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【解説】介護福祉士国家試験の過去10年の合格点を紹介!

「介護福祉士国家試験に合格するには何点取ればいいのだろう」と考えている方もいるでしょう。

結論から述べると、介護福祉士国家試験に合格するには125点満点中75点が必要です。

しかし、その年の試験の難易度に影響するので点数が変動します。安心して合格できる基準点を知るためにも、過去の試験結果と比較することが大切です。

今回では、過去10年以上の合格率を紹介します。

筆記試験の対策や合格するためのポイントも解説するので、無理なく合格率を上げられるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

目次

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介護福祉士国家試験のデータ

介護福祉士国家試験を受けるにあたって「合格点はどうなっているの」と気になる方もいるでしょう。

そこでここでは、筆記試験の過去10〜20年間の合格基準点と合格率を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

過去10年の合格基準点と合格率

令和4年(第35回)から平成25年(第26回)の介護福祉士国家試験の合格基準点と合格率は以下のとおりです。

【令和4年(第35回)から平成25年(第26回)の合格基準点と合格率】

第35回:53点/125点満点
合格率:84.3%
第34回:78点/125点満点
合格率:72.3%
第33回:77点/125点満点
合格率:71.0%
第32回:77点/125点満点
合格率:69.9%
第31回:72点/125点満点
合格率:73.7%
第30回:77点/125点満点
合格率:70.8%
第29回:75点/125点満点
合格率:72.1%
第28回:71点/125点満点
合格率:57.9%
第27回:68点/125点満点
合格率:61.0%
第26回:68点/125点満点
合格率:64.6%

参照:厚生労働省

介護福祉士国家試験の過去10年の合格基準点はおおよそ70点を超えています。

合格率も7割を超えているので、着実に学習を続ければ合格できるテストです。

過去20年の合格基準点と合格率

ここからは、平成24年(第25回)から平成14年(第16回)までの10年をさかのぼってみましょう。

【平成24年(第25回)から平成14年(第16回)の合格基準点と合格率】

第25回:69点/125点満点
合格率:64.4%
第24回:75点/125点満点
合格率:63.9%
第23回:71点/125点満点
合格率:48.3%
第22回:75点/125点満点
合格率:50.2%
第21回:76点/125点満点
合格率:52.0%
第20回:82点/125点満点
合格率:51.3%
第19回:77点/125点満点
合格率:50.4%
第18回:73点/125点満点
合格率:46.8%
第17回:82点/125点満点
合格率:42.6%
第16回:84点/125点満点
合格率:49.3%

参照:厚生労働省

平成24年から介護職員実務者研修を取得すると、実技試験が免除になりました。しかし、平成24年までは実技試験と筆記試験に合格しないと、介護福祉士国家試験には合格できなかったのです。そのため合格基準点と合格率が低い傾向にあります。

介護福祉士国家試験の合格基準

介護福祉士国家試験は、何点取れば合格できるのか知りたい方もいるでしょう。

ここからは、介護福祉士国家試験の合格基準を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

筆記試験の合格ライン

介護福祉士国家試験の合格基準は以下のとおりです。

【介護福祉士国家試験の筆記試験の合格基準】

1. 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
2. 1を満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。

参照:社会福祉振興センター

介護福祉士国家試験の試験は125点満点なので、練習では75点以上+αの点数を取っておくと合格率を上げられます。
また、11科目中1科目でも点数が取れないと不合格になってしまいます。
各科目は以下のとおりです。

  • 人間の尊厳と自立、介護の基本
  • 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
  • 社会の理解
  • 生活支援技術
  • 介護過程
  • こころとからだのしくみ
  • 発達と老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • 医療的ケア
  • 総合問題

配点は、1問1点の125点満点
参照:社会福祉振興センター

高齢者とのコミュニケーションのスキルや認知症など、幅広い分野が出題されます。

実技試験の合格ライン

実技試験の合格基準は以下のとおりです。

【実技試験の合格ライン】

課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。

課題の総得点の60%以上を取るには、以下のチェック項目にそって介助ができているかが基準となります。

  • 利用者とのコミュニケーション
  • 利用者の健康状態の把握
  • 事前の説明と承諾
  • 身だしなみの確認など
  • 環境整備
  • 残存機能の活用
  • 「車いすの操作」「体位変換」「移乗」などの介助が適切にできているか

実技試験に合格するには、介護の3原則である「安全・安楽」「個人の尊厳」「自立支援」にそったケアを提供できているかがポイントとなります。また2012年から介護福祉士実務者研修を取得していれば、実技試験が免除されるようになりました。

実務経験を積んでから介護福祉士を目指す方は、実技試験を受ける必要がありません。

福祉高校に通学し「介護技術講習」を修了していない方は、筆記試験に合格後、実技試験の受験が義務付けられています。

介護福祉士国家試験に落ちる人の特徴

介護福祉士国家試験の合格率は高いですが、試験に落ちてしまう方もいます。ここでは、介護福祉士国家試験に落ちる人の特徴を紹介します。

  • 勉強する時間が足りなかった
  • 勉強法が間違っている
  • プレッシャーに負けてしまった

それぞれ解説します。

勉強する時間が足りなかった

介護福祉士国家試験の合格率は高いとはいえ、勉強する時間が足りないと落ちてしまいます。介護福祉士国家試験を受験者は、仕事や育児をしながら挑戦している方がほとんどです。そのため、試験勉強の時間が取れずに試験日を迎えてしまう方も少なくありません。

介護福祉士国家試験に一発で合格するには、勉強時間を確保しましょう。

勉強法が間違っている

介護福祉士国家試験に落ちる方は、間違えた勉強法を実施している可能性が高いです。たとえば、過去問や模擬問題集を解かずにテキスト学習を続けてしまう方がいます。

試験日まで時間が限られているにもかかわらず、過去問を解かないと試験の傾向を理解できません。また介護福祉士国家試験は、「各科目で点数を取らなければいけない」といった試験のルールがあります。そのため苦手科目があると、合格するのが難しいテストです。

苦手科目を試験日近くまで残すと、合格できないでしょう!

介護福祉士国家試験に合格するには、試験問題を網羅的に解く必要があります。

プレッシャーに負けてしまった

介護福祉士国家試験が行われるのは年に1回なので、緊張する方も多いでしょう。本番当日はとくに周囲の人がすごく見えて不安な気持ちが増します。プレッシャーを強く感じ、腹痛を起こしたり風邪を引いてしまったりする方少なくありません。

緊張しやすい方は、対策を取って試験に臨む必要があります。

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介護福祉士国家試験の試験対策

介護福祉士国家試験を受けるにあたり「どのように試験対策をすればいいの?」と考えている方もいるでしょう。

そこでここでは、介護福祉士国家試験に向けての試験対策を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

筆記試験に合格するポイント

筆記試験に合格するポイントは以下のとおりです。

  • 勉強時間を確保する
  • 正しい勉強法を続ける
  • 緊張感と正しく向き合う

近年の介護福祉士国家試験の合格率は7割を超えています。しかし勉強時間を確保しないと試験には受からないので、遅くても半年前から学習しましょう。

半年間あれば、介護福祉士国家試験の全体像をつかめます。また過去問や試験勉強を活用して、効率的に学習を進められるでしょう。プレッシャーとの向き合い方も大切です。

一緒に頑張れる人を見つけたり体調管理を整えたりして、心を整理するとうまく緊張や不安と向き合えます。

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実技試験に合格するポイント

実技試験に合格するには、練習の数と緊張感に打ち勝つことがポイントです。実技試験の試験問題は多くの事例から出題されます。練習したことのないシチュエーションが登場すると戸惑うため、さまざまな状況をイメージして練習する必要があります。

また実技試験は試験官が目の前にいて、介助を実践しなくてはいけません。緊張感が生じ、練習どおりにできない方もいるでしょう。

何度も練習し自信をつけていくことが実技試験に合格するための方法です。

【必見】介護福祉士に受かるコツとは?自信が出ないときの対処法も紹介!

よくある質問

介護福祉士国家試験に関するよくある質問を紹介します。

  • 介護福祉士国家試験は簡単すぎ?
  • 介護福祉士国家試験は過去問だけで受かりますか?

それぞれ解説します。

介護福祉士国家試験は簡単すぎ?

介護福祉士国家試験は簡単ではありません。合格率は7割を超えているものの、しっかりと勉強期間を確保する必要があります。

介護福祉士国家試験に合格したい方は、きちんと学習計画を立てて進めていきましょう。

介護福祉士資格取得は簡単すぎ?取得方法や難易度、メリットを解説

介護福祉士国家試験は過去問だけで受かりますか?

「とにかく多くの問題を読んで勉強したい」と言う方は、過去問だけでも問題ないでしょう。ただし目的によっては他のテキストがあると、効率的に勉強できます。

たとえば、過去問の解説を読んでもわからない場合があるとします。知識が必要な方にはテキストがあると、スムーズに学習することが可能です。

模擬問題集は過去の試験問題を分析し、実際の試験を想定した勉強ができるテキストです。マークシート形式で問題に答えるため、本番を意識した練習がしたい方に向いています。

多くのテキストを購入する必要はありませんが、自分の目的に合った問題集を買いましょう。

【過去問だけでOK】介護福祉士国家試験を過去問だけで合格する方法や利用する際の注意点を解説!

介護福祉士国家試験の合格率は7割以上!

介護福祉士国家試験の合格率は7割以上です。合格できる可能性は高いですが、多くの方が仕事や育児をしながら勉強しています。そのため、きちんとした学習時間や効率的な勉強方法を知らないと受験に失敗してしまいます。

試験の特性を知り、正しい学習法を身につけて合格を目指しましょう。

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