ジャンル別記事
【過去問だけでOK】介護福祉士国家試験を過去問だけで合格する方法や利用する際の注意点を解説!
介護福祉士国家試験の有料講座やスクールに通わずに、過去問だけで受かる方法を探している方もいるでしょう。過去問だけでも試験に合格することは可能ですが、正しく使用しないと学習の遠回りをしてしまいます。
過去問の活用方法がわかるので、学習コストを抑えて勉強を進めることが可能です。介護福祉士国家試験を過去問だけで合格したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護福祉士国家試験は過去問だけで受かる?
介護福祉士国家試験において、過去問があれば合格できるかどうかは、その人次第です。過去問があっても効果的に使用できなければ、介護福祉士国家試験には合格することはできません。正しい勉強方法を知っていれば、過去問がなくても試験には合格することができます。
過去問を使用する人もそうでない人も、正しい勉強方法を身につける必要があります。
介護福祉士国家試験の過去問だけで合格する方法
介護福祉士国家試験の過去問だけで合格する方法は以下のとおりです。
- まずは1年分の過去問を解いて現状を確認する
- 定期的に見直して苦手分野を克服する
- 最後は本番を意識して解く
ぜひ参考にしてみてください。
まずは1年分の過去問を解いて現状を確認する
過去問には数年分の問題が掲載されています。まずは1年分を解いてみてください。過去問を解くことで、理解が浅い部分や得意な分野が明確に見えてくるでしょう。そのため、過去問を解いて実践的な形で勉強するのか、テキストでの復習をするのかなど、効果的な勉強方法を考えることができます。
過去問を活用することで、自分の現状を把握し、今後の学習戦略に役立てることができます。
定期的に見直して苦手分野を克服する
過去問は、一度解いたら終わりではありません。何度も解いてみることをおすすめします。数年分の問題を解くことで、苦手な分野を克服することができます。何度も間違える部分が明らかになり、正答率の低い分野を重点的に学べます。
1周するだけでなく、定期的に過去問を利用して、苦手な部分を克服してみてください。
最後は本番を意識して解く
過去問を解くことは、介護福祉士国家試験の本番に出題される問題に取り組むことができ、実践を意識した学習が可能です。試験が近づくにつれ、実際の試験時間と同じ条件で問題を解く練習ができます。また、過去問を繰り返し解くことで、本番当日も緊張せず、平常心で試験に臨むことができるでしょう。
過去問を活用すれば、試験に向けて本番を意識した学習が行えます。
介護福祉士試験を過去問だけで合格する際にやってはいけないこと
介護福祉士国家試験の過去問を使用する際にやってはいけないことは以下の3つです。
- いきなり暗記しようとしない
- 暗記だけしようとしない
- 復習をしない
ぜひ参考にしてみてください。
いきなり暗記しようとしない
いきなり暗記しようとして過去問を解き始めることはおすすめしません。なぜなら、ページが進まないとモチベーションが上がらないからです。まずは、過去問を全体的に読むことから始めましょう。
問題を全体的に理解してから暗記することで、試験の際にも思い出しやすくなります。
暗記だけしようとしない
暗記だけでは、過去問を効果的に活用することはできません。誰かに説明したり、ノートにまとめたりすることで、記憶が定着します。テキストで学んだ内容を繰り返し勉強するのも効果的です。
暗記だけに固執せず、さまざまな方法で過去問を活用しましょう。
復習をしない
過去問を解く際は、必ず復習を行いましょう。急いで次の問題に進むために復習を省略してしまうと、点数は向上しません。なぜなら、人間は一度学習した内容を反復することで、より深く記憶に定着させることができるからです。
復習を怠らずに、過去問を用いた勉強を進めてみてください。
過去問を利用するメリット
過去問を利用するメリットを紹介します。
- 問題の傾向がわかる
- 試験に近いかたちで勉強ができる
- 自己採点ができる
ぜひ参考にしてみてください。
問題の傾向がわかる
過去問を利用するメリットの一つは、問題の傾向がわかることです。過去問には、数年分の介護福祉士国家試験が掲載されています。そのため、過去の試験の出題傾向を理解することができます。
どの科目を重点的に勉強すべきかが明確になり、試験勉強の効率を上げることができるでしょう。
試験に近いかたちで勉強ができる
過去問があれば、介護福祉士国家試験の実戦に近い形で勉強することができます。介護福祉士国家試験は、問題に対して4択で回答する試験方式を採用しています。過去問に掲載されている問題も4択で出題されており、本番のような形で学習することが可能です。
本番でも緊張せずに取り組めることが、過去問の魅力の一つです。
自己採点ができる
過去問で一通り勉強した後、自分のレベルがわかります。自己採点ができるため、どの部分の理解が浅いかが明確になります。本番までに自己採点を行い、苦手分野を克服することができれば、合格率を上げることができます。
自分の現状を把握し、点数を上げるためにも、ぜひ過去問を活用してみてください。
過去問を利用するデメリット
過去問は便利ですが利用するうえでの注意点があります。
- 基礎学習を怠ってしまう可能性がある
- 解くのに時間がかかる
それぞれ解説します。
基礎学習を怠ってしまう可能性がある
過去問を使用すると、介護に関する基礎学習を怠ってしまう可能性があります。過去問には数年分の問題が掲載されており、つい周回することを優先しがちです。しかし、介護保険法やコミュニケーション技術など、基本的な学習を理解していなければ解けない問題が多く存在します。ベースとなる基礎学習が不足している状態で過去問を使用すると、単に数をこなすだけになり、学習が身につきません。
実務者研修や自己学習などで勉強することも忘れないようにしましょう。
解くのに時間がかかる
過去問には数年分の問題が掲載されているため、解くのに時間がかかることがあります。過去問を解くことに集中しすぎると、苦手な部分や理解が浅い部分に時間を割けなくなるケースがあります。
事前にどのくらいのペースで問題を解いていくべきかを把握しておきましょう。
問題を解く年度を事前に決めておけば、苦手分野に充てる時間も確保できます。過去問を網羅したい方は、早めに勉強を始めることが必要です。
過去問以外であると便利なテキスト
過去問以外に便利なテキストを紹介します。
- 介護福祉士合格テキスト
- 介護福祉士国家試験の模擬問題集
ぜひ参考にしてみてください。
介護福祉士合格テキスト
介護福祉士合格テキストは、介護福祉士国家試験の試験対策に適した教科書です。各試験科目の出題傾向や具体的な解説が記載されています。介護福祉士国家試験の受験者の中には、有料の講座やスクールに通わずに受験を検討している方もいるでしょう。
独学で勉強を進めたい方には、介護福祉士合格テキストの利用がおすすめです。
介護福祉士国家試験の模擬問題集
模擬問題集とは、介護福祉士国家試験に出題される可能性が高い問題が掲載されているテキストです。これらは過去の試験問題の傾向を分析して作成されたオリジナルの問題で、解くことができます。模擬問題集の精度は非常に高く、予想問題が本番の試験でそのまま出題されることもあります。
過去問を繰り返し学習し、回答を暗記してしまった方は、模擬問題集を使って学習しましょう。
無料で利用できる過去問題集
過去問の購入を希望しない方は、「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」が提供する過去問を活用してみてください。こちらでは過去3年分の介護福祉士国家試験の問題が掲載されており、PDF形式での提供なので持ち運びが容易ですし、ダウンロードしてスキマ時間に活用することができます。
無料で利用可能なので、過去問の購入を予定していない方には特におすすめです。
過去問を有効活用して介護福祉士試験に一発合格しよう!
過去問を効果的に活用することで、過去の試験の傾向を理解し、効率的に学習することができます。また、有料の講座やスクールに通わずとも独学で学習が可能ですので、学習コストを抑えることができます。
今回紹介した過去問の活用方法をぜひ参考にして、介護福祉士国家試験の一発合格を目指しましょう。