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男性介護士の将来性は?仕事に向いている人や理想の職場の見つけ方を紹介!

介護業界は女性が多いため、男性がどのような立場で働いているかわからない方も多いのではないでしょうか。結論から述べると男性介護士の需要は高く、就職や転職は自由にできます。

そこで今回では、男性介護士のキャリアパスや仕事に向いている人の特徴を紹介します。

最後まで読めば、男性介護士が抱えている悩みが解消されるでしょう。「介護業界で働くか悩んでいる」「介護士としてキャリアアップしたい」と考えている方は必見です。

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目次

男性介護士の現状

男性介護士の現状_イメージ

介護業界は女性が多いですが、男性介護士の採用状況や人数はどのくらいいるのでしょうか?

ここでは、男性介護士の人数や勤めている職場を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

介護・福祉職の人数

介護職の男性は増えている傾向にあります!

厚生労働省の『労働力調査』 によると、令和6年7月時点では医療・福祉職が933万人となっています。

前年の同月と比較すると19万人増加しているようです。介護職は増えているため、男性介護職も増加していると推測できるでしょう。

男性介護士が勤めている職場

男性は特別養護老人ホームや介護老人保健施設に勤めている傾向があります。

厚生労働省の「介護労働の現状と介護雇用管理改善等計画について」によると、60.2%の男性が施設に勤めています。

一方で男性の訪問介護員の割合は30.0%と低い状況です。訪問介護は直行直帰が可能であったり勤務時間を自由に選べたりするため、女性の生活スタイルに合わせやすい傾向があります。そのためホームヘルパーは男性よりも女性が多いのです。

男性介護士と女性介護士の比率

厚生労働省が発表している「介護労働の現状について」では、職種・就業形態別に男女比を紹介しています。

【施設に勤めている職員の男女比】

・正規職員の男性:33.6%
・正規職員の女性:66.0%
・非正規職員の男性:12.9%
・非正規職員の女性:86.7%

【訪問介護に勤めている職員の男女比】

・正規職員の男性:24.0%
・正規職員の女性:75.2%
・非正規職員の男性:5.2%
・非正規職員の女性:94.8%

事業所の種類や雇用形態問わずともに男女比率は女性の割合が多い傾向です。どの職場を選んでも、女性の方が多いでしょう。

介護士の年収はいくら?施設別雇用形態別に紹介

介護士の年収はいくら?施設別雇用形態別に紹介_イメージ

男性が介護士になると「介護のお仕事は給料が低いのでは?」と家族や親戚に心配されることもあるのではないでしょうか。

そこでここでは、介護職員の年収を解説します。施設・雇用形態別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

【施設別】介護職員の年収

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」をもとに施設別に介護スタッフの年収一覧を見てみましょう。

【施設別の月収】

・特別養護老人ホーム:34万8,040円
・介護老人保健施設:33万9,040円
・訪問介護:31万5,170円
・通所介護:27万5,620円

月収で30万円前後なので、12ヶ月かけると単純計算で360万円前後、手取りで300万円前後となるでしょう。男性は基本的にフルタイムで働いている方が多いので、おおよそこの年収になると予想できます。

【雇用形態別】介護職員の年収

介護職員処遇改善支援補助金を取得している事業所では、正規職員の給与は31万円前後、非正規職員では20万円前後となっています。

【雇用形態別の月収】

正規職員:31万7,540円
非正規職員:20万9,540円

参照:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省

正規職員であれば、360万円前後の年収を取得することが可能です。非正規の場合は、240万円前後となるでしょう。

男性介護士が考えられるキャリアパス

男性介護士が考えられるキャリアパス_イメージ

男性介護士の場合は、キャリアの方向性を考える方も多いでしょう。

そこでここでは、介護業界のキャリアパスを紹介します。具体的には以下のとおりです。

  • 管理職になる
  • 上位資格を取得する
  • 事業所を運営する
  • 異業種に就く

ぜひ参考にしてみてください。

管理職になる

施設長や管理者は、事業所の管理・運営を任される職種です。事業所の規模によるものの、業務内容は多岐にわたります。具体的には、職員全体のマネジメントや利用者家族とのやり取り、施設の運営から収支管理などを行います。

施設ごとに所定の条件があり、それを満たしていないと施設長や管理者に就くのは不可能です。また事業所の規模によるものの定員は1〜2名と少なめです。加えて経験や実績も必要なので、役職に就くのは簡単ではありません。

管理者になるには難易度が高いですが、マネジメントや施設運営に関わりたい方はぜひ検討してみてください。

上位資格を取得する

介護業界は資格を取得していくことで、キャリアアップできます。

介護福祉士やケアマネージャー(介護支援専門員)などの資格を取得していくと、一定の介護経験や知識がある方と職場から見られます。そのため、主任やフロアリーダー、サービス提供責任者を任される場合があるでしょう。

上位資格を取得しておくことで、キャリアアップにつながるのです。しかし上位資格を取得するのは簡単ではありません。

例)ケアマネージャー

ケアマネージャーは介護保険法の制度に基づき、利用者一人ひとりに合わせたケアプラン(介護計画書)を作成する職種です。要介護者や家族からの相談に応じて、どのような介護をするのがよいかを他職種と決めていきます。

利用者本人や家族、医療機関と連携しながら業務を行うため、スケジュール調整なども行います。ケアマネージャーを取得するには、介護福祉士を取得後、5年以上の経験を積む必要があります。

まずは国家資格の介護福祉士を取らなくてはいけなく、そこからさらに実務経験を積む必要があるのです。合格率は10〜20%と難しい試験ですが、職位が上がるだけでなく、現場の介護職と比べると給料も高くなります。

「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」によると、介護職員等ベースアップ等支援加算取得している事業所の介護職員の給料は24万790円ですが、ケアマネージャーは28万700円です。

【介護職員とケアマネージャーの給料】

・介護職員:24万790円
・ケアマネージャー:28万700円

参照:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要|厚生労働省

約4万円近く給料が上がります。仕事内容は違いますが、収入やキャリアを上げていきたい方は、上位資格の取得を目指すのも良いでしょう。

事業所を運営する

介護事業は資格がなくても始められるので、自身の知見や経験を活かして、独立・開業を検討する方も多いでしょう。

事業所を運営する際は他の業種と異なり、ルールが多く事前準備が必須です。

介護事業を始めるには国の法律や自治体が定める条例に従い、有資格者や要件を満たした職種の人員配置が必要だからです。たとえば介護福祉士を取得している職員や看護師、生活相談員などの配置人数が決まっています。国の規定や基準を満たさないと運営できないのです。

開業資金や事業経営の知識も必要なので、独立する際は慎重に検討しましょう。

異業種に就く

介護の経験を活かして異業種へ転職する方も多い傾向です。高齢者と接すると、接遇や傾聴など対人関係に関連するスキルが身に付きます。それらのコミュニケーション能力は、営業職や販売職、飲食業に役立ちます。

たとえば福祉用具の営業は、介護士の経験をそのまま活かせる仕事です。商品を使用していた利用者の様子をリアルに伝えられるので、顧客目線に立った営業ができます。細かいニーズや悩みを見つけられるので、営業職として信頼されやすいでしょう。

専門用語や業界の背景なども知っているため、ケアマネージャー看護師と同じ目線で会話ができます。他業種とより協力できるので、利用者の目的に合った福祉用具を提案できます。

チームリーダーやマネジメントの経験がある方は、いきなり異業種の管理職へ転職も可能です。自分の長所や強みが明確になるほど、異業種で活かせる能力が明確になります。

経験のない業界にチャレンジしたい方は、自身の経験を棚卸しするのがポイントです。

【データあり】男性が介護士になった理由

【データあり】男性が介護士になった理由_イメージ

男性の方が介護士になる理由を知りたい方は多いのではないでしょうか。

そこでここでは、「令和4年度「介護労働実態調査」結果の概要について」のデータをもとに解説していきます。具体的には以下のとおりです。

  • 働きがいを感じた
  • 資格や技能を活かせる
  • 通勤が便利だった

自身にも当てはまっていれば、介護職向きの可能性があります。介護職になるメリットもわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

働きがいを感じた

「働きがいを感じる仕事だったから」に関連する回答をしている方は、なんと90%以上にも及んでいました。介護職は利用者の身体を介護したり家族の相談に乗ったりする仕事です。

直接関わる機会が多く、直に感謝を伝えられる場面があります。そのときの喜ぶ姿を見てやりがいを感じる方もいるのではないでしょうか。

介護職は、人や社会の役に立っている実感を近くで感じたい方におすすめです。

資格や技能を活かせる

「資格・技能が活かせるから」と答えた方は、29.5%と2番目に多い結果です。

自分が学んだ技術を活かして働けるのも介護職の特徴です。介護・福祉業界には、介護福祉士や社会福祉士などさまざまな資格がありますが、それらの資格試験の技術や知識は実務ですぐに実施できます。

資格勉強で深めたオムツ交換の技術や認知症に関する理解を、実際の利用者に対応することが可能です。

仕事のなかでトライ&エラーをしながら技術を変化させたい方は介護職に向いています。

通勤が便利だった

「通勤が便利だった」と答えている方は、24.8%と3番目に多い結果となっています。介護施設は全国にあり、ほとんどが住宅地に存在しています。

通勤に時間がかからず、出勤までの時間に余裕が生まれるでしょう。キャリアアップのための資格勉強や副業に取り組む時間を確保することが可能です。

子育て中の人や介護をする家族がいる方にとっては、朝や夕方の貴重な時間を捻出できます。奥さんの負担を軽減できるので、夫婦関係も良好になります。

子どもの体調不良や自然災害などのときにも対応できるので、職場の近さは仕事と家事を両立するためにも大切です。

【データあり】男性介護士が介護をやめた理由

【データあり】男性介護士が介護をやめた理由_イメージ

男性介護士が退職した理由を事前にわかれば、職場選びに失敗するリスクを防げます。

そこでここでは、介護士になった理由だけでなく辞めたわけも「令和4年度「介護労働実態調査」結果の概要について」のデータをもとに解説していきます。

具体的な理由は以下のとおりです。

  • 事業所の理念や運営に不満があった
  • 人間関係に悩んでいた
  • 収入が低かった
  • キャリアの展望が見えなかった

介護職になった方のやめた理由が何なのかがわかると、続けられる人との差がわかります。また現在の職場にやめた理由が含まれていれば注意が必要です。

介護職のデメリットも知り、自分が対象者なのか知っておきましょう。

事業所の理念や運営に不満があった

男性の30.3%が「経営の方針が合わない」と思い、前職の事業所を辞めているようです。介護施設の中には、入社前と実際に働いて見えるイメージが大きく違う場合があります。

入社前は「利用者に寄り添った介護をしている」と話していたのに「非効率だからそんなに1人に時間をかけるな」と上司に言われ期待を裏切られることもあるでしょう。

また効率重視な傾向が強く、研修で勉強したような介護を実践できない現実を感じてしまう方もいます。その結果、不満を感じて辞めてしまう方がいるのが実情です。

人間関係に悩んでいた

29.6%の方が人間関係を理由にして辞めてしまうようです。介護施設には以下のような問題が起こりやすいです。

  • パワハラやいじめ
  • 他業種とのチームワーク不足
  • コミュニケーションの不和・衝突

人間関係の悪い会社だと仕事が円滑に進まず、情報共有が困難になります。人によってはそれがストレスや不満になり最悪の場合、精神疾患を負ってしまう方も少なくありません。

また特に小規模な施設の場合、業務をうまくキャッチアップできないと、「使えない人」「仕事が遅い」などのレッテルを貼られ、ますます逃げ場がなくなってしまう場合もあります。

その結果、退職を選択するのでしょう。

収入が低かった

26.4%の方が「収入面の不安」との声が多く前職を辞めています。

「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると医療・福祉分野の年収は296.7万円です。

一方、国税庁のデータによると、全産業の平均給料は467万円となっています。したがって介護職は他の業種よりも給料が低いといえます。

シフトワークや夜勤など体力的にきついにも関わらず、給料に反映されないと、成果報酬の高い仕事や別業種を検討するのは当然ではないでしょうか。

キャリアの展望が見えなかった

24.2%の人が「自分の将来の見込みが立たなかったため」との理由で退職しています。

介護職のポストはフロアリーダーや主任、施設長などと他業種と比べると少なめです。それらの職位には、勤続年数が長い方が勤めている場合があります。

新人職員や未経験・無資格から始めた方は、昇級する未来が見えにくいのでしょう。「このままずっと給料が上がらないのではないか」と不安を抱える方もいるのではないでしょうか。

将来性が見えない状況が、介護職のキャリアパスや雇用の安定性に影響を及ぼしているといえます。

男性介護士が理想の職場を見つける方法

男性介護士が理想の職場を見つける方法_イメージ

職場選びは長く働くために重要ですが、すぐに見つけるのは難しいでしょう。

そこでこちらでは、男性介護士が理想の職場と出会う方法を紹介します。具体的には以下のとおりです。

  • 転職エージェントを活用する
  • 職場見学をしてみる
  • 実際に働いてみる

特におすすめなのは実際に働いてみることです。近年では単発バイトアプリが登場しているので、最短1日から他の施設で働けます。

転職エージェントを活用する

転職先を探す際は、エージェントサービスに相談するのがおすすめです。特に介護業界に特化したエージェントサービスであれば、元介護職や業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しています。そのため評判のよい職場や高待遇の事業所を紹介してもらえる可能性があります。

また今後の戦略も立ててくれるので、無駄なく転職活動を進められます。面接のスケジュールも決めてくれるため、忙しい方でもスムーズに転職することが可能です。サイトに掲載されていない人気で定員が埋まる最新の「非公開求人」も優先して紹介してくれる場合もあるでしょう。

紹介求人の特徴を詳細に伝えてくれるので、転職の失敗も防ぐことが可能です!

転職する際、総合的にサポートを受けたい方は、介護職に特化した転職エージェントに相談して面接を受けてみてください。

職場見学をしてみる

良い介護施設を見つけるには、まず見学に行きましょう。見学をすることで、施設や職員の雰囲気がわかります。

サービスの質や利用者と職員とのやり取り、施設の環境整備を直接確認できます。職場の様子が事前にわかれば、入社後のミスマッチを少なくすることが可能です。

良い介護施設を見つけるためにも、気になる施設には足を運ぶのがおすすめです。

実際に働いてみる

見学するのも大切ですが、実際に働いてみることで職場の仕事内容や1日のスケジューの流れを把握できます。

短期間のみ働くなら、スキルシェアサービスのカイテクがおすすめです。

カイテクは介護職を探したい事業所と、施設で働きたい方をマッチングするスキルシェアサービスです。最短即日で働けるのでスキマ時間を有効活用しつつ、職場を見学できます。

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よくある質問

男性介護士に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 男性介護士は就職・転職に不利?
  • 男性介護士はモテる?
  • 男性介護士あるあるは?

それぞれ解説します。

男性介護士は就職・転職に不利?

男性だからという性別で介護業界の就職や転職に不利になることはなく、むしろ求められているでしょう。

介護の仕事は肉体労働の面もあるので、力のある男性職員はむしろ重宝される人材です。女性が多いので、どの現場でも頼りにされて活躍できます。

介護業界に興味のある男性は、安心して就職・転職活動をして問題ありません。

男性介護士はモテる?

先述したとおり、介護業界は男性よりも女性が多い傾向です。そのためどの職場に行っても男性が少ないので、モテやすい傾向はあるでしょう。

男性介護士あるあるは?

男性介護士あるあるは以下のとおりです。

  • 体格の良い利用者の介助を任される
  • 異性介助を断られる
  • 優しい人が多い

男性介護士は力仕事を任される場合が多いです。体格の良い方の移乗や入浴介助、おむつ交換などさまざまな場面で依頼されるでしょう。

利用者の羞恥心が強いと、排泄や入浴は異性ではなく同性に介助してほしいと抵抗されてしまう場合があります。またサポートするのが得意な方が多いのも特徴です。

共感性が高く人の気持ちがわかり、周囲と協力できる優しい方が多い印象です。

【まとめ】介護にやりがいを感じる方は男性でも介護士を目指そう!

男性介護士は少ないものの、介護業界は深刻な人手不足を抱えています。そのため、男性だからといって就職や転職が不利になることはありません。

給料面に不安を感じている方も多いですが、キャリアパスも豊富です。管理職になったり上位資格を取得したりすることで、着実に収入をステップアップできます。

「自分で起業したい」と考えている方は、事業所を運営するのも良いでしょう。介護の仕事にやりがいを感じている方は、ぜひ介護職にチャレンジしてみてください。

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