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【訪問介護職向け】登録ヘルパーの求人の探し方とは?給与事情や仕事内容も紹介
登録ヘルパーは、働く時間を自由に選択できるため、やってみたいと考えている方もいるでしょう。しかし、仕事内容や必要資格など、具体的なポイントを知らないと、始めてから後悔してしまいます。登録ヘルパーになる前に、給与事情や正社員との違いを知っておくことは重要です。
登録ヘルパーの仕事が見つからない、登録ヘルパーの給料が知りたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
登録ヘルパーの求人を探す方法
登録ヘルパーの求人を探す方法は以下のとおりです。
- 派遣会社に登録する
- 転職エージェントを活用する
- ハローワークへ相談する
ぜひ参考にしてみてください。
派遣会社に登録する
派遣会社へ登録することで、派遣先の求人に応募することが可能です。派遣コーディネーターが、条件に合った介護の仕事を紹介してくれます。給与条件や地域を指定すれば、自宅の近くや求める給与の登録ヘルパー求人を見つけられます。
転職エージェントを活用する
登録ヘルパーの求人は、転職エージェントでも見つけられます。エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが希望の条件に合った求人を紹介してくれます。面接の設定や職務経歴書の作成なども行ってくれるので、働きながら転職活動をする忙しい方や、始めての就職活動で不安がある方にはおすすめです。
ハローワークへ相談する
ハローワークとは、厚生労働省が運営する職業紹介・就職支援サービス機関のことで、正式には「公共職業安定所」と呼ばれています。厚生労働省が提供しているサービスなので、無料で利用できるのが特徴です。
キャリアコンサルタントから無料で職業相談や就職対策の指導、転職に関するアドバイスを受けられます。加えて、自己分析の方法や応募書類に関する相談もできます。
地元の中小企業が数多く登録しているため、ハローワークを利用することで転職サイトやエージェントにはない地元の優良企業に関する情報を手に入れられるでしょう。
登録ヘルパーになるには?必要な資格を紹介
登録ヘルパーになるには以下の介護系資格が必要です。
- 介護職員初任者研修(ヘルパー2級)
- 介護職員実務者研修(ヘルパー1級)
- 介護福祉士
登録ヘルパーになるために必要な資格を理解しておきましょう。
介護職員初任者研修(ヘルパー2級)
介護職員初任者研修とは、旧ホームヘルパー2級のことで、介護の入門的な資格です。 「介護の基本」「介護におけるコミュニケーション技術」などの10科目を学びます。介護職員に必要な基礎知識と技術を身につけることが、介護職員初任者研修では可能です。
講義や実技を合わせた約130時間の学習を修了し、筆記試験に合格することで資格を得られます。
介護職員実務者研修(ヘルパー1級)
介護職員実務者研修は、介護職員初任者研修の上位に位置づけられている資格です。実務者研修を修了することで、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。高齢者に対するコミュニケーションスキルや認知症の理解だけでなく、「医療的ケア(たん吸引や経管栄養)」を加えた20科目を約450時間かけて学びます。
保有する介護資格によっては免除科目があるので、受講期間や時間を短縮することも可能です。介護福祉士を学ぶことで、介護の専門的・実践的な知識と技術を身につけられるでしょう。
訪問介護事業所の管理ができる「サービス提供責任者」にもなれるので、今後のキャリアアップにも役立ちます。
介護福祉士
介護福祉士は、介護系唯一の国家資格です。高度な専門知識と技術を保有しているため、要介護者の家族に介護方法のアドバイスもできます。現場では、後輩の教育担当やフロアリーダーの役割に任命されるケースがあります。介護福祉士を受験するには、以下のルートが用意されています。
- 実務経験ルート
- 福祉系高校ルート
- 養成施設ルート
- EPAルート
介護職員実務者研修を取得していれば、実務経験3年以上を積むことで介護福祉士の受験資格を得られます。そのため未経験から介護職になる方は、実務経験を積んだ上で介護福祉士を取得します。
登録ヘルパーの給与事情
登録ヘルパーになることでいくら稼げるか気になる方もいるでしょう。
ここでは、登録ヘルパーの給与事情を紹介します。登録ヘルパーの平均的な給与や時給が明確になります。
時給や報酬
登録ヘルパーの給与は20〜30万円前後です!
登録ヘルパーは非正規雇用なので、給与は20万円前後になるでしょう。データをもとに給与を時給換算すると約1,370円です。
【登録ヘルパーの給料事情】平均時給や時給アップ方法について徹底解説!
有給休暇
つまり、非正規社員の登録ヘルパーも有給を受け取ることが可能です。有給休暇日数を計算する際には基準が決められており、以下の計算式で決定します。
過去6か月の労働日数×2=1年間の所定労働日数
算出された数字を厚生労働省が発表している年次有給休暇の日数に当てはめることで、登録ヘルパーが取得できる有休の数がわかります。6ヶ月前に入社して勤務日数が60日の場合、有給休暇の数は3日です。
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/090501-1_0003.pdf
登録ヘルパーの仕事内容
登録ヘルパーの仕事内容は以下のとおりです。
- 身体介助
- 生活援助
- 通院等乗降介助
ぜひ参考にしてみてください。
身体介助
身体介護とは利用者の身体に直接触れる介護のことで、具体的には以下のような対応をします。
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助
- 着脱介助
- 体位変換
- 服薬介助
身体介護は、利用者が健康的な日常生活を送ったり身体機能を向上させたりするうえで重要です。
利用者の残存機能の範囲に応じて、適切にサポートしていきます。
生活援助
身体介護以外の日常生活のケアを生活援助といいます。具体的には、以下のようなケアを実施します。
- 料理や掃除・洗濯
- 日用品の買い物
- 薬の受け取り
1人暮らしの利用者が、家事を自力で行うには身体的に負担がかかります。そのため登録ヘルパーが利用者の自宅に出向き、外出や買い物、洗濯などの生活支援をします。
通院等乗降介助
通院等乗降介助とは、要介護者が医療機関に通院するために必要な移動介助のことです。訪問ヘルパーは運転する車両を用いて、利用者さんの乗車・降車を支援します。加えて、屋内外での移動介助や通院、外出先での受診手続きなども行います。
通院等乗降介助を行った事業所は、介護給付費の算定を受けることが可能です。
登録ヘルパーと他のヘルパーとの違い
登録ヘルパーになる前に、「他の訪問介護員と何が違うの?」と考えている方もいるでしょう。
ここでは、登録ヘルパーと正社員ヘルパー、パートヘルパーの違いを紹介します。自分がどの職種に向いているかがわかります。
登録ヘルパー
登録ヘルパーは、自分の希望に合わせて働きたい曜日や時間帯を決められる訪問介護職です。登録ヘルパーを募集している訪問介護事業所に応募し、書類選考や面接を通過することで登録できます。利用者の自宅に直行し、サービス提供後は直帰できる事業所が多い傾向です。
正社員ヘルパー
登録ヘルパーは、自分で勤務時間や曜日を決めて働く非正規雇用です。一方、正社員ヘルパーは訪問介護事業所に勤めて、フルタイムで働く正規雇用の介護職です。登録ヘルパーと正社員ヘルパーの違いは給与面で、正社員ヘルパーの給与は月収で支払われます。
パートヘルパー
パートヘルパーは、事業所と雇用契約を結んでいる非正規の訪問介護職です。時給制なので登録ヘルパーと給与面では似ています。登録ヘルパーとの違いは、勤務する日時や曜日が固定されていることです。
登録ヘルパーは介護だからこその働き方!
登録ヘルパーになると、自分で働く時間や日時を自由に決められます。正社員やパートヘルパーとは異なり給与は安定しないものの、育児や介護がありスキマ時間を活用したい方にはおすすめです。
求人を探す場合は、介護専門の派遣会社やエージェントサービスを利用しましょう。介護領域に詳しいコーディネーターが、あなたの条件に合った職場を見つけてくれます。
「登録ヘルパーの求人が見つからない」と悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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