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入浴介助がきつい!理由と対策を解説!おすすめの事業所を紹介!

介護未経験の方や、経験の浅い方は、入浴介助がきついと感じることがあります。腰や膝に痛みを抱えている方、またマスクで肌が荒れている方もいらっしゃるでしょう。入浴介助をする際に発生する課題を事前に知っておけば、対策が立てられます。

今回では、入浴介助を楽にする方法を紹介いたします。

入浴介助の負担が少ない施設も解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

【体験談】入浴介助がきつい理由

入浴介助に入るにあたって「お風呂の介助はきつい」という話を聞くことがあるでしょう。ここでは、実際に入浴介助にあたっている職員の声を紹介します。

浴室が暑い

感染症予防でマスクしながらこの暑い夏に入浴介助は本当にきついですよね
利用者より介護者の方が脱水リスクは高いと思います。

https://twitter.com/steppingwolf17/status/1288126744117960707

入浴介助は、暑い浴室で長時間行うため、介助者は汗をかきます。身体的に不快さを感じるだけでなく、体力的な負担もかかるでしょう。

特に夏場の猛暑の中での入浴介助は、介護職員が脱水症状を起こす危険性があります。

腰や膝が痛い

在宅介護のお仕事してた時に、まあまあきつい入浴介助を、看護師さんとやってたんやけど、その時に、首と腰のヘルニアになって、半年杖なしでは、歩けない身体になってたのよね😅
生き地獄でしたよ💦
ドラムも、首来るでしょ😵
重々気をつけてね😉💗

https://twitter.com/naomi78920065/status/1147554976757166085

介護度の高い利用者様は、機械浴を利用します。

機械浴とは、身体が不自由だったり、麻痺をしていたりする利用者様を、安全にお風呂に入れる入浴方法です。

一般浴とは異なり、専用の椅子や搬送車に移乗させるため、介助者の身体に大きな負担がかかります。

入浴介助の影響で、膝や腰に痛みを抱えている方も少なくありません。

入浴拒否をされる

今朝は
そこそこのご機嫌でデイサービスに行ったハズの父だが…
突然臍を曲げてしまったのか
入浴拒否…
またか…
一応、自宅でも入ってはいるけどキチンと洗えて無いのだから入浴介助をキチンと受けて欲しいのだが…
私はのんびり風呂にも浸かれ無いのに💢
って思ってしまう…

https://twitter.com/anTLxLCrLkP9B2t/status/1348546616978853888

利用者様によっては、入浴を拒否される方がいます。環境変化による恐怖感や入浴に対する嫌悪感など、理由はさまざまです。

入浴を拒否されると、介助者は仕事を止めて、利用者様を説得しなくてはいけません。

なかなかお風呂に入ってくれない方の対応が、精神的な負担と感じている方もいるでしょう。

肌が荒れる

マスクをして介護の仕事していると💦
入浴介助、体操、レクリエーションなど汗をかく時が多くて😅
顎や鼻の下がカサカササになってしまい🌀
化粧をしたら顎が粉吹いた見たいに肌がボロボロに成ってまして( ̄▽ ̄;)
皮膚科に行くようなレベルですが 🤔
今は買い薬で我慢!
皆は肌荒れしてませんか?

https://twitter.com/pinkno_odakuma/status/1430828981247299585

近年では、コロナ対策を実施しているため、マスクをしながら入浴介助をする事業所も増えています。マスクをしながらの入浴介助では、顔が蒸れて荒れる方がいます。また、メイクが落ちるといった、女性特有の問題も発生します。

肌に関するトラブルが起きやすくなり、入浴介助が一層大変だと感じている方も多いのではないでしょうか。

きつい入浴介助を楽にする方法

入浴介助はきつい面もありますが、適切な対応をすることで身体的・精神的な負担を軽減できます。

ここでは6つの対策を紹介します。

  • 衣類を工夫する
  • 上司に相談する
  • ボディメカニクスを活用する
  • 福祉用具を使用する
  • サポーターや腰ベルトを使用する
  • 皮膚科に行く

これから入浴介助をする方やすでにおこなっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

衣類を工夫する

浴室は暑いので、入浴介助中は大量の汗をかきます。入浴介助をする際は、速乾性の高い衣類を着るのがおすすめです。

具体的には、スポーツウェアや外で働く方向けの洋服が挙げられます。また、入浴介助中に水で衣類が濡れてしまうこともあるでしょう。

撥水加工のある衣類を着用しておけば、衣類が濡れても不快さを感じにくくなります。

入浴介助の際は、ぜひ衣類を工夫してみてください。

上司に相談する

浴室の環境が良くない、または対応が難しい利用者さんがいる場合は、上司に相談しましょう。

特に設備面での問題は早めに伝えるべきです。浴槽やシャワーが壊れていると、事故につながる可能性があります。介助者も無理な姿勢で介助をしてしまい、腰や膝を痛める原因になります。

入浴介助で不安を抱えていることがあれば、先輩や上司にすぐに伝えてください。

ボディメカニクスを活用する

ボディメカニクスを取り入れることで、腰や膝の負担を軽減できます。

ボディメカニクスとは、身体の構造を活かした介護技術です。両足を開いて床面積を広げ、または重心を低くして介助することで、腰や膝の負担を軽減できます。

本格的にボディメカニクスを学びたい方は、介護職員初任者研修の受講をおすすめします。

介護に関する基礎知識やスキルを学べるので、ぜひ講座を受けてみてください。

福祉用具を使用する

身体に麻痺がある、またはうまく動かせない方には、福祉用具を使用することでスムーズに入浴介助できます。

入浴介助で利用される主な福祉用具は以下のとおりです。

  • バスボード
  • バスチェア

バスボードは、利用者さんが座りながらでもバスタブに出入りできる福祉用具です。足が不自由で浴槽をまたぎづらい利用者さんには、バスボードが役立ちます。

バスチェアは、バスタブの中に設置できる介護用の椅子です。高齢者は筋力の低下により、浴槽内で姿勢を保持するのが困難です。

浴槽内でのバスチェアの使用により、バスタブで姿勢を崩して溺れる心配を減らすことができます。

サポーターや腰ベルトを使用する

入浴介助による身体の痛みを予防したい方は、サポーターや腰ベルトの使用がおすすめです。

厚生労働省の『介護業務で働く人のための腰痛予防のポイントとエクササイズ』では、腰に補助ベルトを付けることを推奨しています。近年では、入浴時に使用できる防水の腰ベルトも販売されています。

身体の負担を軽減するアイテムを活用して、安全に介助を進めていきましょう。

皮膚科に行く

入浴介助は水や石鹸を利用するので、肌が乾燥したり荒れたりすることがあります。新型コロナウィルスの影響でマスクをして入浴介助をする施設も増えており、顔周りが荒れる方もいます。

入浴介助の影響で肌が荒れてしまった場合、自己判断せず、早めに皮膚科に行くことが治癒の近道となります。

【入浴介助がきつい方向け】入浴介助の負担が少ない職場を紹介

事業所の入浴頻度や利用者さんの介護度によっては、入浴介助の負担が少ない施設があります。
具体的には以下のとおりです。

  • 介護度が低い方が多い事業所
  • 利用者さんが少ない事業所
  • 夜勤専従

入浴介助の負担を少なくしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護度が低い方が多い事業所

以下の事業所では、介護度の低い利用者の方が多い傾向がございます。

  • デイサービス
  • デイケアサービス
  • 機能訓練特化型デイサービス

デイサービスやデイケアサービスは、日中のみ利用できる介護事業所です。ここでは、カラオケやボードゲームなどを楽しみながら、他の高齢者との交流を深めることができます。自立した方が多く、一般浴での入浴が基本ですので、介助がほとんど不要です。

機能訓練特化型デイサービスは、体操や筋力トレーニングを実施している介護事業所です。こちらでは機能訓練に特化しているため、入浴の提供がない事業所もあります。

入浴介助の負担を少なくしたい方には、介護度の低い事業所での勤務がおすすめです。

利用者さんが少ない事業所

小規模デイサービスや地域密着型の事業所では、利用者の数が10~18名以下です。利用者が少ないため、入浴介助をする人数も少ないです。1日に入浴する利用者の方は、3~5名程度です。自立度の高い方も多く、利用者の方のペースに合わせて介助を行うことができます。

夜勤専従

夜勤専従とは、夜勤専門の職員のことを指します。夜勤専従の職員は、日中の業務には関わらず、例えば「22時~7時」や「17時~翌10時」など、夜勤のシフトのみに出勤します。事業所の入浴時間は通常、午前・午後のどちらかで行われるため、夜勤専従の方は入浴介助の業務を行いません。

入浴介助をしない働き方をお選びになる場合、夜勤専従も1つの良い選択肢です。

入浴介助に関するよくある質問

入浴介助に関するよくある質問を紹介します。

  • 入浴は週何回おこなわないといけないの?
  • 入浴介助は素手でやらないとダメ?
  • 介助は同性が対応しているの?

記事を読み進めるなかで気になる点がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

入浴は週何回おこなわないといけないの?

入浴介助の回数は、週2回と介護保険法で定められています。

第十三条2
指定介護老人福祉施設は、一週間に二回以上、適切な方法により、入所者を入浴させ、又は清拭しなければならない。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411M50000100039

第百八十五条の2
指定特定施設入居者生活介護事業者は、自ら入浴が困難な利用者について、一週間に二回以上、適切な方法により、入浴させ、又は清しきしなければならない。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411M50000100037

特別養護老人ホームや有料老人ホームでは、週2回以上の入浴が実施されています。

入浴介助は素手でやらないとダメ?

入浴介助を素手で行うべきかについての議論は、介護職の間でも賛否が分かれています。

感染症のリスクや衛生面から考えると、手袋を着用するのが基本です。しかし「利用者さんに失礼」との意見もあり、入浴介助時に手袋を着用しない施設も存在します。入浴介助中の手袋の有無は、事業所の方針によって異なるのが現状です。

まずは、所属している事業所の方針に従いましょう。

入浴介助は同性が対応しているの?

入浴介助だけでなく、介助は原則として同性で対応しなければいけません。しかし、法律の整備が追いついていない、または介護現場の人手不足の状況を考えると、同性介助は難しいのが現状です。

利用者さんからの希望がある場合のみ対応している施設が多い傾向があります。

入浴介助を始める前に具体的な対策をしておこう

入浴介助は、身体的・精神的に負担を感じる場面も少なくありません。しかし、具体的な対策を実施することで、負担を軽減できる面も多く存在します。

浴室の環境調整や、入浴を拒否する利用者さんの対応など、一人では解決できない問題は早めに上司や管理職に相談しましょう。入浴介助に悩みがある方やこれから始める方は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。

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