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【例文あり】介護にブランクがある場合の志望動機や記載の注意点解説
介護職に復帰したいと考えている方は、まず就職のための採用試験や面接を受ける必要があるでしょう。ブランクがあることで、履歴書の書き方や面接の受け答えなどに迷ってしまう方もいるかもしれません。
事業所が思わず採用したくなるような介護士像や面接や履歴書の注意点なども解説していきますので、ぜひご一読ください。
【例文あり】介護職にブランクがある方におすすめの志望動機例
介護職にブランクがあると、履歴書や面接で採用されるかどうか心配になる方もいらっしゃるでしょう。 履歴書や面接では、特に志望動機が重要となりますので、ぜひ先方が安心し、また納得できるような志望理由を伝えていきましょう。
そこで、ここからは介護職にブランクがある方に向けて、おすすめの志望動機の例文を3つ、ケース別に紹介していきます。
家庭の事情で仕事を離れた場合
【例文】
私は、ご利用者様との関わりが好きで介護の仕事を続けておりましたが、家族の介護でやむを得ず一時的に離職することとなりました。
状況が落ち着き、また介護の仕事をしたい気持ちがあり応募させていただきました。
また、私自身も在宅での介護を経験し、より介護サービスを利用されている方へ力を注ぎたいという気持ちになりました。
これまでの介護ケアに対する経験で得た知識を活かしながら、貴施設に貢献できたらと思っております。
介護の事情で仕事を離れた経緯と、介護職に再び応募した理由を伝える例文です。
なぜ介護の仕事を再び始めようと思ったのか、その理由を丁寧に伝えることが大切です。
他の職業を始めて介護を離れた場合
【例文】
私が貴施設に応募したいと思った理由は、理念や方針に共感したことにございます。
前職の営業職の前、介護の仕事をしておりました。
営業の仕事も意欲的に行っていたものの、ご利用者様と関わる時間を思い出し、たびたび介護の仕事に戻りたくなることがございました。
貴施設のホームページを拝見し、〇〇という理念を目にしたときに私もその想いに共感し、再び貴施設で介護ケアをさせていただきたい気持ちになりました。
貴施設で、ご利用者様の生活を守ることができるよう従事していきたい気持ちでご応募させていただきました。
事業所の理念にどの部分で共感できたのかを具体的に伝えることも重要です。
介護職に戻りたいと思ったきっかけが先方であったという点も、丁寧に伝えていきましょう。
しばらくフリーターもしくは無職だった場合
【例文】
私は、しばらく家庭の事情で介護の仕事を離れていました。
しかし、貴施設のブログでご利用者様を大切にされているスタッフ様の姿を拝見し、もう一度介護の現場で、私もスタッフの一員となり、お力になりたいという思いが芽生え応募をさせていただきました。
私は手芸やダンスなどが得意ですので、レクリエーションにも繋げていけたらと思っております。
無職やフリーター期間が長いと、就職には少々不利になることもありますが、決して諦める必要はありません。 なぜ仕事を離れていたのか、その理由を先方が納得できる形で伝えましょう。
介護の仕事を再び始めたいと思ったきっかけや、介護現場で活かせるスキルなども伝えると、より好印象を持ってもらえます。
ブランクがあっても事業所が採用したいと思う介護士像は?
ブランクがあって介護業界に戻ることに自信がないという方も、必ずしも諦める必要はありません。 実は、ブランクがある方を採用したいと考えている事業所は多く存在しています。
ただし、誰でもよいわけではなく、事業所がより採用したいと思う介護士さんであることが理想的です。 介護事業所への就職・転職を考えるなら、まずは事業所が求める介護士像を把握しておくことが重要です。
そこで、ここからは、ブランクがあっても事業所が採用したいと思う介護士像を紹介していきます。
周りと上手く調和をとってくれる
チームワークを乱さず、周りとうまく連携してくれる介護士は事業所にとって、非常に理想的です。 逆に言えば、周囲とトラブルを起こし、チームワークを乱すような介護士は採用したくないということになります。
面接では、以下のようなことがチェックされていると認識しておくと良いでしょう。
- しっかりと相手の話が聞ける人であるか
- 配慮ある表現ができるか
- 言葉遣いに問題がないか
介護の仕事は、どのジャンルにおいてもチームワークが不可欠です。
コミュニケーションが得意な方は、特にこの点をアピールしておくと良いでしょう。
事業所の理念や方針に共感してくれる
理念や方針に共感できない人を採用しても、事業所に力を添えてもらえるとは思えません。 履歴書や面接で志望動機を伝える際には、事業所の理念や方針に共感していることをうまくアピールしましょう。
「ホームページやパンフレットを拝見し、貴施設の理念である〇〇や〇〇の方針に共感しましたので応募させていただきました」と表現すると、より具体的で面接官にも好感を持ってもらえるかもしれません。
ご利用者様や介護ケアへの想いがしっかりある
ご利用者様への適切な対応ができるかは、特に事業所が重視する部分です!
不適切な介護ケアを行うような方を採用すれば、ご利用者様を不快にするだけでなく、事業所全体の信用を失う可能性もあります。 事業所は一般的に、ご利用者様や介護ケアへの深い思いがある方を採用したいと考えていますので、その点を丁寧に説明しましょう。
ご利用者様や介護ケアへの深い思いが伝われば、安心して採用してもらえる可能性が高まります。
介護職にブランクがある方の履歴書の書き方や面接の注意点
介護職にブランクがある方が面接や履歴書で注意すべきポイントは、どのようなところでしょうか?
こからは、介護職にブランクがある方の履歴書の書き方や面接の注意点などを解説していきます。
プライドが過度に見え隠れする書き方や態度をしない
介護士としての経験や知識があると、どうしてもそれをアピールしたくなるものです。 確かに介護の知識や経験があることは大切なアピールポイントですので、適度に伝えていきたいところです。 しかし、それが過度になってしまうと、介護事業所から「プライドの高い人」と思われてしまう可能性があります。
介護士の経験や知識はあくまでも、これから就職する介護事業所に対して「力になれることへのアピール」として、適度に表現していくと良いでしょう。
辻褄が合わなくなるような嘘はつかない
履歴書や面接では、基本的に嘘はつかないほうが良いですが、必要な建前もあります。 例えば、前職を辞めた理由が本当は人間関係によるものだとしたら、それを正直に伝える必要はありません。
建前で伝えるときには、のちに質問されそうなことも想定して、辻褄が合うような適度な嘘を使っていくと良いでしょう。
介護に戻りたくなった理由を特によく考えておく
ブランクがある方が介護施設・事業所の面接を受ける場合、必ずと言っていいほどよく聞かれるのが戻りたくなった理由です。 一旦介護職から離れたのに、また介護の仕事がしたくなった理由は先方も気になるところでしょう。
面接官が納得できるような理由を考えておくと良いです!
難しく考えず「高齢者との関わりが好きだから」「また誰かの役に立ちたいと思ったから」など素直な気持ちを伝えると良いでしょう。
丁寧にそして具体的に書く・話す
志望動機については、履歴書や面接で説明する必要があります。 どちらにおいても、先方に介護への気持ちがわかるように丁寧にそして具体的に伝えることが大切です。 例えば、介護への想いを交える場合、その想いに至ったエピソードを添えると、わかりやすくなるでしょう。
志望動機が具体的であるほどに、オリジナリティを感じやすく、またその想いへの信用に繋がりますので、詳細で丁寧な伝え方を意識していきましょう。
ブランクがある方の介護の就職にはカイテクもおすすめ!
ブランクがある方でも、志望動機の伝え方次第で介護への就職は十分に可能です。 また、ブランクで就職・転職に悩んでいる方はカイテクの活用がおすすめです。
単発バイトができるだけでなく、そのまま就職することも可能です!
いきなり介護業界へ戻ることに不安があれば、まずはバイトから始めて介護現場に慣れた後、そのままバイト先に就職・転職をする道もあります。 その際に改めて志望動機を聞かれることがあっても、すでに単発バイトであなたの働く姿を先方は理解しているため、真面目に働いていれば採用が有利になる可能性が高いでしょう。
「介護への想いはあるけど言葉にするのが苦手」という方は、まず単発バイトでご自身の働く姿を見ていただくというのもアリかもしれません!
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