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介護福祉士になるには?資格取得の流れや4つのルートについて解説

「介護福祉士の資格を取得したいけど、方法がわからない」
「受験資格について知りたい」

と思っている人もいるのではないでしょうか。介護福祉士のなり方がよくわからないからと、あきらめてしまうのはもったいないです。

この記事では、介護福祉士になるための資格取得の流れや4つのルートについて解説していきます。

記事を読んで介護福祉士のなり方を理解し、資格取得を目指していけるようにしましょう!

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目次

介護福祉士とは?

介護福祉士とは、介護のプロフェッショナルとしての知識や技術があるということを証明する、介護福祉系資格で唯一の国家資格です。

介護ニーズを理解し、そのうえで対象者と向き合い適切な介護ケアを行う専門職になります。

介護福祉士に求められるスキル例は以下のとおりです。

  • ケアプランのモニタリング
  • 排泄・入浴・食事・移乗・移動介助
  • 見守り
  • 生活支援(清掃やその他家事など)
  • 生活リハビリを意識した介護ケア
  • 認知症ケア
  • 高齢者との適切なコミュニケーション
  • 看取りケア

介護福祉士の勤務先は、介護サービスを提供している事業所が多いです。

例えば、特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護やグループホームなどが該当します。利用者様が自分らしく生活を継続していく、または看取りを行うための課題に向き合い、介護ケアを進めていきます。

また、利用者様の生活の質の向上を目指し、安全な環境下で介護ケアを進めていくためには、多職種連携も必要です。

看護師や管理栄養士、歯科衛生士や機能訓練指導員など協力して、情報共有や相談をしながら、利用者様の生活を守っていきます。

介護福祉士になるには?

介護福祉士になるためには、国家試験に合格する必要があります。国家試験は毎年1月下旬に実施されます。
国家試験は受験資格が定められており、誰でも受験できるわけではありません。

介護福祉士の国家試験についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

資格取得の流れ

介護福祉士資格取得の流れは以下の通りです。

  • 介護福祉士国家試験の受験資格を取得する
  • 国家試験を受験する
  • 合格後、介護福祉士登録証の申請手続きを行う
  • 申請から約1か月後に介護福祉士登録証が交付される

介護福祉士資格を取得するための最大のステップは、国家試験に合格することです。この試験は毎年実施されており、受験資格を得た後は計画的な学習と準備が重要となります。

まずは国家試験の受験を目指し、確実に合格を勝ち取りましょう。

国家試験の難易度

2024年に実施された第34回介護福祉士国家試験の合格率は、82.8% でした。
引用:厚生労働省「介護 プレス資料」

受験者の約8割が合格していることから、この試験は極端に難易度が高いわけではないと考えられます。もちろん基礎知識や実務経験が求められますが、しっかりと受験対策を行えば十分に合格を目指せる資格です。

計画的な学習と実践的な準備を重ね、自信を持って試験に臨みましょう。

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介護福祉士になるには?受験資格の4つのルート

介護福祉士の受験資格を得るためには、大きくわけて4つのルートが存在します。ここからは受験資格の4つのルートについて解説していきます。

養成施設ルート

養成施設ルートは、介護福祉士育成を目的とした専門学校などを卒業して受験資格を得るルートです。

介護福祉士養成施設で2年間のカリキュラムを学び、卒業することで受験資格を取得できます。

養成施設は、高校卒業した人や社会人生活を経験した人など、さまざまな人が入学します。また、福祉系大学や社会福祉士・保育士の養成施設を卒業している方に関しては、養成施設の修了期間は1年以上です。

その他、2017年4月1日~2027年3月31日の養成施設卒業者に関しては、国家試験を受験しなくても、卒業翌年度から実務経験を5年経験していれば介護福祉士の資格を取れるという経過措置が用意されています。

実務経験ルート

実務経験ルートは、介護の現場で実際に働きながら介護福祉士国家試験の受験資格を取得する方法です。このルートで試験を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 通算で3年以上(合計1,095日以上)の実務経験があること。
  • 実際に働いた日数が540日以上であること。
  • 実務者研修を修了している、または修了見込みであること。

実務者研修は、介護職員初任者研修よりも高度な資格であり、介護現場で必要とされる専門的な知識と技術を身につけるための研修です。この研修を通じて、より実践的な介護スキルの習得が可能になります。

このルートの大きな特徴は、現場での勤務と並行して受験資格を得られる点です。そのため、働きながら資格取得を目指したい方に適しています。

しかし、仕事と並行して実務者研修を受講する必要があるため、プライベートの時間が制約される場合もあります。そのため、効率的な時間管理と自己管理能力が求められます。

福祉系高等学校ルート

福祉系高等学校ルートは、中学校を卒業した後、福祉系高校か特例高校などの高等学校に入学して、受験資格を得るルートです。カリキュラムの中の定められた単位数をクリアし、卒業します。

卒業年度の1月に「受験資格取得見込み」として介護福祉士国家試験の受験ができるようになります。

筆記試験に合格すると介護福祉士の資格を取得することが可能です。

経済連携協定(EPA)ルート

経済連携協定(EPA)ルートは、インドネシア人、フィリピン人およびベトナム人を対象とした介護福祉士受験資格のためのルートです。

日本にEPA介護福祉士候補者として入国し、3年以上介護施設で実務経験を積むと介護福祉士国家試験の資格を取得できます。

また、国家試験に合格し、介護福祉士の資格を取得すると1年の滞在延長が可能になります。

出典:滞在期間延長の条件について(介護福祉士候補者)

介護福祉士になるための最短ルート

介護福祉士を取得するための、一番最短なルートはその人の状況により違います。ここからは、介護福祉士になるためのそれぞれの最短ルートを紹介していきます。

社会人や主婦が最短で介護福祉士になるためのルート

社会人や主婦の方が最短で介護福祉士を目指すなら、最適なのは実務経験ルートです。なぜなら、実務経験ルートなら働きながら収入を得つつ、受験資格を取得できるからです。

養成施設ルートを利用すれば最短2年で資格を取得することもできます。しかし、養成施設ルートは働きながら学習することができません。

学費や生活費の負担を考えると、収入を得つつ資格取得を目指せる実務経験ルートがおすすめです。

実際に、介護職員として働きながら初任者研修を取得し、その後実務者研修を修了して受験資格を取得する方も多くいます。

自分のライフスタイルや状況に合わせて、最適な方法で受験資格を取得しましょう。

大学から最短で介護福祉士になるためのルート

大学生が最短で介護福祉士を目指すなら、実務経験ルートがおすすめです。なぜなら、実務経験ルートなら大学に通いながら介護のアルバイトを通じて実務経験を積み、収入を得つつ受験資格を取得できるからです。

福祉系の大学に通っている場合は、学科によっては在学中に介護福祉士の受験資格を取得できます。

しかし、一般の大学では受験資格を得られず、卒業後に養成施設に通う必要があります。この場合、資格取得までに時間と費用がかかってしまうでしょう。

そのため、一般の大学生であっても、大学生活と並行して介護の実務経験を積むことで、効率的に受験資格を取得できます。

看護師から最短で介護福祉士になるためのルート

看護師が最短で介護福祉士を目指すなら、実務経験ルートがおすすめです。このルートでは、実務者研修の修了と3年以上の介護業務の実務経験が必要となります。

看護師資格を持っている場合、実務者研修のカリキュラムのうち「医療的ケア」の科目が免除されるため、他の職種よりも短期間で実務者研修を修了することが可能です。

しかし、実務経験については注意が必要です。

看護業務の経験が3年以上あっても、介護福祉士の受験資格で求められる「介護業務の実務経験3年以上」には該当しないため、改めて介護業務の経験を積む必要があります。

なお、看護師資格があれば、介護福祉士の資格がなくても介護職員として就職できる場合があります。

資格取得にこだわらず介護の仕事に就きたい方は、勤務希望先の事業所に「看護師でも介護職員として働けるか」を確認しましょう。

高校生(高卒)から最短で介護福祉士になるためのルート

高校生が最短で介護福祉士を目指すなら、介護福祉士養成施設または福祉系短期大学に進学するのがおすすめです。

福祉系高校に通っている場合は、指定されたカリキュラムを修了することで、卒業と同時に介護福祉士の受験資格を取得できます。

一方、高校生は、受験資格を得るために必要なカリキュラムを一から学ぶ必要があります。この場合、2年間で卒業できる福祉系短期大学も選択肢の一つです。

短期間で受験資格を取得できるため、養成施設に進学しない場合でも効率的なルートと言えるでしょう。

介護福祉士になる5つのメリット

介護福祉士になるメリットは、大きくわけて5つです。ここからは、介護福祉士になるメリットについて詳しく解説していきます。

就職が有利になる

介護福祉士の資格を取得すると、介護業界での就職が有利になります。なぜなら、介護福祉士は介護事業所にとって重要な人材であり、多くのメリットがあるからです。

例えば、介護事業所に介護福祉士が在籍していることで、介護報酬の加算対象となる場合があります。この加算により、事業所の収益が向上するため、介護福祉士の資格を持つ人材を積極的に採用する傾向が強いのです。

さらに、介護福祉士は一定の知識や技術を有する専門職として、高い評価を受けやすく、即戦力として期待されることも多いです。

そのため、介護福祉士の資格を取得したら、自信を持って介護事業所への就職活動に臨みましょう。

給料が上がる

介護福祉士の資格を取得すると、給与が上がる傾向にあります。

資格区分平均月収
介護福祉士331,690円
無資格者270,530円
差額61,160円
引用:令和4年度介護従事者処遇状況など調査結果の概要

正社員として働くには実務者研修以上の資格取得を条件とする施設も多くあります。資格を取得することで正社員として働けるだけでなく、基本給の増加や資格手当の支給により、収入が向上する可能性が高いでしょう。

さまざまな役職に就ける

介護福祉士の資格を取得すると、役職に就きやすくなり、キャリアアップを目指せます。

なぜなら、介護福祉士は介護業界において唯一の国家資格だからです。そのため、介護福祉士を取得することで、高度な知識や技術を備えていると評価されます。

具体的には、介護現場でリーダーやサービス提供責任者、主任といった役職を目指せます。また、介護福祉士の資格を活かして、さらにケアマネージャーの資格取得を目指すことも可能です。

このように、介護福祉士はさまざまな形でキャリアアップの道が広がることが大きなメリットです。役職に就くことで責任は増しますが、その分、昇給や待遇の向上も期待できます。

専門職としての自信がつく

介護福祉士の資格を取得することで、職場で求められる介護の知識や技術を身につけた証明となり、介護職としての自信がつきます。

例えば、高齢者や認知症、疾患への理解が不十分では、介護福祉士の国家試験に合格することはできません。そのため、国家試験に合格すること自体が、すでに介護現場で必要とされる知識や技術が備わっている証明となります。

このように、介護福祉士として専門的な知識と技術を習得することで、介護のプロとしての自信が生まれ、仕事へのモチベーションも向上します。

資格取得後は、基本的な知識とスキルに自信を持って、日々の仕事に取り組んでいきましょう。

更新料がかからない

介護福祉士の資格には更新料がかかりません。なぜなら、介護福祉士は更新手続き自体が不要な資格だからです。

そのため、一度取得すれば追加の費用を払うことなく資格を維持できる点が大きなメリットです。

例えば、ケアマネジャーの場合は、資格を維持するために定期的な研修の受講や更新費用が必要となります。

しかし、介護福祉士にはそのような負担がないため、長期間にわたって維持しやすい資格と言えるでしょう。

介護福祉士を目指す際の注意点

介護福祉士を目指す際には、事前に知っておくべき注意点もいくつかあります。ここからは、介護福祉士を目指す際の注意点を解説していきます。

取得までに時間がかかる

介護福祉士の資格を取得するには、最短でも1年~2年はかかります。なぜなら、介護福祉士は誰でも受験できるわけではなく、受験するために一定の要件を満たす必要があるからです。

例えば、養成施設ルートや福祉系大学ルートでは1~4年、実務経験ルートでは少なくとも3年以上の実務経験が必要です。さらに、どのルートを選んでも、学校や研修のための費用がかかることも考慮しなければなりません。

特に実務経験ルートでも、実務者研修の受講費用が必要です。

このように、介護福祉士の取得には時間とお金がかかるため、事前にしっかりと準備と計画を立てておくことが重要です。

介護関連の仕事以外では需要は少ない

介護福祉士の資格は介護業界で高く評価されますが、介護関連以外の仕事では需要が限られています。

なぜなら、介護福祉士は介護や福祉の現場で必要とされる専門的な知識と技術に特化した資格であり、一般企業の業務内容とは直接的な関連性が少ないためです。

例えば、事務職や営業職、IT関連の仕事では、介護福祉士の資格そのものが応募条件や評価対象になることはほとんどありません。そのため、資格を取得した場合は、介護業界や医療系の職場で活用する方が効果的です。

ただし、介護福祉士として培ったコミュニケーション能力や課題解決力、チームマネジメント力などは、一般企業でも役立つスキルです。

特に人材育成や顧客対応が求められる職場では、これらの経験が評価されることもあります。

資格取得後は登録申請が必要

介護福祉士の資格を取得したら、忘れずに登録証の申請を行いましょう。

なぜなら、国家試験に合格しただけでは介護福祉士として正式に資格を取得したことにはならず、登録証の申請が必要だからです。

試験に合格すると安心してしまい、その後の手続きを忘れがちですが、介護福祉士として働くためにはこの申請が欠かせません。申請から登録証の発行まではおおよそ1か月程度かかります。

多くの職場では、介護福祉士として勤務する際に登録証の提出を求められるため、余裕を持って申請を済ませておくことが重要です。

スムーズに仕事を始められるよう、登録証の申請は早めに行いましょう。

介護福祉士になるためのよくある質問

介護福祉士になるためにもっと知りたいことがある人もいるでしょう。ここからは介護福祉士になるためのよくある質問とその回答を紹介していきます。

介護福祉士になるには最短で何年ですか?合格するにはどうしたらいいですか?

介護福祉士になる最も早いルートは、養成施設ルートで最短1年です。

保育士や社会福祉士の養成施設、福祉系大学で必要なカリキュラムを受講している場合は、養成施設で1年学ぶことで受験資格を得られます。

ただし、この条件に該当する人は限られるため、一から受験資格を取得する場合は、養成施設ルート(2年)または実務経験ルート(3年以上)がおすすめです。

また、介護福祉士の国家試験に合格するためには、効果的な試験対策が欠かせません。過去問題集、動画解説、参考書などの学習ツールの中から、自分に合った勉強方法を見つけることが重要です。

特に、勉強の継続が合格の鍵となるため、無理なく続けられる方法を選びましょう。

介護福祉士になるには何が必要ですか?

介護福祉士になるためには、国家試験の合格が必要ですが、その前に受験資格を得ることが大切です。養成施設ルートや福祉系高校ルートであれば、卒業後、受験資格が得られます。

一方で実務ルートの場合は、必要資格の取得と実務経験年数を積めば受験することができます。

介護福祉士の合格率はどのくらいですか?

厚生労働省によると、2024年に行われた第34回介護福祉士国家試験の合格率は、82.8%でした。

受験者74,595人に対し、 61,747人が合格をしています。受験者の半数以上が合格しているのを見ると、介護福祉士の国家試験は、比較的難易度が低いことがわかります。

しかし、勉強なしで受かるとは言えないので、試験前はしっかり対策として学習するようにしましょう。

引用:厚生労働省「介護 プレス資料」

実務経験ルートの実務経験とは?

実務経験ルートの実務経験とは、介護の実務経験となるような福祉の事業所で在籍をして実際に仕事をした年数のことを指します。

また、実務経験に該当する事業所であることに加え、介護の実務経験といえるような職種で仕事をしていることも必要です。

実務経験3年以上を具体的に表すと、在籍した日数が1,095日以上で実際に勤務した日数が540日以上であることが条件となります。

最短で介護福祉士を目指そう

介護福祉士を最短で目指すルートは、人によりまちまちです。自分が今置かれている状況を考え、自分に合ったルートでの資格取得をしましょう。

介護福祉士は今後、さらに需要が高まると予想されています。将来性のある資格の取得を前向きに目指していきましょう。

そして、介護福祉士になり、あなたにしかできない高齢者に寄り添った介護ケアを実践していってください。

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