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単発バイト・日雇いバイトでも源泉徴収は必要?所得税の計算方法も解説
従来のアルバイトとは異なり、時間や働き方に融通が利くということで近年注目されている日雇いバイトや単発バイト。
自分の生活リズムやスケジュールに合わせた、柔軟な働き方ができることが魅力的ですが、実は源泉徴収が必要になる場合があることをご存知ですか?
せっかくお金を稼ぐために働いたのに必要以上にお金を払うことになるのはもったいないですよね。そんなことにならないためにも、日雇いバイトや単発バイトにまつわるお金の知識はしっかり持っておきましょう。
しっかり勉強して賢くお金を稼ぎましょう!
日雇いバイト・単発バイトでも源泉徴収は必要?
結論から言うと、日雇いバイトや単発バイトでも基本的には源泉徴収が必要です。
日雇いバイトや単発バイトをしている人や検討している人は、自分が源泉徴収の対象になるかどうか、確認しましょう。
そもそも「源泉徴収」って何?
「源泉徴収」とは、給料を支払う企業が年間の所得に応じて払う税金(所得税)をあらかじめ引いて納める制度のことです。
源泉徴収が必要になる3つの場合
ここでは、源泉徴収が必要になるケースを3パターン紹介します。
ここに挙げた条件を満たしていない場合は源泉徴収をする必要はありませんので、自分が当てはまっているかどうか、しっかり確認しましょう。
1.1日の給与が9,300円以上の場合
源泉徴収が必要になるケース1つ目は「1日の給料が9,300円以上の場合」です。
2.労働契約を結んだ事業者と雇用主が同一人物の場合
源泉徴収の対象者になるケースの2つ目は「労働契約を結んだ事業者と雇用主が同じである」場合です。
逆に、契約を結んだ相手と雇用主が同じでない場合というのは、いわゆる派遣業者を仲介するような場合です。この場合、労働者(自分)は派遣業者とは契約をしますが、実際に働く企業とは契約を結んでいないですよね。このような場合は源泉徴収が必要ではありません。
3.勤務日数が2か月以上連続する場合
源泉徴収が必要になるケース3つ目は「勤務日数が2か月以上にわたって連続する」場合です。日雇いバイトですと2か月以上続くことは稀です。
日雇いバイト・単発バイトにおける所得税の計算方法
具体的な計算方法をお伝えする前に、まずは基本的な用語とその意味を押さえておきましょう。
- 所得税:年間の「所得」に対してかかる税金のこと
- 所得:全ての収入から経費や控除を差し引いた残りの額のこと
- 経費:事業をしていく上で必要になるお金のこと(用品代など)
- 控除:特定の条件を満たしていると一定の金額が差し引かれること
つまり、
所得=収入ー(経費+控除)
ということです。次は控除について詳しく見ていきましょう。
- ①基礎控除
- 全ての人が無条件で38万円、控除されます。
- ②給与所得控除
- 給与所得をもらっている人は最高で65万円、控除されます。つまり、基本的には①基礎控除と②給与所得控除の合計分103万円が控除されます。
- その残りが所得となります。
- ③勤労学生控除
- 高校生や大学生が通学しながらアルバイトをしている場合、年収130万円までは所得税がかかりません。
日雇いバイト・単発バイトの3つの注意点
日雇いバイトや単発バイトは通常のアルバイト(長期契約前提のもの)と比べて、いくつか異なる点があります。
ここでは、日雇いバイトや単発バイトをする際の注意点を3つ紹介します。
遅刻や欠勤は絶対にしない
日雇いバイトや単発バイトをする場合は遅刻や欠勤は絶対にしないようにしましょう。短期間、単発とはいえ軽い気持ちで働いたり、遅刻や欠勤を繰り返すと信頼が落ちてしまいます。
労働条件を確認しておく
求人に応募する前に労働条件をしっかり確認しておきましょう。
確認しておくべき条件
- 仕事内容
- 勤務日数
- 雇用形態
- 報酬
- 職場の雰囲気
- 一緒に働く仲間・制服など
学生は「高校生可」「学生可」かどうかを確認する
もしあなたが学生なのであれば、求人が「高校生可」「学生可」なのか、確認しましょう。また、そもそも自分が通っている学校の校則でアルバイトが許可されているかどうかも確認しておきましょう。
おすすめの日雇いバイト・単発バイトの職種
ひとくちに日雇いバイト・単発バイトとはいってもその職種は多岐に渡ります。職種によって労働条件や労働環境は全然違います!
ここでは、それぞれの職種の特徴を簡単に説明した後でどんな人に向いているかも合わせて解説していきます。
①肉体労働系
引っ越し、イベントスタッフなどの肉体労働系には単発、短期で終わる仕事もあります。特別なスキルや資格は必要ありませんが、体力や筋力が必要です。労働経験のない学生が最初のアルバイトとして選ぶなら肉体労働系が最適です。
②軽作業系
商品カウント、仕分け、ピッキングなどの軽作業系も挙げられます。仕事に慣れたり仕事を覚えるまでに時間がかかったりするため、実務経験のある人の方が良いかもしれません。
③事務職・Webライター系
事務職やコールセンター、Webライターなども単発で受けられる場合があります。軽作業以上にスキルや実務経験が必要になる場合があるため、最初からチャレンジするのは難しいかもしれません。まずは肉体労働や軽作業をこなすか、事務職やWeb系の業界で長期での労働を経験することが大切です。
ここに挙げたもの以外にもさまざまな職種があります。次項で紹介するアプリを用いて、自分に合った仕事を探してみてくださいね。
日雇いバイト・単発バイトがみつかるアプリ4選
現代社会には日雇いバイト・単発バイトに特化した求人サイトやアプリがたくさんあります。
今回はその中でもおすすめのアプリを3つ紹介します。
バイトル
バイトルの特徴
- 日本最大級の案件数10万以上
- ユーザー満足度1位
- 検索条件で自分の希望に合った求人を絞り込める
- アルバイト先の環境を動画で確認できる
- バイトル系の関連サービスが豊富
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