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【訪問介護の急な休み!】当日欠勤で休みづらい時の対処法

「介護職員って忙しいイメージだし当日欠勤なんでできるの?」「介護の仕事をしているけど当日欠勤を言いづらい…」と思っていませんか?

当日欠勤のリスクは誰にでもあるもの。気持ちよく仕事をするために当日欠勤に対する不安は払拭しておきたいものです。

今回では、介護職員の当日欠勤についてと当日欠勤する時のポイントなどを解説していきます。

当日欠勤がしにくい場合の対処法も紹介していきますので、「休みにくくて悩んでいる」という方は時に参考にしてみてくださいね。

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目次

介護職員が当日欠勤したい場合

当日欠勤しなければならない事態は、ほとんどの人が経験することです。しかし、普段から休みにくい雰囲気の職場であればいざとなった時欠勤できるのは心配になりますよね。

そこで、介護職員は実際に当日欠勤できるのかなどについて解説していきます。

介護職員は当日欠勤しても良い

当日欠勤はほとんどの場合できます。

体調不良などの突発的な出来事は誰にでも起こりうるため、会社側も「常識の範囲内」の理由であると判断できれば、当日欠勤は認めてくれることがほとんどです。

ただし、間違ってはいけないのは、介護職員に欠勤する「権利」があるわけではないと言うことです。

「欠勤」は「出勤して労働契約を果たしていない」とみなされるため、基本的に契約違反になります。「当日欠勤が有給消化であれば問題ないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、有給消化は原則前日までに申告することが条件となっています。そのため、悪質すぎる急な有給消化が続いた場合、介護施設側はその申請を拒否できてしまうのです。

冒頭で伝えた通り「常識の範囲内の休み」であれば、基本的には当日欠勤であろうが当日申請の有給消化であろうが認められることが大半です。しかし、「急な休みを毎回してきて施設側が困っている」といった場合は、それを理由に解雇できてしまうケースもあるため、度重なる当日欠勤で迷惑をかけすぎないようにしましょう。

実際は当日欠勤しにくい理由

当日欠勤は基本的に認められるものですが、実際「休むって連絡しづらい」と思っている介護職員は多いものです。その原因の大半は、職場の雰囲気や現場の人手不足です。

いっぱいいっぱいのスタッフ数で、毎日忙しく仕事をしていて周りに休む人があまりいない、または休む人が多すぎる場合は休むことを言い出しにくい傾向にあります。

また、周りのスタッフとそこまでの人間関係ができていない場合でも「休んで迷惑かけて何か言われたらどうしよう」と、当日欠勤を言い出せず無理して出勤してしまうこともあるでしょう。

当日欠勤のよくある理由

実際の現場介護スタッフ達はどんな理由で休んでいるのでしょうか?

当日欠勤でよくある理由は以下になります。

  • 腹痛
  • 発熱
  • (義)両親の体調不良やケガ
  • 子どもの風邪
  • (具体的な説明はせず)体調不良

不測の事態である「自分か身内の体調不良」を理由にすることが大半です。

また、他人に聞かれたくないような「精神面」が理由である場合などは詮索されないよう「体調不良」とだけ伝える場合もあります。

当日欠勤する時のポイント

突然休むことになった場合、本当に受け入れてもらえるのか不安になるものですよね。しかし、当日欠勤であっても、大切なポイントを押さえていれば大半の場合は受け入れてもらえます。

安心できるよう当日欠勤をする時に抑えるべきポイントをまとめました。

基本的には電話で連絡

当日欠勤の連絡は、電話でするのが基本です。

「お疲れ様です。〇〇課(あなたの部署)の〇〇(あなたの名前)です。急で申し訳ないのですが、体調が優れず通院したいため1日お休みを頂いてもよろしいでしょうか?」のような文言で伝えます。

大半は「わかりました」と言ってくれますが、電話先のスタッフが具体的なことを聞きたがっている場合は話せる範囲で丁寧に説明しましょう。

職場によってはLINEやメールなどで連絡する場合もあります。上司が忙しいことなどが理由で「休みの連絡はLINEにして!」という場合もあるため、その場合は頑なに「電話で連絡しなければ!」とならず上司の意向に従いましょう。

メールやLINEで連絡する場合も電話同様、休むことと話せる範囲の理由を伝える必要があります。

話したくないような理由であれば濁すのもあり

「本来当日欠勤できるかは介護施設側の判断」ということを踏まえると、基本的にはしっかりとした理由を正直に話したほうが良いです。しかし、生きていれば人に言いたくない理由で仕事に行けなくなってしまうことだってありますよね。

例えば、「精神的に参って仕事に行けなくなってしまったため精神科受診したい」や「生理痛が酷くて起き上がれない」など、電話先で同僚に知られたくないことだって起こり得ます。

そんな時は、上記の「当日欠勤のよくある理由」であげた「体調不良」とだけ伝えるのはどうでしょうか?気の利くスタッフであれば、事を察して深くまでは聞かないかもしれません。

嘘が後ろめたければ「体調不良で、あまり細かくは言えないこと」と伝えるのもありですが、それを言ってしまうと余計変な詮索をされてしまう可能性もあります。

長引くような休みであれば具体的な状況を説明する

  • 精神的に仕事ができない
  • 感染症の疑いがある
  • 怪我をした

などの場合は、わかる範囲・話せる範囲で早めに職場に伝えるようにしましょう。

病院に行く場合は、病院に行った後に言われたことや復帰の目処などを再度連絡して報告します。

ただし、妊娠に関することや精神的なこと、重病など誰かに知られたくないシビアな内容のものは、電話に出たスタッフに話すのではなく上司に直接連絡したほうが良いでしょう。

あまり自分の状況を口外してほしくない場合は、上司に長引く休みで迷惑かけることを謝罪した上で「本当はまだ周りの人にあまり知られたくない」ということを伝えておくと良いです。


周りには欠勤理由を詮索されないよう上司が配慮してくれるでしょう!

夜勤の欠勤の場合は早めに連絡する

最も気を使わなければいけない欠勤は「夜勤予定だった場合」です。

夜勤の急な欠勤は、変わりが見つからないこともあるため、体調不良など「今日はいけない」と気づいたら早めに職場に連絡するようにしましょう。

夜勤の場合は、本当に不測の事態である場合を除いて基本的にはあまり欠勤しないほうが良いです。しかし、欠勤のリスクは誰にでもあり得ること。どうしても行けない場合は、割り切って早めに連絡し、可能であれば「誰に代わってもらえそうか」も考えておきましょう。

基本的に勤務変更は主任などの仕事ですが、当日現場に勤務変更ができる人がいない場合に、代わってもらえそうな人に声をかけておけば混乱を防ぐことができます。

こうした配慮が時に必要なこともあるほど、夜勤の当日欠勤にはリスクがあることも理解しておきましょう。

急な休みを取った後は必ずスタッフに謝罪とお礼を伝える

当日欠勤は仕方のないこととはいえ、現場のスタッフには少なからず迷惑をかけていることは事実です。

それをしっかりと理解し、出勤した時は真っ先に「急にお休み頂きご迷惑おかけしました。フォローありがとうございました。」とフォローしてくれたスタッフに謝罪とお礼を伝えましょう。

「当日欠勤リスクはお互い様」と理解してくれているスタッフであれば、「大丈夫だった?」と一言声をかけてくれます。

当日欠勤しにくいような職場に当たってしまった場合の対処法

実際には、当日欠勤しにくい介護施設も存在します。休むリスクは誰にでもあるはずなのに、当日欠勤があまりにもしにくい介護施設で働くのは辛いものですよね。

そんな時はどのような対処をしたらよいでしょうか?

以下では、当日欠勤しにくい職場での対処法を紹介していきます。

病気などで急な休みが予想される場合は事前に周囲に伝えておく

「もともと身体が弱く体調を崩しやすい」「育児や介護をしながら仕事をしている」など、当日欠勤のリスクが他の人より高い場合は事前に周囲に伝えておくのもひとつの手です。

「忙しいのに同居の義母を見ていまして、もしかしかしたら突然お休み頂くこともあるかもしれません」などと事前に伝えておくことで周囲にある程度状況を理解してもらえます。

周囲に予め欠勤リスクを伝えておくことで、自分自身も少しスッキリするでしょう。

勤務形態を変える

夜勤や早番遅番など代わりの人を探すのが大変な勤務の時、欠勤しなければならない事態に遭遇すると大変です。欠勤リスクが他人よりも高い場合は、できるだけ日勤のような他の人も出勤している時間帯での勤務に変えたほうが良いでしょう。

正社員であると時間の融通が利かないことが多いため、パートに変更するのもひとつの手です。

周囲に迷惑をかけないよう、自分のできる範囲で勤務の体制を変えることも時には必要です。

他介護施設に転職する

介護施設の中でも比較的休みやすい職場とそうでない職場が存在します。現在働いている職場が休みづらく今後が不安であれば、他の介護施設への転職を検討するのもおすすめです。

介護の中で比較的休みやすい職場は以下です。

  • 特別養護老人ホーム
  • デイサービス

特別養護老人ホームは、交代制という点では確かに休みにくいのですが他介護施設に比べスタッフ数が多い傾向にあるため、フォローできるスタッフがいるといった意味では休みやすいです。

デイサービスは、日勤帯のみといいながらも「早番・遅番」があります。しかし、送迎スタッフさえ確保できれば日中の活動面ではフォローが利きやすいため、デイサービスも比較的急な欠勤にも対応しやすいといえます。

一方、グループホームなどは少人数のスタッフ数で早番・遅番・夜勤は1人体制の場合が多いため、休みにくいです。

ただし、いずれにしても介護施設によって当日欠勤の考え方が違うため、欠勤リスクの高い場合は面接の時点で正直に話しておくのもひとつの手です。

他業種に転職する

介護の職場は全てが休みにくいわけではありません。しかし、介護業界全体が常に人手不足の傾向はあり、「休みづらい」と思う介護スタッフは実際にいます。

そんな状況が続いてしまうのは辛いもの。いっそ、介護以外の仕事の転職を検討してみるのも良いかもしれません。

休みの融通が利きやすい仕事でよく挙がるのは、テレアポやライン作業などです。比較的、大人数で同じ仕事をしていることが多いため、他の人がフォローしやすい部分があるためです。

職場によって勤務条件や環境はまちまちであるため、この場合も上記と同様、面接時点で欠勤リスクがあることとその理由を説明しておくほうがいいでしょう。

介護職員の当日欠勤は基本的にできるが正解!

介護職員の当日欠勤は基本的にできます。しかし、周囲に迷惑をかけることになるため、休む際はできる限りの配慮をするようにしましょう。

当日欠勤は「権利」ではなく「当たり前にできる」というものではありません。当日欠勤したほうが良いケースもあるため、施設側や周りが理解してくれて成り立つものです。

当日欠勤をした際は、施設側や周りへの感謝の気持ちを忘れないことが大切です。

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