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介護施設の夏祭りにおすすめの企画10選|企画書の例や屋台メニューも紹介

「夏祭りの企画で良い案が思い浮かばない」と悩んでいませんか?介護施設の夏祭りで盛り上がらない企画を選んでしまうと、1年に1度しかないイベントを利用者様が楽しめません。

そこで今回の記事では、介護施設の夏祭りでおすすめの企画や屋台メニューをご紹介します。

この記事を読めば、利用者様に楽しんでいただける夏祭りの企画がわかり、イベントを盛り上げるヒントが得られるでしょう。

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目次

介護施設で夏祭りを実施するメリット

介護施設で夏祭りを実施するべき理由は3つあります。ここからは、介護施設で夏祭りを実施する目的3つを解説していきます。

夏らしさを感じ生活の質が向上する

介護施設で夏祭りを実施する目的の一つ目は、夏らしさを感じることで生活の質が向上することです。なぜなら、年間を通じて季節を感じながら過ごすことが、日常に潤いをもたらすからです。

施設内での生活が続くと、季節を感じる機会は限られてしまいます。

たとえば、季節の景色を見に行くドライブや、その時期特有のイベントに参加することで、施設内にいながら季節感を味わえます。

このように季節を五感で楽しむことは、生活の質(QOL)の向上につながるのです。利用者様の生活の質を高めるためにも、季節感のあるイベントを積極的に取り入れていきましょう。

コミュニケーションのきっかけになる

介護施設で夏祭りを実施する二つ目の目的は、コミュニケーションのきっかけをつくることです。大きなイベントには多くの人が集まり、自然と会話のきっかけが生まれます。

これまで話したことのなかった人や意外な相手とも交流する機会が生まれるかもしれません。他者とのコミュニケーションは、社会的なつながりを維持し、心身の活力を保つことにもつながる可能性があります。

利用者様が過ごしやすい環境を整えるためにも、交流のきっかけとなるイベントを積極的に開催していきましょう。

また、介護職として働く私自身、利用者さんとコミュニケーションを取る際は、話を受け入れるように気をつけています。高齢者とは世代が離れているので、会話をしていると価値観の違いから考えが理解できないこともあるでしょう。

そこで相手を否定したり叱責したりしてしまうと、関係性を悪化させてしまう可能性があります。高齢者とコミュニケーションを取る際は、傾聴し相手の話を受け入れ、意見を述べるのではなく話を聞くコミュニケーションスタイルが大切です。

高齢者とのコミュニケーションのポイントについては、以下を参考にしてください。

施設全体の活気につながる

介護施設で夏祭りを行う目的の一つは、施設全体の活気を高めることです。

職員が力を合わせてつくり上げるイベントは、自然と一体感を生み出します。お祭りならではの賑やかな雰囲気づくりによって、施設全体が明るく活気に満ちた空間になるのです。

また、職員同士が準備や運営で協力し合うことで、チームワークが深まり、組織全体の結束力も強まります。夏祭りをきっかけに、施設全体がより明るく前向きな雰囲気に包まれることが大きなメリットです。

介護施設夏祭りの企画書の書き方

介護施設で夏祭りを企画する際には、まず「企画書」を作成することが成功の第一歩です。企画書は、職員全体で共通認識を持ち、家族や地域ボランティアなど関係者に協力を依頼する際の基盤となります。

大切なのは、目的や対象者を明確にし、実現可能な規模で計画を立てることです。以下では、具体的に盛り込むべき項目と例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

企画書に必要な項目

夏祭りの企画書には、以下のような項目を盛り込むのが基本です。

  • 企画・レクリエーションのタイトル
  • 参加人数
  • 実施日
  • 所要時間
  • 実施場所
  • 人員配置
  • 企画・レクリエーションの内容
  • 実施する目的
  • 予算
  • 注意点

れらを整理することで、誰が読んでも理解できる企画書となり、運営側もスムーズに準備を進められます。

夏祭りの企画書例

以下は介護施設で実際に活用できる夏祭り企画書の一例です。施設の規模や利用者数に合わせてアレンジしてご活用ください。

レクリエーションタイトル
「手作り屋台で楽しむ!スーパーボールすくい大会」

参加予定人数(スタッフ除く)
15名

実施予定日時
2025年8月10日 午後1時30分〜3時30分

目安所要時間
約2時間

実施場所
デイルームまたは屋外テラス

人員配置・レイアウト
大きめの水槽を中央に配置し、利用者が周囲に座って挑戦できる形にする。スタッフ3〜4名が水や道具の補助を担当し、見学者用に椅子を設置。声援や拍手で盛り上げられる雰囲気を作る。

レクリエーションの内容
スーパーボールや小さな景品を水に浮かべ、専用ポイを使ってすくう屋台風ゲーム。破れやすい紙ポイの代わりに、強度を調整した手作りポイを使用し、高齢者でも楽しめるよう工夫する。すくった数に応じて小さな景品を配布し、達成感を味わえる内容にする。

目的・ねらい

  • 手先や腕の運動を促し、リハビリにつなげる
  • ゲーム感覚で集中力を高める
  • 仲間と一緒に楽しむことで交流や笑顔を引き出す

準備する物
スーパーボールや小物景品、水槽またはタライ、ポイ(補強済み)、椅子、タオル、景品用のお菓子

予算
約4,000円(備品代+景品代)

注意事項
水がこぼれて床が滑らないようマットやタオルを敷く。握力が弱い方にはスタッフが補助し、安全に楽しめるよう配慮する。

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介護施設の夏祭りにおすすめのゲーム7選

介護施設で夏祭りをするなら、盛り上がるレクリエーションを企画したいところです。ここからは、介護施設でおすすめの夏祭りレクリエーション7つ紹介していきます。

ビンゴ大会

ビンゴ大会は特別な動きを必要とせず、誰でも気軽に参加しやすいイベントです。多くの利用者様が楽しめるよう景品をたくさん用意しておくと、より一層喜ばれるでしょう。

また、ビンゴのルールがわかりにくかったり、カードに穴を開けるのが難しい利用者様もいらっしゃるため、職員がそばでサポートしながら楽しく参加できるよう配慮しましょう。当選者が出た際には、皆で拍手をしてお祝いし、会場全体の雰囲気を盛り上げましょう。

盆踊り

夏祭りの風物詩といえば、盆踊りです。盆踊りは歴史が深く、利用者様が現役だった時代にも親しまれていた伝統的な踊りです。

なじみのある踊りなので、自然と体が動き、すぐに踊れる利用者様も多いでしょう。職員も事前に練習しておくことで、夏祭り当日は利用者様と一緒に円になって踊り、会場全体が一体感に包まれてさらに盛り上がります。

ソーラン節

ソーラン節は高齢者にとってなじみのある踊りであり、懐かしさを感じてもらえます。ただし、ソーラン節は盆踊りに比べて動きが激しいため、利用者には鑑賞して楽しんでいただくほうが安全です。

職員が事前に練習を重ね、夏祭り当日に出し物としてソーラン節を披露することで、会場の雰囲気を一層盛り上げましょう。

カラオケ

カラオケは利用者様も職員も気軽に参加しやすく、一緒に楽しめます。一人ずつ歌うのはもちろん、みんなで合唱するのも盛り上がるでしょう。

以下のような曲が特に人気で、会場全体が一体感に包まれやすくなります。

  • 昭和歌謡の定番ヒット曲
  • 懐かしの演歌・フォークソング

これらの青春時代やなじみのある昭和の名曲がおすすめです。

思い切り声を出すことで、利用者様のストレス発散にもつながります。日中の暑さを吹き飛ばすような楽しいカラオケで、夏祭りをさらに盛り上げましょう。

スイカ割り

スイカ割りも、言わずと知れた夏の風物詩です。利用者様と一緒に、楽しくスイカ割りを体験しましょう。

スイカを割るにはある程度の力が必要なため、利用者様だけで挑戦してもなかなか割れない場合があります。その際は、職員がそばでサポートし、無理のない範囲で楽しめるように配慮しましょう。

また、目隠しをして棒を持ちながらスイカを探す過程では、転倒などの危険も伴うため、必ず職員が近くで支え、安全を確保しながら進行することが大切です。

ヨーヨー釣り

ヨーヨー釣りは操作が簡単で、利用者様も気軽に楽しめるレクリエーションです。ただし、通常の屋台で使われる紙製の釣りひもでは、うまく釣れずにストレスを感じることがあるかもしれません。

誰でも楽しく釣れるように、丈夫な釣りひもやクリップなど、扱いやすい工夫をすることをおすすめします。成功体験を通じて、笑顔あふれるひとときを提供しましょう。

ピンポン玉すくい

ピンポン玉すくいは操作が簡単で、高齢者でも無理なく参加できるため、介護施設の夏祭り屋台におすすめです。家庭用プールに水を張り、ピンポン玉を浮かべて、利用者様に網などを使ってすくっていただきます。

一度に複数のピンポン玉がすくえることもあるため、十分な数を用意しておくと安心です。ピンポン玉は小さく、誤って口に入れてしまう危険性もあるため、職員がそばで見守りながら安全に配慮して行いましょう。

介護施設の夏祭りにおすすめの屋台メニュー3選

介護施設の夏祭りでは、利用者様に喜んでもらえるような屋台も出店したいところです。ここからは、介護施設の夏祭りでおすすめの屋台メニュー5つを紹介します。

かき氷

介護施設の夏祭りでも、かき氷の屋台はおすすめです。

かき氷は夏らしさや涼しさを感じられるだけでなく、利用者様の水分補給にも役立ちます。ただし、体を冷やしすぎる可能性があるため、摂取量には十分注意しましょう。

いちご、メロン、ブルーハワイなど、さまざまなシロップを用意すると選ぶ楽しさが増し、より一層喜ばれるでしょう。暑さを和らげるひとときとして、かき氷を楽しめます。

たこ焼き

夏祭りの屋台でおなじみのたこ焼きは、介護施設の夏祭り屋台メニューとしてもおすすめです。たこ焼きは生地が柔らかく食べやすいうえ、手軽に作れるのが魅力です。

さらに、たこを入れない「たこなしたこ焼き」にすることで、噛む力や飲み込む力が弱い利用者様にも安心して楽しんでいただけます。また、たこ焼き機が余っている場合は、ホットケーキミックスを使って鈴カステラを作るのもおすすめです。

甘酒

甘酒は高齢者にとってなじみ深く、介護施設の夏祭り屋台でもおすすめのメニューです。ほんのりとした甘さと体を温める効果があり、屋台に並べば多くの利用者様に喜んでいただけるでしょう。

一般的には夏に温かい飲み物は敬遠されがちですが、高齢者の中には体温調節が難しく、夏でも寒さを感じる方が意外と多くいらっしゃいます。ただし、利用者様によっては水分の形態や温度管理に配慮が必要な場合があるため、必ず職員がそばで確認しながら提供するようにしましょう。

介護施設の夏祭りを企画するポイント

介護施設で夏祭りを企画する際には、大切なポイントがあります。ここからは、介護施設で夏祭りを企画するときのポイント3つを解説していきます。

誰でも参加しやすい企画にする

介護施設の夏祭りは、誰でも参加しやすい企画にしましょう。なぜなら、利用者様が主役であり、全員が参加したくなるような夏祭りが理想的だからです。

  • 重度の症状がある方
  • 寝たきりの方

上記に該当する方でも、その場にいるだけで雰囲気を楽しめるよう、懐かしい音楽を流したり、視覚的に楽しめる飾り付けを工夫したりしましょう

大切なのは、利用者様一人ひとりが心地よく過ごせる空間づくりです。夏祭りは、誰もが自然と笑顔になれる、温かい雰囲気づくりを心がけましょう。

担当職員を細かく決める

介護施設の夏祭り開催において、担当職員を事前に細かく決めておくことは重要なポイントです。職員の役割分担が曖昧なままだと、当日になって慌ただしくなったり、責任の所在が不明確になってしまいます。

以下のように、具体的に役割を分けておくのがおすすめです。

  • 利用者の見守り担当
  • 夏祭りの出し物担当
  • 屋台運営担当

スムーズな運営のために、スケジュールと併せて時間ごとの役割分担を明記した表を作成しておくと、職員全員が自分の役割を把握しやすくなり、当日の混乱を防ぐことができます。

参加を強要させない

本人が参加を拒否している場合、その意志に反して無理に誘い出すことはやめましょう。参加を強要してしまうと、嫌がる気持ちを理解してもらえないことで、不信感や不快感を抱くかもしれません。

大切なのは、利用者様の気持ちや意志を尊重することです。無理に参加させるのではなく、自然と参加したくなるような雰囲気づくりや声かけを心がけましょう。

介護施設夏祭りの企画の進め方

介護施設での夏祭りの進め方は以下のとおりです。

  • 目的とテーマを決める
  • 予算を設定する
  • 実施日と会場を決定する
  • 出し物や屋台など内容を企画する
  • 役割分担を決める
  • 必要な備品や食材を準備する
  • 安全面・感染症対策を確認する
  • 当日の進行スケジュールを作成する
  • 振り返りと次回への改善点をまとめる

介護施設での夏祭り企画は、まず「何のために実施するのか」という目的を明確にすることから始まります。利用者に楽しんでもらう、地域交流を深めるなどテーマを決めたら、予算と日程を設定し、会場の広さや導線を考えながら具体的な企画を立てましょう。

模擬店や出し物の内容を決めたら、職員同士で役割分担を行い、備品や食材の準備に進みます。また、転倒防止や熱中症対策、感染症対策など安全面のチェックも欠かせません。

最後に、当日の流れを時系列で整理し、終了後にはアンケートや意見交換を通じて振り返りを行うことで、次回のイベントに活かすことができます。

介護施設での夏祭り企画を実施する際の注意点

介護施設で夏祭りをする際に気をつけたい点がいくつかあります。ここからは、介護施設の夏祭りの注意点を3つ解説していきます。

見守りを徹底する

介護施設の夏祭りの最中は、利用者様の見守りを徹底してください。イベント時は多くの人が集まり、目が行き届きにくくなるため、事故やトラブルに気づくのが遅れる可能性があります。

たとえば、食事を喉に詰まらせた場合や体調の急変で倒れた場合などは、迅速な対応が求められます。

そのため、利用者様全員を常に見守れるよう、職員間で見守りの役割分担を事前に決めておくことが大切です。加えて、利用者様の所在確認も定期的に行い、安全管理を徹底しましょう。

緊急時にすぐに対応できるようにしておく

夏祭りの最中に、緊急時の対応を事前に確認しておきましょう。特に意識不明になるような大きな事故が起きた場合、一刻を争いますので、早急な対応が必要となります。

万が一の際にも落ち着いて対応できるように、連絡手段を用意しておいたり、マニュアルを再確認したりしましょう

看護師も夏祭りに参加してもらい、なにかあったときにすぐに処置できる体制を整えておくことも大切です。利用者様の安全を守るためにも、常にリスクを頭に入れて行動するようにしましょう。

熱中症に注意する

夏の暑い日は、熱中症のリスクが高まります。室内にいても熱中症を発症する可能性があるため、室温の管理やこまめな水分補給に配慮することが重要です。

また、利用者様が少しでも体調不良を訴えた場合は、無理をせず参加を中止し、速やかに居室で休んでいただくことが大切です。状況に応じて適切に対応し、熱中症のリスクを未然に防ぎましょう。

介護施設の夏祭り企画実施後の振り返り・改善方法

夏祭りは実施して終わりではなく、必ず「振り返り」を行うことで次回以降の質が向上します。利用者や家族がどの企画を楽しんでいたか、屋台やゲームの運営はスムーズだったか、安全面に問題はなかったかなど、多角的に確認することが重要です。

以下に、具体的な改善方法を整理しました。

アンケートや感想を収集する

利用者や家族の満足度を把握するには、簡単なアンケートや感想の収集が効果的です。設問は「楽しかった企画は?」「改善してほしい点は?」などシンプルにし、回答しやすい形式にするとよいでしょう。

職員が直接ヒアリングするのも有効で、言葉にしにくい感想も引き出せます。収集した意見は次回のイベント計画に直結する貴重な情報となります。

運営陣で振り返りをする

イベント終了後には、必ず運営スタッフ同士で振り返りを行いましょう。以下のような項目を具体的に共有することが大切です。

  • 準備段階での課題
  • 当日の進行で発生したトラブル
  • 安全管理の面

「時間配分が適切だったか」「担当の負担が偏らなかったか」などを確認し、記録として残しておくと改善点が明確になります。

次回のイベント企画に活かす

収集した意見や振り返りで挙がった課題は、必ず次回の企画に反映させましょう

たとえば「屋台の数を増やす」「ゲームを高齢者向けに調整する」「景品をもう少し充実させる」など、具体的な改善策を取り入れると、参加者満足度は着実に高まります。

また、良かった点も積極的に継続することで、施設の恒例行事として定着しやすくなります。

まとめ

介護施設で夏祭りを企画すれば、利用者様やご家族は喜んでくれるはずです。みんなで楽しい時間を共有できるような、企画や屋台メニューを考えるのがおすすめです。

楽しい夏祭りを開催し、利用者様やご家族との信頼関係をより深めていきましょう。

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