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看護師の次のステップを選ぼう!認定看護師と専門看護師の違いや選択のポイントを解説

看護師のキャリアアップの選択肢として、認定看護師と専門看護師は代表的な資格と言えます。どちらも特定の看護分野において高いスキルを持つスペシャリストでありますが、それぞれの違いはお分かりでしょうか。

これから先のキャリアアップを検討するにあたって、資格取得後に求められる役割や担当する業務を理解することは大切なことと言えます。

今回では、認定看護師と専門看護師、それぞれの役割や取得に必要な条件、キャリアアップにおける選択のポイントなどについて詳しく解説いたします。

目次

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「認定看護師」と「専門看護師」どんな資格?

こちらでは、認定看護師と専門看護師それぞれの資格の特徴について解説します。

認定看護師

特定の分野において、熟練した技術と深い知識を保有していると認められた看護師を「認定看護師」と呼びます。

認定看護師の資格を取得すると、相談や指導、実践といった役割を担うようになります。主に、患者本人に対するケアを行う存在であり、看護現場におけるスペシ ャリストという立場に立っています。

専門看護師

患者やその家族に対して、より高品質なケアを提供するために特定分野の知識や技術を高め、卓越した看護を実践できると認められた看護師を「専門看護師」と呼びます。

専門看護師は、患者本人だけでなく、その家族や地域と連携してより幅広いケアを実践します。現場の人材育成や調整にも携わる資格であるため、看護分野全体のスペシャリストという立場に立っています。

「認定看護師」と「専門看護師」それぞれの違い

こちらでは、認定看護師と専門看護師の役割や働き方など、それぞれの違いについて解説します。

特定分野

認定看護師と専門看護師はそれぞれ特定分野が異なります。認定看護師は19の特定分野、専門看護師は13の特定分野が対象です。それぞれの特定分野は以下の通りです。

●認定看護師の特定分野

感染管理、がん放射線療法看護、がん薬物療法看護、緩和ケア、クリティカルケア、呼吸器疾患看護、在宅ケア、手術看護、小児プライマリケア、新生児集中ケア、心不全看護、腎不全看護、生殖看護、摂食嚥下障害看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中看護、皮膚・排泄ケア

●専門看護師の特定分野

がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、感染症看護、家族支援、在宅看護、遺伝看護、災害看護、放射線看護

役割

認定看護師と専門看護師は、それぞれ役割が異なります!

認定看護師は実践や指導、相談を担うのに対し、専門看護師は実践や相談、調整、倫理調整、教育、研究というように調整役や教育に関する幅広い役割を担っています。

認定看護師に比べて、専門看護師の方が求められる役割が多いと言えます。

ケアの対象

認定看護師は、主に患者本人に対する看護ケアを行います!

一方、専門看護師は患者本人だけでなく、その家族もケアの対象とします。先述したように、専門看護師は調整役も担います。そのため、例えば在宅看護の場合だと、患者にケアを行いつつ、患者の家族の相談を受け、地域の訪問看護施設への働きかけるというように様々な人たちと連携しながらより高度なケアを提供します。

働き方

認定看護師や専門看護師の資格を取得すると、求められる役割が増えることもあり、活躍できる場面も多くなります。病院内外に活躍の場は広がり、複数の部署やチームを横断的に任されることもあります。また、研究会の講師を任されることもあります。

特定分野の技術や知識を深めることで、今まではできなかった多くの仕事を担当することができるため、看護師としてのスキルアップが可能となります。

資格取得難易度

前提として、認定看護師と専門看護師の資格を取得するには、どちらも看護師の資格が必要です。さらに、5年以上の実務研修期間があり、所定の教育機関において所定の教育を受けることで資格取得が可能となります。

資格取得の難易度は、専門看護師の方が高いです!

なぜならば、認定看護師は資格取得のために教育課程を6ヶ月受けるのに対し、専門看護師は看護系大学院にて2年間で38単位を取得する必要があるからです。このため、専門看護師の資格を取得するために休職や退職を考える看護師もいます。また、各資格の合格率にも違いがあります。

認定看護師の合格率は90%以上であるのに対し、専門看護師は75%前後となっており、専門看護師の方が難易度が高いと言えます。

認定看護師はなくなる?

「認定看護師がなくなる」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には資格がなくなるのではなく、新たな制度が導入されることになります。

こちらでは、認定看護師の今後について解説いたします。

2026年度に現行教育が終了

日本看護協会は、2018年2月の理事会において、現行の認定看護師教育を2026年度に終了することを決定しました。

旧制度であるA課程は、2026年度に教育が終了し、2029年度に認定審査が終了予定です。一方、新制度であるB課程は、2020年度から教育が開始され、2021年度からは認定審査も実施されています。

高齢化社会における質の高い地域医療や在宅医療の充実に貢献するため、認定看護師制度が改正されることとなりました。

特定行為研修が新たに追加

新制度では、特定行為研修が新たに追加されています!

B課程で求められる特定行為は、全部で38項目存在します。これには、呼吸器関連や透析管理などの項目が含まれます。より専門性の高い知識や技術を習得するための研修が追加されました。

現在のA課程で認定看護師の資格を取得している方は、特定行為研修を受講した上で手続きを行うことで、B課程での認定看護師の資格への移行が可能となります。

「認定看護師」と「専門看護師」どちらを目指すべき?

こちらでは、認定看護師と専門看護師に向いている人の特徴について解説します。

これから先、どちらの道を選択しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

認定看護師に向いている人

  • より質の高いケアを提供したい
  • 特定の分野における知識や技術を高めたい
  • 特定行為のスキルを身に付けたい
  • 大学院への進学は難しい

認定看護師は、患者本人に対してより質の高い看護ケアを提供する存在です。そのため、現場での実践に力を入れたいという方に向いています。

専門看護師に比べて取得難易度が高くないことも、資格取得を決める際のポイントとなるでしょう。

専門看護師に向いている人

  • 対象の分野における知識や技術を極めたい
  • 教育や研究の面からも看護技術を高めたい
  • 看護ケアの組織づくりや管理に対して興味関心がある
  • 大学院でより専門的に学びたい

専門看護師は、大学院で教育課程を受ける必要があります。そのため、より時間をかけて専門的なスキルを身に付けたいという方におすすめです。

教育や研究など多方面で活躍することが求められるため、現場を管理する仕事に興味がある方は大きなやりがいを感じられるでしょう。

専門性を高め、看護師としての可能性を広げよう!

認定看護師と専門看護師は、特定分野や役割などは異なりますが、どちらもより専門的な看護スキルを有する存在です。患者本人に対するケアを追求し、現場の実践に注力したい方は認定看護師を、患者だけでなく家族に対するケアを追求し、現場を管理する仕事に興味がある方は専門看護師を目指してみると良いでしょう。これまでとは違った幅広い仕事に携わることができ、看護師としてのスキルアップやキャリアアップが実現できます。

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