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特養で働く看護師って何するの?仕事内容やメリット・デメリットを解説!

看護師が働く場所として、多くの方が病院やクリニックを思い浮かべるかもしれません。しかし、看護師が活躍する職場は幅広く、その中でも特に要介護度の高い入居者をケアする「特別養護老人ホーム」があります。

今回は、特別養護老人ホームで働く看護師の業務内容、役割、メリット・デメリットについてご紹介します。

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目次

特別養護老人ホーム(特養)とは?

病院やクリニックだけではなく、要介護者が居住する特養のような施設も、看護師が活躍している職場のひとつです。

この記事では、特養の種類や入居者の特徴についてご紹介します。

特養の種類

特養には、「従来型」と「ユニット型」の2種類が大きく分けられます。

従来型の施設は、多床室がメインで個室が少ない構成です。一方、ユニット型の施設では、個室や準個室が設けられています。

従来型とユニット型では、職員の働き方も異なります。従来型では複数名の要介護者に対して複数名の職員がケアを行い、ユニット型では少人数制でケアが行われます。

特養の入居者の特徴

特養は、要介護度3以上の高齢者が居住する居住型の介護施設です。このような施設は、要介護度が高い高齢者を受け入れていますが、必ずしも20時間体制で医療ケアが必要なわけではありません。

医療依存度が高くはないものの、医師や看護師などの医療従事者は、入居者の健康管理や療養上の指導を行うために必要とされます。

特養で働く看護師の主な仕事内容・役割

基本的に、介護職員が介護業務を行うため、看護師は医療施設と同様の業務を担当しています。しかし、特養独自の業務も含まれています。

こちらでは、特養で働く看護師の主な仕事内容や役割についてご紹介します。

入居者の健康管理

特養で働く看護師は、毎日入居者の健康状態に変化がないかを確認します。

具体的には、バイタルチェック、服薬、点眼などの業務を行います。さらに、顔色や様子にいつもと違いがないかチェックし、小さな変化を察知することも重要です。

医療行為

医師の指示に基づいて、看護師は胃ろうや点滴、採血などの医療行為を行います。

介護職員はこのような医療行為を行うことができません。さらに、入居者が怪我をした場合、看護師は応急処置や医師への報告などを行うことができます。

服薬管理

看護師の仕事には、入居者の服薬管理業務も含まれます。食事前後に薬を準備し、服薬状況を確認します。さらに、常備薬に関する管理記録も行います

診察介助

施設では、定期的に医師の訪問診療が実施される場合や、医療施設が併設されている場合に、看護師が診察介助を行います。具体的には、体位変更を伴う場合の介助業務を行います。

外来受診・入退院の付き添い

特養では、医師が常駐していないケースが多いため、入居者が外来を受診したり、医療機関へ入退院する際には、看護師が付き添います。

看護師は病院へ同行し、入居者の健康状態を説明したり、医師からの説明を一緒に聞くことがあります。

看護記録

入居者のその日の健康状態や出来事を記録する業務も看護師の責任です。現場で実践した一連の看護過程を記録することは、医療機関と同様に重要な業務です。

レクリエーション業務のサポート

特養では、他の介護施設と同様にレクリエーションが実施されます。

基本的には、介護職員がメインで進行しますが、看護師もサポートを行います。入居者が楽しく過ごせるように、職員全員が協力して進行することが大切です。

オンコール対応

特養では、夜間の看護業務について、多くの場合夜勤ではなくオンコール制が採用されています。

夜間に入居者の体調が急変したり、ケガをした場合には、看護師が対応します。基本的には、介護職員と電話でやりとりを行い、必要であれば現場に向かいます。

看取り・ターミナルケア

特養は、他の介護施設と異なり、終身で入居できる施設です。そのため、終の棲家とも呼ばれることがあります。こうした職場では、入居者が亡くなる瞬間に立ち会うことが多いです。

看護師は、緩和ケアを中心に行い、入居者が穏やかに過ごせるような環境を整える役割を担います。

特養で看護師として働くメリット

ここでは、特養で看護師として働くことの3つのメリットを紹介します。

特養への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

夜勤がない

特養で働く看護師は、主に日勤で働くことができます。そのため、夜勤がある職場を避けたい人にとって、メリットがある職場です。

アセスメント能力を高めることができる

特養で働く看護師は、アセスメント能力を高めることができます。

他の介護施設よりも要介護度が高い人が多く入居しており、自分の意思を上手く伝えられない方もいます。そのため、小さな変化を察知するアセスメント能力が求められます。

特養で磨かれたアセスメント能力は、多くの現場で活用できます。

一人ひとりの入居者に対して長期的な看護ケアが実践できる

特養での看取りやターミナルケアは、入居者一人ひとりに対して長期的なケアを提供する職場です。

長期的な信頼関係を築きながら、看取りまで行うことで、病院やクリニックとは異なるやりがいを感じられます。確かに、長く過ごしてきた入居者との別れは辛いものがありますが、その分看護師としての実力や精神力が鍛えられるでしょう。

特養で看護師として働くデメリット

看護師として様々なメリットがある一方で、人それぞれデメリットと感じる側面も存在します。

ここでは、特養で看護師として働く際の3つのデメリットについてご紹介します。

オンコール対応がある

夜勤がない職場である特養ですが、多くの場合オンコール対応が設けられています。オンコール制度によって、時間外に呼び出されることでストレスを感じる人もいるでしょう。

オンコール対応は、多い場合で月に約10回程度となります。そのうち、約半数は電話対応で、2〜3回程度は現場に向かうケースが一般的です。

基本的には自宅で待機して通常の生活ができますが、いつ電話が鳴るかという不安も存在します。

看護師の人員が少ないプレッシャーがある

特養では、病院やクリニックと違って看護師の人数が少ないため、一人ひとりが大きなプレッシャーを感じやすくなります。

医師が常駐していないことから、看護師自身が判断を求められることも多くなります。しかし、高度な医療処置が必要な場面はほとんどなく、マニュアルが整備されているので、過度に不安を感じる必要はありません。

医療処置のスキルが鈍る可能性もある

特養では要介護度が高い人を対応していますが、医療依存度は高くありません。

そのため、高度な医療処置を行う機会はそれほど多くなく、処置スキルが鈍る可能性があります。これは、医療処置スキルを高めたいと考える看護師にとってはデメリットとなるかもしれません。

特養は看護師ならではの経験やスキルが活かせる職場

特養では、多くの入居者が終の棲家として選び、看護師は長期的なケアを提供していきます。

医師が常駐していない現場も多いため、看護師が判断を求められる場面も頻繁にあります。しかし、看護師にしかできない業務が多く、これまでの経験やスキルを十分に発揮できる職場です。

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