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【成功の秘訣】デイサービスの厳しい経営を打破する方法

「デイサービス経営を始めてみたけど上手くいかない方」や「デイサービス経営を検討しているけど不安がある方」必見!

今回では、デイサービス経営を行う上で知っておきたいデイサービス業界の現状や経営の難しい部分、経営を成功させるポイントまで解説しています。

昨今、厳しいと言われているデイサービスの経営ですが、ポイントを掴んで軌道に乗せるように努めましょう!

記事の解説も、是非参考にしてみてください。

目次

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デイサービス経営の現状

まずは、デイサービス経営の現状について解説していきたいと思います。

デイサービス経営が難しいものになっている現状を詳しく解説するための項目を以下に挙げました。

  • 高まるデイサービスの需要
  • デイサービスの倒産件数が年々増加している
  • デイサービスの約40%が赤字経営に

これから各項目について具体的に説明していきます。

高まるデイサービスの需要

少子高齢化といわれる昨今、デイサービスの需要は、年々高まっています。

特に、高齢者がご家族と同居している場合は「施設に入所させることには戸惑いを感じるが、日中家族が家を空ける際には本人の様子が気になる」という心理が働く傾向にあります。

そんなニーズに応えたデイサービスは、利用者が自宅に住みながら日中のみ利用できるため、ご家族にとってもバランスが良く、まだまだ需要は高まると言われているサービスです。

デイサービスは、現代の介護問題に応えた画期的なサービスであるといえます。

デイサービスの倒産件数が年々増加している

需要が高まる一方で、実は近年、デイサービスが次々と倒産に追い込まれている現実があります。

2019年の介護事業所倒産件数は111件と過去最多で、デイサービスを含む通所介護事業の倒産件数は32件。

参考元:東京商工リサーチ-2019年「老人福祉・介護事業」倒産状況

倒産が珍しかった10年前と比べ、介護業界全体の不況が深刻化していることがわかります。デイサービス経営が年々難しくなってきているのです!

デイサービスの約40%が赤字経営に

令和4年3月に福祉医療機構が公表したデータは以下です。

年度調査施設数2020年 N=4,608赤字施設割合41.9%

参照元:福祉医療機構「2020年度通所介護の経営状況について」

2020年時点で約40%のデイサービスが赤字経営であることがわかります。デイサービス経営は、ひと昔前とは違う、難しいものになっているということです。

デイサービス経営の難しい部分

デイサービス経営の難しい部分を具体的に説明するための項目を以下に挙げました。

  • 人件費に多くのコストがかかる
  • 稼働率が低くなりやすい
  • 加算を取りこぼししてしまうことがある

これから詳しく解説していきます。

人件費に多くのコストがかかる

デイサービスを運営するにあたって必要以上に人材確保を行う事業所もあります。

これは、介護業界の離職率を懸念し「今は少しばかり多くてもスタッフに辞められた時のためにキープしておこう」という気持ちが働くことも原因のうちのひとつです。

人材を多く確保しているにも関わらず、チームワークが機能していないケースも考えられます。

新しく入っても辞められてしまえば、それをまた補うためのコストが必要になり、結果として赤字に追い込まれてしまうのです。

稼働率が低くなりやすい

デイサービスの稼働率は、利用者の最大人数に対しての利用割合で決まります。

利用者最大人数まで確保できないと、稼働率は低くなってしまうのです。

高齢である利用者は体調が変化しやすく休むこともしばしばで、その度に稼働率が下がってしまいます。

加算を取りこぼししてしまうことがある

申請できる加算があるにも関わらず、それを申請せず取りこぼしてしまっている場合があります。

加算を取りこぼせば、当然入ってくるお金も少なくなり、支出を補えなくなってしまうのです。

デイサービス経営を成功させるポイント

デイサービス経営をするなら誰でも成功させたいものですよね。特に、近年ますますレッドオーシャン化し、生き残りが厳しいデイサービス業界。

軌道に乗せるためには、しっかりとした戦略と工夫が欠かせません。

そこでここからは、デイサービスを成功させるポイントを説明していきます。

  • スタッフが辞めない労働環境になるよう工夫する
  • 競合他社との差別化
  • ITの導入

以下で詳しく解説していきます。

スタッフが辞めない労働環境になるよう工夫する

人件費に関して最もコスパが良いのは、スタッフが辞めずに定着してくれることです。逆にスタッフの入れ替わりが激しいと、新人スタッフを育てるまでにコストがかかります。

具体的にどのようなことに気を付ければ、スタッフを定着させるデイサービスになるでしょうか?

提案したい労働環境改善策を以下に挙げました。

  • 新人スタッフがモチベーションを保ちつつスキルアップできるような研修を実施する
  • スタッフのメンタルケアとして定期的に個別面談などの時間を設ける
  • 短時間でのパート採用やその他優遇など、子育て世代が働ける環境を整える

スタッフが働きやすい労働環境にすることで、結果的にコスパ良く経営を行うことが可能です。

競合他社との差別化

デイサービスに限らず、経営を行う上で特に大切なポイントは「戦略」です。

介護サービスの中でも、特に経営が難しいデイサービスで生き残るためには、独自の強みを持つことが大切になります。

何かに特化した形を謳うことが効果的ですが、特化したものがない場合は、規模などを売りにすることもひとつの手です。

ITの導入

近年、多くの介護施設が現場にテクノロジーを導入しています。ITを現場に入れることで、労働生産性を高めることが目的です。

デイサービスにおける具体的なIT化は、以下です。

  • 送迎業務など事務作業をサポートするアプリやソフトの採用
  • タブレットやPCなどを駆使した記録業務のIT化
  • オンラインレクリエーションなどの導入

ITの力を使って効率的に生産性をあげることも経営を成功させる上で大きなポイントとなります。

書類などのIT化の他、介助リフトなどの導入もスタッフの労働力軽減や安全性確保の大きな役割を果たすものです。

各種加算含む経営管理を徹底する

最も大切なことは、経営の管理がしっかりできることです。

申請できる加算の確認はもちろんのこと、毎日の稼働率をデータ化し、分析・戦略を練る事が重要といえます。

厳しいと言われるデイサービス業界でも工夫次第で成功できる!

近年経営が難しいといわれているデイサービスですが、しっかりとした戦略立案や分析、経営管理ができていれば、軌道に乗せることは可能です。

それどころか、しっかりと時代の流れをよみ、それに適した工夫を積み重ねていくことで利用者やご家族、地域にとって唯一無二のデイサービスと認知される日が来ることも夢ではありません。

経営に行き詰まったら戦略を変更するなどの試行錯誤は必要ですが、デイサービスの需要はまだまだ続く可能性が高いです。

社会的意義があるデイサービス業界を今こそみんなで盛り上げていきましょう!

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