業界が未経験の方は、一般養成施設に通学して社会福祉士の受験資格を得るのがおすすめです。

短期養成施設に通う場合

通学期間が約6か月の短期養成施設に通う場合、以下の大学への通学経験や実務経験が求められます。

【短期養成施設から通う場合のルート】

  • 福祉系短大等3年→基礎科目履修→相談援助実務1年→短期養成施設等(6か月以上)
  • 福祉系短大等2年→基礎科目履修→相談援助実務2年→短期養成施設等(6か月以上)
  • 社会福祉主事養成機関→相談援助実務2年→短期養成施設等(6か月以上)
  • 児童福祉司・身体障害者福祉司・査察指導員・知的障害者福祉司・老人福祉指導主事・実務4年→短期養成施設等(6か月以上)

参照:社会福祉振興・試験センター

福祉系の短期大学を卒業した方や、児童福祉や知的障害福祉司としての経験がある場合は、基礎科目を履修後、短期養成施設に通学することで社会福祉士の受験資格を得られます。

福祉系大学に通う

社会福祉士の受験資格を最短で取得できるのが、福祉系大学に通っていた方です。

福祉系大学で学習する場合、指定科目の履修と相談援助実務のみで済むので、最短1年で受験資格を得られるルートです。

【福祉系大学に通っている場合のルート】

  • 福祉系大学等4年→指定科目履修
  • 福祉系短大等3年→指定科目履修→相談援助実務1年
  • 福祉系短大等2年→指定科目履修→相談援助実務2年

参照:社会福祉振興・試験センター

自身が社会福祉士の資格取得するための受験資格を満たしているか気になる方は、社会福祉振興・試験センターのサイトでぜひ確認してみてください。

社会福祉士国家試験を受ける

社会福祉士国家試験の受験資格を得たら、国家試験を受けることが可能です。

試験日は年1回、2月上旬ごろで、申し込みは8月上旬となっています。

受験費用は19,370円ですが、精神保健福祉士も受験する場合や、共通科目免除が適用されると、受験費用が異なるので確認しておきましょう。

試験はマークシート形式で行われ、150問の150満点です。試験科目は午前と午後で以下のように分かれています。

▼試験科目

午前午後
①医学概論
②心理学と心理的支援
③社会学と社会システム
④社会福祉の原理と政策
⑤社会保障
⑥権利擁護を支える法制度
⑦地域福祉と包括的支援体制
⑧障害者福祉
⑨刑事司法と福祉
⑩ソーシャルワークの基盤と専門職
⑪ソーシャルワークの理論と方法⑫社会福祉調査の基礎
⑬高齢者福祉
⑭児童・家庭福祉
⑮貧困に対する支援
⑯保健医療と福祉
⑰ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)
⑱ソーシャルワークの理論と方法(専門)
⑲福祉サービスの組織と経営
参照:社会福祉振興・試験センター

1日かけて行われるので、集中力や体力が必要です。また、社会福祉士試験は60%程度の正解率が合格ラインとなっていて、合格率は毎年30〜50%程度なので難易度が高いといえます。

▼社会福祉士国家試験の合格率

項目合格率
第33回29.3%
第34回31.1%
第35回44.2%
第36回58.1%
第37回56.6%
引用:厚生労働省

科目数が多く出題範囲も広いため、合格率が低い傾向があります。仕事をしながら学習する方は、余裕を持ったスケジュールや、効率的な学習方法で勉強しましょう。

登録申請を行う

社会福祉士国家試験に合格した方は、社会福祉士の登録申請を行います。登録手順は以下のとおりです。

  1. 定められた必要書類を簡易書留で用意する
  2. 公益財団法人社会福祉振興・試験センターに提出する
  3. 公益財団法人社会福祉振興・試験センターで受理後、審査・登録簿への登録が行われる
  4. 登録証が交付される

提出した書類等に不備がなければ、1か月程度で登録証が発送されます。必要書類には以下の書類を封入します。

【必要書類】

  • 登録免許税(1万5,000円)の収入印紙
  • 登録手数料(4,050円)の振替払込受付証明書
  • 戸籍の個人事項証明書・戸籍抄本の原本・住民票の原本(本籍が記載されているもの)これらの原本いずれかの書類

また、外国籍である場合や介護福祉士養成施設を卒業している場合は、必要書類が多くなる点に注意しましょう。

まとめ:社会福祉士の給料はほかの福祉職よりも高い!

社会福祉士の給料の平均給料は403万円で、収入は年々増加傾向にあります。

特に特別養護老人ホームや障がい福祉相談所の給料は平均よりも高めです。

ダブルライセンスで業務の幅を広げたり、役職に就いたりすることでさらに収入を上げられます。

しかし受験資格を得るには、福祉系大学を卒業していない限り養成施設への通学が必須です。一般大学への入学や相談実務経験を積む必要があるので、事前準備を行う必要があります。

また、社会福祉士国家試験の合格率は30〜50%と難易度の高い試験です。そのため、働きながら学習する方は効率的に勉強を進めましょう。

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