【介護経験を活かして転職しよう！】転職先としておすすめの仕事4選

介護以外の仕事をしてみたい

介護の仕事が合わなかった

などさまざまな理由から介護職からの転職を検討している人もいるのではないでしょうか。

今回では、介護職からの転職先としておすすめの仕事を紹介します。

介護職が活かせる強みもあわせて紹介していくので、転職を検討している介護職の方はぜひチェックしてみてくださいね。

介護職から転職する5つの理由

就職した当初は希望を持って働いていたものの、月日が立つにつれ、気がつけば転職を考えていたという介護職の方も多いのではないでしょうか。

ここでは、介護職の人が転職を考えるようになる理由をご紹介します。

体力的に厳しい

介護職は、高齢者や障害のある方の食事、入浴、排泄、移動などあらゆる動作のサポートを行います。1日に何度も利用者の身体を持ち上げたりするため、想像以上に体力を使う仕事です。

また、老人ホームなど24時間体制をとっている施設で勤務していると夜勤もあり、不規則なシフトのため、体調を崩してしまうことがあるようです。

収入が少ない

介護業界は慢性的な人手不足で一人あたりの業務量が増えているにも関わらず、給与が少ないことも転職を考える大きな要因となっています。

公益財団法人介護労働安定センターが発表した「令和2年度介護労働実態調査結果」によると、介護職の平均月収は24万円で、平均年収は364万円前後となります。

日本における平均年収は令和2年時点で433万円であり、介護職の年収は平均よりも低いことが分かります。

参考：
公益財団法人介護労働安定センター｜令和2年度　介護労働実態調査結果
国税庁｜令和2年分　民間給与実態統計調査

人間関係が難しい

介護職は、介護職員同士、看護師などの介護施設のほかのスタッフ、利用者、利用者の家族など多くの人と関わりながら業務を行います。そのため、人間関係に悩む介護職員は多いようです。

介護職員同士のいじめが問題となることや、介護の現場で協業する看護師など人との関係性においてストレスを溜めてしまうことも少なくありません。また、施設利用者とその家族との関係も難しいと感じることがあるでしょう。

仕事内容が合わない

いざ介護の仕事をはじめてみたものの、仕事内容が合わなかったという人もいるでしょう。

たとえば、施設利用者の話し相手になることも介護の一環であるため、人と話すことが苦手な人は「介護職に向いていないのではないか」と感じることがあります。

介護以外の仕事をしてみたい

介護以外の仕事をしてみたい、ほかにいいやりたい仕事が見つかったという理由で介護職から離れる人も多くいます。介護職として働いて数年経つと、ある程度まわりを俯瞰して見ることができ「こんな仕事も挑戦してみたい」という気持ちが出てくる可能性があります。

前向きな転職理由である場合、熟慮したうえで「やりたい」という気持ちが勝っているのであれば、早めに行動に移すことも大切です。

介護職の転職先としておすすめの仕事4選

介護職から転職先とておすすめの仕事をご紹介します。

介護の現場で働いた経験を活かしやすい仕事を中心に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

生活相談員

生活相談員は、老人ホームやデイサービスなどで、施設利用者やその家族の相談に乗ったり、地域や関係機関との連携・調整の業務を担います。

介護職の一種であるものの、利用者や家族の相談や、施設・機関との調整がメインの仕事であるため、体力的な辛さが少ないことが特徴です。しかも、介護職としての知識やスキルが活かせ、現場の仕事とは違ったアプローチで施設利用者やその家族を支援することができるため、やりがいを感じやすい仕事といえるでしょう。

保育士

介護士と保育士はどちらも同じ福祉系の仕事であるため「人のサポートをする」という点において共通する部分が多い職種です。

保育士は、保育園や認定こども園、児童養護施設、児童発達支援センターなど児童福祉施設などで勤務します。

保育園では24時間預かり体制の保育園はごく少数であるため、夜勤はなく、介護施設で働くよりも規則正しい生活ができるでしょう。

販売・サービス業

販売や飲食などのサービス業は、介護業とはまったく異なりますが、「人と接する」という点では共通しています。

サービス業にはアパレル、飲食、百貨店の店員などさまざまな種類の仕事がありますので、あなたの興味関心に合わせて働くことができるでしょう。

営業職

営業職はどの業界でもある仕事であり、自社が取り扱う商品やサービスを紹介し、購入・契約してもらう仕事です。介護業界で身につけたコミュニケーション能力を活かすことができます。

たとえば、福祉用品などを販売している企業や介護用品のメーカーなど、介護業と関連性の高い業界を選べば、介護職で働いていた経験がさらなる強みとなりうるでしょう。

介護職が活かせる強み

介護の仕事しかできないから……

介護職は潰しがきかない……

と不安に思っている方もいるでしょう。しかし、介護職もほかの業種で活かせる強みがたくさんあります。

ここではその一部をご紹介します！

体力・精神面でタフである

介護の現場では体力・精神力が求められるので、異業種へ転職する際にも心身のタフさを活かせます。

飲食店やホテルスタッフといったサービス系の職種、移動の多い営業職、建築関連の職種などでは体力勝負であるため、体力が強みになる可能性が高いでしょう。

コミュニケーション能力

介護職は職員同士や施設利用者の方をはじめ、幅広い年齢層の人に接する仕事であるため、コミュニケーション能力が身につきます。

コミュニケーション能力はあらゆる仕事で求められる能力の一つ。

コミュニケーション能力は、転職時の強力なアピールポイントになるでしょう！

協調性がある

介護職は看護師やケアマネージャー、調理スタッフ、事務職など、さまざまな職種との連携が欠かせません。

他職種と日々連携していくうちに、自然と協調性が身につきます！

協調性があれば、相手の立場に立ってものごとを考えられ、周囲の人とも円滑に業務を進めることができます。

介護系資格を持っている

介護系の資格を持っていることは、たとえ介護の現場でなくとも活かせる場面は多々あります。

たとえば、介護福祉士の資格を持っていれば、介護福祉士養成施設の教員や初任者研修や実務者研修の講師などの仕事をすることができます。

さらに、介護系資格を持っていることそのものより、

• なぜ介護系資格の取得を目指したか
• 資格を取得するまでにどのような努力をしてきたか

という、資格取得までの過程部分において評価されるという可能性も秘めています。

介護職から転職する方法

介護職から転職するための具体的な方法をご紹介します。

エージェントを活用して転職

もっとも一般的な方法として、転職エージェントを利用して転職する方法があります。

転職エージェントのメリットは、転職アドバイザーによる転職サポートが充実している点です。たとえば、転職エージェントによっては求人を紹介してくれるだけでなく、面接対策や書類添削まで無料で行うサービスもあります。

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