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【看護師なら共感間違いなし!】あるあるエピソードをまとめてみました
看護師の仕事は、人の命に関わる仕事であることから、大きなやりがいを感じられるますが、その一方で、大変な仕事、キツい仕事と思われている側面もあります。そんな中、ついつい習慣化された癖や考え方はふとした場面で現れ、職場の同僚と話すと、共感し合えるのではないでしょうか。
看護師を目指している方や、すでに看護師として働いている方も、ぜひ最後までご覧ください。
職業病?<看護業務編>
はじめに、看護業務ならではのエピソードをご紹介します。
食事のスピードが速い
看護師は業務が忙しく時間に追われがちです。また体力勝負の仕事でもあるため、決められた休憩時間内に少しでも体を休める時間を作ろうと思うと、食事をとるときは自ずと早食いになってしまいます。
初任給にびっくりする
働きはじめて最初の月は、初任給が想像以上に高くて驚くことがあります。それもそのはず。日本看護協会が公表した「2020年病院看護実態調査」によると、看護師の初任給は平均26万~27万円となっています。
一般企業の新規学卒者の給与額は大学卒で22万ほどですので、約4万円もの差があります。ただし、働きはじめの4月は満額の給料が支給されない場合がありますので、注意が必要です。
制服が四次元ポケット
仕事に必要な道具をすべて制服のポケットに入れていて、制服が四次元ポケット化してしまっている看護師も多いのではないでしょうか。ボールペン、ペンライト、医療用はさみ、メモ帳、ナースウォッチなど、たくさんの道具が必要なため、いろいろなものがポケットに入っています。
ポケット内が散らばるのが嫌な人は、整理用の多機能ペンケースなども売られていますので、検討してもいいでしょう。
看護師の不養生
看護師の業務は立ち仕事も多く、夜勤も長時間に及ぶため、看護ケアを行なっている看護師自身が体調を崩す、なんてことも起こり得ます。
体調が悪いまま業務を続けると、身体を壊してしまうだけでなく、重大なミスをしてしまうなど職場に迷惑がかかってしまう可能性も。どんなに忙しくても、調子が悪い時は早めに休ませてもらうなど、自分の体調管理には気をつけましょう。
退院時のお礼で味わえる充実感
看護師の仕事はたくさんの大変なことや辛いこともありますが、人の命に関わる、やりがいのある仕事です。特に、けがや病気などで入院していた患者さんが退院を迎えた日、「ありがとう」と直接言葉をかけてもらう瞬間は格別です。
「ありがとう」という言葉の裏には「あなたのおかげで、元気になることができました。」という気持ちが隠されているはず。それまでの看護業務が「報われた」と感じることができるのではないでしょうか。
看護師といえば!<夜勤編>
病院は24時間動き続けるため、病棟に勤務する看護師なら夜勤は欠かせません。
看護師ならではの夜勤「あるある」エピソードをご紹介します。
「今日は落ち着いてますね」と言ってはいけない
容態の急変やトラブルもなく、静かな夜を過ごしていると、ついこの言葉を口にしたくなりますよね。しかし、この言葉を言った直後に、なぜかナースコールが鳴り響き、急患が入る、急変や入院の連絡など、立て続けに起こります。
本当に不思議な現象ですよね…
化粧は薄めかすっぴん
夜勤でのメイクは、日勤の時よりも薄めにしている人が多く、すっぴんで来るという強者も!また、ばっちりメイクをして仕事に入ったのに、長時間の勤務や忙しさのあまり、化粧直しをする余裕もなく、仕事終わりにはほぼすっぴん、なんてことも。
夜勤の際、長時間のばっちりメイクは肌に負担をかけてしまいそうなので、ベースメイクと眉毛を描くくらいがよさそうです。
夜勤明けの自分と、光り輝く太陽とのギャップ
夜勤明け、病院の外に出ると、降り注ぐ太陽のまぶしさで目が開けられない……!なんて経験、あるのではないでしょうか。
特に、夏は日差しが強い上に、空調の聞いていた屋内からうだるような暑さの屋外に出ることで、急な環境の変化に体がついていけないことも。日傘やサングラスを用意するなど、対策をしましょう。
夜勤明けは無駄使いのリスクが高い
夜勤明けに買い物に行くと、「頑張った自分にご褒美♪」と、つい無駄使いをしてしまいます。夜勤明けは疲労感から思考力や判断力が低下しているほか、夜勤手当もつくことで、いつもより気が大きくなってしまうのかもしれませんね。
勤務終わりはできることなら直帰して、仮眠をとってから出かけるなどすると、無駄使いを予防できるかもしれません。
眠りたいのに眠れない
夜勤に備えて眠りたいのに熟睡できない。また、夜勤明けで眠たいはずなのに眠れない、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
休憩中や寝る前に見るスマホは寝つきを悪くするため、熟睡したい場合は、スマホを別室に置いておくなどの対策をするといいですよ。
意識してなくてもつい出てしまう<プライベート編>
制服を脱いだ後も、ついつい出てしまう看護師の性。
プライベートで起こる「あるある」エピソードをご紹介します。
腕を見ると血管に目がいってしまう
看護師は採血や点滴の針を刺すため、腕の血管を入念にチェックします。そのため、プライベートでも人の腕を見ると、血管を探したくなってしまうそう。特に、夏など人の腕が見えやすい時期は、無意識に、人の腕に目がいってしまいます。
医療ドラマの細部が気になる
いつの時代も医療ドラマは人気が高く、ほぼ毎クール医療ドラマが放映されています。ドラマを見ていても、細かい設定が気になってしまい、ストーリーに集中できない看護師も多いそうです。一方でリアリティのあるドラマは共感する部分も多く、目が離せなくなるのではないでしょうか。
友人や家族と休みが合わない
看護師の仕事はシフト制が多く、土日の勤務や夜勤、時には残業もあるため、土日休みの友人や家族と休みが合いづらいという声が多く聞かれます。家族や友人と休みを合わせるには、相手の休日に合わせて希望休をとるなど、早め早めに対応することが肝心です。
知らない番号からの電話は勤務先から?
見覚えのない番号から着信があると「勤務先の病院から……!?」と疑ってしまいます。出てみたら、セールスの電話だった、なんてこともよくある話。しかし、実際、勤務先から業務の確認の電話があることも少なくないため、可能であれば知らない番号にも出るようにしましょう。
細かいおしゃれに力を入れる
病院によって、髪型やメイク、ネイルやアクセサリーなどの身だしなみにも制約があります。清潔感や、患者さんと自分の身の回りの安全を確保するためにも、ある程度のルールは必要です。
その分、スクラブの下に着る長袖のインナーや、足元など、細かい部分のおしゃれに気合いが入ってしまうのでは?特に、ペディキュアに力を入れる看護師さんは多いようです。
一人じゃない!同じ職業だからこそ分かり合える!
皆さんは、いくつ「あるある!」と共感したでしょうか。今回ご紹介した内容は、どれも同じ職業だからこそ分かり合えること。看護師にも息抜きは必要ですので、職場の休憩時間や、ちょっとした会話のネタの参考にしてみてくださいね。
またこれから看護師を目指す方なども、今回の記事を読んで、働いたときのイメージを膨らませてもらえればうれしいです。