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【例文あり】看護師の転職に役立つ!職務経歴書の自己PRの書き方や注意点
看護師の転職活動では、書類や面接で自己PRを伝える場面がございます。しかしながら、どのようなことを具体的に記載すればよいのか理解しづらいと感じる方が多いことでしょう。
後半では自己PRの例文もご紹介いたしますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
そもそもなぜ職務経歴書に自己PRが必要?
看護師の転職活動において、多くの場面で職務経歴書と履歴書の提出が求められます。履歴書には自己PRを記載する欄もあり、そのためには職務経歴書内の自己PRとの違いを理解することが重要です。
こちらでは、なぜ職務経歴書に自己PRが必要なのか、また履歴書の自己PR欄と志望動機欄との違いについてご紹介します。
履歴書の自己PR欄との違い
履歴書の自己PR欄は限られたスペースしかないため、職務経歴書の自己PR欄を活用することが良いでしょう。この欄では、履歴書に記載しきれなかった内容を補足することができます。
履歴書の自己PR欄は個人の総合的な特徴や志向性を示すものであり、一方で職務経歴書の自己PR欄は具体的な職務経験や業績に焦点を当てることが求められます。
目的を分け、それぞれの欄を適切に埋めることが重要です。
志望動機欄との違い
応募書類には志望動機を記載する欄も設けられています。
志望動機は、なぜその企業やポジションを選んだのかを説明し、一方で自己PRは自分がそのポジションに適している理由を説明するものです。
それぞれの項目には異なる目的やアピールすべき内容があります。これらの違いを理解し、効果的に記述することで、自分自身をより魅力的にアピールすることが可能です。
看護師の職務経歴書の自己PR作成までの手順
こちらでは、看護師の職務経歴書の自己PRを作成までに必要となる4つの手順についてご紹介します。
志望先の病院の特徴や理念などを把握する
病院のホームページや公式資料、社会的な評判などを調査し、その病院が提供する医療サービスや価値観、理念などを理解しておきましょう。病院が求める看護師像や価値観に焦点を当て、自己PRの内容やアプローチを調整することが重要です。
組織の文化や方針に共感し、それに基づいた自己PRを作成することで、病院との相性を示すことができます。
これまでの経験や実績などを洗い出す
これまでの経験や実績とは、過去の勤務先での業務内容、担当した患者の特性やケアの内容、チームでの役割、成果や評価、さらには専門的なスキルや資格、教育・研修の履歴などが含まれます。
これらの経験や実績を明確に把握し、自己PRに反映させることで、自分の強みや貢献度を的確に伝えることができます。
アピールしたい内容に関する具体的なエピソードを思い出す
自身がアピールしたいスキルや特性、成果、リーダーシップ、チームワークなどの要素に要点を当てて具体的なエピソードを思い出しましょう。
自己PRの中で具体的な例を挙げることで、自己アピールを強化し、志望先に対する適合性や価値を示すのに役立ちます。
入職後に活かせること、貢献できることを考える
自身の専門知識や技術、人間関係スキル、リーダーシップ能力などを振り返り、それらが病院のニーズや患者のケアにどのように適用されるのかを考えましょう。
これらの要素を考えることで、自己PRに病院への貢献度や適合性を明確に示すことができます。
職務経歴書の自己PRの書き方
職務経歴書の自己PRを作成する際には、自分の伝えたい内容が相手により明確に伝わりやすい文章にすることが重要です。以下に、評価される職務経歴書の自己PRの書き方についてご紹介します。
①冒頭にアピールしたい内容を簡潔に書く
自己PRの始まりは、アピールしたい要点を簡潔に記載します。冒頭に書くことで、読み手の興味を引き付け、自分の強みや特徴を明確に伝えることができます。ダラダラと長い文章は読み手が理解しづらくなってしまいます。
最も伝えたいことは最初に書くということを意識しておくと良いでしょう。
②具体的なエピソードを加える
アピールしたい内容に説得力をつけるために、具体的なエピソードを盛り込みましょう。志望先や職務内容にマッチしたエピソードを選び、読み手に自分の強みを明確に伝えることが大切です。
具体的なエピソードが加わることで、自己PRがより魅力的なものになります。
③意欲的な言葉で締める
自己PRの最後は、意欲的で前向きな言葉で締めくくりましょう。入社後の目標やビジョンなど、今後の成長や貢献への意欲を明確に示します。また、謙虚さを示すことも大切です。
意欲的な言葉で締めくくることで、自己PRは読み手に強い印象を与え、自分のポジションへの適合性や価値をより明確に伝えることができます。
【例文】看護師の職務経歴書の自己PR
こちらでは、看護師の職務経歴書の自己PR例文を3つご紹介します。
例文①
私は看護師として10年以上の経験を積み、幅広い臨床領域での実務経験を有しています。急性期から慢性期までの患者のケアにおいて、緊急事態への対応やチームリーダーシップを発揮してまいりました。入社後も、多様な文化的背景や価値観を尊重し、高品質な医療ケアを提供することに情熱をもって取り組んでいくつもりです。
例文②
私はチームのリーダーとしての役割を担い、複雑な状況に対処し、効果的な解決策を見出すことに自信を持っています。過去に看護部のリーダーとして、人員配置や業務プロセスの改善に取り組み、効率性と患者ケアの品質を向上させました。また、緊急事態においても冷静さを保ち、迅速かつ的確な判断を下すことができる能力を磨いてまいりました。今後も常に問題の根本を追求し、チームと協力して持続的な改善を実現することに情熱を注いでいきたいと考えています。
例文③
私はこれまでクリニックで5年間勤務してまいりました。クリニックでの看護師経験を通じて、患者さん中心のケアの重要性を痛感しました。私のコミュニケーションスキルと情報提供能力を活かし、患者さんが治療や処置について理解し、自己管理を行うためのサポートを提供してまいりました。私は貴院でもこれまでの経験を活かし、患者さんの健康と幸福に貢献することを心から楽しみにしています。
職務経歴書の自己PRを作成する際の注意点
こちらでは、職務経歴書の自己PRを作成する際の注意点についてご紹介いたします。作成した内容が以下の項目に当てはまっていないか、再度見直してみましょう。
抽象的な言葉や内容になっていないか
自己PRを作成する際には、抽象的な言葉や内容にならないように注意しましょう。具体的な実績やエピソード、スキルや資格、数値や成果を具体化することが重要です。
具体性を持った自己PRは、自身の能力や貢献度を明確に示し、読み手に強い印象を与えます。
インターネットや書籍の例文をそのまま利用しない
インターネットや書籍の例文をそのまま利用することは避けましょう。他人の文章をそのまま使用すると、自分の個性や経験が十分に表現されず、信頼性や誠実さが欠如します。
自己PRは、個人の独自性と誠実さが求められるため、オリジナリティを重視して作成しましょう。
正しい情報を記載する
自己PRでは、正確かつ客観的な情報を記載することが不可欠です。誇張や虚偽の情報は信頼性を損ないます。
経歴や資格、業績などの情報は、正確な日付や数字、事実に基づいて記載するようにしましょう。
自己PRで自分の価値をアピールして採用のチャンスを摘もう!
職務経歴書の自己PRは、自身の独自性や専門知識、経験、成果を強調する重要な機会です。自分の強みや特徴を的確に伝え、自信を持ってアピールしましょう。自己PRで自分の価値を明確に伝えることで、採用担当者の関心を惹きつけることができます。正直で具体的な言葉を用いて、自分のアピールポイントを際立たせましょう。
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