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認定看護師の3つの役割とは?取得するメリットや分野別の業務も解説!

高度な専門知識と技術を持ち、医療現場において非常に重要な役割を担う「認定看護師」。今後のキャリアとして目指している看護師さんも多いことでしょう。

しかし、認定看護師を取得することで、具体的にどのような活動ができるようになるのでしょうか。

今回では、認定看護師の主な役割や取得することで得られるメリットについて詳しく解説します。

認定看護師の取得には実務経験が必要ですが、カイテクを使えば単発バイトで実務経験が積めます。履歴書・面接なしで、自分の好きな時間に働けるので、本業をしながらも経験が積めるでしょう。

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目次

認定看護師とはどんな資格?

まずは、認定看護師とはどのような資格なのか、制度の目的や認定システムについて解説します。

「認定看護師」制度の目的

認定看護師とは、特定の看護分野において熟練した看護技術・知識を保有する看護師のことを指します。

看護を必要とする人に対して、高度なスキルを持つ看護師を送り出すことによって、看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的とした制度です。

「認定看護師」認定システム

認定看護師の資格を取得するためには、条件を満たす必要があります。まず、通算5年以上の実務経験が必要です。(うち3年以上は特定看護分野における経験が必須です)

その後、日本看護協会が主催する認定審査に合格し、登録手続きを行うことで認定看護師の資格を取得することができます。年に1回認定審査が実施されており、資格の有効期限は5年です。

有効期限がある資格ですので、期限が切れる前に更新手続きをする必要があります。

認定看護師の3つの役割と主な活動

認定看護師は特定の分野において、実践・指導・相談の役割を担います。ここでは、認定看護師の3つの役割と主な活動について解説します。

実践

患者さんやその家族に対して、特定の看護分野において、熟練した知識・技術を用いて高い水準の看護ケアを実践する役割を担っています。

指導

他の看護師などに対して、看護実践を通して専門的なスキルや知見を指導します。職場全体で高い水準の看護ケアが実践できるように育成を推進することも役割のひとつです。

相談

看護の現場では、看護師1人では解決できない課題や問題に直面することもあります。解決困難な課題・問題を抱えている看護師や他の職員からの相談を受け、助言や解決策を提案する役割も担います。

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【分野別】認定看護師の役割と業務内容

こちらでは、緩和ケア・乳がん看護・感染管理・認知症看護・手術看護分野における、それぞれの認定看護師の役割と業務内容について解説します。

パターン①緩和ケア認定看護師

緩和ケアの分野における認定看護師は、がん患者やその家族に対する直接ケアを実践し、身体的・心理的な問題を緩和することが大きな役割です。

例えば、痛みや倦怠感、吐き気などの症状に対するアセスメントやケアを行い、死への恐怖といった精神的なサポートも行います。他にも、患者さんや家族が納得のいく選択ができるよう意思決定のサポートも担っています。

パターン②乳がん看護認定看護師

乳がん患者やその家族を対象に、ケアを実践しています。

診断期から終末期まで全ての乳がん患者さんに対し、身体的・心理的・社会的・スピリチュアルと様々な側面からサポートしていきます。

他にも、看護職などに対して乳がんに関する指導や勉強会などを開催する場合もあります。

パターン③感染管理認定看護師

感染症管理におけるスペシャリストとして、院内の感染対策の状況を管理し、スタッフに対する教育・指導などを担っています。

医療機関施設において感染症の予防と管理に特化した専門的な役割を担い、施設全体の安全性を確保するために重要な貢献をしています。

パターン④認知症看護認定看護師

認知症の方への対応に悩む家族や医療従事者に対してアドバイスを行い、認知症患者にとって安全で安心できる環境を調整する役割があります。

認知症に関わる福祉などの制度にも精通している必要があり、他職種との連携を図りながらケアサービスの推進も担っています。

パターン⑤手術看護認定看護師

手術を受ける患者さんの安全を守り、円滑に手術が行えるよう専門的知識や技術を実践・指導・相談の役割を担っています。

手術中のケアや管理だけでなく、術前のフィジカルアセスメントや術後のケアまで周術期看護を提供します。また、手術室スタッフに対して最新の技術や手術手順に関する教育なども行い、チーム全体のスキル向上を図ります。

認定看護師になる4つのメリット

認定看護師の資格は、単に肩書きが増えるだけではありません。専門性の証明となり、臨床現場やキャリア形成においてさまざまなメリットをもたらします。ここでは、認定看護師を取得することで得られる4つの大きなメリットについて解説します。

専門的な知識と技術を習得できる

認定看護師は、特定の分野に特化した知識・技術を体系的に学び、現場で応用できるレベルまで高めることが求められます。教育課程では、最新の医療情報、エビデンスに基づくケア、チーム医療の中での専門的役割などを深く学習します。

これにより、質の高い看護を提供できるだけでなく、後輩指導や医療チーム内でのコンサルテーション能力も向上します。

キャリアアップや昇進に有利

認定看護師の資格は、リーダーや教育担当者、管理職へのキャリアパスにも大きく貢献します。医療機関によっては、認定看護師の資格取得を昇進要件としているケースもあり、主任、看護師長、専門部署リーダーなどに抜擢されることも珍しくありません。

スキルアップと同時に、職場内での評価向上にもつながります。

活躍できるフィールドが広がる

認定看護師資格を持つと、総合病院、大学病院、訪問看護ステーション、地域包括ケア拠点など、さまざまなフィールドで活躍するチャンスが広がります。また、特定分野(例:感染管理、緩和ケア、認知症ケアなど)のプロフェッショナルとして、チーム医療や地域医療に深く関わる役割を担えるのも大きな魅力です。

資格手当・待遇アップが期待できる

医療機関によっては、認定看護師資格取得後に月額5,000円〜30,000円程度の資格手当が支給される場合もあります。
さらに、基本給の加算、賞与への反映、外部研修への参加費用補助など、待遇面での優遇を受けられることもあります。

長期的に見ても、収入アップや労働条件の改善が期待できるため、取得に見合うメリットといえるでしょう。

認定看護師になる4つのデメリット

認定看護師は大きなメリットがある一方で、取得や維持には一定の負担や制約も伴います。ここでは、認定看護師を目指す前に知っておきたい4つのデメリットについて解説します。

資格取得に時間と費用がかかる

認定看護師を目指すには、最低6か月以上の研修受講と数十万円単位の費用負担が必要です。多くの教育機関では、通学や実習が求められるため、現職を続けながらの両立が難しいケースもあります。

特にB課程では、特定行為研修を含むため、学びの負荷が大きく、金銭的・時間的な投資を覚悟しなければなりません。

活躍の場が限られることがある

取得した認定分野によっては、専門領域に対応している医療機関が少ないため、希望通りの活躍の場を得られない可能性もあります。

例えば、緩和ケアや救急医療分野の認定看護師は、特定の病院や施設にしかポジションがないこともあります。

そのため、転職先の選択肢が狭まるリスクがあるかもしれません。

資格更新や維持に負担がかかる

認定看護師の資格は5年ごとの更新制となっており、更新には実践報告書の提出や所定のポイント取得(研修参加など)が求められます。業務の合間に学会発表や研修参加を続けなければならず、日常業務に加えて自己研鑽の負担がかかる点は覚悟が必要です。

更新費用も自己負担となるケースが多く、精神的・経済的な継続コストが発生します。

医療機関によって待遇に差が出る

認定看護師の資格を取得しても、医療機関によって評価や待遇に大きな差があるのが現実です。資格手当が付く施設もあれば、特別な待遇がないところも存在します。

また、資格を活かせる職務内容が限定的だったり、役職や昇進に直結しない場合もあるため、勤務先選びは慎重に行う必要があります。

認定看護師の取得までの流れと条件

認定看護師になるためには、一定の実務経験を積んだうえで、専門の教育機関を修了し、認定審査に合格する必要があります。近年、認定制度は見直しが進められており、2025年以降も新たな形で専門性の高い看護師が求められています。

認定看護師になるための基本条件

認定看護師になるには、日本の看護師免許を取得後、通算5年以上の実務経験が必要です。このうち、認定看護分野での実務経験が3年以上求められます。

また、看護実践能力に加え、倫理観や教育能力、チーム医療への貢献姿勢も重視されます。

これらは、日本看護協会の認定要件に基づいて評価されます。

教育機関での受講と認定審査

基本条件を満たした後、指定された認定看護師教育機関(B課程または旧A課程)に入学し、定められたカリキュラム(約6か月〜1年)を修了する必要があります。修了後、認定審査(書類審査+面接等)を受け、合格すれば認定看護師資格が授与されます。

教育機関は全国にあり、分野ごとに学ぶ内容が異なるので理解しておきましょう。

費用と取得までのスケジュール感

認定看護師になるための教育費用は、50万円〜100万円前後が一般的です(教育機関により異なります)。受講期間は6か月から1年程度です。

一部のコースでは週5日通学が必要な場合もあり、仕事との両立を検討する必要があります。勤務先によっては、教育費用の一部支援制度を設けているケースもあります。

働きながら取得するための工夫

働きながら認定看護師を目指す場合、勤務先の理解を得ることが重要です。教育期間中の休職制度、学費補助制度、勤務調整などを事前に相談しておきましょう。

また、通信教育や夜間・土日講座を活用できる教育機関も一部存在します。計画的に準備を進めることで、キャリアアップと仕事を両立しやすくなります。

認定看護師の主な勤務場所

認定看護師の資格を取得すると、高度な看護技術を実践し、看護に関わるスタッフの管理も担うようになります。看護現場におけるスペシャリストである認定看護師は、あらゆる場所で活躍しています。

ここでは、認定看護師の活動フィールドについて解説します。

総合病院

総合病院では多様な診療科と高い医療技術を備えているため、認定看護師の専門的な知識とスキルが非常に重要です。

具体的な役割としては、専門外来や病棟での患者さんのケア、患者さんとその家族へのケアのアドバイス、看護師や医療スタッフに対する教育やトレーニングなどが挙げられます。

患者さんに対するケアの質の向上や、医療チーム全体の効率を改善するために欠かせない存在です。

大学病院

大学病院は、教育・研究・臨床の3つの主要な機能を持つ医療機関であり、認定看護師の専門知識やスキルが特に活かされる場です。高度な専門性が求められる機関であるため、認定看護師ががんや感染症などの専門分野のケアを担当しています。

また、その専門知識と経験を活かして、実践的な指導や教育を行い、次世代の医療従事者の育成に寄与します。他にも、チーム内での調整役やコーディネーターとして医療スタッフ全体の連携を強化する役割も担っています。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションで働く認定看護師は、患者さんの状況や生活環境に応じた最適なケアを提案し、実践する役割を担います。また、家庭でのケアや生活の工夫に関するアドバイスも提供し、家族が患者さんのケアを適切に行えるようサポートします。

介護保険施設

特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護保険施設では、高齢者や長期的な介護が必要な方に対して、質の高いケアと支援を提供することが求められます。

認定看護師は、糖尿病管理やがん患者の緩和ケア、心疾患の管理などの専門分野におけるケアを提供します。また、携わるスタッフに対して専門知識やケア技術の教育や指導も1つの役割です。

認定看護師の役割に関するよくある質問

最後に、認定看護師の役割についてよく寄せられる質問に回答するので、ぜひ参考にしてください。

認定看護師と専門看護師の違いとは?

認定看護師は、特定の看護分野において実践的なケア技術を高めたスペシャリストです。一方、専門看護師は、対象となる集団に対して看護ケアの提供に加え、調整や倫理調整など広範な役割を担う高度実践者であり、求められる学位(大学院修士課程修了)も異なります。

認定看護師の責務は?

認定看護師の責務は、高い専門知識と技術を用いて、患者への質の高い看護を実践・指導・相談することです。また、チーム医療の中核として、他の医療スタッフへの支援や教育にも貢献することが求められます。

認定看護師がいるメリットは?

認定看護師がいることで、高度な専門ケアが提供できるため、患者満足度の向上や医療事故のリスク低減に繋がります。さらに、院内スタッフへの教育や知識の共有により、チーム全体のレベルアップにも寄与します。

認定看護師は2026年に廃止されるの?

認定看護師制度自体は廃止されません。ただし、2026年以降は「特定行為研修」を統合する新制度への移行が進められ、一部の分野や取得方法が変更される予定です。

現在の認定看護師も、更新時に新たな基準に対応していく必要があります。

認定看護師は看護師の専門性を活かした役割が問われる

認定看護師は、その高度なスキルを活かして実践・指導・相談の3つの役割を担っています。他の部署での業務や病院内外でのセミナー活動など、活躍の場も広くなります。

認定看護師を取得するためには、実務経験や認定審査に合格する必要があるため、取得に向けてコツコツとスキルを高めることが大切です。

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