理学療法士が副業するのはOK？おすすめの副業5選を紹介！

「収入をもう少し増やしたい」「スキルを活かして本業以外のことにも挑戦したい」このように副業に関心を持つ理学療法士の方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、理学療法士は副業できるのか否かや、おすすめの副業を紹介します。

副業を安心して始めるための情報をお届けするので、ぜひ参考にしてください。

また、手っ取り早く収入を増やしたいなら、単発バイトがおすすめです。「カイテク」を使えば、履歴書や面接なしで、1日数時間からすぐに働き始められます。

理学療法士が副業をする前に

理学療法士の方が副業をする前に知っておきたいことやその方法を解説していきます。

• まずは勤務先の規定を確認する
• OKなら副業に挑戦してみよう！
• 【副業禁止の場合】どうしても副業したい時の裏技

まずは勤務先の規定を確認する

副業を行う前に確認しておきたいのは、勤務先の就業規則です。

勤務先の規定で副業が禁止されている場合もあるため、まずはOKかNGかを確認しておきましょう。

NGの場合でも、こっそりできる方法を下記で紹介していきます。

OKなら副業に挑戦してみよう！

副業OKな場合は、本業に支障がない程度に副業を始めてみるのもおすすめです。

時間にゆとりがある場合は副業を行うことで収入UPが狙えるのはもちろんのこと、業種によってはスキルが磨かれることもあります。

【副業禁止の場合】どうしても副業したい時の裏技

副業が禁止されている場合、細心の注意と一部の工夫が必要です。

まず、副業を行っていることを打ち明けるのは避けましょう。なぜなら、副業がバレる原因の1つとして、「住民税」の増加が挙げられるためです。

副業で収入が増えると、それに伴い納めるべき住民税が増え、この事実を勤務先が知ると、「副業しているのではないか」と疑われる可能性があります。そのため、事前に対策を立て、副業がバレないようにするのがおすすめです。

具体的な方法としては、次の2つがあります。

どの副業を行うにせよ、自分自身で確定申告を行うという対策が有効です。しっかりと対策することで、安心して副業に専念することが可能となります。

ただし、本業の勤務先に秘密で副業をするのは、バレるリスクが高いためあまりおすすめはできません。

理学療法士におすすめの副業5選

理学療法士に向いている副業はいくつか存在します。そこで、ここからは理学療法士対象で特におすすめできる副業を5つ紹介していきます。

• セミナー・講座
• Webライター
• トレーナー
• 病院でのバイト
• 単発バイト

セミナー・講座

リハビリの専門家としての知識が活かせるセミナーや講座開催の副業もおすすめです。理学療法士としてできるセミナー・講座はさまざまな種類のものがあります。

具体的には以下のような内容です。

セミナーとして開催する場合は、自治体・保健所などを通すとスムーズです。信頼性から人が集まりやすいのもメリットです。

集客ができれば、講演活動につなげることもできるでしょう。

Webライター

理学療法士の副業ならWebライターもおすすめです。「理学療法士資格を持つ人に記事を書いてほしい」といったような理学療法士向けの仕事も多く存在します。

Webライターであれば在宅での副業が可能なのも嬉しいポイントです。

Webライターは、理学療法士が気軽に手を出しやすい副業のうちの1つです。

トレーナー

スポーツトレーナーなどのバイトを募集していることがあります。身体の知識が必要なスポーツトレーナーであれば、理学療法士としての知識を活かしながら仕事に取り組むことが可能です。

トレーナーとしての仕事が向いている人であれば、特に楽しんでお金を稼ぐことができます。

理学療法士でスポーツに係れる仕事などは以下で紹介しているので、併せてご覧ください。

病院でのバイト

整形外科などで週数回のバイトを募集している場合があります。本業勤務以外の時間や日に、バイトをしてみるのもおすすめです。

ただし、体力には限界があるため、無理をしないことが大切です。

単発のバイト

理学療法士としての単発バイトを探すのは難しいかもしれませんが、介護の仕事であれば単発バイトを検索することは可能です。

特にカイテクでは、介護・看護単発バイトアプリで求人数No.1を獲得するほどの豊富さです。希望する仕事で1日数時間から単発バイトで気軽に働けるので、ぜひ以下から試してみてください。

理学療法士が副業をするメリット

副業を検討する理学療法士が増えている背景には、収入の多様化やキャリア形成の意識が関係しています。働き方改革や副業解禁の流れもあり、理学療法士が自分のスキルを活かして収入ややりがいを広げることは、今や珍しいことではありません。

ここでは、実際に副業を行うことによる具体的なメリットを紹介します。

• 収入の安定・アップにつながる
• キャリアやスキルの幅が広がる
• 本業以外のやりがいが見つかる

収入の安定・アップにつながる

理学療法士の平均年収は約432万円とされており（※参考：厚生労働省 賃金構造基本統計調査）、地域や勤務先によって差が出やすいのが現状です。副業を行えば、月数万円〜10万円程度の副収入を得ることも可能であり、家計の安定や将来の備えとして大きなメリットとなります。

特に在宅ワークや単発アルバイトなど、自分の都合に合わせて稼働できる副業を選ぶことで、生活リズムを崩さずに収入アップが狙えます。

理学療法士の年収や給料を上げる方法は以下で解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

キャリアやスキルの幅が広がる

副業は、普段の臨床業務では経験できない分野に触れられる機会でもあります。

例えば、セミナー講師や健康コラムの執筆などに取り組むことで、発信力・説明力・教育力といったスキルが培われます。

さらに、スポーツトレーナーやリモートリハビリのような分野に進出することで、パラレルキャリアを築く足がかりにもなります。本業との相乗効果が期待できる副業を選ぶことで、将来のキャリアの選択肢が広がるのです。

本業以外のやりがいが見つかる

副業では、自分の好きなテーマや得意な領域を活かせるため、やりがいや充実感を得られる場面も多くあります。

例えば、「スポーツに関わる仕事がしたい」「健康情報を多くの人に届けたい」といった想いを形にできるのが副業の魅力です。

本業とは異なる対象者との関わりや、反響のダイレクトな反応などは、モチベーション維持にもつながります。「もう1つのフィールド」を持つことで、仕事への視野が広がり、心の余裕にもつながるでしょう。

理学療法士が副業をするデメリット

副業には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。特に理学療法士のような専門職では、体力・時間的な制約や職場の就業規則など、事前に確認・対策すべき要素が多くあります。

ここでは、副業を始める前に押さえておくべき代表的なリスクを解説するので、事前に把握しておいてください。

• 勤務先とのトラブルやバレるリスク
• 体力・時間の負担が大きくなる可能性
• 本業への集中力が分散する恐れ

勤務先とのトラブルやバレるリスク

理学療法士が副業をする際に最も注意すべきなのは、勤務先の「副業禁止規定」に反しないかどうかです。就業規則で副業が制限されている場合、住民税通知やSNS発信などを通じて勤務先に副業が知られる可能性があります。

トラブルを避けるには、事前に就業規則を確認すること、住民税の「普通徴収」への切り替え、情報発信の内容管理が重要です。

体力・時間の負担が大きくなる可能性

理学療法士の本業は、立ち仕事や身体的接触を伴うため、日々の業務でも消耗が激しい職種です。副業を無理に詰め込んでしまうと、心身の疲労が蓄積し、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。

特に夜間や休日の副業は生活リズムを乱しがちで、長期的に見ると本業にも支障をきたす可能性があるため、十分な休息時間の確保とスケジュール管理が不可欠です。

本業への集中力が分散する恐れ

副業に注力しすぎると、本業に対する注意力が散漫になり、業務の質が落ちるリスクがあります。医療・福祉の現場では一瞬の判断ミスが事故につながるため、本業が最優先であるという認識を常に持つことが重要です。

副業をする際は、業務時間や責任の重さを踏まえたうえで、自身にとって無理のない範囲を見極める必要があります。

理学療法士が副業をする際のポイント

理学療法士として副業する際、抑えておきたいポイントがいくつか存在します。ここからは副業をする時のポイントを解説していきます。

• 自分に合った働き方を選ぶ
• あくまで副業であるということを忘れない
• 勤務先に秘密の場合は副業に関する管理をしっかり行う
• 自分のスキルに繋がるような副業もあり
• 単発バイトアプリ「カイテク」に登録してみるのもあり

自分に合った働き方を選ぶ

いくら副業とはいえ、自分に合っていない仕事は続かないものです。副業自体が苦痛そのものになってしまうため、できるだけ自分に合った仕事を選ぶのがベストです。

上記のように、自分の得意分野や好きなことを副業にしてみるのもいいでしょう。

あくまで副業であるということを忘れない

副業が理由で本業に支障がでてしまったら本末転倒です。

例えば、「副業を頑張りすぎて本業に力が入らない」「疲れで朝起きられない」などです。

このような状況では、勤務先に迷惑をかけるだけでなく、利用者の方々の事故やけがを引き起こしかねません。

本業の妨げになるほど、副業にのめり込むのは辞めましょう。

勤務先に秘密の場合は副業に関する管理をしっかり行う

勤務先に内緒で副業を行う場合、特に注意すべきは確定申告です。

本業以外で収益が発生した場合、確定申告を怠ると延滞税や無申告加算税を支払うことになります。

「給料以外の利益が20万円以下なら確定申告をしなくても良い」という話がありますが、これは所得税に関してのみの話です。

所得税では、副業利益が20万円以下なら申告義務はないのですが、住民税に関しては確定申告が必須となりますので、注意が必要です。また、自分から副業の情報を漏らすことも避けましょう。

そうした噂によって事実がバレてしまうと、対策も意味をなさなくなります。副業に関することは、自分自身でしっかり管理するようにしましょう。

自分のスキルに繋がるような副業もあり

将来の自分の道を広げるスキルをつける目的で副業を選ぶのもアリです。

例えば、介護施設で理学療法士として働いていた場合、病院でのリハビリ関連の仕事内容は経験することがありません。

そんな時に病院バイトを選択すれば、自分の経験として1つスキルを上げることができます。他にも、ライターやトレーナーなど、本業と全く違う仕事もよいでしょう。

自分の知識や経験を上げられるような副業選びもおすすめです。

単発バイトアプリ「カイテク」に登録してみるのもあり

おすすめできる副業の中でも特に手軽に始められるのが「単発バイト」です。リハビリに関する単発バイトはなかなかないですが、介護の仕事だったら専用のアプリに登録すれば簡単に単発バイトを探せます。

それの専用アプリとは「カイテク」です。

カイテクは面接なし・給与即金の介護単発バイトアプリです。

現在、100,000人以上の介護士、介護福祉士など介護の有資格者が登録

• 面倒な手続き不要：面接・履歴書無し！
• 給与は最短当日にGET：アプリで申請・口座に振込！
• 転職にも利用できる：実際に働いて相性を確認！
• 専門職としてスキルアップ：様々なサービス種類を経験！ 

急な空き時間ができた時でも、募集自体が終了していなければ、エントリーするだけで数日後のバイトの予約を入れることが可能です。

 「カイテク」は有資格者が利用できる単発バイトアプリですが、理学療法士の資格を持っていればいつでも利用OK。 仕事内容は介護ケア業務ですが、理学療法士の資格や知識を活かすこともできます。

まずは手軽な副業から始めてみたい理学療法士の方には、単発バイトアプリ「カイテク」の登録がおすすめです。

理学療法士が副業以外で収入を上げる方法

どうしても副業が許されない施設もあるでしょう。そこで副業以外で理学療法士が収入を上げる方法を紹介します。

• 他の資格を取得して開業する
• 昇進する
• 今よりも待遇のよい職場へ転職する

副業以外の方法を模索している方は、ぜひ参考にしてみてください。

他の資格を取得して開業する

理学療法士は医師の指示の下、患者へリハビリテーションを提供することができます。しかし、個人の判断でマッサージやリハビリテーションを行うことは許されていないため、独立開業は不可能です。

それに対して、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師は患者からの身体の悩みや不安を直接聞き、その上で施術を行うことが可能です。したがって、これらの職業では独立開業が可能です。

理学療法士の知識やスキルを応用して収入を増やしたいと考えている方は、医療系分野の資格を取得して開業することをおすすめします。

理学療法士が開業を成功させるために大切なポイントは以下で紹介しています。

昇進する

リーダーや主任に昇進することで収入を上げることも可能です。

ただし、管理職のポストは限られており、昇進するには時間がかかることを覚悟しなければなりません。

給与に不満があるとしても、一定期間は現職で長く働くことが求められるでしょう。もし副業が難しく、現在の職場で収入を増やすことが必要な方は、昇進を目指すことを検討してみてください。

今よりも待遇のよい職場へ転職する

転職を通じて年収を上げるという選択肢もあります。

転職を検討する場合は、現状よりも待遇の良い職場を探すことが大切です。介護業界への転職を考えているなら、介護に特化したエージェントサービスの利用がおすすめです。

介護系の転職エージェントでは、元介護職や業界に詳しいエージェントが在籍しており、介護業界の転職状況や紹介する職場の雰囲気など、詳細な情報を提供してくれます。

エージェントからの情報収集を通じて、現状よりも年収の高い職場への転職を実現することが可能です。

理学療法士の副業に関するよくある質問

副業を考える理学療法士の方からは、制度面や働き方に関して多くの質問が寄せられています。ここでは、特によくある3つの疑問に対し、簡潔にわかりやすく回答します。

理学療法士が副業をしている割合はどのくらい？

理学療法士の副業実施率に関する明確な統計は存在しませんが、2020年の労働政策審議会安全衛生分科会で公表された調査によると、医療・福祉業界全体で副業をしている人の割合は9.9%でした 。

理学療法士は医療・福祉職に含まれるため、この数値が参考になります。

理学療法士の副業は会社にバレる？

副業が会社にバレる可能性はあります。主な要因は住民税の課税通知（特別徴収）やSNS等での情報漏洩です。

勤務先が副業禁止の場合は、確定申告時に住民税を「普通徴収」に変更し、発信内容にも注意を払うことでバレるリスクを下げられます。

理学療法士が在宅でできる副業はある？

在宅でできる副業もあります。例として、医療・リハビリ分野の記事監修やライティング、オンラインでのリモートリハビリ指導、動画教材の制作などがあり、自分の知識を活かして柔軟に働ける点がメリットです。

理学療法士の仕事をしながら自分に合った副業に挑戦してみよう！

理学療法士の資格や知識を活かせる副業は多数存在します。 その中で自分に合ったものを選択すれば、楽しんでお金を稼ぐことが可能です。また、収入が上がるだけでなく、気分転換になったり、知識やスキルがついたりとメリットも多いのが嬉しいところ。

記事を参考に続けられそうな副業を選択して挑戦してみましょう！